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1.  サウンド・オブ・ミュージック
「結婚式のシーンで終わればよかったのに・・・」と言うのは昔からよく聞く意見で、確かにそこでエンディングを迎えてもなんら不思議ではない。が、しかしそれだと単なるラブ・ストーリーあるいはメロドラマでしかなく、作品的価値は薄まってしまったかも知れない。敢えてそうしなかったのは、やはりR・ワイズ監督の社会派としての基本姿勢なんだろうと思う。戦争の悲惨さを強調するために、平和の尊さ素晴らしさ、そして家族の大切さ人間同士の絆といったものを、アルプスの輝くような大自然をバックにミュージカルとして繰りひろげ謳い上げていく。この作品のベースがあくまでも反戦である以上、やはり彼らがナチスに背を向けて国境を越えるというシーンが必要だったという事だろう。
10点(2001-05-20 14:50:20)
2.  13デイズ
あんまり話題になっていないようだけど、この正月映画では一番の作品。“キューバ危機”云々というよりも、サスペンス映画として良く出来ていて、「追いつめられて」のR・ドナルドソン監督の本領発揮というところ。最近、影が薄かったK・コスナーも、こういった作品が彼の資質にあっているのか、水を得た魚のようで息を吹き返したようだ。
9点(2001-01-21 16:52:33)
3.  サブウェイ・パニック
今は亡きウオルター・マッソーの代表作の一本。当時流行った沢山のパニック・ムービーの中では、他と一線を画する作品として記憶に留めておきたい。地下鉄という極めて日常化されている素材だけに、ごまかしがきかないわけで、その点本作は納得のいくように仕上げてあって、アイデアの良さを演出テクニックでさらに面白くするといった、ひとつの手本のような冴えを感じさせる。実際、全編のほとんどが地下鉄車両と構内、そしてコントロール室のみながら全く退屈することがない。公安局警部補のウオルター・マッソーのキャラクターも、どこか“刑事コロンボ”風ではあるけれど、相手(犯罪者)の特徴を鋭く掴んだりして、ラストの“くしゃみ”に対する“ある習慣”を巧妙に生かしたオチにしている点など、実に鮮やかであります。
9点(2000-10-01 20:54:55)
4.  サイダーハウス・ルール
牧歌的で心温まる作風の中に過激できわどい部分を内包している、このJ・アーヴィングの作品世界をラッセ・ハレストレム監督が見事な映像化に成功している。彼にとってまさにうってつけの題材だと思う。キャスティングも見事だし、なんといっても子供たちが素晴らしい。まさに本年度ベストワンの風格をそなえている。
9点(2000-07-09 23:38:29)
5.  ザ・セル
冒頭から展開される、ダリを思わせるような幻想的でシュールな絵画的イメージの奔放さと、サスペンス・アクションの定石をきっちり踏まえた刑事モノの手堅い演出との融合が不思議な印象をもたらすという、極めて稀有な作品に仕上がっている。ターセムに監督として感心したのは豪華絢爛な脳内世界よりも、現実世界のとりわけ「セブン」を連想させるクライマックスの救出シーンにおける演出のきめ細やかさにある。
8点(2001-05-13 15:09:24)
6.  猿の惑星
ストーリーや猿の特殊メイク云々よりも、ロケーションとその撮影効果が素晴らしい。光速の宇宙船内部から見える亜空間のタイトルバック。やがて、けたたましい轟音とともに未知の惑星に突入し、不時着した湖の周囲の光景。生存した隊員たちが彷徨う未知の世界の不可思議な風景。そしてラストの浜辺の馬上の二人を見下ろすかのような、赤茶けた鉄筋が剥き出しになった建造物の一部・・・等々。決して大掛かりなSFXがなくても、撮影技術でこれだけの効果が得られるという好例。(ちなみにPART2以降はパロディだと思っています)
8点(2000-10-30 00:33:59)
7.  サハラに舞う羽根
全体的には、恋愛模様も戦闘シーンの見せ場も過不足なく、まずは手堅く纏め上げられているという印象をもったが、やや説明不足の感がある事も否定できない。で、捨て身で戦う男の真の勇気と友情というのが、本作のひとつのテーマとして挙げられるのだが、要はぼんぼん育ちの主人公ハリーが、士官以外に生きる道はないと悟るまでの心の葛藤や、勇気というには余りにも無謀で場当たり的な行動といったものに、説得力がないのである。だから再三に渡って窮地に追い込まれてしまうのだが、事あるごとに砂漠の黒人の傭兵に助けられるという情けなさ。この辺り、ほとんど通俗アクション映画のようなご都合主義で貫かれていて、この謎の傭兵こそが物語の真の主人公ではないかと思えるほど、ハリーの影は薄い。結末も予想通り甘ったるいものになっているが、それでも大スケールの迫力ある戦闘シーンは見応え十分で、砂漠で敵に四方から囲まれ攻め起てられるシーンを俯瞰で捉えた構図などは実に解かりやすく、そういう意味では、撮影の素晴らしさがこの作品を支えていると言ってもいい。
7点(2003-11-06 00:19:29)(良:1票)
