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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1893
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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41.  アントマン 《ネタバレ》 
アリのようにちっちゃなヒーロー、アントマンが世界を救うために悪と戦うとても〝小さな〟大活躍を描いたマーブル・スーパーヒーロー・アクション。普通、ヒーローって大体の場合大きくなって戦うものだけど、本作の主人公は文字通り蟻んこレベルにまで小さくなり無数のアリたちを手下に従えて敵に立ち向かいます。まあこの逆転の発想は昔からけっこうあるもので、アイデア自体はそんなに新しいものではないけれど、見所はやはり最新のCG技術を駆使して描かれたそのちっちゃなアクションシーンの数々でしょう。浴槽の排水口や屋根裏(ネズミがあんなに怖い存在だったとは!)、掃除機をかけてる最中の部屋の絨毯、虫でいっぱいの庭の草むらなど、何気ない日常の風景がとたんに危険な戦いの場へと変貌を遂げる様は見ているだけでわくわく感が止まりません!特に、クライマックスでの娘の寝室で繰り広げられる一大ラストバトルは一見の価値あり。本人たちはドッカンドッカン真剣に戦ってるのに、娘視点から見れば機関車トーマスの玩具にコツン!って感じがなかなかツボでした。と、映像的には面白かったのですが、肝心のお話のほうは残念ながら「うーん…」と首をひねらざるを得なかったです。とにかく全体的にしっちゃかめっちゃかしてて何がしたいのかいまいちよく分からない。もうちょっと整理整頓して、観客にいま現在何を伝えるべきなのかをもっと考えてほしかった。それに「アベンジャーズ」とリンクするところなど、別になかったほうがスッキリして良かったんじゃないかと僕なんかは思ってしまいます。ファルコンって誰なの?せっかくこれだけで充分魅力的な題材なのだから、この一見さんお断りな作り、「アベンジャーズ」に何の興味もない自分からすれば凄く勿体無いと思います。まあ次回作が公開されれば必ず観るけどさ。次は、どんな〝ちっちゃな〟舞台で戦ってくれるのか今から楽しみ♪なんで、次はしっかりと脚本を練ってくださいね。
[DVD(字幕)] 6点(2016-10-21 21:24:51)(良:1票)
42.  アノマリサ 《ネタバレ》 
アメリカの地方都市、シンシナティ。ある夜、雨に煙るこの街の空港にマイケル・ストーンという名の初老の男性が降り立つのだった。著名な接客コンサルティングである彼は、翌日の講演のためにすぐさまタクシーに乗り込み高級ホテルの一室にチェックインする。だが、彼の表情は終始物憂げで何処か落ち着かない。何故なら彼は、数年前から誰の顔も同じに見え、誰の声も同じに聞こえてしまうから。タクシーの運転手もホテルの従業員も擦れ違う通行人も、果ては長年連れ添った妻も愛しているはずの息子も誰も彼も皆、同じ中年男性の顔、同じ中年男性の声。この状況を何とか打開したい彼は、かつてこの地で酷い振り方をした元カノに会ってみるものの、彼女もやはり同じ顔で同じ声をしていた。絶望に打ちひしがれながら独りで酒を煽り、泥酔して部屋に戻ったマイケル。ところが、そんなマイケルの耳に突然、その〝声〟が聞こえてくるのだった。久しく聞いたことのなかった美しい女性の声が――。これまで唯一無二の独創的な作品ばかりを作り続けてきた鬼才チャーリー・カウフマンの新作は、ストップモーションの人形アニメという手法で描かれた、これまたいかにも彼らしい変な作品でありました。一見、ひつじのショーンのようなほのぼの人形アニメでありながら、とにかくこの主人公のどうしようもない駄目っぷりを執拗なまでに丹念に描いていくんです。この男、精神的な不調を建前に、とにかく誰でもいいから浮気したいと思ってるようなやつで、実際、リサという会ったばかりの地味系ぽっちゃり女子とセックスしちゃうわけですが、そのベッドシーンが妙に生々しくてエロい!