1. ボヘミアン・ラプソディ
音楽面では順風満帆なのにずっと不安な気持ちにさせられる作品でした。 終盤はプライベートのいろいろな問題が解決したようで、心が楽になって良かった。 名曲の誕生秘話はワクワクしたし、ラストは自分もライブに参加してるような臨場感で興奮しました。 クイーンと言えば、日本で人気に火が付いたという印象があったけど、来日エピソードが無かったのは少し残念。 やっぱりアメリカでの成功が世界的アーティストの証明ってことなんでしょうね。 それでも、部屋着が着物だったり、親日家の側面も描かれていたので嬉しかったです。 [地上波(吹替)] 8点(2021-06-04 23:52:36) |
2. ホドロフスキーのDUNE
私にとってギャグは芸術だとか語り出す村上ショージを想像してしまった僕を許してください。 猫好きのじいさんの戯言かと思ってたら、とんでもないドキュメンタリー作品でした。 ホドロフスキーのDUNEの偉大さを学ばせて頂きました。 数々の名作SF映画の原点がそんな壮大な構想を経て頓挫していたなんて、その時歴史が動いたくらいの衝撃です。 SF映画の正しい歴史も知らずSF映画好きを自称していた罰として、大失敗と罵られた駄作をこれから見ることにします。 懲役137分の実刑で御座います。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-01-26 16:12:58) |
3. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
良く出来たシナリオで、どうなってしまうのか最後までハラハラドキドキでした。 足手纏いだと思ってた人が活躍したり、助かりそうにないと思ってた人が生き残って、助かると思ってた人が死んだり。 ラストのバルブを閉めるシーンは映画史に残る名シーンですね。 絶望的ではあるけど、船首に向かった人たちを描いたバージョンも見てみたい気がする。 もしかしたら、1人くらい奇跡的にって無理でしょうか。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-01-25 21:54:35) |
4. ホリデイ
それぞれのエピソードがよく出来ていて、良質のラブストーリーに仕上がっている。 次から次に違う女から電話が掛かってくる理由や薦めた映画の理由がきっちりと伏線として機能していて、そういうことだったのねと納得できる。 丁寧に構成されたシナリオに映画に対する良心を感じた。 [DVD(吹替)] 8点(2007-10-05 09:25:50)(良:2票) |
5. ホーリーマン
コメディというほど大笑いするような感じではなかったけど、 登場人物たちの心が徐々に変化していく様が丁寧に描かれていて好感が持てた。 こういった作品の場合にネックとなるのが、主人公のカリスマ性だと思うのだけど、 カリスマがあるという設定だからカリスマがあるというだけじゃ説得力に欠ける。 でも、エディ・マーフィにはそういったカリスマ性が備わっていて、 話を聞いてるうちに僕もなんだか心が洗われたような気がした。 特にヒトデのお話は心に沁みました。 [DVD(吹替)] 8点(2007-02-21 07:43:37) |
6. ボビー・フィッシャーを探して
《ネタバレ》 最近ボビー・フィッシャーのドキュメンタリー番組を見たところだったので、チェスに人生を捧げるような鬱展開を危惧したけど、予想に反して爽やかなラストシーンに安心した。 前半はボビー・フィッシャーと同じ過ちに陥りそうで心配したけど、ジョシュはジョシュの道を見付けたようで良かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2016-01-25 18:28:47) |
7. ホーム・アローン
ドタバタコメディではあるけど、1人ぼっちになってしまうまでの過程とか、泥棒の下見とか、とても丁寧な構成の作品ですね。 その辺りの前振りが本編で活きてくる感じで、最終的にはちょっと感動しちゃいました。 泥棒との対決も見所満載で、1つ1つの仕掛けがとても楽しいです。 [地上波(吹替)] 7点(2015-12-12 14:07:05)(良:1票) |
