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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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201.  ダークマン
サム・ライミがいかにアメコミ大好き人間だったかが、ひしひしと伝わってくるね! 基本的には「オペラ座の怪人」のコミックヴァージョンなんだけど、ヒーローも悪役も、その他大勢もキャラがたっていて、少々のグロ味も効果的。監督がいかにもノリまくって撮っているのがよおく分かります。ただ、この映画を賞揚するのに『スパイダーマン』をもってきてケナすのは、どうでしょうか。あれはあれで、見事なライミ的青春映画になっていたとぼくは思うのですが…。
8点(2003-09-16 11:02:04)
202.  レインマン
特に斬新な映像も、才気きらめくショットもない、あくまで変哲のない画面に、どんな題材を撮ろうと奇妙にライトヴァーズな語り口の物語が展開する…それがバリー・レヴィンソン監督の映画に共通する感覚です。しかし、そこには現代アメリカ映画のみならず、この国の文化シーンにあって最も「大人」の眼差しが貫かれていて、それがこの「チャイルディッシュな国」にあってとても貴重なものじゃないかと。評判のよかった本作ですが、そこにある「障害者をとりまく社会の不寛容さへの、諦念に満ちた静かな否」を、本当に”彼ら”は受け止めたのだろうか。そして、ぼくたちは…?
8点(2003-09-13 14:17:52)
203.  ザ・コンテンダー
コラムニストの中野翠サンが、本作を見て怒り狂ったんだって。ふ~ん、何でだろ? このヒト、田中真紀子に対しても憎悪をむき出しにしてたし、アグネス・チャンとの確執も記憶に新しいところ。きっと、「男社会の中で”女”を主張しながらのし上がろうとするキャリアウーマン」が、同じ女性のくせに大嫌いなんだろうな。同様に、そんな女たちを恐れ嫌悪する世の男たちのメンタリティに近いんでしょう。で、この映画。ぼくは非常に好感をもって見ましたです。ひさびさに「本当の意味でカッコいい女性像」を見せてもらったという感じ。ジェフ・ブリッジスの大統領もわるくないしね。
8点(2003-09-06 18:47:43)
204.  リプレイスメント
うん、確かに『メジャーリーグ』の2番煎じではあるけれど、あちらにあったケレン味とあくどい笑いのセンスじゃなく、爽やかな(古き良き時代の)アメリカ的健康さを感じさせてくれるのがいい。ほんと、思わぬ拾い物って作品ですね。ところで、やたらヒロインである新人(?)女優をできるだけ魅力的に撮ろうとしているように見える(で、実際魅力的なんだけど)のは、監督のドイッチが彼女にホレてたからでせうか…?
8点(2003-08-25 18:13:58)(良:1票)
205.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
「海賊映画」という古めかしいジャンルのテイストを尊重しつつ、それを現代的な視点から”面白がろうとする”脚本のセンスの勝利。が、何よりジョニー・デップという役者によって、そんな脚本のセンスが完璧に作品上で表現され、決定づけられていることに感じ入った次第。ホンマ、この映画はデップによって救われてまっせ。彼が出てなきゃ、所詮はよく出来たイベントムーヴィー以外の何物でもなかったろうし。ジェリー・ブラッカイマーと聞いただけである種の拒否反応が出るご同輩にも、本作だけは例外的にオススメいたしましょう。
8点(2003-08-20 10:48:55)(良:1票)
206.  テキーラ・サンライズ
大人の男2人と、いい女が1人。もうこれだけで十分じゃないスか。確かに展開とかかったるい部分は否めないけど、それを補ってあまりある情感とゆるやかで上質な時間が流れている。ぼくは好きです。ミシェル・ファイファーって、『恋の行方 ファビュラス・ベーカーボーイズ』同様、2人の男に囲まれると映えるなあ。じゅるじゅる。
8点(2003-08-12 17:15:51)
207.  ディープ・インパクト(1998)
この手のアメリカ映画にしちゃ、「情(ソフト)」と「骨子(ハード)」のバランスが実に適確で、ミミ・レダー監督ってやはりこれからの時代のストーリーテラーなんだと感心(『ペイ・フォワード』だって、そんなに悪くなかったと思うもの)。ドラマの何たるかも、SFの何たるかも分かっちゃいない某『アルマゲ何とか』と比較にもならないよい映画です。すい星を爆破に向かうシャトル内のエピソードがいささか類型的だけど、こういう泣かされ方も悪い気分じゃないし。あと個人的には、大津波を前にティア・レオーニがマクシミリアン・シェルに最後「ダディ…」としがみつく場面。何と言うか、忘れ難いものがありました。
8点(2003-08-12 16:48:37)(良:1票)
208.  カットスロート・アイランド
だいたい、ちょっと興行的にコケたからって、それだけで作品そのものを否定するなんて可哀想です。この種の冒険活劇としちゃ、セットも、豪快でスピーディーな語り口も、第一級の出来映え。もし問題があるとしたら、レニー・ハーリンがあまりにストレートに往年の”海賊映画”というものを再生産したことで、イメージ的に時代錯誤感が拭えなかったことじゃないかな…。それとて、CGまみれのインチキなスペクタクルばかりの昨今のアメリカ映画の中にあって、十分賞賛に値するアナクロニズムだとぼくは思う。ジーナ・デイビスにも見放されたレニー・ハーリンだけど、まだまだ見限れないゾ!