まさか人形同士がベッドであんなことしちゃうシーンを見ることになるとは…。なんなんですかね、これ(笑)。で、次の日、そのセックスがあまりにも気持ちよかったからこのおっさんは結婚の約束をするわけだけど、そのすぐ後、朝飯を喰うときのくちゃくちゃ口を鳴らすのがどうにも耐えられなくなって冷めちゃうとか、とにかくシニカル。でも映像はとてもほのぼの癒し系。この変な感じ、なんかツボでした。ただ、そのストーリーの方はあまりにシュール過ぎて凡人の僕にはよく分からなかったです。何かこうもっと突き抜けたものがあれば良かったと思うんだけど(あのセックスが終わった朝、急速に彼の世界が壊れていくわけだけど、そこを「夢でした」なんてせずにもっと突っ走ってくれるとかさ)。あと最後にどうしても言っておきたい。ラスト、リサが「アノマリサって日本語で天の女神って意味なんだって」と言うシーンがあるのですが、何処をどう調べてもそんな日本語ないっちゅうねん!よって-1点。
[DVD(字幕)] 6点(2016-10-10 01:10:53)(良:2票)
43.  アイ・アム・ニューマン 新しい人生の見つけ方 《ネタバレ》 
「忘れたのかい、僕の名前はアーサー・ニューマン。昨日、君の命を救った男さ。薬で死にそうになってたのを僕が病院に担ぎ込んだんだ。ちなみに僕の職業はプロゴルファー。これからコーチとして働くためにテレホートに向かうんだ。君さえよかったら一緒に来ないか」――。ウォレス・エイヴリー、小さな会社で地味で平凡な中間管理職として働く彼は、数年前に妻と離婚し、13歳の一人息子からも嫌われている冴えない中年男。そんな自分の人生にほとほと嫌気が差した彼はある日、とある決心をするのだった。それは、これまでの自分の人生を全て捨てて、プロゴルファー・ニューマンとなって新たな充実した人生を歩むこと。自らが創造した架空の人物に成り替わろうというのだ。会社も退職し、免許証も偽造し、3万ドルだけを手にニューマンとしてテレホートへと向かうエイヴリー。ところが、とあるモーテルで薬の過剰摂取で死にそうになっていた若い女性シャーロットと出逢う。彼女もまた自分の人生から必死に逃げ出そうとしていることを知った彼は、共に自由気儘な旅へと旅立つのだった……。社会の何処にも居場所を見つけられなかったそんな男女の行き当たりばったりな旅路を終始ほのぼのとしたタッチで描くロードムービー。最近すっかり冴えない中年男のイメージが定着しつつあるコリン・ファースと盗癖があり精神的にも問題を抱える女性役にぴったりなエミリー・ブラント、本作でのこの2人のどうしようもない駄目な感じ、なかなか良かったですね~。現実的に考えたらけっこう悲惨な状況なのに、それを終始軽~いタッチで描いたこのセンスはなかなか新しいと感じました。まあ、「こんなの冴えない中年男のエロ妄想映画やん」と言われればそれまでだけど(笑)、それでもこの人生に行き詰っていた男女のささやかな逃避行を悲愴感を微塵も感じさせずに描いたところなど観ていて心が癒されました。こんな可愛い女の子と出逢えるなら、僕も何もかも捨てて旅に出ちゃおうかしら?!なーんちって。ただ…、さすがにこのラストはちょっと甘すぎますね。この2人にはやっぱり何らかの形で制裁が与えられないと駄目でしょ。だって、彼らが旅の途上でやってきたことって、れっきとした犯罪ですから。それに、最後に再会した息子がこの親父の数日間の行動を知ったら確実に「人にさんざ心配かけさせといて、テメーは若い女とHしまくってたんかい!どつくぞー!!」ってキレるよね(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2015-04-02 13:52:56)
44.  アメリカン・ハッスル 《ネタバレ》 