8. ホビット/思いがけない冒険
《ネタバレ》 三部作の序章の割には1つの作品としてよく纏まってたんではないでしょうか。 タイトルはホビットだけど映像の9割以上はドワーフで埋め尽くされてましたね。 髭のおっさん好きには堪らない作品に仕上がってるんじゃないでしょうか。 ドワーフ王のツンデレ設定にやられてラストはちょっと泣きそうになりましたよ。 僕は髭のおっさん好きではないので萌えはしなかったけど。 裂け谷や指輪とゴラムのエピソードはシリーズのファンとしては嬉しいご褒美といった感じ。 最後にドラゴンのちら見せで次に引っ張る演出もかっこ良かった。 あと、いろんなクリーチャーがCGで登場したけど、ハリネズミのクオリティがいちばん高かったような気がする。 どう見てもCGとは思えないほど愛らしかった。 というか、あれがCGじゃなくて、よく調教されたハリネズミの演技だったとしたら、それはそれで凄いけど。 それから、前シリーズ第一部にも登場してた石化トロルだけど、DVDを引っ張り出して確認したらどう見ても別人、というか、別トロルだね。 違うトロルがたまたまあそこで石化したとしか思えないくらい似てない。 というか、夜になったらまた動き出すんじゃないの??? [DVD(吹替)] 7点(2013-07-13 15:11:19) |
9. 北極のナヌー
ナヌーが愛らしい。 他の動物たちもそれぞれに可愛くて魅力的。 でも、映像的には単調でちょっと飽きてくる。 物語風に編集されてるけど、なんとも切ないね。 [DVD(字幕)] 6点(2017-04-21 20:15:37) |
10. ホビット/決戦のゆくえ
前回から引っ張った割にはスマウグがしょぼい。 それから、トーリンは最低。 エルフは相変わらず最強。 群像劇的な構成で、主人公として手厚く描かれているわけじゃないけど、結局はビルボが美味しいところを全部持ってくというのは良かった。 前3部作と比べると最終決戦の描写はスケールダウンしてるけど、トロルの使い方が斬新で面白かった。 [DVD(吹替)] 6点(2015-06-17 12:46:02)(良:1票) |
11. ホビット/竜に奪われた王国
《ネタバレ》 前作は1本の作品として纏まっていたけど、今作は完全に繋ぎの回になってしまってますね。 とりあえずわかったことはエルフ最強ということ。 彼らの戦闘シーンのスピードと美しさは特筆すべき映像感覚だったけど、その分だけ髭のおっさんたちの無能さが際立ってしまってます。 ビルボが参加してなかったら蜘蛛に食われて全滅だし、助けてもらっても直ぐエルフに捕まるという情けなさ。 エルフの里からの脱出もビルボ頼り、鍵穴も早々に諦めてビルボに見つけてもらって、アーケン石もビルボひとりに押し付けるという非情さ。 ラストでちょっと頑張ったけど、結局はスマウグを怒らせただけで終わってしまった。 そのスマウグもちょっと喋り過ぎで、威厳が失われてしまってたように感じる。 それでも、まあ、髭のおっさんたちの珍道中を面白おかしく描いた作品だと思えば、悪くない出来なのかも知れない。 とりあえず映像の迫力だけは凄かったです。 [DVD(吹替)] 6点(2014-09-12 11:40:16)(良:1票) |
12. ポーラー・エクスプレス
サンタの存在を信じて疑わない姪っ子には絶対に見せられない。 これ見たら逆に疑心を生じかねない。 サンタに限らず、この世にはたくさんの不思議があるけど、 実際に目にして体験しないと信じられないようなら、それはちょっと悲しい。 目には見えなくても信じられるものがあると思いたい。 まあ、僕はサンタや幽霊は信じてないけど、ちっちゃなおっさんは信じてます。 パソコンや携帯電話の中に居て、せっせと働いてくれてます。 因みにソ○ーのちっちゃなおっさんはよく怠けます。 [DVD(吹替)] 5点(2007-01-02 18:28:44) |
13. ポンペイ
パニック映画的なものを期待してると肩透かしを食らう。 薄っぺらいラブストーリーがメインテーマだったようで、かなりがっかりな作品でした。 侍女の死に方はちょっと迫力あって良かったかな。 [DVD(吹替)] 3点(2015-06-13 13:07:23) |