10年ぶりに鑑賞。
言うまでもなく『ドライヴ』の元ネタであ .. >(続きを読む)
10年ぶりに鑑賞。
言うまでもなく『ドライヴ』の元ネタであり、
雰囲気も色使いもストイックさも本作の影響を大きく受けていることが分かる。
「最後に誰が笑うのか?」というコンゲーム的な要素はあるものの、
基本はシンプルなカーアクションだ。
クールで寡黙な逃がし屋、ミステリアスな女詐欺師、執念を燃やす刑事の化学反応が
とことん無駄を削ぎ落とした作風に良い塩梅を与えている。
CGのない時代の生身のアクションに魅了される、贅肉なしの90分に程よい満足感が残る。