Menu
 > レビュワー
 > rhforever さんの口コミ一覧。14ページ目
rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567891011121314151617
投稿日付順1234567891011121314151617
変更日付順1234567891011121314151617
>> カレンダー表示
>> 通常表示
261.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 
起承転結ではなくて起承結みたいな映画。 脚本家の無能力さは非難するのは気の毒な場合もありますが、脚本家の無責任さ、いい加減差は非難すべきだと思います。  お互いに相手が殺し屋だと気づかなかった夫婦。ところがそのことが組織に知られ、抹殺されようとする。 最初は対立した二人はやがて協力して組織と戦う。そして●● ここまでは良かったと思います。 だけど、その後がね あえていいたくありません。 
[地上波(吹替)] 4点(2010-01-23 21:09:50)
262.  ローマ帝国の滅亡 《ネタバレ》 
 まず、最初に強調したいのは、この映画も史実とは全然違うという点においては、グラディエーターと全く変わりないということ。  少しでも忠実と言えるのは、皇帝二人と皇女の名前、コンモドゥスが剣闘士に殺された(浴場でね)くらい。  あとは、主人公の設定も、父皇帝の平和主義も、死因も、東部の反乱も、ゲルマン人のローマ近郊への入植とか虐殺とか……一切フィクション。  フィクションでも面白ければいいんだけどグラディエーターに比べて明らかに落ちる。 まず、他の人が書いたように間延びする葬式シーンとか皇帝のローマへのシーンとか、やたら無意味に長いシーンが多かった。  それから、そんなところに長尺使ってるわりには、登場人物の描写不足が酷くて何故と思わせる行動が多い。  グラディエーターがあれば、こっちはいらないですね。  平成23年7月17日再見(恐らくラスト)そもそも、ハリウッドには、時代考証という発想は無いんでしょうか?騎馬主体のローマ軍とか、ローマ近郊に移住させられた(爆笑)蛮族のどこから取ってきたか訳分からない風俗とか頭痛がしてきました。二千年前の話とは言え、日本人の作家が研究して結果を出せるほど、しっかりと文書も資料も残っている時代なのに。 この、製作者自身に全く自覚がない不真面目さがとてつもなく嫌。 これに比べればグラディエーターの方がかなり真面目でした。
[DVD(字幕)] 2点(2010-01-16 12:15:28)
263.  ブーリン家の姉妹
 ナタリー・ボードマン老けたなあって、実はこれより前はレオンしか見てないんで、そりゃ老けてみえる罠w。  この映画が史実ではないことを切に願います。そりゃ、確かにものすごく大きな目で見れば、イギリスが新教になったことは人類の歴史のために良かったかなあああああ????ぐらいの気持ちはあるけれども、この後の新教国イギリスと旧教国との長年の争い、あるいは現在まで尾を引いているアイルランドのプロテスタントとカソリックの争い、通算すれば何百万人もの犠牲者のことを考えると、その全ての発端がこんなわがままで自己中な女の浅知恵と、王のすけべさから生まれたと考えるのは悲し杉。  ただ、八割方でたらめとしても、自分がよく知らなかった歴史の一局面に興味を向けさせてくれたし、ヨハンソンもこの映画ではあまり美人って感じはしなかったけど口をぽかんとあけた顔は好きです。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-14 16:11:56)
264.  ゴッドファーザー PART Ⅲ 《ネタバレ》 
 中盤過ぎまでは、守りの話。しかもマイケルが罠にかかっての話なので面白みがなく、かなりだれましたが、やはりあのラスト。 マイケルのなんともいえない悲痛な叫び(おそらく精神的にあの時点で死亡でしょうね)、それからボロクズのように死んでいく姿……………… (カヴァレリア・ルスティカーナを舞台で演じてるのはすごく心憎い演出ですね。パート2で父が街のボスを殺し、ファミリーを立ち上げたのが復活祭で街が賑あう最中でした。 そして今、同じ復活祭が舞台で演じられ、その直後マイケルが全てを失っていく。あざといと言っちゃあざといんだけどなかなか) 平成28年6月 コッポラさんの娘さんがかなり評判が悪いみたいだけど、なぜかなあ?ご承知のように女優のルックスに関してかなりうるさい自分から見て、まあ確かに鼻はでっかいかなとも思うけど、なかなか綺麗な目をしてるんじゃないかな。 ストーリーも少なくともパート2の現在部分よりは面白かった。1にしろ2にしろ守るときは守る、攻めるときは攻める、ってはっきり分かれてるのに対して、3のラスト近く、いつもの通りマイケルの絵図通り攻めが進んでいく一方でじわりじわりと、彼の身に危険が迫ってくる、なかなかスリルがあってドキドキしました。  そしてあのマイケルの精神的な死から、実際のボロボロになっての死への流れ、3部作のラストを飾るにふさわしい、名演技、名シーンでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-12 16:52:53)(良:1票)
