1. プライベート・ライアン
がっつりと戦争映画。冒頭の30分の緊張感たら尋常じゃなかった。戦争をいうものをひしひしと感じさせる。火垂るの墓よりこっちの方が戦争教育としては役に立ちそう。少々長尺だったけど、そこはトムハンクスがもたした。名作と言ってよかろう。 [インターネット(字幕)] 9点(2019-03-02 16:13:32) |
2. ブリッジ・オブ・スパイ
面白かった。外交的な駆け引きも見れて。もちろんトムハンクスの名演技あってこそ。マークライアンスも存在感発揮していたけど。ほぼ二人芝居って言ってよいな。ほかかすんでみえるくらいだし。調べたら助演男優賞、やっぱり!前半で当時の状況説明を行い、それ踏まえてベルリンに舞台を替えて緊張感を出す。スピルバーグはやっぱりすごい。良作。 [DVD(字幕)] 9点(2016-09-10 17:52:35) |
3. ブレードランナー/ファイナル・カット
なんだろう、この気だるささえ感じさせる退廃的な映像は。素晴らしい。限られた命という提案は示唆深い。30年前の作品ということを考えると驚異的でもある。レプリの逝ってしまう場面は映画史に残ると思う。 [DVD(字幕)] 9点(2011-02-05 14:57:48)(良:1票) |
4. ブラック・スワン
《ネタバレ》 力作だなあ。心を解き放つことが苦手な人が、自分の目の前に存在する障害に真っ向から対峙してダークサイドに解放される。ただ、自分の内面なのかとリアルなのかが今はどっちなんだということでボク的には戸惑ってしまう演出でもあった。サイコ的なのは逆にもったいないくらいだった。ラストの15分は圧巻だったなあ。ミラクニスも良かったし、何よりもナタリーポートマンの演技はとんでもない素晴らしさ。普通の戸惑う女性の表現も素晴らしかったし、完璧な白鳥バレーダンサー、ブラックスワンもビンビンに伝わった。賞獲りは当然!ここ何年かでも抜群の出来ではないかな。 [DVD(字幕)] 8点(2015-12-14 18:06:06) |
5. プリティ・ウーマン
初見。うわーこれはいいね。ラブストーリーとしてベタかもしれないけど、ベタは失礼か、王道だけど、全編あったかい空気もあるし、ちょっとした小波もあったりですごく引き込まれた。マネージャーの存在は活きているし、うん、ラブストーリーは基本苦手なんだけど、これはいいな。でもジュリアロバーツの魅力存在感に負っているとこも大きい。 [地上波(吹替)] 8点(2009-09-08 16:46:55) |
6. プレデター
ジャングルベトナム物とSFをコラボさせた作品。今では古典的に見えるけど思い出に残る名娯楽作って言っていいんじゃないかな。プレデターの意匠は秀逸。最後シュワさんと肉弾戦になっちゃったのは人力超えちゃって少しいただけないかな。もっと頭脳戦になって欲しかった。シュワ作品の中では上位にあたる。敬意をこめて8点。 [地上波(吹替)] 8点(2008-11-26 16:01:15) |
7. ブラック・レイン
10年以上ぶりに鑑賞。しみじみいいなあと思った。松田の演技は輝く。鉄工所の赤黄ぽい映像は秀逸。スタッフ、キャストも豪華だし。音楽もいいなあと思ったらハンスジマー。アンディガルシアだったんだ。前は知らなかったな。それにしても若い!お別れのシーンの高倉健の表情が好き [地上波(吹替)] 8点(2008-04-22 19:20:34) |
8. ブラッド・ダイヤモンド
力作。アフリカの問題を十分に突きつけてくれる。社会派映画として堪能できた。 主演助演とも素晴しい演技だった。アフリカの自然はスケールが違うなと。 大佐どっかで見たと思ったらハムナプトラのあの人だったですね。 [DVD(吹替)] 8点(2008-01-24 11:30:57) |
9. フライト
飛行機墜落場面から迫力あってつかみOKだったけど、アルコールや薬物依存に対する人間の弱さを際立させるのが主題だった。デンゼルワシントンの演技が素晴らしくて、どんどん引き込まれた。昔は正義漢という役どころがうってつけだったのに演技の幅を非常に広げているのを強く感じる。でもお酒に対するスタンスが日米で大差あるのが印象的。日本は飲酒ではめ外すことに寛容だけど仕事や運転に関する飲酒に対しては規律は非常に厳しい。いくらなんでもアル中のパイロットというのはアメリカよしっかりせい!機長はパイロットとしては人間失格ではあるけど、やっぱり背面飛行をして100名の人命を救ったことに対しては英雄であるというのは確か。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-07 22:46:52) |
10. ブラック・スネーク・モーン
《ネタバレ》 不純な動機で見始めたんだけど、心に響くタイプの良作だった。サミュエルの演技はさすがだし、そしてクリスティーナリッチの演技は賞取りもんに匹敵するくらいに思える素晴らしさ。レイの心の中の闇の表現が見事なものだったし、それを克服した瞬間の切ない歌声はやっぱり健気な感じがして心動かされた。ラザラス、牧師、ミスローズがちょっといい人過ぎる設定が逆にストーリに入り込むのにハードルになってしまうくらい。鎖のくだりは、人にみつかったら虐待だとしてラザラスだだじゃすまないなとは思ったけど。エロチシズムとまた同時にラストへの伏線でもあるんで、名シーンではある。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-12-30 20:16:49) |
11. フィッシャー・キング
テリーギリアムらしさが随所にみれる作品。ダークネスにファンタジーをまぶしている。主人公が愛や人生に対して再び歩きだすというテーマはお馴染みなんだけど、そこに至る設定や過程がギリアムらしいなと思った。ロビンウィリアムスの表現は素晴らしかった。主人公ジャックの行動は自分本位に見えても本音にあふれているし、アンのジャックに向けた言葉、リディアがパリーに向けた言葉は女性の心の奥からでた素晴らしい言葉。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-25 16:42:35) |
12. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 30年経ってちょっと時代背景がもう違うので、感慨も違う。聞いたことのあるメンゲレやナチス追跡隊の題材が嬉しい。ちょっとテンポの悪さもあるけど、これも時代か。やっぱり演技がいいよねえ。メンゲレリーベルマンそして子役ヒトラーコピー。うまく人物の特徴を演じている。メンゲレの偏執的な、リーベルマンの知的さ、ヒトラーコピーのヒトラーらしさ。ちょっと感心した。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-07 12:29:41) |
13. フェイク
《ネタバレ》 おとり捜査を命じられて、そしてその世界にどっぷり嵌っていってしまう。。やっぱり人間なのだから関係する人に感情移入しても仕方ないことだし、その手法には危険性は伴うものなんだろうなあ。連想したのWOWWOWのダブルフェイス(インファナルアフェア)。主演どちらの演技も良かったです。アルパチーノの人間味あふれる哀愁感秀逸。ただ、内容の割りに尺が長かったこと、対人関係に顔の違いとかキャラの違いが少なくて、掴みにくかったことはマイナスです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-26 15:24:28) |
14. ブルース・ブラザース
個人的に言うと、この作品にははまれなかったわけで。でも、高評価する人たちの意見も十分に理解できる。コメディとしてスケールのでかさというかバカバカしさはあるし、多くの作品やライブにリスペクトされていたんだというのが、今となって解った。 [DVD(吹替)] 7点(2013-07-04 08:50:48) |
15. プラダを着た悪魔
巧い!制作、脚本、演出、演技。全部が融合していい作品になってる。名作を目指せるわけではないけど、小洒落ている。やられたあと言う感じ。ロケーションは素晴らしいし、文字通りおしゃれな感じに仕上がっている。メインになる主要な登場人物が少なく、しかもそのキャラが立っているので解り易い面白さにつながっている。今回吹き替えだったけど、次回は字幕でじっくりと演技も堪能したいと思う。今回は吹き替えで大後悔。せっかくのメリルとスタンリー台無しにしてしまったから。スタンリー・トゥッチは救われる良いキャラ演技だった。おいしい役でしたね。個人的には以前のアンドレアと同じ志向でファッションなんて馬鹿らしいと思っていたので付き合いにくいテーマと思ったけどこんな世界もあるんだなあと知るのも良い体験だった。それにしても悪魔かあ、魂を売る奪われる、うまいネーミングだ。 [地上波(吹替)] 7点(2010-01-17 20:40:07) |
16. ブレードランナー 2049
大好きなブレードランナーの後日談的。内容は面白かったし、演出は元作のテイストを保っているが、いかんせん尺が長い。それを丁寧な演出というべきかワンシーンの間が長いというべきか。ブレードランナー最後にみてからもう7年も経ってる。見返してみようかな。 [DVD(字幕)] 6点(2018-05-09 18:08:55) |
17. フライト・ゲーム
《ネタバレ》 なかなか楽しめたけどB級テイスト。犯人捜しも楽しむんだけど、どうにも捜査官の強引さが目につき入り込みにくくなってるなあ。そりゃ単独行動してしまったらテロリストに認定されても仕方ないようなあと感じる泥沼感。一応犯人グループと疑ってた市警ジュリアンCAはいずれもセーフ(笑 このご時世でイスラム犯行では逆に気まずいというのは的中。テンポはいいんであっという間に見れたんだけど、脚本がいかんせん安いように思えるなあ、女の子のくだりも典型的、僕が書いても入れる(笑 。相棒ザムービーとか踊るなんとかのスTVドラマペシャル版映画で感じるテイスト。 [地上波(吹替)] 6点(2018-03-25 08:09:42) |
18. フレンチ・コネクション
ロケーションが良かった。今となっては懐かしさも感じた。現代のNY映像では考えられない猥雑な画。ポパイ刑事も良い意味で品がないんだよね。爽快感とかすっきり感の真逆。男臭さをたっぷり感じる作品。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-10-12 15:36:50) |
19. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 女子かっと突っ込みたくなるくらい女性向きのラブストーリーでした。プロット、展開は気恥ずかしくなるくらい王道で、良い言葉で言うと安心感、本音ではサプライズ無しです。少女マンガみたいでした。ラストのオチだけは題名にかかっていてしゃれていたかな。女性には夢や希望を与えるのかなあ。男性だって、綾瀬はるかが福山さんやキムタクじゃなくて幼馴染のドランク塚地を選ぶという純愛ストーリーだったらぼくも夢もてるだろうからこんなものかなあ。ま、少なくとも、マークはともかくダニエルがブリジットに執着するというのは現実的には考えにくいだろうなあ。レニーは感情豊かに好演でした。そして、ヒューグラントは文句なし。こっちの予想期待に応えてくれる完璧なキャラでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-27 18:01:52) |
20. ブルース・オールマイティ
ジムキャリーらしい作りの作品。彼の作品ならもうちょっと神になったところでユーモアを放り込んでもよかった気がしないでない。ひねりや伏線もさほど多くなくて直球でテンポよく話を運ぶ。モーガンフリーマンの堂々とした神ぷりは主役の芸達者のジムキャリーをも食っているように見えました。平均点の作。 [DVD(字幕)] 6点(2013-01-25 15:45:32) |