2281. 遥かなる大地へ
ヒロインの頭の悪さと失礼さに腹が立って、何であのような展開になるのかまったく理解できませんでした。大体、彼らが必死で得ようとした「土地」なんてのも、元は先住民の土地だったのを勝手に略奪しているにすぎないのではないですか?というわけで作品の根本というかスタートは何だかどうしようもないのですが、ロン・ハワードならではの語り口の滑らかさと、無駄に凝ったカメラや美術のせいで、そこそこまともに見られてしまうので困る。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2004-05-04 01:32:04) |
2282. スペシャリスト(1994)
脚本がヘボすぎて、話になりません。 2点(2004-04-30 23:45:06) |
2283. フリーマネー
脚本自体もつまらない上に、ブランド以外の登場人物が全員へタレで、何が言いたい話なのかさっぱり分からない。 2点(2004-04-27 23:55:09) |
2284. 殺したい女
《ネタバレ》 妻の誘拐を夫が大喜び、というところで出オチの感もあるのですが、その後も、いろいろネタを詰め込んで最後まで一気に引っ張っています。ただ、サイドストーリーの盗撮ビデオ云々のところがやたら凝っていて、その分、本筋が食われてもいます。誘拐犯の若い男女2人とベット・ミドラーの心の通い合い的な部分も、もう少し見たいところでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2004-04-26 02:50:31) |
2285. 氷の接吻
何が表現したい話なのか、さっぱり分かりませんでした。 3点(2004-04-26 02:39:23) |
2286. スニーカーズ
せっかくの豪華キャストは全然的確に配置されていると思えないし(あの役にレッドフォードはないでしょ)、サスペンスの方は退屈ではないもののワンパターンだし、会話はしゃれているつもりで狙いがミエミエで恥ずかしいしで、重点の置き方がまったく誤っています。 5点(2004-04-25 02:29:36) |
2287. ダーティ・ダンシング
《ネタバレ》 これぞ青春映画、そしてこれこそダンス映画。しかもそれだけではなく、全体に満ちている躍動感と前向きな意志の力は、今見ても素晴らしい。加えて、パトリック・スウェイジはもちろん、この後映画への出演が急速に少なくなっていくジェニファー・グレイやシンシア・ローズについても、一番美しい時期を確かに切り取って残したという意味において、貴重で意義のある作品だと思う。●再見して気づいたのだが、最後に山荘の経営者が「今の子供たちはもうこんな過ごし方は喜ばない。そのうちこの山荘もなくなるだろう」みたいなことをさらっと言っている。つまり、この作品は、そのような失われた伝統的カルチャーへの哀悼の念が裏テーマだったかもしれないのだ。ベイビーがダーティ・ダンシングを通じて成長する過程も、もしかすると、アメリカの若者全体が「ほかの楽しみ」を見つけてしまう成長の象徴だったのかもしれない。だから、この物語は、場所は山荘内、期間は一夏のものとして完結している。この脚本は意外に奥が深い。 [映画館(字幕)] 8点(2004-04-24 23:21:14) |
2288. シー・デビル(1989)
こんなC級映画でも真面目に演技してしまえるメリルはある意味すごい。 3点(2004-04-24 02:43:14) |
2289. ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合
どこで笑わせたいのか、分かりませんでした。 3点(2004-04-24 02:29:15) |
2290. N.Y.殺人捜査線
タイトルからしてB級お馬鹿刑事アクションを予想したのですが、まったく逆で、盛り上がりに欠けるひたすら地味~な作品でした。 2点(2004-04-21 02:16:00) |
2291. ローズ家の戦争
夫婦の2人が両方とも一番嫌いなタイプで、見ている間の気分が最悪でした。 1点(2004-04-20 02:13:25) |
2292. セブン
《ネタバレ》 改めてこの作品で一番凄いと思うのは、犯人があっさり自首していること。しかも、その展開に必然性があるということ。これを可能ならしめたという一点において、本作は他の幾多の類作と明らかな一線を画している。その後、刑事自身も当事者の地位に無理矢理置かれることによって、この作品は、サスペンスの約束事をごく自然に破壊し、大げさに言えば、世界を終焉へと導くのである。そして、真相(らしきもの)を一応提示した後も、陳腐な動機とか何とかを一切説明しない姿勢も潔い。 [DVD(字幕)] 7点(2004-04-19 01:35:39) |
2293. 危険な遊び(1993)
マコーレーとイライジャの、子役の域を超えた演技合戦は見事でしたが、こういう「周りのみんなが誤解しています」系の話は見ていていらいらするので嫌いです。もっとも、すべてを吹き飛ばすあのラストは強烈でした。なお、これと同じ系列の話では、森村誠一の「魔少年」という傑作短篇があります。 5点(2004-04-17 23:58:53) |
2294. ザ・パッケージ / 暴かれた陰謀
これほどまでにチンタラしたサスペンスも珍しい。ほとんどすべての場面が、脚本と演出の稚拙さを物語っている。ハックマンとトミー・リーの壮絶な無駄遣い。 2点(2004-04-17 02:20:09) |
2295. スピード2
中身まるでなしのストーリーにはまだ目をつぶるが、とにかく(サンドラを筆頭に)ほとんど全員がギャーギャーうるさいだけという状態が最初から最後まで続くのは、何とかならなかったのか。 3点(2004-04-11 23:55:33) |
2296. ディボース・ショウ
ストーリーはまあまあだったのですが、肝心の2人の内心描写がほとんどなくて、駒のように動かされているだけという感じなので、見終わった後の残留感に欠けます。クルーニーの人格設定が前半と後半で全然違うのも気になります。 5点(2004-04-11 23:40:08) |
2297. 君に逢いたくて
タイトルに反して実に地味でじめじめした内容なのですが、それはそれでなかなか新鮮でした。 4点(2004-04-11 04:31:47) |
2298. いまを生きる
《ネタバレ》 キーティングは、生徒に何を強制しているわけでもない。彼がしていることは、生徒の内面とか、素養とか、情熱とか、方向性を引き出すこと。もっといえば、それを自分自身で確立することの重要性を自覚させること。だから、父親の命令にすべてイエスと言い続けてきたニールは、いざというときに「自分がしたいこと」が存在しないことに決定的に気づいてしまい、必然的に死を選ばざるをえなかった。見えなければ、模索を続けたまま青年期を終えることもできるのですが、先々まで走りすぎてしまったが故の悲劇です。そして、事の責任をとったキーティングは、自分の指導理念や技術にもまだ不足点があったという、ある意味では新たな道(目標)を見つけたからこそ、何も言わずに去ったのではないかと思います。そんなことも今頃になって分かってきました。また、今になって見ると、自分の中のニールは、トッドは、キャメロンは・・・といったことも考えてしまう作品でもあります。 [DVD(字幕)] 7点(2004-04-10 03:46:54)(良:2票) |
2299. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
《ネタバレ》 何かが生まれそうで生まれないもどかしさ。脚本は繊細だし、役者の演技も頑張っているのも分かるのだが、その着地点としては、主人公とセラピストが相互に告白して抱き合うとか、女の子を追いかけていくとか、無難に収束してしまっているのである。もっと、何かの壁を突破する当事者としての混乱や破綻や逸脱を見せてほしかったという気はするのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2004-04-07 04:29:20) |
2300. シーナ
当然のことながら、ヒロインは最初から最後まで天真爛漫な露出コスチュームで大活躍であって、この作品はそれだけで十分です。 4点(2004-04-05 03:47:28) |