Menu
 > レビュワー
 > ドラえもん さんの口コミ一覧
ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 903
性別
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  マイノリティ・リポート
ほんの50年ほど先の未来を想像した事あるでしょうか。情報手段や機械文明といったテクノロジーの更なる進歩。或いは高層の建築物に代表されるような景観の近代的変化などは想像に難くない。しかし人間はどうかと言うと、やはりまだまだ犯罪が後を絶たないようで、こと人間に関してだけはどうやら進歩がない様子が窺い知れる。要するに現代とそれ程変わらないということだと思うのだが、しかしそれでは映画として面白くない。ひたすら映像で語り続けてきたスピルバーグは、フル・スケールのビジュアルから細やかなアイテムまで、現時点で考え得る限りの近未来を我々に創造してみせた。さすがと言うべきか、やはりと言うべきか、その独創性と映像センスは他の追随を許さず、凡百のSF映画にありがちな絵空事的なものとは決定的に違う。明らかに現代と50年先とは繋がっているのだという基本的なことを、我々に体感させ納得させてくれる。そして原作の持つ雰囲気やそのテーマ性などから、スピルバーグお得意のアクションが、今回だけはピンポイント的で、大スペクタクル・シーンなども極力避けて、全体に渋め・抑えめにしているのが良く分かる。しかしサスペンスのハラハラ度やドキドキ感の演出の冴えはいつも以上で、浴槽の一粒の泡でスパイダー・ロボットがピタッと足を止めるシーンの、その呼吸の間の巧さ。さらに、自分の目玉を追っかけるT・クルーズや嘔吐棒のアイデアなどは、彼の悪趣味が遺憾無く発揮されて、傑作。そして最も好きなシーンに、ジョンとアガサの道行きを挙げたい。この時代でも雨が降れば、やはり傘を差していると思います。(笑)
10点(2003-02-14 00:27:47)(良:3票)
2.  マイ・フェア・レディ
ミュージカルの傑作が続出したこの時代の代表作の一つであると共に、A・ヘップバーンが最も美しく輝いていた作品でもある。後の「プリティ・ウーマン」など、これをベースにしたシンデレラ物語は数多いが、この作品を超えるものは未だに出ていない。ストーリーや多彩な出演者のみならず、例えば大画面いっぱいに広がる花々が美しく印象的なタイトルや、劇中の「踊り明かそう」「スペインの雨」「君住む街で」等のお馴染みのナンバーは終生忘れる事はない。束の間の夢を見させてくれるという、ミュージカルならではの本来の楽しさを存分に味あわせてくれた名作だが、昨今こういった作品にお目にかかれないのは寂しい限りだ。
10点(2001-10-11 00:45:09)
3.  真夜中のカーボーイ
今やスタンダード・ナンバーとなった、ニルソンの“♪うわさの男”を耳にするたびに、どうしてもこの作品のことを思い出してしまう。この当時から汚れ役も堂々と演じきる役者魂を見せつけたD・ホフマンと、笑うと二本の前歯がキュートで、いかにも田舎から出てきたイモ兄ちゃんといった役を若々しく演じたJ・ボイト。この作品はアメリカの現実に失望しつつも、それでもなお夢を捨てきれない二人の男の友情を、J・シュレシンジャー監督がペーソス溢れる演出で、見事アカデミー賞の監督賞、作品賞、脚色賞を獲得した名作。惜しむらくは二人とも主演男優賞にノミネートされたものの票が割れてしまい、どちらにも獲得できなかったことだ。しかしそんな事とは関係なく二人の名演には最大限の賛辞を贈りたい。
10点(2001-04-15 17:04:41)(良:1票)
4.  真夜中のパーティー
