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デミ・ムアー、ゲイリー・オールドマン主演なのだが、果たしてこの二人で良かったのか? まずデミ・ムアーはあまりに強過ぎる印象が。どうしてもあの強い女性が一人で海を渡って、一人で生活をするって聞いても別に違和感はない。と言うか、問題は観ていてこちらが応援をしたくなる女性では無いと言うこと。私見に過ぎないのでしょうが、イカツイ顔とイカツイ身体。私生活でも性格的にキツイそうな。ゲイリーとのラブシーンも、圧倒的な上背。抱き付かれたら吹き飛ばされそうな。牢屋に入れられるシーンが登場するが、いっそ脱走劇にしても面白かったような。☆そしてゲイリー・オールドマン。あの悪役顔をしたおっさんが愛について語り始め、紳士的に振舞おうとする。観ていて、いつかこのおっさん、きっと期待に応えて後半は本性を露にし、“ボクは吸血鬼なんです”とか、産まれたばかりの赤ん坊を誘拐し悪魔の儀式に捧げるとか、ラスト逆上し、ロバート・デュバルの身体を乗っ取るとか、何かやってくれるんだろうって期待していたのに・・・変な期待ばかりしていた所為でしょうか?邪悪(?)に満ちた作品を観ている錯覚に陥ってしまいました。☆☆☆でも、後半になって話は一転。最後まで観て正統派の映画だと知り、むしろ・・・・・ん?貴重な作品なんでしょうね。
【☆】さん 5点(2001-08-05 01:32:30)
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