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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1691
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  イヴの総て 《ネタバレ》 
1950年の作品なのに古さを感じさせないおもしろさ。 そこに人間の普遍性があるからだろう。 『十二人の怒れる男』を観たときと似たインパクトがあった。 古典的名作であることは知っていたが、タイトルからイメージしていたストーリーとはまったく違っていて良い意味で裏切られた。 物語の背景がネタバラシされた後で聞く受賞スピーチの白々しさがすごい。 冒頭から最後のオチまで非常にうまく作られており、無駄のない構成、緻密な人物描写にアカデミー作品賞にふさわしい映画だと感心させられる。 ベティ・ディヴィスが往年のスター女優マーゴを演じて、なんて嫌な女なんだと思っていたら、それがかわいく思えるほどの計算高く腹黒いヒロインに舌を巻く。 前半は健気に思えたアン・バクスターが、次第に世にも怖ろしい女に見えてくる。 このヒロインがコロンボの『偶像のレクイエム』に往年の大女優役で出ていた人だとはまったく気付かなかった。 新人女優役で出ていたマリリン・モンローが若い。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-01 15:22:56)
2.  イコライザー 《ネタバレ》 
デンゼル・ワシントンが元CIAの凄腕エージェント。 シンプルなストーリーだが、爪を隠していた温和で平凡そうな男が悪い奴らを叩きのめすその無双っぷりにカタルシスを感じる。
[DVD(吹替)] 7点(2017-12-27 20:21:53)
3.  インサイダー 《ネタバレ》 
不正を隠蔽しようとする大企業に挑む社会派のドラマ。 内部告発者の信頼を裏切らずにプロの仕事に徹するアル・パチーノが渋い。 時間が長いのでもっとコンパクトにまとめたほうがいい。  ところが、再鑑賞だと前より面白く感じた。 実話を基にした映画は盛り上がりに欠けるものも多いのだが、これは迫真性がある。 結末は大体わかっていても、巨大なタバコ業界との闘いに引き込まれるものがあった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-20 20:29:01)
4.  生きてこそ 《ネタバレ》 
元になっている実話を思うとただ凄いとしかいいようがない。 ただ、映画では実話の凄まじさは薄れているようには感じる。 最後まで顔にあまり汚れや疲れが見えないキレイな人物もいたが、実際はもっとボロボロになっていたはず。 死人の肉を食べる決断よりも、あの山を越えて自力で救助隊を呼べたことがすごい。 その生命力の逞しさには心うたれる。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-22 19:45:44)
5.  いまを生きる 《ネタバレ》 
キーティングが内向的なトッドから詩を引き出す授業は秀逸。 いくら頑固親父に役者の道を反対されたからとはいえ、ニールの自殺は腑に落ちない。 それだけ父親の強固な支配下にあって抵抗できないことに絶望したのか、それにしてもそこまで追い詰められる出来事には見えない。 この追い詰められ感をいまひとつ出せなかったことが、死を選択する説得力に欠け、この映画の弱さになっているような気がする。 また、詩の朗読が夜中に集まってやるほど魅力的なのかが疑問で、そこに共感できないというのも感情移入を妨げる要素になっている。 それがクリアされていれば、更なる傑作になったような気がしてもったいない。  ニールの自殺は父親の責任が大きいと思えるが、親はその事実から目を背け、責任転化してスケープゴートを探している。 こうしたことは珍しいケースでもない。 客観的には親の責任に見える場合でも他を訴えて責任追及して事件を見聞きするが、もう冷静な判断ができなくなってしまうのだろう。 特に子供が死んだ場合、誰かの責任にしなければ気がおかしくなってしまうのかも。 気の毒ではあるが、厄介でもある。 スケープゴートになったキーティングの姿にやりきれない思いが募る。 保身に走った学校側や仲間をチクる生徒が腹立たしい。 キーティングの教えが何人かに通じたことは救いだが、あまりカタルシスはなくモヤモヤは残ってしまう。
[DVD(吹替)] 7点(2013-06-27 00:27:29)(良:1票)
6.  インビクタス/負けざる者たち
マンデラ大統領とラグビーチームがつながるとは知らなかったし意外だったので、結末は容易に見当がついてしまうものの最後まで興味深く見ることができた。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-01 22:41:34)
7.  いとこのビニー 《ネタバレ》 
ビニーのキャラがいい。釣り合わないほど素敵な恋人との諍いも笑える。気軽に楽しめるコメディ。 ダメダメだったビニーが、最後は辣腕弁護士に豹変するのは都合良すぎる気もするけど。
