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前半は面白い。もし自分の出世のために事件を利用としようとするニュース・キャスターが現場に居合わせたらって感じの作品で、製作者の狙い通りにハマってしまいました。しかし話が進むに連れ、マスコミの裏社会の汚さだけが目につきます。人質である子供たちとの絡みや、犯人に仕立てられて男の悲劇や、むしろ犯人としての感情の変化など、あるべきものが隠れてしまい、マスコミの裏側に執着し過ぎた気がしました。話が進むに連れ、トラボルタの存在感が薄れて行ったような。また社会性を訴えるのであれば、失業で苦しむ人が登場したり、公共施設の不正が明らかになったりとか、何か別の方向性があったように思えますが終始マスコミ批判ですね。で、タイトルにある、狂っていたのは一体誰だったのでしょう・・・?
【☆】さん 9点(2001-11-10 01:05:21)
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