265.  夢を生きた男/ザ・ベーブ 《ネタバレ》 
あまり野球好きが観て面白い映画とは思えない。 塚、この映画の製作者が野球にあまり愛情がないか、知識がないか、あるいはその両方みたいな。  当たり前だが、野球って球を打って遠くへ飛ばすだけのゲームではなくて、相手より多くの得点を取るためのゲーム。  所属チームがどんな状況か、試合経過がどうなってるか、そころへんをおざなりにして、「すごい、大きなホームラン」とか言われても感動も何もない。極論を言えば、10対0で負けてる試合での場外ソロホームランに感動する野球ファンって極少派だと思われ。  あと、子供のまま大人になった純真な人物像を描くなら、最初18歳の役に、撮影当時38、9の俳優使ったら明らかにミスキャストでしょう。  はっきり言って、どうみてもおっさんみたいな顔をした10代、20代の若者が、子供たちと戯れる姿って違和感きつすぎて   2011年5月5日追記 再見して、ますますつまらなさに。特にバッティングフォームの適当さ、いい加減さにはげんなり。技術指導とかつかなかったのか。ただ、それにも関わらずケリー・マクギリス、トリニ・アルヴァラードあと継娘役の子も可愛かったな、とにかくこちらの趣味に合わせてくれたとしか思えない(笑)女優の配役のため、1点プラス。  
[DVD(字幕)] 5点(2010-01-12 13:28:53)
266.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 
まず、特筆すべきなのは、英語、イタリア語、スペイン語がきちんと使い分けられてること。こんな当たり前のことが、この映画のようにやろうと思えばきちんとできるのに、中国の皇帝でもナチスの軍人でも平気で英語を使わせる現在のハリウッドの「当たり前」をもう一度考え直して欲しい。  この作品に関して言えば、デ・ニーロのパートが圧巻。冒頭の父の寂しい葬式から、母親の犠牲、自由の女神を眺める移民たちのまなざし、言葉もわからないまま隔離病棟に入れられ歌を歌う少年。並べるときりがないが、とにかく善悪を超え、一人の人間の半生の歴史に惹かれた。  それに比べてアル・パシーノ部分は前作に比べるとかなり面白みに欠ける。ロスとの抗争にしろ、公聴会にしろ、ひたすら守りの戦いであってストーリーとしてひきつけるものが、あまりなかった。  あくまで「ファミリー」を守ることが原点であったはずのマフィアが、組織が大きくなっていった結果、組織の規律を守るためには「ファミリー」を切り捨てなければいけなくなったのは、悲しい結末。  フレッドをだきしめるマイケルを見つめる部下の目が「まさか、許すんじゃないんでしょうね、ドン」って言ってるみたいで厳し杉。  デ・ニーロ パートが前作と同レベルの面白さで9点、アル・パシーノ パートがだいぶ落ちて7点 平均して、この点数かな 平成28年 6月 自分のようにストーリー重視の人間には現代パートは、あまりに単調。ざっくり言わしてもらえば、自分を罠にはめかけた相手を倒し、裏切った兄と元部下を処分、その間に妻は愛想をつかして出ていく、たったこれだけのストーリーを長々とやってもらっても。 8⇒7
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-10 22:15:42)(良:1票)
267.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
もしも、ジョン・ウーがミッドウェイ海戦の映画を作ったら、 南雲とフレッチャーが沈んでいく赤城の艦上で剣を持って戦い、敗れた南雲にフレッチャーが「西へ帰れ」と  もし二百三高地の映画を作ったら、 乃木大将とステッセル将軍が陥落直後の旅順要塞で(以下省略) と言いたくなるくらいお粗末なラストで、白けました。w それ以外は、蔡瑁(王へんに冒)の偽手紙の話と孔明が矢を集める話を組み合わしたりとか、なかなか上手く話を作ってるなと思ったし、評判悪い、小喬の潜入と風が変わるまで時間稼ぎもリン・チーリンの美貌があまりに説得力があり杉で自分的にはOKでした。(ただ、曹操も純情な中学生じゃないんだからお茶入れてもらったくらいで喜んでるなよ、せめて帯解くくらいのサービスはあってもいいだろとは思いましたがw) 肝心な戦闘シーンも魏軍の船が一斉に燃えていくところとかイメージどおりで良かったし、あの時点まではもともと曹操びいきの自分でさえ、上手な作戦運びに呉軍ガンガレモードになってました。  しかし迫力ある戦闘シーンのラストがあれではね……
