221. 未知との遭遇/特別編
《ネタバレ》 むかし好きだった映画を見直すのは勇気がいるなあと改めて感じてしまいました。オリジナルを見て映画館を出たあとには、思わず空を見上げてしまったけれど、特別編をTVで見たあとは、頬杖をついて斜め45度を見ながらため息をついていました。ストーリーが大きく変わった訳でもないし、余計な尾ひれがつきすぎた訳でもないのに・・。前半は今も魅力的だけど、ラストで宇宙人が出てくるシーンを見て、当時は感動していたんだなあと客観的に思ってしまい我に返った感じでした。がっかりした自分が悲しくなってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-18 15:38:20)(良:1票) |
222. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 武道館で試写会なんてすごいなあと思ったけど、スクリーンの迫力は期待していたほどではなかったです。今回はシンガー役でファギーが出ていたのは嬉しかったけど、オリジナルでモーリンマクガバンが歌っていた「モーニングアフター」ほどのインパクトは無かったです。 ストーリーもトントン拍子で進んでいったのでスリリングな感じも少なかった気がします。一番気になったのは、他の人たちを助ける選択ができずに自分たちだけ生き残った、という風には思えず、自分たちだけ助かればいいと言う感じさえしてしまったところ。死んでしまったカートラッセルにさえ感情移入も出来ませんでした。それよりもエレベーターで振り落とされた「シックスフィートアンダー」のフレディロドリゲスかわいそうでした。 [試写会(字幕)] 5点(2006-06-09 09:22:08) |
223. コーヒー&シガレッツ
ショートショートストーリーの連続。見続けているうちに口の端をまげてニヤリとしてしまいました。留守録していたので途中で止めて珈琲をいれて飲みながら見ていました。映画そのものに入り込む訳でないけれど、こういう映画をのんびりと見ている時間が好きです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-09 08:41:29) |
224. 夜になるまえに
《ネタバレ》 アレナスの小説を読んでジョン・アービング的な部分があったので映画を見たいと思っていた。小説はキューバ革命の縮図だけど、映画はキューバ革命の歴史と人民の歴史そのものだった。小説には生々しい同性愛描写が描かれていて、かなり引いてしまったけど、映画ではわりと少なかったので見ていてホッとした。またジョニーデップやショーンペンが出ているのを知らずに見たので、サプライズ的な面白さもあったけど、中でも少しだけどナイワニムリが出ていたのが嬉しかった。ちょい役でも印象が強い女優だなと改めて感心。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-09 07:24:48) |
225. ロード・トゥ・パーディション
《ネタバレ》 しばらくしたら、どんな映画だったか忘れてしまいそうなストーリーでした。復讐ものはありがちですが、うまく作ると痛みが伝わってくるものです。でもこの映画はダメでした。ここ数年のトム・ハンクスの映画は、どれもつまらないもばかりで残念です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-02 16:00:34)(良:1票) |
226. 惑星「犬」。
《ネタバレ》 この映画や「リロ&スティッチ」など、友達のいない子供と動物のからみものに激しくシンクロしてしまいます。面白いキャラのお母さんをもう少し表面に出せばいいのにと思いました。言葉をしゃべる実写動物ものはあまり好きではないのですが、「キャッツ&ドッグス」「ベイブ」同様に楽しかったです。少し甘いですが7点。 [試写会(字幕)] 7点(2006-05-10 05:51:49) |
227. ターミナル
《ネタバレ》 キャスティングミスだと思う。英語を話せない主人公をトム・ハンクスが上手に演技しているなあと思った時点でダメ。英語を話せない役を演じているじゃないと思ってしまいます。「ギルバート・クレイブ」のディカプリオや、「靴に恋して」のモニカ・セルベラみたいに、映画公開当時に、もしかしてこの役者さん本物?と思わせるようなキャスティング(それほど大有名でもない俳優)を使うべきでした。スピルバーグの映画は子供主役のもの以外はストーリーの展開が苦手なものが多いです。都合よく英語を理解したり理解できなくなったりするのも変です。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-30 23:34:10)(良:1票) |
228. アウトサイダー(1983)
《ネタバレ》 まったくと言っていいほど入り込めなかった。ロミオとジュリエット、ウエストサイド物語を例に出すまでもなく、対立する不良グループと敵側にかわいい女の子。不良だけど本当はみんないいやつで火事場で子供を助けて、その時の火傷で死んでいく少年。ここは感傷的な気持ちになるシーンだろうなあと思ってみていた。少年が死ぬ前に「いつまでも黄金でいろ」って、死ぬ前に言う言葉でしょうか。ベタベタでジョークみたいに思えます。特殊な色合いの映像とスティービーワンダーの曲は良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-26 00:07:21) |