でっぷりとしたお腹にざんばらハゲを隠すためのバレバレの一九分けヘアがトレードマークの生粋の詐欺師アーヴィン。彼の仕事上でも私生活でも名実共にパートナーである男にだらしない女イーディス。自分の出世のことしか頭にない自己中心的な俗物FBI捜査官リッチー。鬱からくる情緒不安定でネイルアートだけが生き甲斐の現在別居中のアーヴィンの妻であるロザリン。一癖も二癖もあるそんな彼らの本音と建前、嘘と真実、愛と憎しみが複雑なタペストリーのように絡み合うコメディタッチの社会派ドラマ。このデビット・O・ラッセルって監督、前々から感服しいてたことだけど役者を使うのが実に巧い!!「あんた、何処まで肉体改造したら気が済むねん!」ってくらい今回も役者魂を見せ付けてくれる胡散臭さ爆発なクリスチャン・ベール、絶対に友達になりたくない“ザ・やな奴”を見事に演じたブラッドリー・クーパー、いつおっぱいポロリするか分からないような露出狂ファッションで常に男を振り回すビッチを生々しく演じたエイミー・アダムス、関わり合いになりたくないけど客観的に見る分には面白いイタいお騒がせ女ジェニファー・ローレンス…、他にもほんのチョイ役ながら相変わらず存在感抜群のデ・ニーロやらおバカな市長役のジェレミー・レナーやら、そんな豪華な役者陣が織り成す見事な熱演の数々は見応え充分でした。ただ…、ストーリー的にちょっと弱いかな~と感じたのも事実。実際にあった事件を元にしたからか、いまいちカタルシスに欠けるという印象が拭えない作品でもありました。個人的には、同監督の前作「世界にひとつのプレイブック」の方がドラマティックで好きですね。それにこの監督って良くも悪くも優等生なんですよね~、作品としてもう少しアクの強さみたいなものが僕は欲しかったですかね。それでも、最後まで安定して観ていられるエンタメ映画の佳品に仕上がっていたと思いまーす。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-31 23:39:50)(良:1票)
45.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
映画館では記録的大ヒット、「ありの~ままで~」と歌うその主題歌はいたるところで耳にし、テレビや雑誌でも連日のように取り上げられるという、ほとんど社会現象と言っても過言でないほど話題となった今作。過去にも「タイタニック」や「千と千尋の神隠し」「アバター」といった同じように社会現象となった作品もあったけれど、こういう普段積極的に映画を観ない人たちをも巻き込んで話題となるような作品が何年か振りに登場してくれたことは、一映画ファンとしては素直に嬉しい限りです。やっぱりこういう超話題作が何年かに一本出てきてくれないと寂しいですからね。それだけでも今作は充分評価に値すると思います。うん、グッジョブ、ディズニー!さて、肝心の内容の方ですが、同じくディズニーの「塔の上のラプンツェル」がけっこう好きだった自分としてはかなり期待して鑑賞してみたのだけど、うーん、ちょっと期待が高すぎたのかなんだか普通の出来でしたね、これ。「もう、そうやっていっつも私を子供扱いしてガミガミガミガミ!私はもっと外の世界で色んなことを体験したいの。お母さんなんか大嫌い!」という娘の側の価値観でもって製作されたラプンツェルと違い、今作の「今日会ったばかりのような、ほとんど知らない男の人に簡単に心を許してはいけません!もっと自分を大事になさい!あと、お姉ちゃんとも仲良くね!」というお母さん側の倫理観に貫かれた妙に説教臭いこのストーリーはあまり好きにはなれませんでした。まあ、だからこそ親子で安心して観られる作品として大ヒットしたんでしょうけどね(娘の隣でうんうんと頷きながら観ている世のお母さんたちのしたり顔が目に浮かぶッッ笑)。確かに、美麗な映像や楽曲のクオリティの高さは認めざるを得ないけれど(あの有名な曲を歌いながら、エルサが氷の城を創り上げてゆくあのシーンの息を呑むような美しさはやっぱり凄かったっす!)、個人的に僕は「塔の上のラプンツェル」の倫理観に捉われない自由奔放な世界観のほうが好きですね。まあそれはそれとして、こういうお祭り映画が何年かに一本でいいので登場し今回のように映画界全体を盛り上げてくれることを、一映画ファンとしてこれから先も期待して待っています。というわけで最後にもう一度。うん、グッジョブ、ディズニー!
