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1.  ハードエイト 《ネタバレ》 
何かが起こりそうで起こらない、程良いスリルで引っ張る前半はなかなかの内容でした。モーテルの一室で延々続く中盤も、いい感じの盛り上がりになっています。しかし、そこまでと比較すると終盤は特にひねりがなく、ジョン・Cとグウィネスが消えてしまったこともあって、収縮した終わり方になってしまいました。最初に凄腕ギャンブラーという仕込みがあって、しかもこのタイトルなのですから、その辺で何かなかったのかと思ってしまいます。ただし、P・B・ホールの終始安定した存在感はさすがであり、ほかにあまり主演作が見当たらないのが不思議です。あと、エンディングテーマがエイミー・マンとマイケル・ペンの夫婦デュエットなのはポイントが高い。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2024-02-29 00:22:02)
2.  ハーフネルソン
ダメ中学教師と女子生徒のどうのこうのがやりたかったんだろうけど、そもそも主人公がうじうじナヨナヨしているばっかりで、前提となるべき「生活」も「行動」もないので、結局何も起こっていません。女子生徒の方も、ただ喋っているだけで、やっぱり演技力が低いんじゃないかな・・・。輪をかけて、フラフラ落ち着かないカメラが、ドラマの醸成を阻害しまくっています。見どころといえば、まだ駆け出しだった頃のアンソニー・マッキーの出番が割と多い点くらいでしょうか。
[DVD(字幕)] 3点(2024-02-03 01:19:27)
3.  はじまりのうた 《ネタバレ》 
ストーリー自体はよくあるダメ人間再生コメディなのですが、やはりマーク・ラファロは偉大です。導入部分では、ダメ人間なはずなのに不快感がないという絶妙な存在を発揮していますし、逆に話が軌道に乗ってからも、決して浮つきません。ちょっとだけですが、ベースを弾く姿すらサマになっています。この作品は大半を彼に負っています。●キーラ・ナイトレイはミスキャストかなあ、こういうあれこれチマチマ考える役には、あまり合っていません。歌っている姿も妙に頼りないし、慣れないことをやらされて悩んでしまったのでは?とさえ思ってしまいます。●で、ひたすら王道展開なのはいいのですが、落ちぶれた(クビにもなった)プロデューサーという割には、有能ミュージシャンが(それもほとんどノーギャラと思われる状況で)あっという間に集まってしまうくだりなんかは、さすがに都合よすぎるだろ、という気が・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-07-13 00:22:04)
4.  8月の家族たち
これはもう、明らかな「詰め込みすぎ」です。これだけの豪華キャストを揃えておいて、役者の見せ場というか本領発揮場面が全然ありません。みんな揃っての食卓のシーンなどは、よくぞこの全員のスケジュールを調整したな、とは思いますが、それだけです。元は舞台劇のようなのですが、舞台ではこうしてるんだろうということは想像できても、それを切り分けしてカメラの前でやっているだけでは、意味がありません。つまり、映画としての構成なり演出がないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-03-31 00:26:54)
5.  PARKER/パーカー 《ネタバレ》 
ステイサム作品なので、最初から最後まで彼の見せ場(ピンチも含めて)が続く・・・のは、まあ、いいのです。しかし、敵の4人組は、単に「計画がよくできているだけ」であって、特段個々の技術も頭脳も感じさせない。ジェニファー・ロペスはほとんど機能してない、というか変に風格があって、かえって邪魔。もっと若くてあまりいろいろ考えてなさそうな人にさせるべきでした。ニック・ノルティなんて、あれだけもったいをつけまくって、結局あれだけですか!という具合に、全体がものすごくチグハグでした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-01-17 00:12:36)
6.  バーニング・オーシャン
泥水噴出シーンや爆破シーンに気合を入れまくったのは分かりますが、途中からは同じような噴火と爆風の繰り返しで、「一体この構造物は何回爆発するのか?」「それ以前に、さっきの結果はどこがどうなったのか?」という疑問を持たざるをえなくなります。それと、すでに指摘されていますが、限られた区画内が舞台なのに、その構造や位置関係の提示にまったく配慮がなされていないのは致命的です。今起こっている危機が、どこにどのように影響するのかも分かりません。それを考えると、すごく今さらだけど、「タイタニック」なんかも、この辺の「見せ方」が上手かったんだなあ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-12 00:25:36)(良:1票)
7.  パリは燃えているか 《ネタバレ》 
