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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1201
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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301.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》 
前作の前日譚として真摯に作ろうという姿勢をヒシヒシと感じるのはとてもいいと思います。 私は(続けて観られる環境だったため)これを観たあと続けてオリジナルを観たのですが、想像以上に見事につながっていて、あぁほんとに前日譚としてちゃんと作ろうとしたんだなというのがよくわかりました。 さて、それはいいんですが、しかししかし、結局のところやってる事がほとんど同じなのです。まぁそうならざるを得ないんですが、やってる事がほんとに同じなんですよね。変わってるところは前作以上にアクションホラーに振ってるところで、まぁ時代の進歩でそれが可能になったんですが、しかしそれはこの映画の本筋として違う方向性なわけでもっとジワジワくる推理物のような怖さじゃないと……と文句は書いてますが、ほんとにそんな感じで撮ると本当に同じものになってしまいます。 じゃぁどうすればよかったのか…と聞かれると、結局こうするしかなかったのかな…と思ってしまう、ちょっとかわいそうな映画だと思います。  ちなみに最後に助かったように見える女主人公のその後が気になるわけですが、ノベライズ版だと見事に最後はThingになってますので結局助からなかったようですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-09-21 11:23:48)(良:1票)
302.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
ドンパチ系戦争映画だと誤解してしまうひどい邦題なんですが、戦争映画としてみるとアメリカの戦車にドイツ軍のマークだけ描くという安直さに代表されるように完全な落第点。では普通に映画としてみるとどうか…というと、まるでゲームのようにエピソードが羅列されるだけの構成は、あまり関心したもんじゃなく結局どう評価してもたいしたことない映画だと思うんですが…なぜアカデミー賞を6つも取ったのか不思議です。 劇中に描かれる兵士殴打事件がまるで現代の教師の体罰事件のようで今の日本で観るとタイムリー。 平和な日本の学校で問題になるのはわかりますが、戦争中の軍隊で上官が部下を殴打しただけでこんな事件になるとは…かなーり意外感のあるエピソードですが、これもキャラが立ちすぎてる戦争馬鹿パットンだからこそ叩かれたんでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-30 10:28:55)
303.  イット・フォローズ 《ネタバレ》 
一時期話題の映画でしたが、結局やや期待外れの映画でした。  映像の美しさや雰囲気、音楽の使い方は下品なB級ホラー映画とは一線を画すもので評価されるのもわかるんですが、冷静にストーリーの内容、登場人物達の対応を考えると「えー?」と思う事が続出するからです。  中盤の海辺、じっさいにそれが皆の前に出現し、周りの人からは見えないまでも「見えないだけで物理的にはいくらでも触れる」事が分かった時点で、その後の対応策はいろいろ考えられたと思うんですよ。 たとえばカラースプレー常備なんて誰でも思いつだろうしあの状況じゃ普通いろいろ対策しますよね。でもしない。 そしてわけのわからないプール作戦。 何それ?相手が電気で死ぬとか根拠あんの??てか最低限プールに色つけとくだろ。 なんだなんだこいつらの危機感の無さは??頭悪すぎるのか?? とまぁイライラするわけです。 そのあたり完全に普通のB級ホラー映画のレベル。 あの状況で真摯さがないってのはどうなんだ。  あとラストシーン前、彼が彼女とやったあと街をドライブしてるときに娼婦っぽい人のそばを通ってますよね。(明確に娼婦をうつしてますよね) あそこで娼婦とやって他に移して(娼婦なら次の男にすぐ回すだろうし)とりあえず問題を回避してる作戦だったと思うんですが…世の中のレビュ-なんかをみてもそういう解釈はありません。 とりあえず対策としてはそういう人とやって次へ次へと移しちゃうもんじゃないの? 回してとりあえず逃げられたからこそ、ラストシーンで、それっぽいのが映ってても無視してた…と思ったんですが。 そういう解釈をしてる感想とかを見てないんですよね。 自分の感覚が普通じゃないの??  あと、ヒロインがさして美人じゃないしスタイルも並ってのもね… それがリアリティだといえばそうなんですが、やっぱこういう映画のヒロインは美人がいいと思うんですよ、うん。  とまぁ期待して観た分、いろいろ残念なところが目立つ映画でありました。 あ、屋根の上の裸のおっさんはとても好きなシーンです。あれは絵的に怖すぎる(笑)  多分、昔のリンチの映画とか好きな人は好きなんじゃないかなぁ…
