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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
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自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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241.  攻撃
何か日本じゃ評価の高い映画ではあるけど…ちょっとあまりに図式的に過ぎやしないか? アルドリッチのハッタリ満点なタッチは楽しめるけど、善悪はっきりし過ぎの軍隊批判映画って、かえってペラペラな印象を与えるんじゃないかねえ。50年代のアルドリッチ作品じゃ、やはり『キッスで殺せ』のワケ分かんないモノ凄さがベストでしょう。 《追記》↑での、【鱗歌】さんのレビューに、小生の見方の浅はかさを思い知らされた気がします。…確かにその通りですね。ただ、アルドリッチ監督の映画においていつもぼくが圧倒されるのは、時として類型的にすぎる登場人物たちが、「物語」や「主題」といったものをただ円滑に語るためだけの“道具”としてあるのじゃなく、むしろ人間の「欲望」だの「狂気」だのといった[本質]こそを浮き彫りにするための手段としてある…という点にだったんです。その時、彼なり彼女なりは、ドラマの中の人物という立場を超えて、人間の「心の闇(ダークサイド)」そのものを具現化した存在となっている。が、そんな「闇」を凝視しながらも、一方で、そんな人間を決して否定せず、むしろ「闇」を抱えているからこそ「光(=崇高さ)」を求めずにはいないのだ…と断言する。抽象的な言い回しで申し訳ないのですが、まさにそういった部分が、ぼくにとっての「アルドリッチ作品」なんです。しかし、この『攻撃』は、そんな「理想的」アルドリッチ作品に見えて、どうしても山本薩夫(!)監督作品のような、単なる類型性や教条主義ばかりが眼について仕方がないという…。いずれにしろ、ぼくはこの映画をもう一度あらためて見直さなければなりませんね。
6点(2003-09-16 16:09:55)(良:1票)
242.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
試写会でひと足お先に拝見。一見すると『Xメン』の亜流めいた”超人大集合”ものなれど、19世紀を代表する面々が、「大量破壊と殺戮」の20世紀を象徴する悪と対決する図式にまず感心。なかなかにインテリジェントじゃないですか。それぞれのキャラも、きちんと読者を納得させてくれるデティールが配され、満足満足(特にネモ船長はナミダものです!)。これで監督に、もうちっと19世紀的エレガンスに長けていたなら、もっと良かったんだけどね。まあ、文句なしに楽しめますから文句なし!(…って、同語反復でした)
7点(2003-09-16 15:22:07)(良:1票)
243.  ダーティハリー
あらためて見直して(もう何度めだろう!)つくづく素晴らしい映画だと再確認、そして再感動! ハリーが最初にマグナムをブッ放す銀行強盗一味とのシーンで、ホットドックをもぐもぐしながらひとりずつ仕留めていき、最後に生き残った犯人に対して、ニヤニヤしながら「俺の銃にまだ弾が残っているか、運だめししてみないか?」と凄むあたりにウットリ…。これ以上カッコいいヒーロー(というか、アンチヒーロー)はいまだもって空前絶後ですよねえ! 自分をしか決して信じない男でありながら、そんな自分自身に対しても醒めた眼で見られる…これぞ男の中の男っす。クリント万歳、シーゲル御大万歳!!
10点(2003-09-16 11:20:30)(良:2票)
244.  ダークマン
サム・ライミがいかにアメコミ大好き人間だったかが、ひしひしと伝わってくるね! 基本的には「オペラ座の怪人」のコミックヴァージョンなんだけど、ヒーローも悪役も、その他大勢もキャラがたっていて、少々のグロ味も効果的。監督がいかにもノリまくって撮っているのがよおく分かります。ただ、この映画を賞揚するのに『スパイダーマン』をもってきてケナすのは、どうでしょうか。あれはあれで、見事なライミ的青春映画になっていたとぼくは思うのですが…。
8点(2003-09-16 11:02:04)
245.  レニー・ブルース
決して駄作とかいうんじゃないけど、映像、役者ともどもどっぷりとナルシシズムに浸っているその薄気味悪さに、ヘキエキ。この映画を好きになれるには、この自己陶酔に同調できることが必須でしょうなあ。小生はゴメンですが。せめてダスティン・ホフマン以外の役者を起用していたなら、ボブ・フォッシーのこの悪いクセ(!)も少しは緩和されていたかもなあ。フォッシーが主人公に自己を投影しだしたのが、この作品からということで、ぼく的には彼のワーストです、ハイ(『キャバレー』まではあんなに素晴らしかったのになあ…)