8点(2003-08-09 15:25:11)(良:1票)
209.  カサブランカ
この映画のボギーは、他の映画にもましてカッコつけすぎでは? きっと、「これは絶対ロクな映画にゃならんだろうから、好き勝手演技させてもらうぜ」とばかりにやっちゃったんだろうか…。実際、脚本も撮影直前まで完成されてなかったというし。それをなんとかまとめあげたマイケル・カーティス監督の職人技には、素直に敬意を払いたい。が、やっぱりたいした映画じゃないよなあ。本作のバーグマンなんて最低のビッチじゃんすか、ねえ!《追記》…ううむ、これも自分が書いたものとは思えんなあ。何か、ムシの居所が悪かったとしか…。「たいした映画じゃない」というのは、見る前から「ロマンチシズムあふれる大傑作!」みたいな先入観を吹き込まれていて、期待しすぎたということがあったみたいです。あらためて思い返すと、「男のヤセがまん」をここまで切なくカッチョよく描いた映画も、そうはないよなあ…ということで、点数大幅にアップ! …でも、ここでのバ-グマン的ヒロインは、やっぱり気に食わんです(笑)
8点(2003-08-07 12:03:20)
210.  死霊のはらわた(1981)
劇場公開の何年か前に、「スゲエ怖い映画があるぞ」と友人の間で評判になり、”海賊版(!)”ビデオで見た時の衝撃ときたら…。ひたすらコケオドシに徹した演出のパワフルさ、カネはなくとも工夫次第じゃここまで「スゲエ」映画がつくれるんだ! と、当時の映画少年たちをどれだけ勇気づけたことか。個人的には『2』の方がよりフェイバリットだけど、大好きであります。
8点(2003-08-06 18:05:14)
211.  裸足の伯爵夫人
主人公をはじめとする男たちの欲望ゆえに輝き、犠牲となった女を描くのに、マンキーウィッツ監督がとった回想形式は最上のものだったとぼくは思います。その視点からしか、エヴァ・ガードナー扮するヒロインのミステリアスな魅力は表現し得なかった。何故なら、彼女の魅力とは、彼女自身のものではなく、あくまで男たちによって夢見られ与えられたものだから。彼女の死は、そういった男たちの夢=欲望によって押しつぶされた悲劇にほかならない。それを冒頭の雨の葬式場面で鮮やかに予告する語り口は、やはりお見事というべきでしょう。
8点(2003-08-04 13:34:10)(良:1票)
212.  ハルク 《ネタバレ》 
従来のアメコミ実写版とは一線を画す出来映えは、さすがアン・リー監督と言うべきか。ただ、ハルクに敵対する「悪役」が実の父親であるとか、主人公の幼年期のトラウマがあまりにシリアスだとか、軽いSFXエンタテインメントを望む観客には少々キツイかも。どちらかと言えば、現代版「フランケンシュタイン」(それも、東宝の『フランケンシュタインの逆襲』に近いか?)として見た方がよろしいでしょう。それにしても、ジェニファー・コネリーはほんとお美しい…。ニック・ノルティのクサイ大芝居もなかなかオツな味わいでありました。
8点(2003-08-04 11:01:51)
213.  最高の恋人
今やすっかり文芸大作路線の「巨匠」になっちゃったアンソニー・ミンゲラ監督にも、こんないい味出してる小品を撮ってた時期があったんだなあ…(しみじみ)。愛すべきダメ男のマット・ディロンも、いつもながらべっぴんさんのアナベラ・シオラも、よくぞこんな助演で出たなあと感心させられるウイリアム・ハートも、みんないい。下町情緒の醸し方も、実に魅力的だし。う~ん、チャーミングな映画であります。
8点(2003-07-23 18:05:33)(良:1票)
214.  13ウォーリアーズ
体裁としては、北欧を舞台にしたスペクタクル史劇。なんだけど、ノリとしては、騎兵隊の精鋭たちがインディアンを相手に戦う西部劇ですな。だって、謎めいた一族が乗ってる馬にほどこされたペインティングは、どう見たってインディアンのそれと同じだし。このあたり、これまでも自作で西部劇へのオマージュを捧げていたジョン・マクティアナン監督の趣味が、遂に全開! といったところか。原作者マイケル・クライトンは不満だったろうけど、ぼくとしちゃ、マクティアナンの方にこそ肩を持つね。バンデラスのキャラクター設定も物語に趣向を与えているし、CGではなく”本物志向”なセットも重厚感たっぷりだし(そりゃア130億はかかるわなあ)、面白いじゃん、この映画!!