[DVD(字幕)] 6点(2014-09-06 08:42:59)
46.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
白昼の街並みで起こった残虐な銃乱射事件。何の罪もない5人の人々が理不尽にも殺された。容疑者としてすぐに元海兵隊員であるジョーという男が逮捕される。「ジャック・リーチャーを呼べ」終身刑か死刑しか考えられないなか、ジョーはそう刑事に言い放った。そうして現れたリーチャーと名乗る男。その正体は、あらゆる常識や社会のしがらみ、そして法律にさえ縛られないまさに〝アウトロー〟な男だった。謎が謎を呼ぶストーリー展開、明晰な頭脳と優秀な身体的機能を併せ持ちながら常にミステリアスな雰囲気を漂わせる主人公リーチャー、緊迫感のあるアクションシーンの数々、そして正義感の強いヒロインの女性弁護士との「やめろ、おれに惚れたら怪我するぜ」って感じのストイックな恋愛描写…、まさに王道をゆくハードボイルドアクション作品。あまりにも王道過ぎて、いまいち心に残らない感じがしなくもないけど最後まで素直に楽しんで観れました。ロバート・デュヴァルのいかにも世話好きな好々爺っぷりもナイス!でも、もうちょっと遊びの部分があっても良かったかなー。面白かったですけど、ちょっぴり物足りなかったのも事実です。悪役のほうも、リーチャーに負けないくらいもっとぶっ壊れたキャラクターでも良かったと思う。あと、これっておれだけかもですけど、ヒロインの女性弁護士の方、素の表情が驚き顔なので、真相が分かったときと通常のときとの差がほとんどなかったのが、最後まで若干気になりました。まあ、ほんとにどうでもいいことなんですけどね(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-09 23:15:07)
47.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
「ザ・普通」。2時間、頭を空っぽにして安心して観ていられる娯楽映画としてはぼちぼち楽しめると思います。まあ、それ以上でもそれ以下でもありません。サム・ライミ版の前シリーズと一線を画しようとしてだろうけど、本シリーズはとにかく真面目、とにかくスタイリッシュ。個人的に『スパイダーマン』の魅力ってヒロインのビッチっぷりと、そんな女に振り回される青臭さ爆発のスパイダーマンに世界の平和が託されたという、「おいおい」っていうB級感だと思っているので、本作のこの変貌は少々残念だったかな~。とはいえ、充分にお金をかけたであろう迫力の映像は見応えあったし、まあぼちぼち面白かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-20 12:24:31)
48.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 
いかにもマイケル・ベイらしいお馬鹿映画。同時期に公開された『ディープ・インパクト』のシリアスでリアリティに拘った脚本と比べたら本当に矛盾だらけのお馬鹿ストーリー。でも、この馬鹿馬鹿しさもけっこう嫌いじゃないです。特に、ブルース・ウィリスとスティーブ・ブシェミのブチ切れ具合が良い感じ。まぁ、穴を掘るプロに宇宙飛行士の訓練をさせるなら、宇宙飛行士に穴を掘る訓練をさせたほうが早いんじゃねーの?と誰だって思うものだけど、その逆をいくNASA職員……。高学歴の人たちは、やっぱり一般の人とは考え方が違うのですね。そんな人たちに地球の運命が握られたとしたら、いっそのこと滅びたほうが地球にとってまだ建設的だったんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-02 13:25:14)
49.  アビエイター 《ネタバレ》 
情熱的な男を演じさせたらもう右にでる者など居ないディカプリオと、そんな情熱的な男の時には狂気にさえ感じさせる激しい生き様を撮らせたら右にでる者の居ないスコセッシ監督とが作りあげた伝記映画。少々長くて途中でだれるところもあるけれど、やはり主人公の強烈な熱情は相変わらず良い感じです。もうちょっと短く出来たらもっと良かったかもと思うけれど、見応えは充分ありました。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-30 15:23:03)
50.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 