[インターネット(字幕)] 6点(2018-08-08 13:23:06)
304.  その女諜報員 アレックス 《ネタバレ》 
この映画、シナリオに根本的な問題が多数あって、その典型が最初と最後。  まずは冒頭、ヒロインは元彼に誘われて銀行強盗を行いそれが後の事件につながるわけですが…、そもそも彼女が銀行強盗に参加するモチベーションとか理由って何なんでしょう?というのが根本的問題。 映画後半で、実は元スーパー諜報員というのがわかるわけですが、だとすればなおさらなぜ銀行強盗に参加したの?っていうその目的や理由が全くないという…それって彼女の行動原理にも関わってくるわけで、映画として致命的だと思うんです。 てかそんな基本的な事、スタッフの誰かが当然気づいて指摘するとこだと思うんですが…なぜかそこは全くスルーされたままっていう、どういう事なの?? 「元彼に誘われたから」が理由だろ!と言いたいのかもしれませんが、彼女の背景が多少説明される後半になれば、そんな理由じゃ全く納得できなくなるわけで。  ラストがダメなのは説明の必要もありませんよね。 続編を意識した投げっぱなしのオレたたエンドだから。 何も解決してないってば! …でもこれ続編作られませんよね。しょぼいんだもん。  緊張感が多少あるストーリーですが、いかんせんワンパターンだし登場人物が馬鹿ばっかりでかなりイライラします。暴力シーンが(隠してはいますが)無駄に過剰なのもなんだかなー…で、こんなにイタイタしくする必要は全くないと思う今日この頃なのです。
[地上波(吹替)] 5点(2018-07-13 02:21:14)
305.  リミットレス 《ネタバレ》 
有名な「人間は脳の10%(20%)しか使ってない」という都市伝説をもとにした映画なわけですが、そもそも「人間は脳のn%しか使ってない」というのは都市伝説にすぎず実際にはそんな事は全然なくほぼ全部使ってます。  この映画に関しては後味が妙に悪い映画で、ツッコミどころも満載。 そもそもあの主人公に限らず(特に薬を開発した側の誰かが)薬の効果を推し進めてより効果の高いものを開発してるに決まってるわけで、そういう人がいくらでもいそうなのにそうじゃない…というあたり、もう根本的におかしい…と思ってしまう矛盾点だらけの映画でありました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-06 10:29:54)
306.  グラスハウス
サスペンス映画としてそれほど高い評価をされていない本作ですが、こういっちゃなんですが、この手のサスペンス映画は(一部の傑作駄作を除けば)ぶっちゃけ五十歩百歩です。 だいたいこうなってああなるだろうな、という想定内の範囲で物語は進行するわけで一部の映画を除けば「暇つぶしには最適」程度のレベルに収まるわけで、そういう点で見るとこの映画が取り立てて悪い映画だとも思えません。  そしてそんな大同小異でどれがどれなんだかすぐにわからなくなるような映画達の中にあって、本作には際立って優秀なポイントが一つあります。 それはヒロインを演じるリーリーの際立ったエロさです。 年齢的な事もありリーリー史上もっとも肉感的な時期(デブとも言う)だからか、とにかく「いい感じに」エロいのです。  パジャマの上だけ脱いじゃうシーンだけでもたまらんものがありますが、何よりいいのがあのビキニのシーン。 そりゃあのおじさんがエロい目で舐めまわすように見てしまうのは、これはもう物理的にしょうがないのです。 あのおじさんは悪くありません! このシーンに限らず、おそらく監督にはりーりーをエロく見せる事に相当のこだわりがあったと思われ、その一端が現れているのがリーリーが普段着てる室内着。 生地が柔らかいので後ろを向いたシーンでいい感じにお尻に張り付いてプリンプリンなのです。 着衣エロの基本ここにあり!と思えるそのすばらしさは凡百のサスペンス映画の中でこの映画を見事に輝かせています。  そんなわけで、サスペンス映画としては他の映画と大差ないながらリーリーのおかげでプラス1点(あるいは2点)をあげる事に僕はやぶさかではないのです。