こういう作品を隠れた名作と言うのだろうか・・・否、日本でもかなり後になってから舞台劇になったほど、オフ・ブロードウェイで上演されたあまりにも有名な舞台劇の映画化作品。ホモの世界を真正面から捉えた作品という意味で、当時としてはかなり衝撃的ではあったが、彼らの生き様を描きながら、都会で生きていく恐ろしいほどの孤独と哀しみという、普遍的な人間ドラマとして見事に成立させていた。なにより構成がしっかりしていて、また典型的な室内劇で会話映画でもある為、登場人物たちの暴露のし合いに異様な緊迫感を漂よわせ、嫌が上でもこの禁断の世界に引きずり込まれたような気分を味わされたものだ。出演者のほとんどが無名に近い俳優たちで占められていたのが、功を奏したのだろう。監督はW・フリードキンで、若き日の才能のほとばしりと力量を余すことなく発揮し、後年アカデミー賞を獲得した「フレンチ・コネクション」以上に高い評価を受けた作品でもある。ポランスキーが再び脚光を浴びたように、もう一度ブレイクして欲しい人だ。
9点(2003-04-11 16:32:55)
5.  マイ・フレンド・メモリー
S・ストーンとG・ローランズという新旧の“グロリア”がこの作品で共演していたということを、ずっと後になってから気がつきました。共演者としては他にもH・D・スタントン、G・アンダーソン、J・ガンドルフィーニ等々。何と魅力的な出演者たちだろうか。その彼らを向こうに廻して、頭抜けた演技力と的確な表現力で、この作品の主人公である二人の少年を、共に見事に演じきるE・ヘンソンとK・カルキンは、この感動的なストーリーにまさに相応しい。キャスティングの勝利とはこういう事を言うのだろう。
9点(2001-10-19 23:00:52)
6.  マディソン郡の橋
台所仕事をテキパキとこなす後姿に母親としてのイメージを。そして男と出逢ってからのがらっと女に変わる様。やがて終盤穏やかな表情の妻の顔に。M・ストリープは見事なまでに演じきる!病に伏した夫が看病する妻に「お前もほかにやりたい事があったろうに・・・」のセリフには、何かすべてを物語っているかのようで泣けました。
9点(2000-10-15 14:27:41)
7.  マッケンナの黄金
アパッチが隠し持った黄金の眠る渓谷を目指して、保安官や無法者たちが争奪戦を繰り広げると言うお話し。グランドキャニオンを舞台にしていることで、いかにも正統派西部劇といったイメージだが、趣向とすればむしろ秘境アドベンチャーものだろうか。G・ペック、O・シャリフ、T・サバラス、エドワード・G・ロビンソン、A・クエイル等々、実に豪華な顔ぶれが並んだ作品だが、捕われの身となり道先案内人になってしまうという、保安官としては何とも情けない設定からして、ペック以下多彩な共演陣のキャラが、あまり生かされていなかったように記憶している。要は、この作品の目的はすべてクライマックスにあるということ。インディアンの呪いがかかっていた黄金を手にした瞬間から、周囲の巨大な岩壁が次々と崩落。襲いかかる岩盤をかわしながら馬を走らせ脱出を計るスリル。当時のシネラマの大画面に展開されたこの大スペクタクル・ショーは、まさに圧巻のひと言に尽きる。本作が、後の「インディ・ジョーンズ」や「ハムナプトラ」シリーズに、少なからず影響を及ぼしていることは間違いはない。
8点(2003-05-22 11:22:55)(良:1票)
8.  マジェスティック(2001)
「ルークが還ってきた」と信じて疑わなかったローソンタウンの人々。いや、無理からでも信じたかったほど、若者たちを戦争にとられた町は失意の底にあったのだと言える。町の希望の星となったピートを、ルークだと信じて静かに息を引きとる父親を、本当の息子のように涙ながらに見取る彼。使用人ですらその正体に気づいていたのに、父親が気づいていなかった筈もない。彼は幸せに死んでいったのだろうか・・・。それはラストに映るふたりの写真がすべてを物語っているような気がする。そして映画がまさに娯楽の王様であったこの時代、悲しい歴史の側面がありながらも、夢や希望を失わなかった人々の思いに胸が熱くなる。主人公を演じるJ・キャリーの屈託のない明るい表情が、この作品に生命を吹き込んでいる。それほど本作での彼は素晴らしい。
8点(2002-08-25 17:34:44)
9.  マルホランド・ドライブ
