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コメント数 2394
性別 男性
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1.  トラフィック(2000)
インディーズ嫌いの私は、黄色く褪せた手持ちカメラの映像で「やっぱり…」と一旦がっかりしたんですが、その後どんどんと物語に引き込まれていく。激しい場面転換の続く複雑な物語を、シーン毎の色分けで表現するなんてすごい(そうなるとコマ落ちのような編集の味も解ってくる)。アメリカでは麻薬取締の最高責任者が敗北を認めたみたいな展開で話題になったそうですが、それぞれのエピソードに希望の持てるラストが用意されており、決して誰も敗北していない。無罪になった麻薬密輸人の捜査は執拗に行われ、いずれ有罪が立証されるでしょう。ダグラス演じる判事も家庭での戦いに勝利し、いずれより大きな戦いへと戻っていく。メキシコでは子供達が健全に遊び、麻薬に手を着ける割合も確実に減っていく。…そう信じたい。とにかくちっとも嘘臭くない希有なアメリカ映画です。で、思わず8点献上。
8点(2001-12-06 22:47:43)(良:1票)
2.  12モンキーズ
テリー・ギリアムの世界観が受け入れられるか、られないかで評価の分かれるところだと思います。私好きです。夢、廃墟の街、12モンキーズのビラ、それらが収束した時、終末が訪れます。良くできた映画だと思ってるので8点献上。
8点(2001-08-01 17:35:03)
3.  ドリームガールズ(2006)
(ちょっと長め) 全体的に少し駆け足気味の印象ながら、中盤以降は一曲一曲をじっくりと聴かせてくれる上、それぞれのパフォーマンスが素晴らしいので、満腹感の高い上質のブラック・ミュージカル映画に仕上がってると思います(前半の曲はストーリーを語る様に構成され、後半は登場人物の心情を切々と語る)。カーテンコール風のエンド・タイトルも中々洒落てます。そして特筆すべきは、アカデミー助演女優賞にもノミネートされた新人ジェニファー・ハドソン。物語的には彼女の演じるエフィが主人公と言っても良い位なので、むしろ主演女優賞候補でも不思議は無い。ジェームズ・ブラウンの「プリーズ、プリーズ、プリーズ」を思わせる“And I Am Telling You I'm Not Going”は圧巻。その後の“I Am Changing”も泣かせます。アカデミー賞俳優のジェイミー・フォックスも、主役扱いのビヨンセも彼女の前では霞んで見えます。時代性も良く再現されてるので、モータウン・サウンドが好きな人には特にお薦めします。ただ戸田奈津子には、もうミュージカル映画の翻訳はやらせないで欲しいと思いました…、7点献上。
[試写会(字幕)] 7点(2007-02-03 00:05:20)(笑:1票) (良:1票)
4.  トランスアメリカ 《ネタバレ》 
前半は確かに淡々とした展開ながら、性同一性障害を抱える人間(しかも人の親)の複雑で微妙な心情は良く表現できていたと思う。彼らの旅の目的地は西海岸ですが、本作の目的地はブリーの実家。彼(彼女)は息子だけでなく、家族全員との決着をつける必要があったのです。そして、性転換手術をして晴れて「女性」になった父親と、希望通りポルノ男優になったゲイの息子の間に芽生える新たな絆。ブリーの心の中に育まれたものが母性愛なのか父性愛なのか判りませんが、「親の愛情」であることには変わりない。保守的な人からすれば悪夢の様な光景かもしれませんけど、これが白黒・左右・男女の境界が曖昧な現代のハッピーエンド。“trans-family”も紛れも無い家族の形の一つです、7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2006-08-12 00:04:38)
5.  ドライビング Miss デイジー