最近は、ずっと奇をてらっただけのつまらない映画ばかり撮ってきたトニー・スコット監督作品のなかでは、久々にちゃんと見れる普通のアクション映画に仕上がっている。ベタではあるけど、スピードを増していく無人電車とともに次第に混乱していく周りの人々、そしてそれに振り回される主人公たちの活躍、よく出来た脚本のおかげでなかなか気分爽快な映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-24 19:13:05)
51.  アイアンマン 《ネタバレ》 
もうこういうCG満載のスーパーヒーローものは食傷気味だなぁとほとんど期待しないで観たんだけど、これがなかなか奇跡でも起きたのか意外にも面白く仕上がっててびっくり。まあ、確かにストーリーなんてあってなきが如しなんだけど、やっぱりなんといってもアイアンマン=ロバート・ダウニー・Jrのはまり役に尽きる。いままでになかったチョイ悪親父のヒーローって設定が斬新で、彼が思いっ切り人間味溢れているから思わず応援したくなってしまうんだよね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-04 12:06:31)
52.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
『アイアンマン』の1以外に何の思い入れもない自分としては、なんだかなーと思いながらスプーン一杯分すらも期待せずに観てみました。途中までは、こんなに世界観の違う映画をほとんど破綻寸前のぎりぎりで纏め上げて頑張ってますなぁと欠伸をしながら観ていたのだけど、後半の30分だけは不覚にもハラハラドキドキしてしまったので、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-24 18:59:34)
53.  アレキサンダー 《ネタバレ》 
オリヴァー・ストーンが初めて撮った歴史活劇。でも、そこはやはりストーン監督、とにかく暑苦しい演出でしかもがっつりと長い。でも、別に僕は嫌いじゃなかった。アレキサンダー大王の栄光と挫折が、これでもかというくどい演出で壮麗に描かれていく。自分としては、なかなか見応えがあったと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-27 23:09:39)
54.  アザーズ 《ネタバレ》 
傑作「オープンユアアイズ」を撮った監督ということで期待してみたのだが、さすがに重厚な雰囲気とじわじわ増していく圧迫感で恐怖を際ださせていく演出は良かったとは思うのだけど、やはりオチが弱いかなあ。あまりにも有名な某映画とまったくかぶっちゃってるし。
[DVD(字幕)] 6点(2012-04-25 22:18:40)
55.  アウェイク(2007) 《ネタバレ》 
ワンアイデアながら、そこそこ面白かった。ただ、映画を観終わって改めて思い返してみると、そういえば主人公は結局なにもしてなかったなぁとも思った。周りの人間が頑張るのを応援しているだけで、術中覚醒という設定をあまりうまく活用しきれていなかったかも。ともあれ、十分にサスペンスフルで最後まで惹き込まれた。余談だけど、このシナリオを書いた人って絶対マザコンだよね?
[DVD(字幕)] 6点(2012-04-24 13:01:50)
56.  アオラレ 《ネタバレ》 
現在別居中の夫と離婚協議真っただ中のレイチェルは、年頃の一人息子を女手一つで育てるシングルマザー。何かと難癖をつけてくる夫やうまくいかない仕事など、彼女の日々抱えるストレスはもはや限界に達しようとしていた。そんな折、寝坊して慌てて息子を学校へと送り届けようとしていたレイチェルは、青信号なのに一向に走り出さない前の車に思わずクラクションを鳴らしてしまう。それでも動き出さない車に、彼女は悪態をつきながら乱暴に追い越すのだった。だが、レイチェルは知らなかった。その車を運転していたのは、浮気した妻を殺して現在逃亡中の凶悪な犯罪者であることを――。「運転マナーがなっていない」とレイチェルの後を執拗に付け狙い始める男。無事に息子を学校へと送り届けたレイチェルだったが、自分の車をずっとあおり続ける男の運転に次第に恐怖を抱いてゆく。思わずガソリンスタンドへと逃げ込み、店員に助けを求めるレイチェル。だが、もはや自暴自棄と化した男は、そんなことなどお構いなしに更なる暴走を開始するのだった……。