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-10 11:26:54)(笑:1票)
268.  ゴッドファーザー
 エンターテイメントとしては、自分が知る限り最高傑作。何度でも観るたびに新しい発見があるし、筋とか完璧に頭に入っているけど長尺を退屈と感じたことは一度もない。  ただ、全く感動を覚えない作品に対して10点をつけるのもどうかと。 マイケルに対して感じるのは、家族を守るための行動のはずか、徐々に家族を失っていく者に対する虚しさ、哀れみ。  (個人的な分類で9点以上の映画でtv放送等を録画したものは、セルDVDに切り替えてるのだが、どうしてもこの映画にお金を使う気になれないので)9→8 原作を何気に手に取ったら、あまりの面白さに一気読みしてその勢いで本当に久しぶりに鑑賞、さらにコッポラのオーディオコメンタリーを聞きながらもう一回。  かなり稀なことなんだが、この作品は原作より面白い。もちろん原作を読めばキャラクターの背景などは理解できやすいが、原作にあった冗長で不必要で猥雑な部分(具体的にいうとソニーの愛人と彼女の新しい彼氏の医師にかんする部分、あとジョニー・フォンティーンの私生活)をばっさり切ったことで原作よりはるかに風格と趣があるいい作品に仕上がってると思う。    あと、お手元にDVDをお持ちの方、是非一回オーディオコメンタリーをお聞き下さい。実に面白い。コッポラが何度も監督を代えられそうになったこと、マーロン・ブランドが制作サイドには全く歓迎されず最初はノーギャラでならなんていうあり得ない条件さえあったこと、コッポラさんにとっては、タリア・シャイアが絶世の美女に見えていること(妹萌えにもほどがあるっつうか、そんな特殊な性向で映画監督として成功できたのはある意味一番すごいなあw) などなど色々あるが、一番へえええええと思ったのがソフィア・コッポラがこの第一作から出演してたことでした。 とにかくエンターテー面ととしては十分楽しめる作品なので再度9点に。
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-08 17:12:46)
269.  マイ・フェア・レディ 《ネタバレ》 
 ・イライザの親父が好き。塚、若い頃「運が良けりゃ」に出会って、これこそ自分の生き方と思い込んだのが、それこそ運の尽き。いまだにいい年して非正規社員なわけなんだけどw  ・3時間フルに楽しもうと思ったらかなりハードルの高い作品かもしれないね,確かに。 例えば 「ei」の音をどうしても「ai」としか発音できないところ(レインをライン、スペインをスパイン)とか、何をイライザが苦しんで乗り越えたかピンと来ない人がいるかもしれない。(I will go to hospital today. を I will go to hospital to die. 【死ににいく】としか発音できないオーストラリア人に一度是非この映画の感想を聞きたい。ま、もとはと言えば流刑囚の国、当たり前と言っちゃ当たり前なんだけどw) ・ヒギンズ教授の固くなさ、偽悪的なところ、何でも言っちゃうところ、案外マザコンのところ(最後の方の「マザー!」には、激ワラ)  ヘップバーンの華麗さ   もちろん、主役二人の魅力が大きいんだけど、他にも魅力的な脇役が大勢いたのも楽しめた。最初に言った親父、すごく紳士的なんだけど実は傍観者的なピカリング大佐、案外フランクなヒギンズの母親、実は一番常識的で、一番迷惑してるヒギンズ邸の使用人達。  ・10点満点かとも思ったけど、さすがに地声から歌声に代わるところは少し醒めるんでマイナス一点。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-08 07:13:52)
270.  フィールド・オブ・ドリームス 《ネタバレ》 
