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《ネタバレ》 昭和なウルトラファンからすると禍威獣のデザインや特性だけでなくオリジナルの劇伴音楽を沢山使用しているので違和感なく作品世界に入っていけた。
また、昭和な団地~居酒屋でのメフィラスとの会談が故実相寺監督テイスト演出だったり、ちょっとしたギャグやセブン最終話シーン、帰ってきたウルトラマン変身時の光とか細かいところに昭和なウルトラテイストがこれでもかという程埋め込まれていて郷愁を感じさせつつも、動画サイト削除等現代が舞台の映画として破綻なく構築されていたと思う。 そしてそういった表面的な部分だけではなく、幼少時の自分たちの心に残った異星人ヒーローと防衛チームとの絆や信頼、自己犠牲といった骨格がしっかりストーリーの中心におかれていて、オリジナル制作者たちの思い、文化としてのウルトラが立派に継承されているところには感銘を受けた。 長澤まさみも作品の世界観を損ねることなくこういう役を過不足なく演じ、魅力的でよかったと思う。 【クリプトポネ】さん [映画館(邦画)] 8点(2022-05-14 20:58:43)(良:2票)
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