5点(2003-09-16 10:51:03)
246.  レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い
う~ん、「トリスタンとイゾルデ」もアメリカが映画にすると、こうなっちまうのか…。絵はがきのように安い映像美の中、何かあると長髪をなびかせて颯爽と現れるブラピの「王子さま」ぶりに失笑。この映画を見て以来、エドワード.ズウィックという監督(本国じゃ、何故か異様に評価が高いんだよね…)の作品に対して、どうしても冷ややかな眼になってしまう。『ラスト・サムライ』も、心配だな~。
5点(2003-09-16 10:41:40)
247.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
う~ん、素晴らしいなあ。何度見てもクスクス笑えて、ちょっと切なくて、どこかグロテスクなのにすべてのキャラたちが愛しく思えてくる。とにかくダニー・エルフマンの楽曲と、ティム・バートンのビジュアルセンスが見事に幸福な”ケミストリー”を果たしたという意味で、アニメとしては最高峰の1本でしょう。ああ、サリーのほころびをぼくが縫ってあげたい…
10点(2003-09-13 15:17:47)(良:1票)
248.  レナードの朝 《ネタバレ》 
引きこもり風の精神科医が重度のパーキンソン症患者に、周囲の懸念をよそに未承認の薬を投与。一時は奇蹟的に症状が改善したものの、やがて患者たちはふたたび元の状態に戻ってしまう。落胆した医者だが、患者たちとの経験のなかで心を開かされ、看護婦をデートに誘うところでエンド…。まず、治療不可能と思われていた患者たちに薬を投与するのは、医師としての野心ではなく真剣に彼らを治癒したいがための情熱と好意的に解釈しよう。が、一度は彼らに光明を与えておきながら、結果的にふたたび絶望へと追いやってしまったことへの自責の念、呵責がこの主人公の医者には微塵も感じられないのは何故だ? それどころか、最後には自分だけが幸せになって、「ハッピーエンド」風に映画が締めくくられることに、何故だれもとまどわないの? …実話だろうが何だろうが、これは映画(をはじめ、あらゆる表現媒体)として、やってはならない展開じゃないのか。ぼくはこの映画のそういった鈍感さを、結果としてであれ、その不誠実さを嫌悪する。以上。
0点(2003-09-13 15:09:19)(良:1票)
249.  レインマン
特に斬新な映像も、才気きらめくショットもない、あくまで変哲のない画面に、どんな題材を撮ろうと奇妙にライトヴァーズな語り口の物語が展開する…それがバリー・レヴィンソン監督の映画に共通する感覚です。しかし、そこには現代アメリカ映画のみならず、この国の文化シーンにあって最も「大人」の眼差しが貫かれていて、それがこの「チャイルディッシュな国」にあってとても貴重なものじゃないかと。評判のよかった本作ですが、そこにある「障害者をとりまく社会の不寛容さへの、諦念に満ちた静かな否」を、本当に”彼ら”は受け止めたのだろうか。そして、ぼくたちは…?
8点(2003-09-13 14:17:52)
250.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
個人的にこういった冒険活劇ものは大好きで、シリーズ第1作のこれが中でも一番この手のジャンルに忠実かな…とは思うのですが…なんか、展開が目まぐるし過ぎ、見せ場盛り込み過ぎだなあ。もちろん、スピルバーグとルーカスが往年の連続活劇を現代のノリでリメイクしたというのは分かるんだけど。アドレナリンの量だけが目的化した、こういう刺激の押し売りは、たぶん「映画的」じゃないと思うのですよ。ハリソン・フォードのインディアナ・ジョーンズは、もう完璧。できればこのヒトで、ハガードの『ソロモン王の洞窟』を映画化してほしかったなあ。
7点(2003-09-13 13:58:02)
251.  レインディア・ゲーム
脚本がトリッキーというには、あまりにやり過ぎ、、はしゃぎ過ぎ。おまけに、この頃どうも流行ってたタランティーノの悪しき影響もチラホラうかがえて、せっかく大ベテランのフランケンハイマー監督ががんばって面白く撮ってるのに、イマイチ煮え切らない出来に…。ああ、もったいない。シャーリーズ・セロンは、やはりこういうウサンクサイ”悪女”がお似合いです。彼女だけは、文句なし!
6点(2003-09-13 13:46:47)
252.  ザ・チェイス
アダム・リフキンという御仁、監督以上に脚本で意外なコメディセンスを発揮するんだよね。本作も、自分で監督しなけりゃ相当な快作になったろうにな。とは思うけど、それでもやっぱり楽しい映画。皆さんおっしゃる通り、車の中での会話や、マスコミの狂躁ぶりが、現代風スクリューボール・コメディしててイケてます。それにしてもクリスティ・スワンソン、何でもっとブレークしなかったんだろ?
