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《ネタバレ》 犯人の正体が意外過ぎて
「あれ? もしかして伏線を見落としていたかな?」 と思って、二度観賞してみたのですが、やっぱり伏線など無かった……そんな思い出がある映画ですね。 犯人のマスクを取ったら、美人女子高生が中年のオジサンに変貌。 しかも何故か顔だけでなく、首から下の体型まで変わっていたのだから、もう笑うしかありません。 超常的な兵器に関わっていた校長さんなので、もしかしたあのマスクも特別性で、体型を自由に操れる効果があったのかも知れませんが、そんな解釈を行う事すら野暮に思えてきます。 今になって考えてみるに、製作者側も「どうぞ笑って下さい」「どうぞツッコんで下さい」という姿勢で用意した、確信犯的オチだったのではないでしょうか? こういった「狙って作った馬鹿映画」は初体験だったという事もあり、色々と印象深いものがありました。 映画単品として面白かったとは言い難いのですが、新鮮な衝撃を与えてくれた事、色々と話のタネになってくれた事を考えると、自分は死ぬまでこの映画のタイトルを覚えていそうで、ちょっと憂鬱になったりもしますね。 そんな諸々を含めて、愛すべき映画……とまではいかないけれど、どうも嫌いになれない映画です。 【ゆき】さん [DVD(字幕)] 2点(2016-05-12 07:15:12)
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