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《ネタバレ》 主人公が入れ替わる過程を描く前半は結構おもしろい いきなり香川照之扮する殺し屋の仕事のシーンで始まるのは衝撃的 その後も殺し屋がだんだんと役者になろうと奮闘するあたりまではかなりおもしろかった その後不可解な展開もあり失速 広末を含め役者陣はいいのに盛り上がらず 伝説の殺し屋が実は便利屋だったところまでいくとかなり設定が不満だ その時点でカタルシスがた落ち 殺し屋の香川照之が何故、殺し屋のままじゃいけなかったのか?アウトサイダーが普通の人になる話はアウトサイダーの職業が普通の人とのギャップが有れば有る程面白いはずだ 金の在処も超レアグッズだと言うならば見せ方が悪い 広末の一言で語られてもまったくピンとこない たとえば偶然にクリスティーズのカタログを見て驚くとかなっとくできるオチにするべきだ スピード感を重視したのかもしれないが説明的すぎる やっつけで終わらせた感がある 日本アカデミーの最優秀脚本賞とかありえない ラストも急に車に落ちていた写真を見て広末の元に駆けつけるなど不可解だ しかも堺雅人にも恋の予感とかめちゃ安易 あのまま香川は本物の役者で成功して酒井はたとえば伝説の詐欺師になるとか思いつかなかったのか? アカデミーが絡むとハラが立つ事が多い事を確認した一本だった
【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-12-20 23:04:17)
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