8.  サラマンダー
終末感漂う近未来の物語ではあるが、舞台は中世ヨーロッパと見紛うほど。その渋くて暗いトーンは、いかにもドラゴンが暴れまわるに相応しい。ただ、核戦争や彗星の衝突の脅威といった作品群が主流を占めているのに対して、世界を滅ぼしたのが何故ドラゴンでなければいけないのか・・・と言った基本的な問題には、やはり引っ掛かざるを得ない。しかも如何にして世界が破壊されていったか・・・といったプロセスが完全に素っ飛ばされている為に、物語としてはまったく説得力を持たないものになってしまっている。さらに、安易な決着の仕方にも盛り上がりが欠ける・・・等々不満を言えばキリが無いが、希少価値といった意味でも、こういった作品世界は決して嫌いではありません。
7点(2003-08-29 23:29:18)
9.  魚が出てきた日
真夏の太陽ギラギラとした地中海を舞台にした核兵器紛失モノ。ギリシャのある島に水爆を搭載した飛行機が墜落したことから、生き残った二人のパイロットと米軍特殊部隊とが、偽装工作で秘密裡に回収処理に向かう。しかし運悪く古代遺跡が発掘されたばっかりに、島は一大観光地となってしまうハメに。映画はその喧騒の中で、必至に奪還しようとする軍部の姿と、なにも知らないまま踊り狂う観光客とが対比されながら、ひたすらコミカルに描かれていく。やがて迎える戦慄の結末には極めて効果的な作劇ではあるが、コミカルな部分が強調され過ぎた感があり、恐怖感もそれほどなく散漫な印象しか残っていない。
7点(2003-05-21 15:40:59)
10.  ザ・プロフェッショナル
強盗のプロたちの華麗な盗みのテクニック・・・と言うよりも、ここではかなり大胆な手口での強奪が小気味良く描かれていく。周到に計算されているようでいて、監視カメラで簡単に顔が割れてしまうなどという大雑把な部分もあるのだが、窮地を事も無げに切り抜けていく様に焦点が充てられている作品ともいえる。それだけに、彼らを追うはずの警察側の描写が前面に出てこない為、作品的な拡がりが感じられないのは惜しい。仲間割れや裏切りに加えて取引相手の襲撃など、結局はお約束どおりの展開に終始する訳だが、恋人も仲間も棄て、“信じられるのは己のみ”という、これぞプロフェッショナルの真髄をみる幕切れは痛快そのもの。G・ハックマンのふてぶてしさ、したたかさが、老いてなお健在だということを知らしめてくれたという意味でも、小品ながら実に味のある作品だといえる。
7点(2003-04-30 16:04:13)
11.  ザ・リング
オリジナル版を観ている人にとってはきっと不評なんだろうなぁ・・・って、ある程度予想の範囲だが、幸か不幸か日本版を観ていなかったこともあって、個人的には存分に楽しめた一編。オリジナルとほぼ同様の展開ということは、日本的な怨念の世界がそれだけ全米でも支持されたということで、当然の成行きだと思う。むしろ日本的なテイストを損なうことなく、そして直接的な描写を極力避けながらも強烈なインパクトを与える手法は、いかにもG・ヴァービンスキー監督らしいし、恐怖映画としては一種の品格すら感じる。それにしても死顔の特殊メイクの強烈さは、やはりこれまでにないおぞましさだが、一方で“絶叫する美女”が絶品のN・ワッツの魅力もなかなかのもの。
7点(2002-11-23 23:03:56)
12.  サウンド・オブ・サイレンス(2001)
サスペンスの冴えを感じる演出も散見されるが、所詮は裏切りによる報復と宝の在処を探るための、実に遠回しなそして巧妙なだけにかえって大袈裟に思えるほどの作劇が展開されていく。子供を守る為に奮闘する父親像のイメージ通りM・ダグラスを中心として映画的に盛り上げていくのは結構だが、クライマックスはいくら何でもやり過ぎでしょう。
7点(2002-08-25 14:42:22)
13.  ザ・メキシカン
S・ペキンパー作品を連想してしまう程、内容はかなり殺伐としたものではあるものの、その味わいは不思議なほど爽快ですらあるのは何故なのだろうか。それはいかにもスター然とした主役二人のキャラクターの果たした役割も決して小さくはないが、むしろ多くの殺戮シーンの直接的な描写を極力さけるというG・ヴァービンスキー監督の方法論が効果的に働いたということなのだろう。さらにJ・ロバーツに恋のカウンセリングをする、J・ガンドルフィーニの殺し屋とのエピソードや彼の生き様に力点を置いているという視点もまたユニークだ。今後、注目しておきたい監督だ。
7点(2001-09-15 23:16:20)
14.  ザ・ダイバー
激しい人種差別の名残の時代にあっても尚、主人公が黒人と言うだけで、"なぜ”差別(虐め)を受けなければならなかったのかという根本的な描写が、あまり深く掘り下げられていない。例えば、他の訓練生が彼と寄宿舎で一緒に寝泊りすることを拒否しているのにもかかわらず、実習の場面に変わればすでに行動を共にしているという何とも不可解な描写がある。差別を扱う作品としては全編が何とも中途半端で、もっと執拗にねちこく徹底的に描くべきではなかったか。又、本来感動的なシーンであるはずのクライマックスにしても、彼の姿勢に周囲が感服したとは言え、あのパーフォーマンスだけで果たして現場復帰させられるものなのだろうか。実話の映画化という事だが、ドラマチック性重視でかなり脚色された分、どうしても甘さが残ってしまう。