[DVD(字幕)] 6点(2017-02-28 20:45:52)
8.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
実話に基づいた映画ということで、大戦下での暗号解読をめぐる闘いやコンピュータの父チューリングの実像を知ることができて面白かった。 前半はアスペ体質の主人公にイライラさせられて嫌悪感が募る。とにかく嫌な野郎で一緒に働きたくないタイプだが、良き理解者との出会いから同僚とのつながりもできたよう。人格的には好きになれないものの、その情熱と才能には敬意を覚える。 天才には変人が少なくないけど、映画以外の変人エピソードもなかなかのもの。同性愛が罪になる時代に生まれたせいで、41歳の若さで自殺してしまった悲運の天才。機密保持のためとはいえ自分の業績を世間にまったく認めてもらえないことは、何ともやるせないことだったに違いない。
[DVD(吹替)] 6点(2016-10-05 23:02:24)
9.  インターステラー 《ネタバレ》 
SFものに慣れていないと、設定や専門用語を理解するのにかなり手間取る。 特別好きなジャンルというわけでもないので、ピンとこない論理や展開も多かった。 考えるのが途中で面倒臭くなって、よくわからないまま観ていたが、それでも父と娘の葛藤を乗り越えての再会には胸を打たれた。 犠牲的精神から宇宙に旅立ったマン博士が、自分が助かりたいがために心変わりして他の者を犠牲にする姿には、嫌悪感が募って反吐が出る。 人間ドラマの部分はしっかり描けていたので、SF的な理論を理解し納得できていたら、きっともっと感動したような。 もともと関心のある人ならどっぷりハマりそうな世界観。 サスペンス性もあるので、最初から最後まで目は離せない。
[DVD(吹替)] 6点(2015-04-19 22:43:10)(良:1票)
10.  いつか晴れた日に 《ネタバレ》 
いかにも原作がイギリスの文芸作品らしい映画。 格調のあるラブロマンスで、舞台となる田園風景も美しい。 ひと昔前の少女漫画(例えば里中満智子)を見るかのよう。 予定調和を絵に描いたようなハッピーエンドだが、この作品にはそれが似つかわしいようで。
[DVD(吹替)] 6点(2014-08-18 23:32:14)
11.  イーグル・アイ
暇つぶしとしてちょうどいいくらいの巻き込まれ型サスペンスで、最後まで見てしまうけれどあんまり後には残らない印象。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-12-27 21:57:36)
12.  生きるべきか死ぬべきか 《ネタバレ》 
ナチスに侵攻されたポーランドでの劇団を描いたコメディ。 大戦中の1942年にこの映画ができたのがすごい。 当時の緊張感の中で鑑賞すれば、即時性もあって全然違っただろう。 コメディとしてもよくできているとは思うが、残念ながら好みではなかった。
[DVD(字幕)] 5点(2018-01-24 21:26:44)
13.  今のままでいて 《ネタバレ》 
当時19歳のナスターシャ・キンスキーの男たちを虜にしてしまう美しさが堪能できる。 役柄は父のような男と関係を持つ16歳の女子学生で、スレンダーなヌードも披露。  娘のような若くて美しい女に積極的に迫られ、あっという間に関係を持ってしまう、中年オヤジの願望を実現したような内容。 それが、本当に血のつながった父娘かもしれないと疑惑が明るみになって葛藤が生まれる。 この中年オヤジが情けない。 自分の娘かもしれない若い女と寝てしまうなんて。 近親相姦だったかどうかは藪の中。 母と同じ別れ方をするのも予測がつき、なんてことないストーリー。 ナタキンだから成立する、ナタキンを鑑賞するための映画。  ナタキン以外で何気に印象に残ったのは、ジュリオがフランチェスカの父宅を訪れ、笑い話をしようとして失敗するシーン。 なんとも間の悪い空気感がリアルでムズムズする。
[DVD(字幕)] 5点(2014-12-12 23:35:33)
14.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
イーストウッド監督がこれだけ日本人の感性を汲み取った映画を作ってのけたことに感心する。 ただ、映画として感動するかというと少し食い足りないところがある。 全体的にまとまってはいるけど、クライマックスを手紙で泣かせるだけの積み重ねが足りないような気がする。 出征までの家族とのエピソードで感情移入できていればまた違ったのだろうけど、ほとんど戦場のシーンなのでそれも難しいか。 それに日本軍の置かれた環境はもっと苛酷だったはずで、そこが伝わりきらなかった。
[DVD(邦画)] 5点(2014-09-16 21:01:09)
15.  イースタン・プロミス
クローネンバーグ監督の作品は「クラシュ」「ヴィデオドローム」のようなどこか歪んだ変態的、カルト的な印象があったが、これはそうではなかった。 素っ裸での格闘や一部残虐シーンもあるのでR指定にはなっているが、普通の人でも嫌悪感を覚えずに見れるまともな映画。 ロンドンを舞台にしたロシアンマフィアというのも独特の雰囲気があっていい。 ただ、せっかく盛り上がってきたのに、終わり方が尻切れトンボのようで消化不良。 主人公がどうなったかをきっちり描いてほしかった。