 主人公が破産するとか、大勢の人が20ドルずつ持って癒しを求めにやってくるとか。 (どこに車止めるねん?どうやって金集める?トイレは?幽霊が野球やってたらTV局が来ない?)  といったような、ものすごくくだらない突込みをいれたくなる現実部分がなかったら、 ほんといいんだけど。  (いや、映画の中の世界そのものをファンタジー世界って捉えればいいんだけどさ、野球場作ったおかげでローンが払えなくなって破産して農場取られそうになるって流れだけ妙に現実的だから)  ファンタジー部分だけ捉えれば、文句のつけようのない10点満点。自分も祖父に対して、取り返しのつかない言動をしてしまったことがあるので、すごく感じるものがあった。  ただ、くどいけどファンタジー部分と現実部分の折り合いをもう少し上手につけて欲しかった。  あのラストじゃ、それこそ全現実世界がファンタジー世界に飲み込まれたとでも考えない限り、おさまりつかないような。(それならそれで別にいいんだけど)
[レーザーディスク(字幕)] 7点(2010-01-05 15:42:59)
271.  プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング 《ネタバレ》 
 実は最近「幸せのレシピ」を見たばかりなので、パレードで指をくわえた少女が出てきた時は、「ゾーイちゃん(アビゲイル・ブレスリン)」ってすごく嬉しかったです。  あと、洒落た会話とか、ハサウェイの綺麗さとかは前作どおりなんですけど、ちょっと台本が……  ぬるかった前回よりもさらに劣化した感じで まず、前作好きな人間にとって、いきなり冒頭で「恋をしたことがない」なんて言われた日にゃ、マイケル カワイソス  それから、結末にしても、あくまで愛か女王かどちらかの選択っていう流れできたのに、いきなり「貴女の娘さん、妹さんのことを考えて法律変えて」って言われてもね、(娘や妹はそんな良い暮らししてませんってw)、 ちょっといかにもアメリカ人らしい伝統とかに全く敬意を払わない脚本はどうかと思われ。  ただ、自分にはそんなことは些細に思われるほどハサウェイの魅力全開の映画であることは間違いありません。 (今まで字幕か吹き替えかって言う論争に好き好きって立場とってきたけれど、今回の映画観て、下手な翻訳にあったら吹き替えで見てたらどうもならんなと思いました。「何故そんな秘密を知ってるの」って問いに対する返答が原語では「Maids know everything」なのに字幕や吹き替えが「女中に聞いた」じゃ、すごくつまんないなと)
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-03 14:12:00)
272.  プリティ・プリンセス 《ネタバレ》 
 なんか他の男性と根本的に感性が違うみたい。自分も男性(しかもおっさん)だけど、すごく楽しめました。  ぶっちゃけ、こんなぬるい筋の話、好きだということ自体が恥ずかしいんだけど、好きなものはしょうがないw。  まず、なんと言ってもアン・ハサウェイ 最初の方本当に上手く地味に見せてましたね。それで変身後とのギャップが素晴らしい。  それから、女王とジョーの渋いカップルもよかったし、リリー・マイケル兄弟の地味さ加減も好き。  とにかく、キャストが完璧なら、ちょっとやそっとの脚本のぬるさは充分カバーできるんでは、とまで言いたくなる映画でした。   是非、DVD購入をお勧めしたい作品。いや本編がどうのこうのと言うんではなくて、おまけ映像のメイキングが素晴らしい。 アン・ハサウェイという(敢えて言わせてもらう)大女優が、どのようにして見いだされ、どのように成長していったか、そしてまだ磨かれる前の素材の彼女を ジュリー・アンドリュースやホイットニー・ヒューストンがどんな風に評価したか。 アン・ハサウェイに少しでも興味がある人間だったら是非見てほしいな
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-03 13:33:15)
273.  プラトーン 《ネタバレ》 
 軍隊の兵士達の出身が下層に偏ってること、兵士達の間で麻薬がごく当たり前に蔓延してること、ベトナム人に対する虐待行為が行われたこと、上層部は不祥事を隠蔽にはしること。●●  こういった本来なら隠したいような事実を、きちんと描写して、しかもその映画が大ヒットするというは、アメリカって結構懐が深い国だと思われました。●●  ただ、主人公がベトナムに志願してきた理由が、あくまで「自分が…」の方がメインで、得たものも「自分は…」ってのがちょっとひっかかりました。ぶっちゃけそんな自分探しのために人殺しに来られちゃ、来られた方が迷惑です。●●  例え、建前でも「自由のため」とか、「祖国のため」とか言って欲しかったし、(言っては、いるんだけどもっと強く)、描写的にも北ベトナム、ベトコン側の暗黒面も描いて欲しかった。