7点(2001-07-07 23:33:17)(良:1票)
15.  サタデー・ナイト・フィーバー
ストーリー云々よりも、音と光の洪水に包まれて、突如、彗星のように現れたJ・トラボルタの強烈な個性とダンスで、当時の若者たちに熱狂的に支持された作品。“フィーバー”というコトバもこの映画から流行った。
7点(2001-03-17 23:50:22)
16.  ザ・フライ
着る物にあれこれ迷わなくて済むというわけで、まったく同じツィードのジャケットが数着吊るしてあるシーンや、転送実験でのジーナ・デイビスが片足立ちでヒールを脱ぐ色っぽさ等々、本来、ストーリーとはあんまり関係のないようなシーンがやけに強く印象に残っています。それだけに名作といってもいい程で、クロネンバーグ監督としても唯一明快な作品として仕上がってます。
7点(2000-10-19 23:23:29)
17.  ザ・コア
昨今流行の“地球を救う的SF映画”には、核の平和的利用あるいは核万能を謳った作品が目立つが、本作も核が全てを解決してくれるという基本的なパターンは同じで、まさに“核には核を”なんて洒落のような設定に、企画の安直さが漂う。だいたい地球の中心部に核を爆発させたら、もっと他に大変な事態が生じるのではないかと、素人は考えるのだが・・・。まぁそれはそれとして、この作品、視覚的にどのような見せ場を作ってくれるのかと大いに期待していたのだが、結果的には実に残念な作品だったと言える。目的地がまったく変化の乏しい地球の中心部という事もあって、視覚的には単調にならざるを得ないのは当然で、それを頼みのCGで再現してみても、その地底世界はまるでアニメのような実に重量感の無い薄っぺらなものとしてしか映像化しきれていない。地上での様々なパニックがリアルで出来が良いだけに、肝心の核の部分での表現の貧困さが余計に際立ってしまったという、実に皮肉な結果となった。
6点(2003-07-07 00:37:43)
18.  ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
家族に愛されたいと願う父親と、大人になる事を拒否したかように生きる三人の元天才児とを巡る、一種のお伽噺。ここに登場する人物はいかにも個性豊か・・・と言うよりもかなりクセのある、要するに意思の疎通を欠いたダメ人間ばかり。個々のファッションのこだわり方などは、実にバラエティに富んでいて、そのことでアイデンティティーを確立しているようでもある。で、ストーリーはと言うと、大部分が様々なエピソードを章仕立てで語られていくと言う正統派的なところが、むしろユニークだとも言える。かなり高く評価されている作品だが、本当の面白さを理解しえていないというのが正直な感想だ。ここで描かれるテネンバウム家にこよなく愛着を感じるか否かで、大きく評価が分かれる類の作品だと思う。
6点(2002-12-25 18:03:29)
19.  13ゴースト(2001)
こういった“お化け屋敷モノ”は、ストーリーなどあって無きが如しで、要はどのような仕掛けでいかに観客を怖がらせてくれるかがポイント。“全米を恐怖に陥れた作品”というフレコミだが、怖いと言うよりは凄まじいと言ったほうが妥当かも知れない。それほどこの作品に登場する様々な幽霊たち(・・・と言うよりゾンビに近い)は極めて攻撃的・暴力的で、主人公たちを執拗に追い詰め、積極果敢に痛めつける。“彼ら”のその特殊メイク及びコスチュームの凝りようから、むしろ中世の戦士のイメージに近い。だからRPGの映画化といった趣きを感じる作品となっている。それにしても舞台となる近代建築の粋を集めたようなセットデザインは特筆モノで、広大な部屋といい迷路のような通路といい、そのほとんどの壁面・天井・床がガラス張りという凝りようで、CGを駆使した視覚効果も含め、制作費の大部分がここに費やされているのではないだろうか。
6点(2002-11-25 00:15:02)(良:1票)
20.  ザ・ワン
「マトリックス2」への出演以来を断ってまで本作に拘っただけの成果があったのだろうか。期待していたのは“125人のJ・リー”とやらの一大バトルだったのに、肝心のその部分はストーリー上で語られるだけで(要するに映画的には既に決着済みで)結局最後の“もう一人のJ・リー”と闘うことだけに焦点が充てられるという、見事に肩透かしを喰らってしまった。それならそれでもう少しストーリーに工夫やヒネリがあってもよさそうなものなのに・・・。これでは所詮、普通のアクション映画(どこかで見たような)の域を一歩も出ていないではないか。
6点(2002-06-14 23:29:22)
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