8点(2003-07-23 17:55:07)
215.  合衆国最後の日
こういう作品をきちんと評価する皆さんに、敬意を表します。初公開時、まだガキだったにもかかわらず男たちの葛藤劇の厳しさに息をのみ、核弾頭ミサイル発射のサスペンスに手に汗にぎったことを、今もありありと思い出す。あのマルチスクリーン処理は、テレビで見ても迫力半減だろうなあ。バート・ランカスター以下、硬派な激渋スターが揃うなか、いつもながら世を斜に見たスネ者バート・ヤングが、絶品。ちなみに、原作の主人公はあんな愛国者でもなんでもない、ただの軍人くずれの小悪党でした。
8点(2003-07-23 17:11:26)
216.  ジョン・カーペンターの要塞警察
初見参はテレビだったのだけど、もう画面に釘付け状態。この陰惨な現代版『リオ・ブラボー』には、確かにジョン・カーペンターのすべてがあるなあ。あの主人公なんて、完全に『ニューヨーク19997』や『エスケープ・フロム L.A』のスネークだし。何なら、カート・ラッセルを主演に、これを”スネーク三部作”のひとつとしてリメイクすればいいのに…などと、思ってしまうのですが、どう? とにかく、カーペンターはやはりいいなあ。暗いくせに、ヘンテコなユーモアもあるし。あらためてリスペクト!
8点(2003-07-17 14:19:11)
217.  8 Mile
監督がご贔屓カーティス・ハンセンなんで、「何でアイドル(?)歌手が主演する映画なんぞを彼が…」と半信半疑で見たところ…ハイ、すっかりハマッってしまいました。エミネムとその友人たちの閉塞感、街そのもののどんづまり感が実になまなましく表現されていて、しかもさわやかな余韻を残してフィニッシュさせるなんざ、お見事の一語。風俗的には「現在」なんだけど、映画的にはむしろ50・60年代風の「古風さ」を感じさせるのが良くも悪くも普遍的な青春映画たり得たポイントなんでしょうね。それにしても、キム・ベイシンガー、よくこんなアバズレおっ母さん役を引き受けたもんだ。拍手!
8点(2003-06-30 13:23:11)
218.  フロム・ヘル
昨今のCGまみれな劇画調伝奇ロマン(クソくだらない『ヴィドック』とかね)かと思いきや、19世紀ロンドンの、いかにももっともらしい雰囲気を実に良く漂わせた秀作じゃんすか! 特にヘザー・グラハムたち娼婦の描写が見事で、こういう題材じゃない、ディケンズの小説の映画化なんかをヒューズ兄弟監督には期待したいとも思った。あのエレファントマンの唐突な登場のさせ方も、ほんと才気を感じさせるし。良いっすよ、ダンナこれ!!
8点(2003-06-30 12:54:56)
219.  顔のない天使
メル・ギブソンって、実はシェイクスピアが大好きなんじゃないのかな。彼の演技的バックボーンにあるのが、実は古典演劇の素養であることを、この初監督作が証明しているように思う。シェイクスピアを朗唱する時のギブソン、ほんと気持ちよさそうだもんなあ。作品的にも、素直に感動できる良い内容です。ラストの感情をグッと抑えたハーフビターさも、見事だし。
8点(2003-06-28 16:06:41)
220.  アフリカン・ダンク
世間的にはともかく、小生的には『クール・ランニング』よりもこちらを買うね。万事に定石通りな展開ながら、アフリカの見事なロケーション効果と現地の役者(?)たちの得難いキャラ、それにケビン・ベーコンのイヤミのない爽やかさがマッチしている。何より、カメラワークが実に良い! 確か、イギリスのマイク・リ-監督とのコラボレーションで知られる撮影監督じゃないかな。真冬のアメリカ小都市の雪景色から一転して、アフリカの緑と土の鮮やかさをとらえた色調・構図とも、さすがに見事ですぞ。
8点(2003-06-23 18:53:04)(良:1票)
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