<ネタバレ>タイトルからして終末もののSFコメディかと思っていた。
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<ネタバレ>タイトルからして終末もののSFコメディかと思っていた。
エドガー・ライト×サイモン・ペッグ×ニック・フロストのトリオなので、
やはり田舎町が"異端者"に支配された異色コメディだった。
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を彷彿とさせるムチャクチャ感はなんだかんだ言っても楽しい。
しかし、ハシゴ酒とエイリアンの組み合わせが活かされていないので、
双方とも取って付けたような消化不良さが否めない。
在庫処分的に消えていく主要キャラの使い方もイマイチ。
テーマとして、グローバル社会とテクノロジーをエイリアンが牛耳っていた風刺ものであり、
グローバル社会に適応できない主人公の逆切れにエイリアンが委縮して地球崩壊というのも安直な気がする。
便利さと引き換えに物質社会と制度に支配された人類への痛烈な皮肉。
物や制度、逃避のための酒から解放され、流れ者になった主人公が生き生きとしてて毎日が楽しそうだ。