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レビュー情報
<ネタバレあります>最近のR指定の傾向でしょうか?高校生がヤクを鼻から吸って、それで悪者を見つけるってネタはちょっとって気もしましたが、それ以外は結構B級映画のノリで楽しめました。この辺の演出の妙はロドリゲスの十八番ですな。この作品には目にペンを刺したり、指がちょん切れたりってシーンも登場しますが、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」ほど飛んではいません。ホラーって言うような作りではないよう。代わりに6人の主要人物同士が疑ったりする展開は流石ロドリゲス。ラストのバービーちゃんまで敵でしかも大ボスって言うのは最高。観ている者をものの見事に裏切ってくれます。☆☆ロドリゲスの悪趣味とでも言いましょうか、可愛い子を悪者にし、いじめられてた子やブスを良いもんにするってところ。他の監督にはマネできないところでしょうか。最後に生き残るのは男二人。通常だと、男が立ち向かっても勝てないのを女の人に戦わせることで盛り上げる。またひ弱な女性一人を残し、ギャアギャア騒がして逃げ惑うからホラーになる。しかしこの作品は違います。その辺の裏切り方も一級品です。☆☆でも、ラストの締め方はどうかと。結局、みんな元に戻ってめでたしですか?この辺が、ゾンビものとして戴けません。あまりに能天気な結末。最後まで観てしまうとなんだこんな映画かって感じで。所詮、学園ものなのでしょうか? やっぱ、絶望で締めてこそホラーに箔が出るのです。
【☆】さん 6点(2001-10-01 23:31:07)
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