●●  なんか、この映画の描き方だと、戦争という不可避な「大災害」が起こっていて、それに巻き込まれた人々の苦痛を描く映画だと受け止められてもしょうがないと思われ。●● 追記 「ママもパパも入隊に反対してたんだ 堅実な家庭を築かせようとした それに反発してたんだ おばあちゃん」「親に守られた僕でなく一市民になりたかった」 これが、入隊の動機として一番強く描かれてるように思われます。  平成23年7月17日再見 戦争の悲惨さというより、堕落した軍隊、指揮系統がおかしくなった軍隊が、どれだけ災厄を巻き起こすかという観点で見れた。ま、そもそもベトナム戦争での米軍自体がそういう傾向にあったのは否めないが、特にあの小隊が悲惨だったのは、我の強い下士官の対立ではなくて、彼らを抑えきれない指揮官の少尉の権威の無さ、優柔不断さ。無能さ。一見我が強くてどうしようもない下士官達も中隊長の大尉の言葉には、素直に服従していたわけで。どれほど無能な指揮官が災厄を巻き起こすかというのがよく分かる映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2010-01-03 12:53:57)
274.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
 まず、誰もがおっしゃるオマハビーチでの迫力ある戦闘シーン、それから最後の方の、ミラー大尉が敵戦車に向かって拳銃を撃ち続け、もう駄目だと思った次の瞬間…… この二つだけで戦争映画ファンとしては見る価値ありで、8点は確定です。 あと思ったことは・アメリカ本土で、あの兄弟のことを発見したおばさんは、ものすごく優しい善意の人だと思います。ただ、戦場というものを全く知らない彼女の、善意、優しさのために死ななくていい人が何人か……・ミラー大尉は任務を遂行してというような受け止め方をされてる方が多いようですが、単純にそう言いきっていいでしょうか?ライアンが死ななかったのは、あくまで偶然、僥倖です。本当に任務を遂行するつもりなら、ライアンを拘束、強制しても連れ戻してこそ、本当の任務遂行と言えるんじゃないでしょうか? 平成24年10月22日追記 少し上記とダブりますが、やはりミラー大尉の行動は間違ってるし、ライアンは少なくともあの場ではた「よく」なかったと考えざるを得ない。端的に言えば、たかだか4台の戦闘車両と50人の兵士からなるドイツ軍部隊が橋を越えて逆襲してきても重大な結果を引き起こしたとは到底考えられないし(そのことを結末の連合軍の戦闘爆撃機の編隊と大部隊の出現が如実に示してるわけで)、また少なくとも全然別の任務で訪れ、なぜか一切の情報手段を持たないミラー大尉が、橋を突破されることが重大な結果になると判断できる材料もない。命令を受けているわけでもなければ、戦略的な見地から絶対免れないわけでもない、そんな戦闘、しかもかなり不利な戦闘にミラー大尉が部下を引きずり込んだのは、単に感情レベルでライアンに動かされたから。人の命を預かる指揮官としてあまりに幼稚じゃありませんか?しかも、そんな行動を英雄的なものと描く映画のトーンもおかしい。ライアンに銃突きつけて拘束して帰れよって思ったのは自分だけかな。少なくとも兵士が将校に向かって「その命令は聞けません」というのが重大な規律違反だし、合理的な理由もなく兵士の感情に動かされてしまうのは、将校失格、指揮官失格だと思うのですが。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-01 11:47:44)(良:2票)
275.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
 評価すること自体迷いました。かねてから全く自分の趣味に合わない映画をわざわざ見て酷評するのってあまりいい趣味じゃないからと考えてましたから。  ただ、何故この筋立ての映画が社会的にものすごく高評価を受けるのか不思議で、不思議で。  自分がこの映画をどうしても受け入れられない原因は、次の二つの台詞に尽きます。 「積極で楽しい人 ついなりゆきで…」「やさしくて寛容な彼に思わず…」 別に人に比べて特に堅苦しい考えを持ってるつもりはありませんが、その結果として父親のわからない娘を産んだ母親を、歌って踊ってw全肯定って……  これが、洋画でしかも有名な曲が取り入れられてるから、ものすごく高評価になってるんであって、例えば似たような粗筋で邦画で携帯小説原作だったら評価どうなりますかね?ボロカスに叩かれそうな気がします。  最初0点をつけましたが、あえてニュートラルということで5点を
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-01 11:17:08)