ほのぼのとしたヒューマン・コメディの体裁をとった小品ですけど、この映画の主題は「老い」でも「差別」でも「友情」でもなく、明らかに「アフリカ系アメリカ人の地位向上の歴史」にある。ポイントポイントのエピソードは差別問題を提起するのではなく、ずっと同じ仕事に就きながら、確実に暮らし向きの良くなっていくモーガン・フリーマンを描いている(最終的に文盲の使用人の孫は大学に通ってる)。そう考えれば、心優しき裕福な保守層が選ぶ作品として、アカデミー賞は非常に相応しいんじゃないでしょうか。特に感心するのは、僅か98分で30年近くを見せきる構成と、その作り込み。「○年」等というキャプションに頼ることなく、自動車と風俗とメイクと演技だけで確実に時代を表現できてる。これぞ映画の醍醐味ですヨ、7点献上。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-19 00:05:34)(良:2票)
6.  トイ・ストーリー2
皆さんと比べて何故か続編を評価する傾向にある私は、このシリーズに於いても問答無用で本続編を評価します。最初の企画はビデオ・リリースのみだったというのが信じられないクォリティの高さ。また、私は鑑賞の順番が逆になってしまいましたが、本作には「モンスターズ・インク」の原型とも言える物語的ダイナミズムと技術的エッセンスが惜しげも無く詰め込まれています。そして続編でこそ味わえる面白さも抜かり無く用意されてる。ここまで妥協の無い且つ子供向けの良質なエンターテインメントには敬意を表したい。しかし、「モンスターズ~」を先に観てしまったという自身の落ち度の所為で7点献上。
7点(2003-05-13 07:15:12)
7.  トイ・ストーリー
ものすごく良くできた冒険活劇。ウッディとバズのキャラクター設定の勝利。しかし、いかんせんCGでは人間と玩具の区別がつかない(人間を登場させなければ良かったのに…)。特にMacファンでもないけど、スティーブ・ジョブスのフロンティア・スピリットには敬服します、ってことで7点献上。
7点(2001-08-13 12:37:39)
8.  遠い空の向こうに
クリス・クーパー、頑固親父が最高のはまり役。ローラ・ダーンも(重要だけど)超脇役ながら諭すような笑顔が印象的。オープニングのスプートニク打ち上げ成功のナレーションのシーンだけで主人公達が住む町が分かり、そこに誘われるような感覚にさせるのはすごい。やっぱり感動するように作っているからズルイと思うけど、こりゃ感動するって。7点献上。
7点(2001-08-11 21:39:03)
9.  ドンファン(1995)
私はマーロン・ブランドの方に男のロマンを感じました。結局最後までドン・ファンが何者か分からず、本物なのか、ただのいかれぽんちなのか? ま、ファンタジー映画なので許しましょう。7点献上。
7点(2001-08-01 17:43:44)
10.  トゥモロー・ワールド
カメラは主人公から決して離れず、ワンシーン・ワンカットを貫く。観客は主人公の見る世界と同じ世界を見ながら「トゥモロー・ワールド」を進んで行く。大規模なアクション・シークェンスも緻密な計算と、それとは判らないデジタル処理で恐ろしくリアルに作りこんである。また、切り返しのシーン等ではドグマみたいにカメラを振る様な愚かなことはせず、きっちりとカットを割り、観客にカメラの存在を意識させない。本作はアルフォンソ・キュアロンのこだわりとセンスが遺憾なく発揮された仕上がりです。しかし「主人公の見る世界」しか描かれない為、肝心の「ヒューマン・プロジェクト」の実態や不妊への対応、そしてキーの秘密等、物語の設定が掘り下げられていないことには不満が残りました。それでもSF映画のスタイルとしては非常に新しく、一見の価値ある作品だと思います。それに、子孫を残せなくなる人類というのは、かなり現実感のある題材じゃないでしょうか、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-11-30 00:08:27)(良:1票)
11.  トランスポーター2
