1. お熱いのがお好き
素晴らしい。現代の脚本家なら誰もがやってみたいシチュエーションを先取りしている。ギャングから逃げるくだり、そしてなんといってもフィールディング3世の存在が効いている。まさかここまでのキーマンになるとは。キスシーンとダンスシーンのスイッチング場面は最高。正直初マリリンモンローだったんだけど、神聖化されるのが良く判るキュートさだった。。情婦でビリーワイルダーを知り彼を追ってこの作品だったんだけど、めぐり合えて幸せ。そしてここの良コメントプラスコメントを読んで一層この作品が好きになりました。現代までつながるお手本のようなコメディ。 [DVD(字幕)] 9点(2019-09-21 19:18:29) |
2. オズの魔法使
80年前の作品なのでもはや批評はやぼ。ドロシーの愛らしさと歌声に魅せられる、犬のトトの動きがあり得ないくらい素晴らしい。名犬。幼い女の子がいたらまず見せてあげたい作品。時々英語教材で使われるのが多い作品、なんとなく定型的なフレーズが多いので勉強になる。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-09-07 12:20:03)(良:1票) |
3. オーシャンズ8
盗みネタに「おお!」というところがないので、大物女優のよる定番的なスタイリッシュムービーになってる。少し御都合が良すぎるのも気になる。オーシャンズ11みたいにこれでいいのだ的な吹っ切れたところがあったら良かったのだが。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-02-24 14:56:27) |
4. オリエント急行殺人事件(2017)
オリジナルの内容も忘れかけていて、新鮮にみることができた。車窓から見る雄大な風景にオリエント急行での旅に憧れる。今回はポワロ氏の葛藤の表現が優れていた。ちょっとテンポ悪いところもあったけど、オチに向かうラスト15分のたたみこみは見事だった。 [映画館(字幕)] 6点(2018-01-15 20:48:11) |
5. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 リセットもの今まで結構みたけど、今作も十分楽しめた。戦闘ものにもぶちこんできたんだなあ。なんとなく発想が三国無双やRPGしててやられ続けながらレベルアップそしてリセット、最終ゴールを目指すというのに似ている。ゲーム世代の発想。途中アルファオメガの関係?が理解しづらかったけど、なんとか終盤にきて理解。エミリーブラントの戦士ぷりに萌える。トムクルーズのとびきりの笑顔で作品締めるというのはお約束。結局印象に残るのはラブストーリーのほうなんだよね。リタが恋人の話題振られて300回死ぬシーン見たというのをフリにして、小屋に行ってトムクルーズの切なそうな顔。またリタが死ぬシーン見るんだという、そして彼もまたリタを助けるために何度もリセットしてきたんだという。愛する人ために何度もリセットして叶わずそのたび悲しい思いをしてきたのは、リタもケイジも同じ。リタにとっては1日の人かもしれないけど、ケイジにとっては何百日も過ごした人なんだから愛して当然。もしかしたらリタの恋人フレデリクスの関係もループ能力得て失ってで始まり、、リタとケイジの関係の輪廻にされたのかもしれない。余談だけど、トムクルーズは不死になったということなんだろうなあ。80歳で天寿全うしても、また人生やり直し。それはそれで大変ではある。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-05-03 11:25:26) |
6. 黄金のアデーレ 名画の帰還
《ネタバレ》 名画に関する因縁を解きほぐしていくという点で興味深く観ることができた。ナチスもの法廷もの家族ものいろんなテーマ性があって散漫になるところがあったけど、自分としては家族ものとしてラストは涙して観た。クリムトの絵の華やかさとウィーンの街並みの美しさと真逆のナチスの乱行。この時点でマリアへの肩入れは確実なんだけど、自分としてはオーストリアに名画を残してあげる決着だったらなお良しだったんだけど。この作品はエレンミレンの名演あってこそ。序盤の彼女の演技でこの作品は即良作だと直感した。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-08-28 16:52:31)(良:1票) |
7. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 ドキュメンタリーのように感じさせるのがリドリースコットの力量。そして彼らしく、宇宙を描く画はスバ抜けている。だからこその感情移入。そしてマットデイモンの存在感でこの映画の評価が上がる。ストーリー構成としてはだいたいこっちの想定通りに進むまさしくこれぞ予定調和なんだが、また言うけど絵作りの良さで引き込まれてしまう。火星の赤茶や宇宙船やローバーの意匠は良かったなあ。その宇宙的な絵構成で発芽した黄緑はあまりに美しくて愛おしくて心動かされた。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-06-18 14:37:34) |
8. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 映像、CGの鮮やかさ、や近未来の意匠には素晴らしいものがありました。大スターのトムクルーズだからこその見ごたえもありました。が、内容としては、最初はトータルリコール風、次はテーマが月に囚われた男風、最後はインデペンデンスデイ風と、ドローンはターミネーター風か、すぐに連想されるものばかりなのが非常に残念。最後敵役があまりにあっさりやられるのも物足りない。女優さんがとてもきれいなのはプラス点。こういった役どころはトムクルーズが随一だと思うのだけど、そろそろ限界かな。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-02-05 14:20:28) |
9. 奥さまは魔女(2005)
ニコールキッドマンが主演ということで彼女目当てに鑑賞開始。大女優の二コールキッドマンがよく受けてくれたなと。しかも実質主人公はジャックだもんね。でもさすが彼女の作品になっていたし、気楽に楽しく観れたんでよし。二コールのスタイルの良さに話そっちのけで見入ってしまった。かわいらしさも満点。ぶりっこ演出にちとやりすぎ、無理感もあるけどね。 ウィルファレルがずっとこまわり君とか伊良部さんにみえてた。 [地上波(吹替)] 5点(2013-09-15 20:41:46) |
10. オーロラの彼方へ
良い作品だ。ベースボール消防士父子愛。いかにもアメリカ映画が好みそうならしい雰囲気がでてる。デニスクエイドはいかにもアメリカの力強いというお父さんを好演。適役だね。題材も演出もアナログ感もある感じで今風とちょっと違うレトロ感もまとってよい感じ。大オチのデニスクエイドの台詞、やっぱりグッとくるものがあった。佳作。大作ではないけど、こういう作品に出合うと、なんか嬉しい! [DVD(字幕)] 9点(2011-12-17 11:39:06) |
11. オープン・ウォーター
実話とふってあって、映像もドキュメンタリー風。恐怖感とか絶望感は伝わってくるがいかんせんそれだけで引っ張るのはいかにもつらい。 [DVD(字幕)] 4点(2010-07-24 15:05:35) |
12. オーシャンズ13
ちょっとテンポが悪かったかな。この手は作品にはスピード感も必要だし。ビックスターが大勢出てるんで全般的に散漫な感じがある。もっと1つのネタやシーンにグッと集中して盛り上がりが欲しかった。 [地上波(吹替)] 5点(2010-05-01 14:17:40) |
13. オーシャンズ11
軽いノリで作られている、こっちも力いれずに楽に見られる。豪華キャストとラスベガス映像はいいね。マットデイモンのかげがうすくなる位だ。もうちょっと活躍させてもいいのにもったいないとこっちが心配してしまう。ストーリー的にはコクもないけど、オシャレな映画だった。 [地上波(吹替)] 6点(2008-11-03 09:57:44) |
14. 狼たちの午後
ソードフィッシュのトラボルトに触発されて鑑賞。彼の言うとおり素晴しかったです。銀行強盗なのに緊迫感もなく、どことなくコメディ調で淡々と流れ、行員だけでなくこっちまでお金手に入れてねと思い入れが入ってきたとたん、やはり銀行強盗、現実に戻ったら冷酷なまでの結末。昼間の眩しいまでの明るい映像と夜のサーチライト舞う冷たさを感じさせる空港の映像。そのコントラスト。ラストのアルパチーノの絶望とも後悔ともとれる表情は映画史に残ってもいいのでは思うほどです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-06-03 16:21:26) |