7点(2003-09-06 19:05:43)
253.  ザ・コンテンダー
コラムニストの中野翠サンが、本作を見て怒り狂ったんだって。ふ~ん、何でだろ? このヒト、田中真紀子に対しても憎悪をむき出しにしてたし、アグネス・チャンとの確執も記憶に新しいところ。きっと、「男社会の中で”女”を主張しながらのし上がろうとするキャリアウーマン」が、同じ女性のくせに大嫌いなんだろうな。同様に、そんな女たちを恐れ嫌悪する世の男たちのメンタリティに近いんでしょう。で、この映画。ぼくは非常に好感をもって見ましたです。ひさびさに「本当の意味でカッコいい女性像」を見せてもらったという感じ。ジェフ・ブリッジスの大統領もわるくないしね。
8点(2003-09-06 18:47:43)
254.  ザ・グリード
モンスター映画としちゃあ、ちょっと画期的な大(小?)傑作じゃないかな。確かにグロなシーンのオンパレードだけど、それ以上に「大ボラ話」的なノリが楽しいのなんの。最後の最後までホラ吹いて大笑いしてあ~気分爽快! といった感じであります。これといい『ハムナプトラ』といい、スティーブン・ソマーズ監督の、少々粗っぽいけどガハハと映画自体が大笑いしているような大らかさは、今の映画にゃ貴重なんじゃないだろうか。ファムケ・ヤンセンも、イロッぽいしね。ご同輩! 
9点(2003-09-06 18:31:34)
255.  13デイズ
一応ストーリーは”キューバ危機”の舞台裏ということで、かつてまったく同じ題材を同じように扱ったTV映画があったな…と。つまり、まったく新味ゼロなわけで、なんで今さらこんな映画を作るのかと思っていたら…。いやあ~、これ、ケネディ暗殺が軍とCIAの上層部のしわざとブチあげる『JFK』の前日譚(!)だったのね。なるほど、こんな風にしてケネディが彼らに疎まれるようになったのかと、よ~くわかるようになってます。ほんと、ケビン・コスナーって想像以上に「政治的」で「信念の人」で「陰謀史観」なパラノイアであったことを、証明してくれる意味では貴重な作品であります。
6点(2003-09-06 18:07:33)
256.  シカゴ(2002)
キャサリン様に、100万本のバラの花束を差し上げたい! でも、彼女が出演していなけりゃどうなっていたことやら、この映画(なんて、わざわざ倒置法つかうこともないが)。すべてに計算された演出はインテリジェントで達者ではあるものの、ミュージカルの”いのち”である歌と踊りを細かくカット割りする野暮ったさに閉口。こんなところまで、ボブ・フォッシーの悪いトコ見習うなっての! レニー・ゼルウィガーも、健闘してはいるもののやはりミスキャスト。ギアは、まあまあってところか。面白く見られはするけれど、こんな程度の映画に喝采をおくるアメリカ映画って、やはり衰退してんだなあ。
6点(2003-09-04 17:28:33)(良:1票)
257.  悲しみよこんにちは
オットー・プレミンジャー監督の悪い部分が出たって感じ。つまり、所詮は他愛ない男女間・世代間の断絶を青臭い才気でなぞっただけの原作を、オレが「大人の映画」にしてみせるとばかりにイヂリまくったら、あらら、もっと他愛ない映画になったという…。お得意の台詞の応酬も、この作品においてはすべるすべる。こんな程度なら、往年の増村保造のほうがもっと素晴らしかったぞ! ジーン・セバーグはいいんだけどねえ、セシルカットだっけ? あの髪型は好み(笑)だし。残念な1本です。
4点(2003-09-04 16:57:52)
258.  パルプ・フィクション
90年代を代表するアメリカ映画では確かにあるんでしょうけど、そして、その達者なストーリーテリングのセンスは高く評価したいとは思うけど、何故かタランティーノの映画って、どこか本質的に「フェイク(紛い物)」って感じがつきまとう。それこそが「時代の気分」じゃんと、言ってしまえばそれまでなんだけどね。でもまあ、彼のおかげでトラボルタが復活できたんだし、功績は大きいんだけどさ。
5点(2003-09-04 16:44:10)
259.  スター・トレック(1979) 《ネタバレ》 
確か、ダグラス・トランブルとジョン・ダイクストラの2大SFX マンが関わってたんだよねえ。公開前にそれを知った時、どんなにスゴイ画面を見せてくれるのかと思っていたら…。何だ、フツーじゃん。と、まず失望。ストーリー的にも、これは1時間のテレビシリーズでやった方がかえって生きたのではと。でも、はるばる地球に、自分が何者かをしりたくて戻ってきたボイジャーが、どこか『ウルトラマン』のジャミラを彷佛させて、SF怪獣少年だった者には捨てきれないものがありましたです。
6点(2003-08-27 15:40:35)
260.  スーパーマンII/冒険篇
アポロの月面着陸場面で、宇宙飛行士がクリプトンの3悪人と出会うシーンのおかしさなど、随所にリチャード・レスターらしさが炸裂! …なのはいいんだけど、本来のアメコミ調に戻った2作目には、1作目のような”アメリカン・ヒーロー神話”的な崇高さや感動がまるっきりなくなっていた。それがいいんだよ! って皆さんの方が多数派のようですが、やはり小生には不満です。それと、ロイス・レーン役のマーゴット・キダーが評判よろしからぬようなのも、心外。だって原作コミックや、アニメ版スーパーマンのロイスを見てみなよ!
6点(2003-08-27 15:02:24)
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