ホントにあり得ないアクション・シーンのてんこ盛り。尺は更に短くなれど、前作が大人しく見える程パワー・アップしてます(ほとんど「チャーリーズ・エンジェル:フルスロットル」の域。何回か笑っちゃいました)。「細菌テロ」という設定の割には非常に小ぢんまりした展開だし、ストーリー的な説得力は皆無と言ってもいいですけど、これなら「1」より全然楽しめます。格闘シーンには、例によって往年のジャッキー映画を髣髴とさせる激しくも楽しい殺陣が付けられ、スー・チーからバトンを受けたケイト・ノタ嬢は全編ランジェリー姿でセクシー度もアップ。常にダークスーツを着こなすジェイソン・ステイサムも渋さが増してました。一番凄かったのは、どんな状況になっても埃一つ、傷一つ付かないアウディA8でしょうか…(欲しい)、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2006-05-29 00:27:13)
12.  ドクター・ドリトル2
続編好きの私から言わせて貰えれば、全然こっちの方が面白い。ドリトル先生の周辺の騒動だけで終わってた前作に対し、こちらは世界がグッと広がって、動物達も家畜主体から野生動物主体になり、先生の家族にもちゃんとエピソードが与えられてます。また、企業vs環境保護という今日的問題をベースにした上で、動物と人間でバディ・ムービーを再現しており、物語の焦点を色恋沙汰にしたお陰もあって、充分大人も楽しめると思います。もちろん、甘々であり得ない展開のファンタジー・コメディに違いありませんが、前作のテーマよりはよっぽど好感が持てました、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2006-01-14 00:02:29)
13.  ドグマ
カトリックを茶化すと言っても、教義の揚げ足を取る様な辛辣なものではなく、神は女に「見える」であるとか、キリストは黒人であるとか、これまで散々言われてきた「単なるギャグ」レベル。辛辣だと思ったのは、オープニングで「まっと・でぇもん」が尼僧に逆布教するシーン位でしょうか。教会を怒らせたのはキリストに異父兄弟(?)がいるって辺りかな? でもマリアがキリストを身篭ったってことは、逆に神と不貞を働いたってことにはならんのかね? ま、そんなことはどーでもいいですけど…。私には初のケビン・スミス作品でしたが、宗教以外の部分でも充分楽しめたので、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-03 00:07:52)
14.  トロイ(2004)
私は、本作のタイトルはストレートに「アキレス(2004)」で良かったような気がします。完全にアキレスが主役なので、コトの発端となる、もの凄く重大事である筈のパリスとヘレンの不倫、そして二人のエピソードはほとんど描かれない。また、男優にギャラを使い果たしてしまったのか、女優が余りにも小粒でバランスが悪い(特にヘレンには美の説得力が欠けてる)。大艦隊・大軍勢の映像に、既に驚きを感じなくなってしまった自分にも怖い気がします(つまり、もうそんなモノはハリウッド映画の売りにはならない)。そんな中で一番燃えたのは、やっぱりアキレスとヘクトルの一騎打ち。それぞれの戦闘スタイルに個性を持たせた殺陣の演出、迫力あるカメラワークと、ここは久々に「見せる戦い」のシーンでした。という訳で6点献上。
6点(2004-11-26 00:13:51)
15.  トロイのヘレン
もちろん基本ストーリーは「トロイ」と同じですけど、本作の主人公はパリス。彼とヘレンの出会い、深まる禁断の愛、強大な敵国の后を奪い取ったことへの国中の批判等、「トロイ」では描かれなかったことが過不足なく描かれていきます。大艦隊・大軍勢の映像、城壁攻め合戦シーン等も、半世紀後の作品に全く負けてません。もちろん当時CG等ある筈が無く、ほとんどがセットとエキストラ。これは見応えがあります。しかし、本作で最も見応えのあるものは、ロッサナ・ポデスタ嬢の飛び抜けた美貌。彼女のヘレンは、パリスじゃなくたって連れて帰りたくなるってもんです、6点献上。
6点(2004-11-26 00:13:30)
16.  トランスポーター