上映時間約2時間20分の間、映画として極めて常識的に成立していたのはレズ・シーンが始まる2時間ぐらいまでで、それ以降はまさにD・リンチ・マジックに煙を巻かれてしまったようだ。記憶喪失の女性が女優志願の女性と自分探しをしていく内に、謎が謎を呼び・・・いや、まったく説明のつけようのないその終盤の展開と締めくくり方。一筋縄ではいかないとはこういう作品のことであり、“本来の”D・リンチが戻ってきたことで、リンチ・ワ-ルド好きにはたまらない作品だとも言える。ならば、前作「ストレイト・ストーリー」とは彼にとっていったい何だったのか・・・と言いたくもなるが、それにしても茶目っ気さは相変わらず健在だし、不安をかきたてるような低く微かに鈍い効果音など、いかにもリンチ作品らしい魅力を放っている。さらに言うと、ナオミ・ワッツは凄い女優だということも強烈に印象づけられた作品でもある。
8点(2002-04-08 15:06:55)
10.  摩天楼を夢みて
ロマンティックな邦題とは裏腹に、生き馬の目を抜くようなセールスマンたちの厳しい世界を、見事な演技陣(その顔ぶれの豪華なこと!)によって繰りひろげられていく。地味な作品とはいえ、その悲哀に満ちたリアルな現実社会を嫌と言うほど見せつけられて、各シーンには息苦しくなるほどの強烈なインパクトを感じたものだ。K・スペイシーを初めて観たのもこの作品だったように記憶しているが、この頃から既に、あの嫌らしい癖のある演技が発揮されていたんだっけ!(笑)
8点(2001-12-08 23:09:16)
11.  マレーナ
年上の綺麗なお姐さんに憧れを抱くという、思春期の男には誰しも経験のあること。「片思いは最高の愛の形」というモチーフに基づき、少年の心の成長は、ラスト近く、自分の歳相応のガールフレンドとデートしているシーンや、そのあとのマレーナに彼女の幸せを願う言葉をかけるシーンによく表われていると思う。ただ、男たちの視線を一身に集めるほどの美貌のマレーナが、なぜ過激なほど疎まれるのかという点にはあまり説得力がなく不満の残るところ。映像的にはロー・アングルのキャメラが美しく冴えわたる。
8点(2001-06-30 23:47:39)
12.  マイ・ルーム
なんといっても、自ら病に侵されながらも父親の看病をするD・キートン(ほとんどノーメイク)の、けな気さとひた向きな姿には心を打たれる。そしてM・ストリープはこういう役を演らせても的確に表現してみせ、実に巧い。個人的にはこの年の十傑にいれた程の、お気に入りの作品。
8点(2001-04-01 18:23:18)
13.  マラソン マン
非日常な事件に遭遇することで、日常の中に潜む現代の不安感を描く。事件に巻き込まれたときに、初めて自分がひとりぼっちであり、孤立無援であるということを思い知らされる主人公。その彼の健康な歯を痛みつける拷問シーンや、殺し屋がピアノ線のようなもので首を締めるシーン、そして鋭利な仕掛ナイフ等々、生理的なスリル感を嫌というほど刺激させられる。出演者の中ではナチス残党で貫禄十分のローレンス・オリビエの無表情な残酷さが不気味だ。
8点(2001-03-24 23:14:05)
14.  まごころを君に
パン工場で雑役夫をしているチャーリーは中年期にさしかかっているが、IQの低い精神薄弱者である。その彼が、やがて脳の手術によってIQ185の大天才となる。しかし、自分より前に同じ手術を受け、驚くべき知能を得たネズミ「アルジャノーン」が、やがて急速にその知能を失うのを見て、己の行く末を悟る事となる。知能を得た事で一人の女性を愛する喜びを知ったチャーリーは、また同時に、人の悪意や嫉妬や欲望をもまでも敏感に感じとるようになる。この作品の命とも言うべき、チャーリー役のクリフ・ロバートソンの名演がひときわ光彩を放つ。映画はやがて子供たちと一緒に遊ぶ、チャーリーの無邪気な表情がストップモーションとなって終わる。知能は確かに人間に「繁栄」をもたらしたが、しかし人間の本当の「幸福」とはいったいなんだろうと、改めて考えさせられる名作である。
8点(2000-11-19 23:34:52)
15.  マーシャル・ロー(1998)
この圧倒的な迫力は只事ではない!やはり“本物”を見せつけられると、さすがの韓国製人気アクションも影が薄くなる。D・ワシントンはカッコ良すぎ!
8点(2000-04-18 23:22:41)
16.  マグノリア
「この世の中、どんなことでも起こりえる」と言うテーマ通りの、アッと驚く阿鼻叫喚のクライマックス。お見事ッ!