[地上波(吹替)] 7点(2018-06-28 00:00:30)(良:1票)
307.  ロスト・バケーション 《ネタバレ》 
この映画の存在を知り設定を聞いたときからずっと観たいと思ってた映画なんですがなかなか観る機会がなく、今回やっと観たわけですが…正直、期待が大きすぎました。  ヒロインの水着姿に魅力がないのが致命的で、これがたとえばグラスハウスのリリー・ソビエスキーの水着シーンみたいなエロさであればそれだけでもう十分!ってくらいの価値はあったと思うんですが…何しろほとんどヒロインのワンマンプレーな映画ですから映画の魅力はヒロインの魅力に依存する部分が大きいわけです。 そのヒロインを演じるのが「野蛮なやつら/SAVAGES」で、どこがいいのかわからない冴えないヒロインを演じていたブレイクライブリーなんですから、期待するだけ無駄だったという事なんでしょう。  ストーリーもイマイチで、たとえばカモメ。 例えばサメに喰われてヒロインの囮になるなり何かの偶然でヒロインの助けになったり、とにかくストーリー上の鍵を握るかと思いきや…何もない! 何なのそれ!  まぁカモメも無事に助かってたみたいでよかったですが…てか人間の医者ってカモメの羽とかでもあんなパシっと治せるものなんでしょうか? いくら医者でもさすがにカモメの羽の構造は知らないような気がするんですが…
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-06-27 14:39:39)(笑:1票)
308.  ガール・オン・ザ・トレイン 《ネタバレ》 
「ラブソングができるまで」でへんてこなセクシーアーティスト役を演じていたヘイリーベネット。 スラブ系を中華にしたような独特の容姿で、個人的には全然好みじゃないのに妙に印象深い女優さんでした。 おかげでマグニフィセントセブンで見かけたときも「あ、この人は!」とすぐに彼女だとわかったわけです。  で、そのヘイリーベネットが裸を見せてくれるのがウリの本映画ですが、うーんと、彼女の裸以外にどこに注目したらいいのかわかりません。  映画の雰囲気だけはそれっぽいんですが、結局話自体が面白くないのでただただかったるいだけ。 そもそも犯人自体がほとんど最初から「こいつだろ」とネタ割れしてるという情けなさで、映画としてはかなり残念なものになっています。  という事であえて語るとすればやはりヘイリーベネットの裸しかないわけですが、しかしそれを熱く語ってしまうと僕の人間性に疑問を抱かれてしまいかねないというジレンマ。  ここはシンプルに「あんまりおもしろくない映画でした」でまとめてしまうしかありません。まぁ結局裸で1点足しちゃうわけですが!
[インターネット(字幕)] 5点(2018-06-09 19:15:30)(笑:1票)
309.  ツーリスト
午後のロードショーで放送あり。 「アンジとジョニデのロマンチックミステリーだって?全然知らん映画だけどとりま観てみよう!」 そう思って観はじめてわずか数分。 「これ、めっちゃ見たことある奴だ!」  おそらく以前スターチャンネルあたりで観たことあったんでしょうね。 しかしその事実を全く覚えてないというというその事自体がこの映画の出来を物語っています。 実際こちらにもレビュー書いてませんでしたし。  一言でいえば「めちゃくちゃありふれた映画」でそれ以上でもそれ以下でもありません。 決してつまらないわけではないですが…でもとりたててどうこう言う映画でもありません。  念のためwikiを見てみたんですが、当初この映画の出演はトムクルーズとシャーリーズセロンの予定だったそうで。 へーそうなんだ…と思ったわけですが、でもやっぱそれだけ。  まあその程度の映画です。 とりあえず午後のロードショーでなんとなく観るには最適だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-05-23 15:49:46)
310.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