ま、ほとんど「TAXI」シリーズと変わらないノリだし、ストーリーも破綻しまくりですけど、かつてのジャッキー・チェンを臆面も無くパクった作風に私は却って好感を持ちました。本作は馬鹿っぽい銃撃戦やカー・アクションと、アナログチックな殺陣を見せる為だけの映画なので、話なんて邪魔になるだけです。私も含めたアジアの観客はスー・チーのキュートな魅力を堪能出来ますけど、世界市場を狙った本作に於いては、彼女でさえ香港風味を出す為だけのエッセンスに過ぎない。そーゆー映画なので、中身やタイトルに惑わされず、昔の香港映画の様に楽しみたいです、6点献上。
6点(2004-10-13 23:16:43)
17.  ドラムライン
アメリカの大学フットボールは日本の六大学野球なんか問題にならない程、それはもの凄い盛り上がりです。そこでチア・リーディングと共に演じられるのがブラスバンドによる応援合戦。この応援自体も「チアーズ」でも描かれていた様に独立した競技となってます。話自体は米南部の大学の名門ブラスバンド部に(ドラムの)奨学金付きで入学した黒人青年の自惚れと挫折、そしてチームの融和に恋愛を絡めたお馴染みの青春ストーリー。しかし、(日本のいわゆる応援団もそうなんでしょうが)ほとんど過酷なスポーツと化しているブラスバンド部という設定は目新しく、私は新鮮に観る事ができました。部のコーチがアース・ウインド&ファイアこそがブラック・ミュージックの原点であると部員に説明したのも好印象です、6点献上。
6点(2004-01-09 14:58:26)
18.  トゥームレイダー2
極寒の地に於いてさえも薄着を貫き通すとゆー、ひたすらアンジーのボヨヨンにおんぶに抱っこだったバカ映画の続編とは思えない出来の良さ。監督がヤン・デ・ボンになった所為でしょうか、前作とは別物です。オープニングとクライマックスはやっぱり「レイダース」風ながら、中盤はどっちかと言うと「007」風になってます。空撮の俯瞰からの寄りが多用されてるのも私的にポイント高し。もちろん手垢の付いた手法ですけど、物語を語り且つスケール感を演出するには持って来いの手法なんです。何ヶ所かゾクゾクっとしてしまうカットも観せて貰えました。これが「スピード」以来不発を続けていたデ・ボンの実力なんでしょうか?(本作にスピルバーグは絡んでないんですか?) 6点献上。
6点(2003-08-14 06:33:35)(良:1票)
19.  透明人間(1992)
「スプラッシュ」でブレイクしたと見せかけて、実は今に至ってもB級女優のままのダリル・ハンナ。何故なのか考えてみる。それは、この世の者っぽくない美しさの所為ではないか。人魚やレプリカントや巨人や透明人間の相手役はハマっても、普通の女からは逸脱してしまう美しさの不幸。四十路を超えての再ブレイクを期待します。ところで、異様に小綺麗にまとまった本作は断じてカーペンター映画ではない。極々普通の映画。しかし、脚本や音楽をカーペンターに任せたとしても、決して傑作には成り得ない所が悔しい所でもあります、6点献上。
6点(2003-01-12 18:50:47)
20.  トリプルX
初期の「007」シリーズを今風に、そしてアメリカ風にしたスパイ映画(これはパロディに近いぞ。ジェームズ・ボンドを相当意識している事は、パラシュートの模様とエンド・タイトル・バックでも明らか)。世界転覆を狙う悪の秘密結社、数々のスパイ・グッズ、XカーにXガール(このビッチがダリオ・アルジェントの娘!)と、やってることは昔と全く変わりませんが、重量級のド迫力スタント・アクションは300%増量。特に前半のバイク・スタントと、巨大雪崩と競争するスノボーのシーンはスゴイ! これぞ大画面・大音響で体験すべし。しかし、主役のXはどんなワルかと思ったら、アウトドア・スポーツ万能、タバコも吸わない、人も殺さないという健全な好青年だったのは減点対象だなぁ…、6点献上。
6点(2002-10-06 18:45:42)(良:2票)
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