フランス国民にとっては歴史上の一大事であるこの出来事を、豪華キャストで群像劇風にしたかったのでしょうが・・・再現はそこそこ頑張っているとしても、とにかく料理の腕が伴っていない。各エピソードはブツ切れでつながりがないし、キャラクターが物語の中で機能してもいない。つまり、巨大な切り貼りにしかなっていないわけです。●ところでこのタイトル、何か民衆の団結なり闘いを象徴する大事な一言なのかと思っていたら(アトールの曲のタイトルにもなっているし)、何とあの最後のヒトラーのマヌケな一言だったとは・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-18 00:14:23)
8.  バニラ・スカイ
かなり説明が不親切でもあったオリジナルに比べ、ハリウッドらしく丁寧な進行の意図は感じられる。ただ、こういう作品だと、最後にいかに世界を裏返すかということと、その上でいかにつじつまを合わせるかということが問われるのだが、その辺はどうも息切れしてしまっている。尺が長い割に、話が行ったり来たりで沈滞しがちになっているのも難点。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-10-05 00:41:34)
9.  母の旅路(1965) 《ネタバレ》 
導入部では割とのんびりしたメロドラマという趣なのだが、愛人?とどうのこうのなってからは徐々に水位が上がり、決壊して(家を追い出されて)からは別世界に飛翔していく。その中でも、一気に何かが押し寄せるのではなく、じわじわと主人公が絡め取られていく持って行き方が良い感じ。それは脅迫者との対決で臨界点に達するのだが、そこからなだれ込む法廷シーンの心理の綾の応酬ぶりは、ただごとではない。しかも、世によくある法廷メインの作品よりも、尋問や弁論の台詞もきちんと作られていて、ここが付け足しではないどころか、むしろ各登場人物の終着点として明確に機能していることがよく分かる。よく考えると、作中では20年くらい経過しているはずなので、その表現はきちんとしてほしかったとか、あるいは主人公が堕ちる過程はもう少しあった方が終盤も説得的になっただろうとかいう点は気にならなくはないのだが、あの法廷シーンからラストに至る充実ぶりには、あまり文句は言えない。
[DVD(字幕)] 7点(2022-07-01 00:46:57)
10.  HUNGER ハンガー(2009) 《ネタバレ》 
初期設定は謎として実に魅力的であり、であればこそそこで起こる心理の綾とか頭脳戦に期待したのですが・・・結局、途中からは単なるサバイバルになってしまいましたね(そういえば、序盤で一人が「水が大量にある」と発言したのに対し口元で「オッ」となるリアクションがあったと思いますが、あれはそれだけだったってこと?)。もっともらしく提示される「この5人の共通点は?」も、結局何も解決してないですし。あのカスの兄ちゃんが最後までそのまんまカスだったというのも、ひねりなさすぎ。●とはいえ、この超限定空間だけで最後まで話を引っ張った豪腕はなかなかのものであると思いますので、点数はそこに対して。
[DVD(字幕)] 5点(2022-01-31 00:05:31)
11.  ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気 《ネタバレ》 
ジュリアン・ムーアとエレン・ペイジという贅沢な取り合わせならば、同性愛という設定に依存しないドラマが展開される・・・と期待したのですが、そうでもありませんでした。特に、エレン・ペイジの見せ場はほとんどないし、整備工という立場でありながら、その整備工としての「日常」がほとんど描かれていないのは痛い。●その一方で、中盤はほとんどマイケル・シャノンが主人公みたいになってしまっているが、それならばむしろ、マイケル視点で全部やってしまった方がよかったのでは?●ただし、同性カップルに特定の権利を認めることが、例えば同性婚の推進とイコールではない(というかむしろ主人公2人が利用されている)という描写は、なかなか興味深いし、奥が深い。撮影の場面でも、ローレルは最後まで同性婚推進とは言わなかった。そうすると、最後の字幕は少し違うような気がするし、むしろこの映画自体が、あの活動家のリーダーと同じことをしているのでは・・・と思わなくもない。
[DVD(字幕)] 6点(2021-10-04 01:54:46)
12.  はじまりはキッスから 《ネタバレ》 
ちょっとひねった感じのラブコメ、しかもマリサ・トメイ出演となれば期待は高まるのですが、まったく中身はありませんでした。ちょっとした偶然がきっかけでどんどん浮気が連鎖して・・・ということがやりたいのでしょうが、肝心の元のカップルのあり方や個々の人物の立ち位置がまるではっきりせず、しかも役者がみんな同じような芝居をしているので、設定の意味がありません。終盤をブラック風味にしているのも、狙ったつもりなんだろうけど、外してます。マリサの出番も少なめで、しかも変な役というのもがっかり。
[DVD(字幕)] 3点(2021-08-21 00:07:22)
13.  ハンナとその姉妹
せっかくいろんな登場人物を配置しているのに、みんな似たような人格設定の似たような芝居しかさせてないのですよね。まあ、アレン作品はほかでも大半がそうですけど。マイケル・ケインとバーバラ・ハーシーの絡みだけは若干新鮮でしたが、それもほかのパートに埋もれてしまいました。
[DVD(字幕)] 3点(2021-06-22 01:25:26)
14.  バイス 《ネタバレ》 
