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《ネタバレ》 とにかく疲れる 冗談まじり遊び口調で凄まじい殺人を繰り返す ほぼ実話らしいがピエール瀧とリリー・フランキーの芝居が凄まじくてこんな奴いねえよみたいな、殺人鬼二人のキャラは場合によってはリアリティを欠いているようにも見えた 主人公の須藤は殺人鬼ってこんな奴だろうなというリアル感があるが、リリー扮する木村は絵に描いた様な真性サディストでちょっと盛りすぎ 新潮の記者が自分の生活に目を向けず事件に没入していく様子がむしろ凄まじくて、原作者をここまで自虐的に描いた映画は初めて見た その部分はフィクションなのだろうか 事件が実話に基づいているので実在の記者がいるはずだ 劇中、記者の妻がこの殺人事件の顛末を書いた記事が、読んでいて楽しかったと記者に訴える場面もあったりして、エンディングは取材記者の一方的な正義を皮肉ったラストで、むしろこの記事を扇情的に描いた新潮側の自虐的エンディングに思えた
【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-05-21 13:14:24)
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