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ギャンブルの怖さを教えてくれる映画。賭博にのめり込んだ大学教授が、負けの借金でにっちもさっちもいかなくなって周囲の人まで巻き込んでしまう。先日亡くなったカレル・ライス監督の堅実で客観的な演出が、自分の良心も周囲の善意をも裏切ってしまう、この救い難い主人公の悲劇を、どうにもやるせない、胸の苦しくなるようなタッチで映し出して見応えがある。マーラー(だったと思う)の音楽が映画の格調を上げている。若き日のジェームス・カーンの代表的演技のひとつと思う。
【アンドロ氏】さん 8点(2003-02-17 09:54:48)(良:1票)
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