[DVD(吹替)] 5点(2014-07-26 22:15:27)
16.  インセプション 《ネタバレ》 
夢と現実を行き来してどちらにいるのかわからなくなる。 世界観が独特で、『マトリックス』と通じるものがある。 夢の共有や三層構造の設計、キックの定義など、そこにおけるルールや設定が難解で把握しにくい。 セリフのやりとりによって説明されているが、それだけではすんなりとは入ってこない。 深層心理を素材にした物語で、心理学の概念を応用しているのでその方面に明るいと受け入れやすいのかも。  ストーリーをおもしろくするために、都合のいいルールや設定をこじつけた感がある。 どうやって夢を設計し、他人の夢に潜入し、共有できるのか、そのメカニズムはあいまいで明確に描かれてはいない。 そこに整合性と説得力のあるロジックが成立しえないから、あえて省いているのか。 一部機器も装着しているようだが大掛かりなものではないので、まるでエスパーのように自在に夢に出入りしているようにも見える。 細かく見れば矛盾点や疑問点も出てくるが、もともと夢というのは論理的ではなく話がとんとん運んでいくもの。 この映画自体もそれと同じ感覚で、分析せずになんとなくわかったような感覚で受け入れるのが正しい楽しみ方なのかもしれない。  アイデアはとても独創的でおもしろく、特にコブとモブのエピソードには惹かれる。 サイトーの依頼した仕事をもう少しシンプルに整理して、コブとモブの話にもっと軸足を置いたほうがわかりやすかった。 戦闘シーンが結構長いのでそこは短くできたと思うが、アクションは売りものとしてしっかり見せたかったのだろう。 ラストのコマが微妙に揺れたところでカットアウトするのは、夢か現実かあえてあいまいにさせて解釈を委ねている。 そういう委ね方を映画ではときどき見かけるけど、これは作り手として少し無責任に感じるときもある。 いわゆる夢モノが性に合わないのと、シュールな世界観で自分の好みからは外れた。
[DVD(吹替)] 5点(2013-06-22 23:16:29)(良:1票)
17.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 
コンピューターウイルスでやっつけられるような異性人というのが拍子抜けではあるが…。 いろいろ都合がよすぎるので、細かいことを一切気にしないで観れば楽しめる。 結構盛り上がるけど、その割に後にはあんまり残らない。 良い意味でも悪い意味でも、いかにもハリウッド映画らしい作品。
[地上波(吹替)] 5点(2013-06-21 23:36:28)
18.  イングリッシュ・ペイシェント 《ネタバレ》 
面白くないわけではないが、アカデミー賞作品賞に値するかはちょっと疑問。 規模の大きさと映像美は感じるが、まるでハーレクインロマンスのようなストーリー。 大火傷を負ったイギリス人患者が、失われた記憶を辿っていく過程で、不明だった人間関係やスパイ活動などの真相が明らかになっていく。 そこにサスペンス性はあるのだが、テンポが悪くて緊張感がなかなか高まらず、冗長で散漫な印象を受けてしまう。 妻の不倫に勘付いたジェフリーが、飛行機でアルマシーに心中覚悟で突っ込んだあたりからやっと面白くなった。 アルマシーがドイツに地図を売ったのはやむをえないことで、砂漠の洞窟でひとり死んでいったキャサリンとの悲恋が切ない。 だからこそ親指を失ったカラヴァッジョもアルマシーへの復讐する気が失せたのだろう。 ただ、その命がけの愛が不倫で、どうしてそこまで深く愛し合ったのかの描写が不足しているので、その分共感しにくいのが難点。 また、全体にテンポアップしてハナの恋愛エピソードもカットすれば、160分の長尺をもっと短くできたはず。 ハナがアルマシーの意図を汲んでモルヒネの量を増やし安楽死させてあげたのは、結末としては良かったと思う。
[ビデオ(吹替)] 5点(2013-06-09 01:59:10)(良:1票)
19.  E.T.
子供から楽しめるSFファンタジー。自転車で飛ぶシーンなど、スピルバーグは盛り上げ上手。ただ、今見直すと印象は落ちてしまう。
[ビデオ(吹替)] 5点(2012-12-30 00:20:05)
20.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》 
ボーイズラブ好みの女性向けのようでもあり、ロリコン男性向けのようでもあり、ヴァンパイア劇場で犠牲になる美女が妙にエロかったり、殺人シーンが意外とグロかったり。 ちょっとターゲットがわからない混沌とした雰囲気の映画。 重厚でおどろおどろしかったのに、ラストは軽快でアップテンポなサウンドで締めくくられると、なにやら化かされている気分。 荒削りながらユニーク、悪く言えば一貫性やまとまりがない作品。 豪華キャストであるがゆえに、いろんなスターを立てようとして、ポイントが絞れずに中途半端に散ってしまった感も。 独特の世界観にもあまり入り込めなかった。
[DVD(吹替)] 4点(2015-03-29 23:48:01)
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