229. GOAL! ゴール!
《ネタバレ》 王道を行くサクセストーリーですが、きちんと障害もあり、挫折もあり面白かったです。ラストは予想通りで納得です。サッカーシーンも楽しく。脇役のおばあさんやスカウトの人などもいきいきと描かれています。 [試写会(字幕)] 6点(2006-04-26 00:00:13) |
230. スーパーサイズ・ミー
《ネタバレ》 ジャンクフードと砂糖漬けの栗を食べながら1.5リットルの炭酸飲料を手元において見ていました。色々なデータがたくさん散りばめられていて面白かったです。ヒューストンやテキサス州に太めの人が多いことなど色々と分かりやすく雑学として楽しかったのですが、ラストは空恐ろしいものを感じました。そう言えばジャンクフードを食べ続けたあとは身体がだるいとか思いながらも、映画を見終るころには大量のジャンクフードも炭酸飲料も空になっていました。命が縮むのはわかっているけどジャンクフードを食べるのを止めるのは簡単ではないし、メーカーの責任でもないと思うので身につまされる映画でした。ストレスとジャンクフードの連鎖を断ち切らないと思いながらジャンクフードに手が伸びる人は涙なしでは見ていられ無いと思います。日本で初めて銀座にマックの1号店が出来たときはマックに行くのは胸躍るイベントでした。その後、今に至るまで週に1度はマックや、他のバーガーを食べています。そのせいか平均体重が常に5キロ前後オーバーしています。この映画を見終ってハンバーガーやエビフィレオが食べたくなった自分がすごく悲しいです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-21 19:28:26) |
231. ハメット
ハードボイルドの香りが好きです。「マルタの鷹」「さらば愛しき人よ」同様、雰囲気はいいのですがハードボイルド小説のファンの目で見るとハードボイルド感が物足りないので合格点止まりです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-21 19:19:28) |
232. 8mm
《ネタバレ》 。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-12 21:46:11) |
233. サウスパーク/無修正映画版
《ネタバレ》 TVでずっと見ていたので映画を期待してDVDを購入しました。TVでも面白いときと今ひとつの時の差が大きいけれど、こちらは今ひとつでした。関係ないけどフセインをパロにして大丈夫なのかなと心配してしまいました。テレンス&フィリップが面白いので甘い得点です。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-12 21:42:37) |
234. スポンジ・ボブ/スクエアパンツ
《ネタバレ》 映画がはじまってしばらくは、ここは本来受ける場所なんだろうか?笑わす場所なんだろうか?と固まってしまいました。硬直がとけたのはネプチューンの輝くハゲのシーンと、スポンジボムの目をうるうるするシーンあたりから。徹底しておばかアニメです。サウスパークから狂気をぬいて、別の毒を含ませた感じです。試写会で隣に座っていた人の「知的障害者がいっぱい出てくるマンガだね」と話しているのが聞こえましたが、酩酊状態のスポンジボムはあきれかえりながらも笑えます。この映画を見て怒る人もいるかもしれない。 [試写会(字幕)] 7点(2006-04-12 21:37:34) |
235. プロデューサーズ(2005)
《ネタバレ》 「僕のハンカチ~」というシーンで、あれどこかで見たようなと思っていたら、メル・ブルックス自身が60年代に映画化しているもののリメイクなんですね。ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックのコンビのバカさわぎに乗り切れませんでした。「スポンジ・ボブ」くらい徹底してバカやっていればあきれても楽しめたのに・・。ストーリーも音楽も響いて来ませんでした。 [試写会(字幕)] 4点(2006-04-12 21:29:45) |
236. 十二人の怒れる男(1957)
話運びは、それなりに面白いし当時は新鮮だったろうなあと思います。今回初めて見た目で言うとストーリーも映像は一本調子で話運びも粗が多い気がします。こういう映画は見る人に容疑者が白か黒かを最後までわからないように進める方が面白いと思います。これだと本当は白なのに黒の判決をされた容疑者をヘンリー・フォンダが正義のために白にするというだけの映画です。ただ暑いエアコンのない部屋の豪雨でのうだる感じがとても良かったです。当時、なぜこの映画がオスカーで、ノミネートすらほとんどされなかったということが話題になっていましたが、オスカーを取るほどの映画でもないと思います。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-27 02:48:44) |
237. 新婚道中記
《ネタバレ》 とても面白かったです。仕切りがカーテンかドアかの違いはあっても「ある夜の出来事」と同じですね。最初の夫がフロリダに行くと嘘をついて戻ってくるシーンがありますが、あくまでもそこは無視して妻を悪者にするところがおかしいです。犬もかわいいけど、ドアを押さえるクロネコは傑作でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-23 03:41:16) |
238. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 今までイーストウッドの映画は、なぜ余りにも自分勝手でアメリカンヒーロー的なんだろうと思ってうんざりしてましたが、この映画は見応えがあって面白かったです。イーストウッドが年をとったせいもあるのか、「許されざる者」などで見えていたストーリーの強引さや粗が影を潜めてました。ヒラリー・スワンクははまり役です。キャスティングの勝利。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-21 18:22:50) |
239. サイモン・バーチ
ジョン・アーヴィングの色がうまく表現されていました。イアン・マイケル・スミスもジョセフ・マッゼロも抑えめなジム・キャリーも、とても良かったです。アシュレー・ジャッドの明るくさらりとしたエリオット・アーウィットの写真に出てきそうな笑顔も魅力的です。彼女の顔を見て、どこかで見ている顔だなあと思っていたのですが、C&Wのジャッズが母と姉だったんですね。良い表情をするわけです。納得。 世の中には異質なものを見て興味を持つ人と、近寄るのをためらう人とに分かれます。異質なものにシンクロしてしまう人、愛しく思える人にはおすすめです。映像もセリフもストーリーも大好きです。人を思う優しさに泣けました。大切にしたい映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-03-21 18:17:27) |
240. アビエイター
《ネタバレ》 最初のうちは面白かったけど、どんどん退屈になってきて,早送りしたいと思いながら見終えました。ケイト・ブランシェットは上手で、うまくキャサリーンペップバーンらしさを出してはいますが、わざわざこんな役でオスカーを取らなくても他にいろいろあったのにと思ってしまいました。ディカプリオはどんどんトム・ハンクス化してくるようで残念です。わざとなのかもしれないけれど、描かれたリッチさに退屈さと飽食の悲しさを感じました。残念。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-17 05:06:44) |