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見せ場は悪魔vsシュワちゃん。それはさぞかし正月映画最大の大作なんだろうって思ったら、何とガブリエル様のS○X映画じゃないですか。何でも、運命の女性と99年の大晦日、11時から12時の間に契りを結べば悪魔の契約が結ばれる? なんか他に思いつかなかったのだろうか? 結構、そっちの方面の話が前半続き、いつもの派手なアクション、ノンストップアクションは陰を潜めてしまったような。悪魔と生身の人間が戦うって言う壮大なスケールを連想させる作品。しかし中身はある女をレイプしようとする話。この辺が一番ひいてしまったとこかな。悪魔は一人、その周りには普通の信者らしき取り巻きたち。その信者もどきにシュワちゃんたら、大きな銃にバズカー砲まで持ち出してぶっ放す。相手は普通の人間に見えるけどこれで良いの? それにサタン、バズカー砲が当ったら吹っ飛ばされちゃたやん。1000年に1回しか現われないサタンなのに、本当にこれでええんかいな? 力では倒せない、何か宗教的趣向を取り入れなくては、サタンには太刀打ちできないって先入観があるけど、それを払拭する説得力ある戦い方をしないのが、本作のシュワちゃんやね。ラスト、真の姿を現したサタン。そのデザインはコウモリとでも言いましょうか、ん~、何とかならんのやろか?何か発想の乏しさを感じます。肉体派の作品だからこんなもんかと・・・・・えっ、そう来たか?だってそう来たら次の展開なんてミエミエやないですか? 案の定、体に乗り移ってって、おいおい。そう、CMでもでもお馴染みの見せ場、教会の椅子が後ろの列からバタバタと吹っ飛び、そして大きなサタンが現われたのに、一切その後肉弾戦は登場しない。まあ皆さんが言う通り、ん~どんなもんかな。ガブリエル・バーンも安く見られたもんです。
【☆】さん 4点(2001-11-04 23:34:19)
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