8点(2000-03-01 00:06:06)
17.  マックQ
相棒を殺害されたシアトルのはみ出し刑事が捜査に乗りだすが、麻薬ギャングと結びついている警察上層部の圧力から、私立探偵に転身して巨悪に立ち向かっていく姿を描いた作品。内容そのものはいわゆるポリスムービーの定食メニューといったところだが、監督J・スタージェスと音楽E・バーンスタインの名コンビに、主演がJ・ウェインとくれば、もぅほとんど西部劇のノリで、まさに豪快そのもの。好きな人にとっては期待するなと言うほうが無理というもの。しかし現代アクションに西部劇のスケール感やカウボーイの哀愁などといったものはやはり見出せず、西部の男一筋に生きてきたJ・ウェインもどこか居心地悪そうに映る。時代の流れとは言え、西部劇が終焉を迎え現代劇にしか活路を見出せないのは、残念なことだしやはり寂しい。それでも、馬を車に乗り換え大暴れするJ・ウェインは貫禄十分で、映画初登場の短機関銃イングラムM11をぶっ放すその勇壮な姿は今でも眼に焼き付いて離れない。とりわけ海岸に沿って繰り広げられる終盤での銃撃戦に、その威力をまざまざと見せつけられ、水しぶきを上げながらもんどり打って豪快に転げまわるカーアクションは、壮快ですらある。
7点(2003-12-08 17:44:49)
18.  マジェスティック(1974)
都会型アクションが少々マンネリ化してきた為に目先を変える意味で、郊外に活路を見出したアクション映画が登場したのがこの頃。本作もそのうちの一本で、なんとC・ブロンソンが西瓜畑の経営者という設定も珍しい。しかしその風貌からしてまったく違和感のない役柄で、ことさら田園風景がよく似合っている。話は、自ら経営する畑と雇い入れたメキシコ移民たちを、ならず者の襲撃から守ってやるという、ごく単純なもの。このならず者のリーダーがこの時期の売れっ子悪役A・レッティエリで、凄味があって迫力をも感じさせるが、いつもどこか間の抜けたようなキャラも併せ持っていて、心底憎めない人だ。で、散々嫌がらせを受けたブロンソンはついに怒りを爆発させ、一気呵成に反撃に出るが、美しい田園風景の中で展開されるアクションは、R・フライシャー監督のテンポのいい演出もあって、実に爽快感溢れたものとなっている。とりわけ大きくバウンドするトラックの荷台からの銃撃戦や、窓ガラスを突き破って飛び込みざまショットガンをぶっ放して相手を倒すなど、軽業師顔負けの活躍で、むしろ悪役たちが気の毒になるほど。こんな強い西瓜畑の経営者がいることも不思議だが、だからこそそれだけ余計痛快さが際立った作品だったともいえる。
7点(2003-11-27 23:49:07)(良:1票)
19.  マイティ・ジョー
やはりジョーの出現シーンには度肝を抜かれるし、草原を体毛をなびかせて疾走するシーンには感心もする。
7点(2000-11-27 00:06:09)
20.  マスク2
前作の「マスク」はJ・キャリーのエンターテイナーとしての才能が存分に発揮された傑作コメディで、エキセントリックなメーキャップが秀逸であり、卓抜なアイデアで繰り広げられる映像は革命的とさえ言え、CG映像という新しい時代の幕開けを象徴する作品でもあった。あれから10年という歳月が流れ、映画のみならずTV・スポットCMなど、巷にはCG映像が氾濫。刻々と変化する新しい映像表現に、我々はいつしか慣らされてしまっているのが現状である。そんな時に観た本作の感想を言うと、最新の高度なCG映像が際限なく展開されるものの、もはやフツーの映像だと言ってもいい程に感覚がマヒし、これらが単なる無邪気なCG遊びにしか見えてこないのが何とも辛い。(だいたい、実写の赤ん坊が急にCGになって暴れだしたりするシーンなどは、日本のCFで嫌と言うほど見せられているしネ。)要は「マスク」の時のような、映像に目がクギ付けになる程の感動がここには無いのである。J・キャリーやC・ディアスといったスター俳優が出演していないのも作品を魅力のないものにしているのだが、そこまで言ってしまうと身も蓋も無い。前作さえ無ければこれはこれでファミリー・ピクチャーとして楽しめたかも知れない。 (これって、あまりフォローになってないかナ!?)
[映画館(吹替)] 6点(2005-04-22 01:20:39)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS