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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2691
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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21.  都会の牙(1950) 《ネタバレ》 
警察署廊下を歩く男の後ろ姿に被さるオープニングクレジット、ディミトリ・ティオムキンの音楽も相まって漂うノワールの雰囲気に「これは当たりかも」 冒頭での「殺人事件がありました」「何時?」「昨日」「被害者は?」「私です」に「これは大当たりかも」 遅効性の毒物を盛られ余命1日、長くて1週間の宣告を受ける迄はモタつきを感じましたが、そこからの怒濤の展開は目が離せなく(集中していないと話に置いてきぼりにされます)見た目冴えない田舎の会計士なのに探偵ばりの活躍は、死ぬ気になれば何でも出来るを超えた死が確定した者のそれを成し遂げなければ死んでも死にきれないという気迫が度々の全力疾走に表れて胸熱に。ラストショットの D.O.A. が切な過ぎます。 本作で唯一知っていたネヴィル・ブランドは病的な小悪党を演じさせたら右に出る者無しの持ち味発揮でノワールを盛り上げてくれました。名匠ルドルフ・マテの秀作であり掘り出し物の逸品です。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-13 03:54:19)
22.  透明人間(1933) 《ネタバレ》 
クロード・レインズ映画初出演にして主演作。透明人間なので殆ど声優さん状態ですが、根は善良で恋人想いの科学者が薬の作用で狂って極悪非道な殺人鬼になってゆく様を迫力満点に表現しており、ケンプ殺害シーンは鬼気迫るものでした。リアルタイムで観た人は腰を抜かしたかもしれない数々の映像は怖さとユーモアが入り混じる今観ても遜色ないものです。年貢の納め時となった雪上の足跡や遂に素顔(男前!!)を晒す際の見せ方のセンスには感嘆しました。短い尺でありながら見応え満点の傑作です。
[インターネット(字幕)] 9点(2021-02-28 01:33:16)
23.  ドリアン・グレイの肖像(1945)
1972年版鑑賞済で展開は織り込み済み。全編に亘って細部まで作り込まれた端正なモノクロ画面に見惚れました。初めて目にするハード・ハットフィールドの無機質な美しさが忘れ難い。ジョージ・サンダースはナイスキャスティング。持ち味である天下一品の嫌らしさを本作でも発揮しておりました。「顔は自ら作り上げるもの」が思い浮かんだ印象深い逸品。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-23 01:09:54)(良:1票)
24.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 
ジェシカ・タンディ目当ての鑑賞。ロンメル夫人役での気品、気骨ある姿が39年後80歳での本作でも見受けられ、オスカー受賞が眩し過ぎます。戦後ディープサウスを舞台に職質警官「ユダヤ婆さんと黒人爺さんって(嘲笑)いい取り合わせだな」が示す生き辛かったであろう世の中で片や遮二無二片やしなやかに生きて来た二人が主従関係を超えた間柄になってゆく物語。しみじみさせられている時に不意打ちを食らいました。手が震えるデイジーに代わってパイを口に運んであげるホーク「もう一口」 アカン・・ 堪える間も無くボロ泣きとあいなりました。ハンス・ジマーもいい仕事をしており作品賞文句なしの傑作です。
[DVD(字幕)] 9点(2021-01-07 01:59:40)(良:1票)
25.  トップ・ハット
人違い勘違いラブコメ。ベタな展開はじれったいけれど、そこに文句をつけるのはアステア作品では野暮の骨頂と言い聞かせる。元気をいただけるものではなかったけれど、華麗で優美なステップに魅入ったひと時でありました。
[DVD(字幕)] 7点(2020-11-07 15:21:25)
26.  ドント・ウォーリー 《ネタバレ》 
他人を赦す、自分を赦す。難しくて出来そうもありませんが、出来たジョン・キャラハンの姿が眩しく映りました。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-11-01 03:17:19)
27.  ドクター・モローの島 《ネタバレ》 
初見。冒頭からラストまで飽きる事ない展開で見応えがありました。ただのマッドサイエンティストものかと思いきや、名優バート・ランカスターの宙吊り遺体から愛情・信頼が皆無の力だけで押さえつける主従関係の危うさを考えさせられました。終盤の本物の猛獣達との肉弾戦は特筆もののド迫力。この獣達は生まれた時から愛情かけて育てられたのでしょう。モローの歪んだ心を浮かび上がらせるものでした。私が観たのはハッピーエンドバージョン。別バージョンだったら+1点ですかね。
[DVD(字幕)] 7点(2020-09-07 16:23:32)(良:1票)
28.  ドクター・スリープ
DVDジャケットから極悪ユアン・マクレガーへの膨らんだ期待は残念無念の空振り。ホラー感の無い物語は他愛なく退屈。オーバールックホテルへ向かうシーンで初めて覚醒。なんちゃってジャック・ニコルソン(+1点)を筆頭に懐かしさに浸るひとときを。決着のつけかたは無理筋無くよく考えられていました。
[DVD(字幕)] 7点(2020-08-28 13:03:10)
29.  虎鮫 《ネタバレ》 
マイク・マスカレーニャス船長、パイプス、キータ。三人の先行きは予感したとおりでした。本作でもエドワード・G・ロビンソン名人芸を堪能させてもらいました。二言目には「太平洋一の・・・・」と吠える超俺様キャラをベースに仕事師で部下思いの親分肌、そのキャラがたたって女性にはもてない。けれどキータに見せる優しさと人懐っこさ。それぞれに魅入ります。不貞現場を目の当たりにした際のパイプスに向ける視線で刺し殺せる程の怒りとキータに向ける潤んだ瞳での身もだえせんばかりの悲しみは、歌舞伎でいうところの「エドワード!!!」叫びたくなる名場面でした。リプレイタイム出来ないのが残念。また、マグロ一本釣りの模様が異様なほどに丹念に示されて、鮫の襲来と併せてもの凄い迫力であり、見どころの一つでありました。昭和7年にこのような力作が製作されているのに驚いています。
[映画館(字幕)] 8点(2020-07-05 20:03:16)
30.  砦の29人
アパッチ対騎兵隊ものの異色作。アパッチの妻を殺されたジェームズ・ガーナー、アパッチにさらわれ酋長の息子の子を産んだビビ・アンデショーンと彼女の夫デニス・ウィーバー、準主役扱いの元伍長シドニー・ポワチエ。奥が深そうでさにあらずといった脚本で、結局のところは何時もながらの描写での残忍なアパッチとの対決模様がメインの物足りない作品。大昔に観て殆ど覚えていない「ソルジャー・ブルー」を観たくなりました。
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-31 18:39:46)
31.  突撃(1957) 《ネタバレ》 
カーク・ダグラスなので3人の処刑回避とアドルフ・マンジューをぶちのめすのを期待したけれど、そんな安い話ではありませんでした。観るに堪えない将軍二人の言動は絵空事であって欲しいと心底願うのですが、実話であって1975年迄フランスでは上映禁止だったそうで。ドン引きです。短い尺に収めきった不条理な人間模様、生死紙一重の突撃模様。当時29歳スタンリー・キューブリックの仕事ぶりに脱帽です。 そして彼に活躍の場を与えたカーク・ダグラスにも感心するところです。
[DVD(字幕)] 7点(2020-05-04 19:58:45)
32.  東京スパイ大作戦
「田中上奏文」をめぐる新聞記者と日本当局との闘いが描かれています。舞台は東京で街並みや語られる日本語は許容範囲。首相を始めとする当局面々はアメリカ人が演じており、これもあまり違和感なく、とりわけトージョー大佐が本人ソックリでビックリ。陛下の写真に接する姿も好感持てるもので、真面目に作られているのを感じます。 キャグニーは善玉なのでキレッキレ具合は抑制されているものの、パリッとしてシャキッとして色気があって、いつも通りのオーラ全開。嗜んでいる柔道を活かしたスタント無しの対決模様は「コマンドー」を思い出したなかなかのもの。(形勢不利でパンチを繰り出すのはチョット・・・ですが) 脚本とシルヴィア・シドニーの役どころがイマイチで手に汗握る事無かったのがじれったいところであり、1945年春に公開されているというのにため息が出ました。 邦題は盛り過ぎです。
[DVD(字幕)] 6点(2020-05-02 14:55:11)
33.  トレマーズ
恒例化しつつある(泣)レンタル理由が思い出せない本作。人口14人の町民+3人 VS 怪物は、単に気色悪いだけで恐怖感皆無の怪物を半笑いで眺めておりました。ストーリーへのツッコミは野暮でしょう。織田裕二に見えて仕方なかった若い!ケヴィン・ベーコンがこういうのに出演しているのが驚きであり+1点です。
[DVD(字幕)] 4点(2020-04-24 01:39:58)
34.  都会の叫び 《ネタバレ》 
キン肉マンのイメージを覆すヴィクター・マチュアの激シブさにメロメロですわ。幼馴染を背中から撃つ決着、泣きじゃくる犯人の弟。たまりませんわ。「汚れた顔の天使」には及ばないものの手に汗握った傑作。観に行けばよかったなぁ、激しく後悔。
[DVD(字幕)] 9点(2019-09-19 01:20:43)
35.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 
「肉弾鬼中隊」(1934) に大きな影響を受けていると思われる本作は、生き残りを懸けた男達の人間模様に於いてアルドリッチ節全開にして見応え十二分。一押しはリチャード・アッテンボロー。ジェームズ・スチュワートとハーディ・クリューガーの間に立っての物事の本質を見極めた調整役で、プロペラが回った際の感無量な姿にこちらも感無量「本当にお疲れ様でした。良かったですね」 着陸シーンが無かったので-1点だけど贅沢言ったらダメですかね。
[DVD(字幕)] 8点(2019-08-03 18:38:54)
36.  泥棒貴族 《ネタバレ》 
掘り出し物の傑作。脚本、キャスティング、音楽、舞台セット、全てが絶妙の小粋なクライムコメディ。最後の最後まで騙されてしまったのが心地良く余韻に浸ります。本作のMVPと言えるハーバート・ロムが絶品でありました。余談ながら、本作のリメイクがモネゲームと知り心底仰天。傑作を超絶愚作に貶めた罪深さにあの時の煮えくり返る思いが甦ります。
[DVD(字幕)] 8点(2019-06-24 00:16:18)(良:1票)
37.  トレイン・ミッション
通勤電車内の限られた舞台でのサスペンスは飽きさせない展開ではあったものの、ドンピシャのタイミングでかかってくる電話、60半ばのリーアム・ニーソンの現実離れ加減が激しいアクションシーンを始めとするつっこみ所が多くて興に乗れなかった。更にこれを言っちゃ身も蓋もないのが、何年間もの通勤ラッシュ経験者として、何時もと違う乗客と言われても・・・・優雅な特急列車通勤じゃあるまいに・・・・
[DVD(字幕)] 6点(2019-03-20 23:30:45)
38.  東京暗黒街・竹の家
国辱映画として名高い本作でしたが、まさしく掘り出し物の逸品で、何でも自分の目で確かめなきゃならんと改めて思う次第。室内描写は珍妙なものの悪意は感じられず許容範囲。私は昭和38年生まれですが、カラーで描かれた昭和30年の東京・横浜の街並みが感慨深く、デパート屋上での嬉しくて仕方がなかった記憶が甦りました。その舞台を背景にギャング団と潜入捜査官とマリコさんが繰り広げる物語も実に見応えあるもので、サンディ、エディ、グリフの三角関係が奥行きを与えていてサンディ役のロバート・ライアンが絶品でした。印象深い演出がてんこ盛りの中で圧巻はデパート屋上に於ける銃撃戦で何時までも記憶に残るであろう見事なシーンでした。
[DVD(字幕)] 8点(2019-01-19 19:39:47)
39.  トコリの橋 《ネタバレ》 
二人の息子が戦死して妻と息子の嫁の精神と一家が崩壊した提督、出撃前夜のブルーベイカー大尉の怯え、もうダメかもわからないけど何とか助からないものかとの願いが叶わない大尉の最期、ラストショットの提督。反戦を強く感じる作品。発艦、帰艦、空中戦の特筆もののリアルさに命を懸けて他人の命を奪う仕事の無情さを味わう。重厚なフレデリック・マーチ、精悍なウィリアム・ホールデンにそぐわない珍妙な日本描写が残念。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-16 22:07:07)
40.  トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男 《ネタバレ》 
エドワード・G・ロビンソンが卑劣な(多分)圧力に屈してしまった姿が物凄い衝撃。信じられなくて悔しくて悲しくてやり切れない。公聴会での証言後ジョン・ウェイン(だったか)が「これで仕事の依頼が殺到するよ」と言うのに撃ち殺してやりたいと思った。トランボの不屈の精神に感嘆すると共に類い稀な才能と妻子の支えと偽名が使える脚本家であればこその復活劇。 エリア・カザンが出てこなかったのは何故か、一介のコラムニストがあそこまでふんぞり返っているのは何故か(ヘレン・ミレンのクソババアぶりがナイス)、トランボの政治信条は如何なるものだったのか。何を思ってこんな邦題をつけたのか。疑問がいっぱい。 トランボの受賞スピーチと聞き入るエディの姿に涙が溢れた。 どんな事があっても裏切りはアカン。裏切って苦しむ(のなら)裏切られるほうがマシやわなぁ。 わたしは、良心を今年の流行に合わせて切断するようなことはできません、と突っぱねたリリアン・ヘルマンのような者もいたのに。 ハァ~、知りたくなかったなぁ・・・
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-23 02:12:19)(良:1票)
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