過去に行って昔の有名人が沢山でてきて…系のお話は沢山あって、日本だと戦国時代に行くものが多いわけですが、とにかくこのジャンルはその時代(と人)について明るくないと全く面白くないわけです。  ヘミングウエイやピカソ、ダリ、フィッツジェラルドなんかはわかってもコールポーターやジョセフィン・ベイカー、ジューナバーンズなんかは「誰それ」状態な自分には本質的には楽しめない映画でした。 あげくにさらに過去にいってロートレックだゴーギャンだなんだとなるともうね…  例えばダリが登場したとき、テーブルにはちゃんと昔のラベルのシャトーオーブリオンが置かれていたんですが、こういうのも「シャトーオーブリオンを知ってて昔のラベルも知ってる」からこそ面白いわけで。 そういう意味で日本人にはめちゃくちゃハードルの高い映画になってると思うわけです。  さすがに映画フアンなら「部屋から出られない」という「皆殺しの天使」ネタはわかりますけど…このあたりBTTFなどにも見られる過去に影響与えてました系のベタネタですよね。  うーん、雰囲気は悪くないけど、西洋美術や文学に対する教養不足の自分にとってちょいとつらい映画でした。 回顧主義者なんかろくなもんじゃない、今が最高なんだっていう映画の主題は好きですけどね。  あと現代の婚約者がトリバゴの彼女に似てて途中からそれが気になって気になって…
[インターネット(字幕)] 6点(2018-04-27 11:59:30)
311.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
JUMP(ヴァンヘイレン)が流れる冒頭部分、3人並んで仲良く歩く「キティちゃん」と「ケロケロケロッピ」と「バットバツ丸」を画面の隅に見つけて 「え、この映画の隠れキャラってこのレベルのものを見つけてかなきゃいけないの??無理ゲーじゃん!」と思ったわけですが…  実際のところ巷で言われているほど隠れキャラを意識する必要もサブカルの知識もない映画で、たとえば「フェリスはある朝突然に」と「初体験リッジモントハイ」の監督が違うかどうかなんて知ってても知らなくても映画の面白さには全く影響ないわけです。 (ちなみにリッジモントハイの方が断然重要な映画です。フィービーケイツのおっぱいが出るからな!!)  そりゃ「シャイニング」くらいは観たことがないと(キングがこの映画の存在自体を大嫌いだという事も知らないと)ちょっとアレなわけですが、しかしこれも劇中のエイチ(女子は怖いホラーは観ないっていう伏線)と同じ状態になるだけの話でそこまで致命的ではありません。 (つかシャイニングの一連のシーケンスは本当に面白かったです。まんまなんだもん)  まぁさすがに昨今のネトゲというかMMO等の雰囲気は知らないとまずいんですが、これも今どきこの種のネットゲームに触れた事がない人も少ないでしょうし、日本にはソードアートオンラインといううよく似た設定の小説(累計2000万部以上売れているベストセラー)もあるしで、この映画の設定に今更違和感を感じるような人もいないでしょう。  そう考ると、この映画についてよく言われているほど実はサブカルの知識は必要ない映画で、純粋に映画としての面白さで評価できる映画なのではないかと思います。 で、その映画自体の面白さが、うれしいほどに「スピルバーグ健在なり!」 特に後半でのドキドキワクワクの展開は80年代90年代の同監督の有名映画にも全く見劣りしません。 25セント硬貨などのわかりやすい伏線をきっちり回収しながらの二転三転するハラハラの展開は見事なものだし、きっちりアゲアゲベタベタなハッピーエンドで終わらせてくれるのも素晴らしいところです。  とはいえ、サブカル系がわかった方が面白い(というかテンションが上がる)のは間違いなく、実際に劇場でも「俺はガンダムで行く」のとこが一番ザワザワしてました。(そりゃするよね、あそこは。日本人だもん) 個人的にはザブングルのWM(ダッカーぽいやつ)が出てたように見えたんですが、あのごちゃごちゃの中じゃ判別はほとんど不可能ですね…  それにしても、主に80年代のサブカルを描いたこの映画を見るとかつて日本のコンテンツが本当に力があった事がよくわかります。 クライマックスで「メカゴジラ対ガンダム」だし、そもそもアメリカのキャラより日本のキャラの方が多いんじゃね?と思っちゃうくらいですからね。 てかそれ以外の国のキャラ、ほとんどいないですしおすし。  あ、一点だけ現実ではありえなさそうな点を。 映画中ではエイチがネナベだっただけでそれ以外のキャラとリアルの性別は一致してたわけですが、実際のネトゲではそんな事はありえません。 劇中でエイチが語っているように女性キャラの大半はネカマだし、男性キャラの結構多くはネナベです。 ゲーム中くらいリアルの自分とは異なるキャラに…と思う人も多いわけで、そうなるのはしょうがないんですけどね。
[映画館(字幕)] 8点(2018-04-24 17:51:54)(良:1票)
312.  アンフレンデッド