些細な理由で鳴らしたクラクションをきっかけに、サイコパスな男に様々な面で追い詰められてゆく母親の恐怖を描いたサスペンス・スリラー。近年日本でも問題となっているあおり運転の常習者を名優ラッセル・クロウが演じているということで今回鑑賞してみました。ラッセルさん、久々に見ましたがいつの間にこんなに太っちゃったんですかね。グラディエーターの頃の筋骨隆々の精悍な体形はどこへやら、もはやメタボを軽く飛び越えた太り具合にビックリです。これを役作りのためにしたのなら凄いですけどね。ただ、それがこの暴走おじさんの気持ち悪さを倍増させることに一役買ってます。こんないかついおっさんに執拗に煽られるなんて考えただけでも恐ろしい!不安を煽るカット割りや不穏な音楽、何よりスピード感溢れるカーチェスシーンもあって、これはなかなか面白くなりそうじゃん!と僕の期待はバンバン上昇。でも、それも中盤まででした。ずっとこのサイコ男と主人公のカーチェイスだけにクローズアップしてくれたら良かったのに、なんか途中からこの男が車を降りて主人公の家や弁護士のところへとやってくる辺りから、徐々に冷めてゆく自分がいました。いや、さすがにリアリティなさすぎでしょ、この脚本。わざわざ車からスマホを盗み出して主人公のプライベートを調べるとか、さすがに回りくどすぎちゃいまっか。対する警察も無能すぎ!男の運転している車も分かってるんだから、ヘリなり白バイなりを出せばすぐに見つけられるはずでしょ。レストランで弁護士を殺すシーンも、悠々と男が店から出てゆくのを周りの店員や客が大人しく見てるだけってさすがにおかしい。警察もはよ来いって!もっとあおり運転の恐怖に焦点を絞ってくれたら、良質のスリラーになったかもしれないのにね。
[DVD(字幕)] 5点(2022-06-09 04:42:49)
57.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 
東西冷戦期を舞台に、ある日宇宙から降ってきた巨大ロボットとそれを発見した少年との交流を描いたファンタジック・アニメーション。何気に有名な本作を今回鑑賞してみましたが、正直、僕はさっぱり嵌まれませんでした。とにかく良くも悪くも、「ザ・王道」。最初から最後までベタ過ぎて家族で安心して観る分にはちょうど良いんでしょうけど、自分には退屈にしか感じませんでした。最後の「戦争は絶対にしたらいけません」と言わんばかりのあまりに説教臭いメッセージに至っては、もはや辟易。こればっかりは好みの問題なので如何ともしがたい。当時のアニメーション技術を最大限駆使したであろう映像はさすがにキレイだったので、+1点!
[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-04 03:01:21)
58.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 
26世紀の荒廃した未来社会を舞台に、鉄くずの中から拾われたサイボーグ少女“アリータ”の恋と成長、そして世界の存亡を賭けた闘いを壮大なスケールで描いたSFアクション。日本のコミックを原作に、ロバート・ロドリゲスが監督、そしてジェームズ・キャメロンが制作を務めたという本作、けっこう期待して今回鑑賞してみました。結果は……、「うーん、なんか微妙~」ってのが正直な感想です。華奢な身体で屈強な男どもとガンガン戦う大きな瞳のアリータはもちろん魅力的だったし、殺伐としたサイバーパンクな世界観もけっこう好みだし、何より進化した未来社会を緻密に再現した驚異のビジュアル・エフェクトなんて観ているだけで心がワクワクしちゃいます。特に中盤、アップグレードしたハンター相手に苦戦を強いられ、闘うたびに四肢や下半身が欠損してゆき、最後は上半身だけになりながらもまだ戦意を失わないアリータに思わず胸キュンしちゃった僕はヤバいんでしょうか(笑)。でもね~、さすがにこの脚本はしっちゃかめっちゃか過ぎるっしょ。命を狙うハンターたちとの攻防やらかつての敵が遺したバトルボディやらアリータの出生の秘密だとか彼女を救った博士の過去だとか、さらにはアリータの切ない初恋物語だとかいくら何でもエピソードを詰め込み過ぎ!そしてここまで取っ散らかったストーリーをどう締めるのかと思ったら、いつの間にかローラーボールもどきのリアル・マリオカートみたいな競技に参加しててそこで優勝目指して頑張るってなんですのん、それ。見るべきところはたくさんあっただけに、もう少し脚本を練って欲しかった。続編に期待しときます。
[DVD(字幕)] 5点(2020-01-19 00:21:33)
59.  アンセイン ~狂気の真実~ 《ネタバレ》 
都会の一流企業でバリバリと仕事をこなすエリートOL、ソーヤー。上司からの信頼も篤く誰の目からも順風満帆に見える彼女だが、実は過去のとある出来事が原因で心に深い傷を抱えていた。デビッドという中年男に一方的な好意を寄せられ、約2年にわたる執拗なストーカー行為を受けていたのだ。そのトラウマを忘れるために、ソーヤーは郊外にあるストーカー被害者のための精神科病院でカウンセリングを受けることに。だが、1時間程度でカウンセリング自体は終わったものの、何故かソーヤーはそのまま任意入院する羽目になってしまう。「これは何かの間違いよ!」。そう訴えるソーヤーの声は全く聞き入れてもらえず、しかも同じ病棟の入院患者や職員に手を出したことからどんどんと入院期限は延ばされてしまうのだった。警察に訴えても法的には問題ないため何もしてもらえない。そんな絶望的な状況へ陥ってしまったソーヤーの目の前に、今度はストーカー男であるデビッドが再び現れ…。閉鎖的な精神科病棟を舞台に、そんな不条理な状況へと追い込まれてしまった女性の恐怖を描いたサイコ・サスペンス。ベテラン監督、スティーブン・ソダーバーグの新作ということで今回鑑賞してみたのですが、正直微妙な出来でしたね、これ。なんか主人公を追い詰めるものが、患者の保険料を食い物にする悪徳精神病院と執拗なストーカー男と二つもあるため、恐怖の対象が最後まで分散しちゃってるんですよね~。もう少しどっちかに絞って描いた方が良かったんじゃないでしょうか。あと、全編をiPhoneで撮影したことをウリにしてますが、それって映画としてプラスなんですかね。アップル社にとってはそりゃ宣伝にはなりますが、映画としては低予算で撮ったことを宣言しちゃってるだけのような?でもまあ、狂喜の真実というサブタイトルが示す通り、途中まではもしかしたらこの主人公の妄想なんじゃないかと思わせる不穏なストーリーは良かったんで、5点ってとこですかね。
[DVD(字幕)] 5点(2019-07-18 14:52:04)
60.  ANON アノン 《ネタバレ》 
私は神にさえ忘れ去られたい――。網膜に埋め込まれた最新鋭のナノマシンによって、人が見た記憶を全て監視・検閲される未来社会。そこではもはやプライバシーというものは存在しないも同然だった。全市民の名前や顔写真、そして過去のデータも当局によって保存・更新され、常に監視されるこの社会においては、当然のように殺人などといった犯罪は存在しない。だがある日、そのあり得ないはずの殺人が何者かによって実行されてしまう。捜査に乗り出したサル・フリーランド一級刑事が調べてみると、被害者の網膜データはきれいに塗り替えられ、犯人の痕跡は一切残されていなかった。だが粘り強い捜査の結果、事件の陰には、高度な技術によって監視システムをハッキングし、自らを存在しないものとして自由にこの管理社会を暗躍する、ある一人の女性の存在がいることを突き止めるのだった。彼女はサイバー空間で様々な人々の暗い欲望を募り大金を稼いでいるらしい。浮気の証拠を消し去りたい裕福な株ブローカーという偽の経歴を作り出し、サル刑事は自ら囮捜査に乗り出す。だが、高度な知能を持つ彼女の巧妙な罠に逆に絡めとられてゆく…。哲学的なテーマをスタイリッシュな映像で描いたSF映画の佳品『ガタカ』を撮ったアンドリュー・ニコル監督の最新作は、いかにも彼らしいそんなサイバーパンクSF作品でした。この行き過ぎたテクノロジーが人々の人間性を奪った結果、退廃的で閉塞感に満ちた世界となってしまった未来社会という舞台設定はなかなか魅力的。網膜に次々と映し出される膨大な量のサイバー空間の扱いもシャープかつスタイリッシュで、こういう世界観が好きな人には堪らないと思います。ただ、僕はこういう知的で哲学的なテーマを扱った最後まで淡々と進むSF作品が昔からどうも苦手で、個人的にいまいち受け入れられませんでした。同じく苦手な押井守作品を観終わったときの感想に近いですかね。というか、彼の作品にかなりインスパイアされてるようにも感じました。ときおり挟まれるエロティックな描写もだいぶ本家に影響されているような?ただ、それらを抜きにしても最後に明かされる事件の真相がちょっとお粗末だと感じるのは自分だけなのかな。というわけで好みという部分も含めて総合的に、5点ってとこで。
[DVD(字幕)] 5点(2019-06-15 01:43:44)
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