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《ネタバレ》 ほとんど透明人間のリメイクといえるだろう
ガス人間第一号の能力はあまりにもチートでガスの持つ性質を大きく逸脱している 創意工夫が味の特撮作品であるのだが、考証を阻むような科学的説明の乏しさが全体を子供だましに感じさせてしまう。60年前だし、しょうがないか 「変身人間シリーズ」と銘打たれているが、後に円谷プロがブームにあやかって手がける怪奇ものの様相が濃い ガスになっても会話ができるのは実体のない亡霊が語っているのとあまり違わない。怪談めいているのだ 先に述べた通り透明人間のお話とほぼ同じなのだが本家と比べるとガス人間の見せ場は少ない 見えないことが見せ場だった透明人間と比べて光学合成など見せなければならない手間がかかるからかもしれない 悲恋で終わる人間ドラマが地味に良い…といいたいところだが、完全無欠のガス人間のほとんど唯一の弱点は女であり、 その女に冒頭からアシがつく謎の誘導とどうして警戒に引っかかったのかよくわからない犯人の車 導入部分はこうでもしないと捕まりっこないから無理やりヒントを与えているのが見え見えで残念ながらお粗末といわねばならないシナリオです しかし、ガス人間を野放しにすると全く関係ない横領までも全てガス人間のせいにする不埒な輩が出まくるので 必ず抹殺しなければならないとするのはまったくもって、ごもっとも。なんでかそこに妙に感心してしまった 【うまシネマ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-05-25 01:15:20)
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