終始スカイプのチャット画面のみでストーリーが進行するこの映画は「映画は劇場で観るもの」という常識を覆すインターネット世代の新しいモキュメンタリー映画です。 映画を映画館ではなく「PC画面で観るのが正解」にしてしまったこの企画はすごいと思います。  友達とスカイプでパーティチャットをしたことがある人なら、あるいはスカイプの呼び出し音ってなんであんなに怖いんだろうと普段から思ってるような人なら間違いなくハマれる映画です。 ただ、そうでない人はイマイチピンとこないかもしれません。  PCでこの映画を観たときのリアリティは、いままでのモキュメンタリーではありえないレベル。 だって普段見慣れたスカイプの画面がそのまま画面に表示されてるんですから。 あのこわい(間抜けな)「ポワポワ」という変なエコーがかかった呼び出し音もそのままで、あぁなんというリアリティなんでしょう。  と、とにかく今の時代の新モキュメンタリー映画としては素晴らしい本映画なのですが、逆に言えば評価できるのはその点だけで、残念ながらホラーとしての出来自体はイマイチ。 なんとなくそれっぽい話が進行して最後もまぁ予想通りのオチでオオハズレではないのですが、しかしほんとそれだけ。 ストーリー単体を評価すればせいぜい5点といった映画なのですが、しかし、画期的な「スカイプ画面を使ったモキュメンタリー映画」を実現したその企画にプラス2点です。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-04-17 21:04:41)
313.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
シリーズ中で一番おもしろいと言われる事の多い本作ですが、私もそう思います。 前作も面白かったんですが、登場人物は出しすぎ、脚本もあっちこっち行き過ぎで、娯楽作品としてはこの作品くらいのシナリオがちょうどいいと思うんですよね。  さて、登場人物も前作から引き続き…となんと前作のチームからポーラパットンだけ消滅しています。 今回はヒロインが、いかにもなエロエロ美女ポーラパットンから、そこらにいるきれいなおばさん感のあるレベッカファーガソンへの変更になっていて、これはシナリオの都合もあるんでしょうが、個人的にはとても残念です。 というか映画を観てるときには「ヒロインの年齢上がったな!!」と思ってたわけですが、実際に女優さんの年齢を調べてみるとポーラパットンよりレベッカファーガソンの方が若いっていうね。しかも8歳も若いんです。 いや、実際観てるときにはアラフォーかな…と思ってたんですが、年齢調べたらこの人アラサーなんですよ。 ポーラパットンより8歳若いくせに外見的には結構なおばさん感のあるというのはなかなかある意味リアルなヒロインです。  さて、実は私、ハニートラップなどをしかける仕事をしている人と実際に話した事があるのですが(実話です)、ハニートラップをしかける女探偵みたいな人って、そこまですごい美人はいないらしいんです。 考えても見てください、目も覚めるようなすごい美人がそんなに都合よくあなたの目の前に現れるわけないじゃないですか。 どう考えてもその時点で怪しいです…、という事で、ハニートラップをかける女探偵さんは「そこそこかわいい」レベル「ちょうどいい」レベルの女性が多いんだとか。  そういう話を聞いたことがある自分としては、「女スパイ」というと実はこのレベッカファーガソンくらいの人がリアルなんだろうな、と思ったりもする…のですが、こんな娯楽映画にそんなリアルいりません!! ぜひもっとエロエロのヒロインの登場を激しく希望します。 あ、序盤のレコード店店員さんは結構可愛かったです。調べたら最後のジェダイのパイロット役(超脇役)なんかで出演してる女優さんでしたが、いやちょい役のそんな女性に観客が目がいっちゃうメインヒロインってやっぱダメだと思うんですよね。 という事で次回作はぜひエロエロのメインヒロインを…と思ったんですが、次回作フォールアウトのメインヒロインもレベッカファーガソンでしたとさ…orz
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-14 21:22:51)(笑:1票)
314.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 
かつての大作娯楽映画、わかりやすい例で言えばインディジョーンズあたりのテイストを現代風に作りなおしたような過不足ない娯楽映画。  個人的に(主に性的な意味で)大好きなポーラパットンや28週後でかっこいい軍曹を演じていたジェレミーレナーなどの出演陣も個人的にはかなり好みで、いろいろ凝ったシナリオもきっちりしていますし、娯楽映画らしい外連味たっぷりのアクションシーンの数々や細かいギャグもなかなかよくできています…と、ほとんど非の打ちどころがない娯楽映画だとは思うんですが、逆に言えば、想定以上の驚きみたいなものはなくて「あぁ面白かった」だけで終わっちゃう映画なんですよね。 面白いんだけどもう一回観たいという気分には不思議とならないわけで、この映画に何が足りないのかを分析的に考えてもよくわかんないんですが、でもプラスアルファの何かが足りない…そんな映画です。  8点9点あげてもおかしくないような本当によくできた娯楽映画だとは思うのですが、冷静に自分の中で点数をつけると「7点かな…」と。そんな感じ。  あ、途中ドバイで砂嵐に襲われるシーンありますが、あれはあとでトムがザ・マミーに出演しちゃったりするんだぞ、って伏線なんでしょうか。 いやもちろん違いますけどね。ちょっと書いてみたかっただけです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-13 16:00:47)
315.  ザ・ウォール(2017) 《ネタバレ》 
この映画、劇場で予告だけを観たときには「あぁ限定された状況での2人のスナイパー同士の戦いを描いた戦争映画なんだな」と思ってました。 言うなれば、スナイパー版眼下の敵みたいな映画なんだろうな、と思ったわけです。  ところが映画を観始めて15分をすぎたあたりでどうやら違う事に気がついたわけです。 「これ、よくあるソリッドシチュエーションスリラー映画じゃん!」  予告にあった壁を撃たれて走る緊迫のシーンとか、この映画でほとんど唯一の動きがあるシーンだったりするし、本当にただ壁のこっち側で身動きできなくなった狙撃兵が謎の敵とただただ無線で話すだけ…という映画になっています。  そう、この映画、パっと見は戦争映画に見えるものの、その実態はよくあるソリッドシチュエーションスリラー映画そのもので、実際途中からそれに気づいて観ていた私にはオチも全く想定内というかこれしかないというベタなオチですし、まぁまぁよくできた映画です。 なにより、おおかたのソリッドシチュエーショーション系映画は、低予算をごまかすためのアイデア勝負で状況を限定しているものが多いわけですが、この映画はそれなりに金がかかった映画ですし監督もちゃんとした人なので、この手の映画によくあるチープさも感じません。  この映画の悲劇は、私みたいに「戦争映画の一種」だと思って見始めるだろう人が多い事でそういう人が予想と全く違う映画の内容に酷評をする事です。 たとえば「オチがよくない」とか「後味が悪い」とか「何も起きない」という評価は、この映画をアクション映画戦争映画だととらえての評価であって(そしてそう思って観てる人がそういう評価をするのは当然だと思うのですが)、しかしこれソリッドシチュエーションスリラー映画ですから、これは「当然こうなるベタなオチ」だし「絶望的な状況の中での主人公のわずかな動きを楽しむ映画」なわけで、ジャンルを変えた視点で観ればまぁまぁの映画だと評価される映画だと思います。  最初から「ソリッドシチュエーションスリラー映画だよ!」と言ってくれてれば(あるいは途中からそういう映画だと気づいて観方を変えてくれる観客ばかりであれば)もっと高評価される映画だと思うのですが、日本ではいまだにスリリングな戦争映画だよ!くらいの勢いで宣伝されてますから、今後も悲劇は続くのではないでしょうか。 (実際、アメリカのこの映画の評論家評を観ると佳作レベルのまぁまぁの評価を得ているようですし…まぁ向こうでどう宣伝されて公開されたのかはわかりませんが)  でも逆に最初からソリッドシチュエーションスリラーだと宣伝しちゃうと、今度はそれほどの驚きもなければグロさとかそういう事にも欠けた外連味のない映画で、ソウやcubeの域には届かない映画ですから、そっちが好きな映画ファンからもそこまでいい映画とは言われなさそうです。  個人的には戦争映画とソリッドシチュエーションスリラーのいいとこどりが出来ている映画だと思うんですが、しかしそれは逆に言えば中途半端だと言う事も言えるわけで、結局のところ多くの観客に対してあまり高評価される事は期待できないのかもしれません。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-04-12 11:54:51)
316.  サボタージュ(2014) 《ネタバレ》 
この映画のすごいところは原作がクリスティの(あまりにも有名な)「そして誰もいなくなった」だというところです。  おそらくそれを知らずにこの映画を観た人1万人に「原作を当ててみて」と質問したときに誰一人正解する事はできないでしょう。 それくらい全くおそろしいほどあの有名小説とは完全に別物です。 にも拘わらず、原作が「そして誰もいなくなった」だと主張し続ける、その根性がすごい。  他の人のレビューにもありますが、本来はシュワちゃんが真犯人のもっとミステリタッチの映画だったらしいのですが、映画製作会社上層部の「こんなの誰も見ない」という指示で全く別のストーリーに変更された結果がこれらしく、であればもう原作クレジットも外しちゃえばばいいと思うのですが…なぜか原作はそれだと主張する事をやめない。 それは映画製作会社により本来の意図とは全く違う映画へとつくりかえさせられてしまった監督のささやかな抵抗なのかもしれません…いや、わかんないけどな。  という事で、撮ったシーンをつなぎなおして別のストーリを無理やり作り上げてしまった弊害がもろ出てしまったこの映画。 なにしろ登場人物達の行動の動機付けが全く意味不明のため、どこをどうやっても意味がわからないひどい代物になってしまいましたとさ。  とりあえずわざわざ金を払ってこの映画を観た観客が一番の被害者だという事だけは間違いない事でしょう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-09 22:21:27)(良:1票)
317.  ジュマンジ 《ネタバレ》 
今年ひさびさの新作が公開されるジュマンジ。 オリジナルのこいつは、事前の想像とはまるで違う内容の映画で本当にびっくりしました。 何しろ、最後はバックトゥザフューチャーのように歴史改変までしちゃうわけですから。 (厳密には26年間の出来事はすべてゲームの中のイベント的で、だからクリアに伴いそもそもなかった事になったわけで歴史改変とはちょっと違うんですが)  事前に想像してたよりはるかに大きな規模の映画で、「あぁ、こんな内容だったのか!」と感心したのを覚えています。  が、しかし、そこに至る肝心の映画の内容自体がさしておもしろくないというか…なんというか「これじゃない感」をおぼえてしまう内容でして、そういう意味ではちょっと残念な映画ではありました。 とはいえ、今観ると、あんなことになってしまったロビンウイリアムスの元気な姿や、大人になってからより断然かわいい子役時代のキルスティンダンストなどの姿が拝める、そういう意味でちょっと貴重な映画になっています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-05 13:52:53)
318.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
何も考えずに見ていればそれなりに楽しめますが、少し考えると穴だらけのボロボロのシナリオ。  普通、この手の映画は映画を観ながら「多分こいつかこいつが犯人だろう」と想定できるわけですが、この映画では全く想定がつきません。 なぜかというと、途中ニーソン先生が少しでも可能性がある人間を全部「おま、犯人?」的扱いをしてしまうからで(真犯人も当然犯人扱いされる)、これでは誰が犯人なのか観ている側はなかなか推理するのが難しいのです。 途中で犯人扱いされた人じゃない誰かが真犯人だろう…と思って見ていると、結局途中で犯人扱いされた怪しい奴がほんとに犯人でした!というパターン。なんじゃそりゃ!  そして実際に犯人がわかって…も、それが犯人である必然性が全くないという点でまたびっくり。 通常、この手の映画の犯人というのは「なるほどこいつが犯人じゃないと無理だ!」と納得させられるような種明かしがないと観客は納得できないわけですが、この映画の場合、それが全然ない。 真犯人がわかっても彼が犯人である必然性蓋然性が乏しいため、それまでの犯人候補のほとんどが同様に犯人である可能性はいくらでもありうるというひどい状況です。 (まぁこの映画はそこからを強引に力技で進行するので、さらっと観てる分には意外とそれが気にならないのですが)  一例をあげれば機長が殺されるところ。 「トイレからコクピットに客が都合よく穴をあけられるの?飛行機ってそんなチャチな構造なの?」 「穴が開いたとしてそんな都合よく吹き矢が機長にあてられるもんなの?なんのプロ?」 「(乗客の証言から考えると)そもそも機長が殺されるタイミングで犯人たちトイレに入ってないじゃん」 「てか、吹き矢で撃たれたら、機長はまず「痛い!」と思うわけだからそこでばれるだろうし、吹き矢が刺さってたら検視した医者も気づくだろ」 と何もかもが穴だらけで、犯人がわかったあとも「え、彼らが機長を殺すのそもそも無理じゃね?」という根本的な疑問が全くぬぐえないわけです。 状況から考えると、まだCA(トイレに工作が可能&コクピットに入れる)か奥さん(一番怪しいタイミングでトイレに入った)の方が犯人の可能性があるわけで、そんな状況で真犯人は別のこいつだ!とやられても全然説得力がありません。  