276.  幸せのレシピ 《ネタバレ》 
 自分にとってダメダメな脚本の映画というのは、どれくらい主演女優が好きかどうかのバロメーターでw。  いくら〇〇さんでも、これだけはって放り出すなら実は大して好きではない、ぶつぶつ文句を言いながら見るんだったら、まあまあ好き。  そして、映画を見てる最中はただもう夢中で見て、終わってから振りかえって考えて「あれっ?」とようやく脚本の駄目さかげんに気づく場合、その女優がものすごく好き。 というわけで、ゾーイの意味不明な言動やら、全く性格がつかめないレストランのオーナーやら、後で振り返るとちょっとと感じるけども、見てる最中はもうゼタ・ジョーンズにうっとりで。どんだけ自分がファンかよくわかった。  もちろん、ニックとゾーイも申し分なく。  キャスティングが素晴らしければ、台本をかなりカバーできるのではないかと、思わせる映画だった。 セルDVD買ってよかった。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-30 17:42:13)
277.  フォーチュン・クッキー 《ネタバレ》 
 よくある話ではあるんだけど、細かいところまで面白かった。 特に、カーティスさんの演技が素晴らしい。入れ替える前は、ちょっと痩せすぎのおばさんにしか見えなくて、全然魅力を感じなかったのが、娘が中に入った時のあの生き生きとした表情、良かった。  あと、自分的には都合の良い呆け方をしたお爺ちゃんと、「おい、おい、おい」といいたくなる中国人の婆さんがつぼだった。  多少、気持ちの移り変わりに安易な省略し杉のところもあるんだけど、好きな映画。 平成27年7月21日 リンジーさんのルックスが全く好みじゃなくて、友達ばっか目が惹かれるってどうなんでしょう 8→7
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-29 13:55:11)
278.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
 かなり突っ込まれてる方が多いようなんですが、そもそもこの映画を日本を描いたものとして見るから引っかかったり、不快になったりするんですよ。  この映画は日本を描いたものではありません。ハリウッド映画によく登場する「ジャパン国」という国を描いたものです。以前から位置がよくわからないという疑問がありましたが、この映画を見てどうもオーストラリアの東方に位置するらしいということがわかったのは収穫でした。(ちなみに芸者がアクロバットをしたり、原っぱで作戦を練ってパールハーバーを攻撃したのも当然この国ですし、ロサンゼルスで「二つで充分ですよ」といってるのもこの国からの移民です。)  ただ、反乱軍の首領が首都に屋敷を構え、堂々と会議に出席したりとか、この国の過去の有様に関してはまだまだ疑問も残るので、今後もハリウッドの映画を通じて学んでいきたいと思います。
[地上波(吹替)] 3点(2009-12-27 12:10:08)(笑:1票) (良:1票)
279.  秘密の花園(1993) 《ネタバレ》 
 原作ファンにはたまらない作品ですね。本当に忠実に手堅くまとめてくれた感じで好感を持ちました。(難を言うならメアリーが最初から可愛いことくらいかなw)  原作を読んだときから感じたことなんですが、イギリス人のガーディニング信仰ってすごいですね。全く自分には無縁だけに、かえって面白く感じます。  あと、メドロックさんが自分にとってはどうしても教頭先生で、そのうち猫かなにかに化けるかしらんとちょっと怖かったですw  同じ原作者の小公女とかも、こんな感じに映像化してくれれば素晴らしいんですが。(最近ものすごいドラマ化wを見たんでひとしおに感じました。)もちろん、その時はミンチン先生はマギー・スミスさんで。
[DVD(吹替)] 7点(2009-12-27 11:34:12)
280.  エネミー・ライン3 激戦コロンビア<OV>
 アメリカ万歳は少し鼻につくけれども、それさえ気にしなければ最近の兵器の使用とかリアルな銃撃戦とか面白かった。  ただ、よくBSでやってる二時間ドラマにもありそうですよね。この程度の話 あと、アメリカ人の辞書には「他国の主権の尊重」という言葉がないことを、改めて認識させてもらえた映画でした。  
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-12-27 10:40:41)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS