| 作品情報
レビュー情報
ブラッカイマー作品ということで“パールハーバー”でガックリさせられましたから、今までこの作品は見ないようにしていました。しかし、現在進行中の「アメリカの戦争」で、バグダット市街戦を目前にし、イラク軍将校が、このアメリカが徹底的に打ちのめされたモガディシオ市街戦を今回の戦闘の参考とするために教材として見ていると聞き、早速見てみました。確かに物量と勢いでしか戦闘の出来ない米軍には痛い過去であり、それは現在も継続されているのが今回の戦争でもわかります。最初から相手を舐めきり、わずか数時間で作戦が終了すると決めかかっているところなんて、本当に考え方が変わっていないんだなぁとつくづく考えさせられました。ただ、映画としてのつくりは粗雑すぎ、リドリー節・ブラッカイマー節全開というところでしょうか。音楽がグラディエーターそっくりだったと思ったのは私だけ?ま、アメリカ兵ががんばったとしか描いていない片寄った映画と割り切っています。
【RYOU】さん 6点(2003-04-04 07:36:54)
RYOU さんの 最近のクチコミ・感想
|