ほとんどのシーンがそんな感じで、犯人が分かった後に「彼らがなぜあれだけのスーパーマン的犯行を犯せたのか」の説明が全くないため、彼らが犯人である蓋然性が他の乗客と同程度にしか感じられず、たとえばジュリアンムーアが仮に真犯人であっても、同程度に(あるいは同程度以上に)説得力があったはずです。 犯人の動機にしても911の航空機テロで父親が死んだ…からと言って、その行動がアレではもはや全く意味不明。 まだジュリアンムーアが「どうせ心臓がダメで死んじゃうからみんな道連れよ」とかのほうがよっぽど説得力を感じます。 …って俺はそんなにジュリアンムーアを犯人にしたいのか笑(彼女の顔が苦手なんですよね笑)  とまぁ真犯人に説得力がまったくないそんな状況で派手にドンパチやられて一件落着されてもなぁ…というのが正直な感想で、雰囲気で流されて観ている分にはなんとなく楽しめても、ちょっと映画の内容を振り返ると「あれおかしい事ばかりだぞ??」というポイントばかりでは、これを書いたシナリオライターの頭の中身を心配せざるを得ないのが残念なところです。  この主演&監督コンビは前作のアンノウンも「んーー」という内容でしたし、正直シナリオの整合性をもう少し考える努力をした方がいいのではないでしょうか?シナリオだいじですよ、うん。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-03-19 01:23:19)
319.  白鯨との闘い
監督とテーマを聞いたときに想像する内容を全く裏切らないそのまんまの映画。 逆に言えば、あまりにそのまんまの出来すぎて、何のサプライズも感動もなく語る事もないという、とてもレビューを書きづらい映画です。
[地上波(吹替)] 6点(2018-03-15 23:51:13)
320.  コードネーム U.N.C.L.E. 《ネタバレ》 
なぜか私、この映画を「それゆけスマート」の再映画化だと思い込んでまして、見始めてからすぐ思いました 「これナポレオンソロの方じゃん!!0086じゃなくて0011じゃん!」  まぁそれは私が間抜けなだけなのでとりあえず置いといて、さてこの手の「しゃれおつ系クライム映画」は個人的にはかなり苦手なジャンルです。 映画中に「おしゃれだろう?」とばかりに提示される数々の狙いすぎのシーンにしらけてしまう事がほとんどからなのですが、この映画はなぜか違います。 映画中の気の利いたシーンがいちいち面白いのです。 例えば、劇中「ヒロシですのテーマ」がかかる中での一連のシークェンス。 (いやあの曲はケ ヴォーレ クエスタ ムーズィカ スタセーラという曲なんですが、それはさておき) こういうシーンをみせられると他の映画だと鼻白むと思うんですが、この映画だと面白いんですよね。 要するにセンスが肌に合うって事なんでしょうが、シーンだけでなく映画中での会話やジョークのセンスがとにかく肌に合うから面白いんです…で思ったんですが、このイケメン2人が女1人を挟んで反発しながらも協力するバディ物、最近の日本の女性が好むアニメあたりにいかにもありそうな奴なんです。 そういう観点で見るとこの映画の会話の掛け合いやコメディシーンはいちいち日本的で、あぁそうか、この映画はなんか日本的だからすんなり肌に合うんだな、と妙に納得したわけです。 洋画のバディ物というと、それが48時間でもバッドボーイズ2バッドでもいいんですが、洋画だけあって日本人の乗りとは違うものがほとんどで「うーんあんまりおもしろくないな」って映画がほとんどなんですが、この映画はイケメン2人が女1人と…というそもそもの設定からしていかにも今の日本のアニメっぽいんですよ。 ぶっちゃけ「これってこのまま日本で(女性をターゲットにした)アニメに普通にできるよね」と思える内容なわけです。普通の洋画のバディ物ではそうはいきません。そのままアニメにしたらクソつまんないゴミのようなものができるだけでしょう。しかしこの映画はたぶんそこそこ見られる物に仕上がると思います。  思えば、オリジナルのナポレオンソロ自体、ソロが主人公でありながらコンビのイリヤに妙に人気が出た、言ってみれば最近の日本の(主に女性向け)アニメ作品にありがちな作品の嚆矢ともいえる作品なわけですから、それを今再映画化するなら、「まんま日本の(主に女性向け)アニメを映画化しました」的なものになって全く不思議はないわけで、そして実際作ってみたらそうなった、というただそれだけの事なんじゃないでしょうか、いや適当な事書いてるけど!
[地上波(吹替)] 8点(2018-03-10 02:13:32)
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