「マネー・ショート」から予想はできたんですが、やっぱり今回も、全部を映像化して喋り尽くさないと気が済まない作り方だったんですね。まあ、ナレーションには一応トリックめいたものはあるのですが、だからといって何か効果的に働いているかというと、そうでもない。中盤からは9.11以降の怒濤の展開で、前半との色分けは意識したんだろうなとも思いつつ、逆にこれなら前半はほぼいらなかったのでは?とも思ってしまう。
[DVD(字幕)] 4点(2021-04-17 01:36:04)
15.  運び屋 《ネタバレ》 
イーストウッドの監督主演作は「グラン・トリノ」以来なのですが、脚本もその「グラン・トリノ」と同じ人。で、あっちでは「家族との完全決別」がスタートであり基盤であったのが、こっちは真逆のベクトルなのが面白い。●一言で言うと、痛快な映画。家族からも嫌われて財産もすってしまった一老人が、なぜかひょこひょこ運び業務を成功させてしまう。チンピラみたいな相手とも、なぜかただの「ジジイの会話」で乗り切ってしまう。しかもそれを後ろからは警察が追ってくるわけなので、いわば二重の敵がいるのをどうするのか、みたいな課題が自然に形成されているのです。●したがって最後は、「捜査の手がマフィアに伸びてそっちは壊滅したんだけど、なぜか主人公はするりとそれを躱して、いつしか幻の存在として語り継がれてしまう」とかだったら最高だったのですが。●それにしてもイーストウッド、特に必要性もなく若い姉ちゃんとの絡みシーンを次々入れて、挙げ句ベッドシーン(!)まで入れてしまうだなんて、エロジジイぶりも健在。●60年くらい前のような、直球でシンプルな邦題もいい味を出しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-03 00:39:10)
16.  ハリウッドランド 《ネタバレ》 
とにかく、何から何まで「思わせぶり」なだけの作品。別にラストが曖昧だからダメとは言わないが、かといって、主人公はスタートの時点と比べて何も発見していないのだから、そもそも作品として成り立っていないと思う。他方で、主人公の(元?)妻と子供がどうのこうのという部分は、単に邪魔なだけ。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-09-16 01:19:58)
17.  ハリーの災難
思いっきりネタ一発のシチュエーション・コメディであり、しかも舞台劇風に限られた場で同じような取り合わせの人たちがああだこうだ喋っている。よって、秋晴れの光景の中に直立不動で横たわる遺体というシュールな構図がもたらすインパクトも、だんだん薄れてきますし、進めば進むほど単調になっています。それにしても、シャーリー・マクレーンはこれがデビューだったんだね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-07-09 00:49:34)
18.  バッド・スパイラル 運命の罠
社会的に順調な主人公が、ふとしたトラブルから危機に見舞われ、それを解決しようとして泥沼に・・・という一つの定番サスペンスなのですが、いろいろ頑張ってはいるのです。父親を探す青年とか、その友人とか、逆に主人公の妻とか、周辺ストーリーを細かくちりばめて、とにかく飽きさせないようにしています。が、根本のところで、登場人物中にまともな冷静な判断をしている人が1人もおらず、というかはっきり言うと全員アホなので、一方でイライラ感には終始つきまとわれるのです。途中からの主人公の行動も、まったく説明がつかないというか、ほぼ破綻してないか?
[DVD(字幕)] 4点(2020-04-18 01:03:01)
19.  バファロー大隊 《ネタバレ》 
ウエスタンなのにガチガチの法廷モノというのが斬新で目を引くのですが、意外にも洗練された作りで、法廷と回想を巧く織り交ぜつつ最後まで一気に見せ切る力があります。ただ、内容的にはやっぱり相当強引で、検察の立証のいい加減さはほとんど失笑レベルですし、中盤以降の証人は何で出て来ているのかも分かりません。それと、最後のオチは、むしろ逆にいらなかったんじゃないのかな・・・。ただ、この脚本/監督コンビはこれで手応えをつかんだのか、2年後にさらに社会派路線(?)を際立たせた「リバティ・バランス~」を開花させており、その足がかりになったとすれば大いに意味があります。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-03-25 01:05:21)
20.  ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 《ネタバレ》 
一応は軍隊モノの体裁を纏ってはいますが、中身の作り方は完全にコメディでしょ。緊張感が高まりそうなところでも会話のやりとりでツボを押さえてするっと次に行っていますし、大体この制作者は、訓練シーンよりも戦闘シーンよりも、どうみても脚本上の台詞に一番力を入れています。よって、一番面白いのも当然のようにマーシャ・メイソンとの元夫婦漫才だったりします。逆に、本来はここぞというはずの、第一小隊との決着場面とか、グレナダ突入以降とかが、びっくりするくらい突然つまらなくなっているのは、逆に分かりやすいというか何というか・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-02 01:08:54)
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