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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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341.  月の輝く夜に
ジュリアやメグのラブコメとは違って一風変わった作り。イタリア系とか、現実的でありながらもどことなくおとぎ話っぽいとか独特の雰囲気があっていい。ニコラス・ケイジもいいし、シェールの存在感も大きい、ママのデュカキスがまたいい。
8点(2003-06-15 13:41:55)
342.  ライムライト
チャップリンがいっぱいしゃべります。そのセリフの数々がとても意味深だったり、蘊蓄(うんちく)に満ちている珠玉の言葉ばかりです。これを完成させてアメリカを去ったチャップリンが、自らのポリシーや芸の全てを込めて書き、演じているので、彼の思いの全てが詰まった集大成のような作品です。蚤の芸、キートンとのただ一度の共演、クレアの美しさ、バレエ、息子シドニーとの共演など見所は多いが、なんと言ってもそれまでサイレントでしか見られなかったチャップリンのマイム芸を見せてくれた!これがやはり素晴らしく鮮やかだった。疲れた初老の人間チャップリンの顔と、生き生きした芸人チャップリンが同時に見られ、これが鮮やかに切り替わったのにもびっくりした。落ち目の芸人カルベロに自身を重ね合わせ、映画人生の全てを吐露しつくしたようにしゃべり、芸を披露し、芸人カルベロは死んでしまった。ラストは胸が詰まって熱くなります。
10点(2003-06-12 22:28:53)
343.  アンナと王様
56年のミュージカル「王様と私」のユル・ブリンナーとデボラ・カーの印象が強く、こちらはそれに比べてしまうと作品としての印象が薄い。マレーシアロケ、豪華な衣装、王宮のセットなど大作に大金をかけたという豪華さという見所はある。チョウ・ユンファの王様が優しすぎるのではないかと思っていたが、本当の王様は西洋事情にも通じ広い視野を持った教養人だったという。彼が進める改革にアンナの力も加わって、タイが他国からの侵略にも無事であったと思われる。そういう意味で見ると、こちらのほうが実際の王様とアンナの姿を描いているように思う。モンクット王は裸ではなく服を着るようにしたそうだし、拝謁の儀式の変革、古い掟を改め、自らの神格化を否定し近代化をすすめとというから、アンナが王様を変えたというのは事実ではない。教育熱心だった王様がアンナを呼び、皇太子の教育に影響力があったのは確かだろう。これは王様の偉大さを描くものではないので、アンナとの関係が脚色されていても仕方ないのだろう。しかしタイ国内では不評なのもこれで納得。モンクット王も次の国王もとても尊敬されてるそうですから。J・フォスターはきれいでした。
7点(2003-06-11 14:31:25)
344.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
これはキューブリックの傑作シニカル、ブラックコメディ。60年代当時、米ソの核開発競争が有り、62年にはソ連がキューバにミサイルを配備、アメリカは海上封鎖で対抗という、核戦争勃発寸前のいわゆるキューバ危機があった。(この裏話が13デイズ)核の恐怖は今よりもっと深刻だっただろう。それをあえてコメディにして見せたセンスが素晴らしい。皆さんが言われるようにP・セラーズの怪演、化けっぷりにはすっかりだまされた。3役でもすごいことだが実は彼は当初4役を打診されたらしい。でも断って完成後作品を見てそれを後悔したという。私も4役是非見たかった、残念!
9点(2003-06-08 11:41:04)
345.  ふしぎの国のアリス(1951)
まさに夢、ファンタジーの世界です。キャラクターといい、ストーリーといい申し分なく、アニメの動きもこの頃のディズニー作品のほうが好き。全く関係ないけど、トムとジェリーが一番好き。あの動きとギャグ感覚が最高です。
8点(2003-06-07 21:43:31)
346.  ファーゴ
地味な作りだなぁーという印象でしたが、りく&あんさんのコメントで目からうろこ・・でした。身重の警官が捜査してても、家に帰れば夫がいて普通の生活があるという描写がある。。むごたらしい殺人が同じ画面で起こっても、それで一般的なサスペンス映画とは全く違う印象になったのでしょう。コーエン作品は奥が深いです!
7点(2003-06-07 20:58:45)
347.  真実の瞬間(1991)
レッドパージ当時の映画関係者の苦悩を伝える映画。これにまともに焦点を当てたというだけでも意味がある。しかし作品からはそのメッセージがやや弱い気がして、ちょっと物足りない感じがする。赤狩りの中心人物は確かFBIのフーバー長官。かのケネディ暗殺事件でも名前が取りざたされたというきな臭い人物ではなかったか・・映画界にとってこの時は本当に有能な人物達が失われた、悔やみきれないほど残念な時代だった。
7点(2003-06-05 22:18:25)
348.  ジョニーは戦場へ行った
公開当時一度見たきりだがあまりに衝撃が強くて忘れられない。へちょちょさんが言われてるようにD・トランボは素晴らしい脚本家で、追放の辛い時代他にも変名で「手錠のままの脱獄」を同じく追放された人と書いている(彼を使ったのはS・クレイマー)。ジョニー・・は彼が書き、監督した唯一の作品。(この後、パピヨンなどを書いている)恋人もいた若くて美しいジョニーは戦場で砲撃にあい、手足もない、顔面も吹き飛ばされたまさに生きる屍になった。何の意思表示も出来ず生きているのが奇跡な位で誰も彼に意識があるとは思わなかった。彼は珍しい症例として実験的に生かされることになる。ただ心臓の動いている肉塊のようなジョニーでも光やその暖かさを感じられる。彼の言葉で観客だけは彼の心を知ることが出来る。彼は自分の頭をベッドに打ち付けてモールス信号のように通信することを思いつく。「サーカスで見せ物にしろ」という意味をようやく看護婦に気づいてもらえるが無視され、絶望した彼は今度は「死なせてくれ」と信号を送り続ける・・映画は最後まで彼がそれを訴えるところで終わる。このラストがすごい衝撃だった。戦争で傷ついた青年、生と死、尊厳死・・単なる反戦映画ではない、もっと重いものを投げかけてくる。生きていれば未来もあった青年なのに人生を奪われ、こんな状態で死にたいと思っても自ら死を選ぶことも出来ない。実験動物のように生かされる彼の絶望と残酷さに言葉がない。この時66才だった脚本家が失った人生もまた言葉にならぬほど悔しかったことだろう。順調な人生ならもっとたくさんの素晴らしい映画が出来ていただろうに、、<追記>【anemone】様、おっしゃるように最後の言葉は「SOS..Help me.. SOS...」だったように思います。ジョニーにとってのSOSは「もう生きていたくない、殺してくれ」ということだったと思います。
9点(2003-06-05 21:53:28)(良:3票)
349.  シャレード(1963)
ケーリー・グラントが出てる、というとヒッチコックを思い出してしまうが、オードリーが主演するとおしゃれなサスペンスになってしまう。セリフもラブコメディっぽく素敵だったり、もちろんジバンシーを着こなすオードリーはとっても素敵。敵なのか味方なのかくるくる変わるグラントの正体も最後まで謎で、出来過ぎの感じもするストーリーも気にならないくらいスリルとサスペンスがある。オープニングタイトルもおしゃれで音楽もいい。各地のロケ風景も楽しめる。
8点(2003-06-05 21:01:35)
350.  PLANET OF THE APES/猿の惑星
「猿」とひとくくりにしてもゴリラ、チンパンジー、オランウータンなどその性質も特徴も様々。それを今回はよく描き分けていた。一番凶暴なのがチンパンジーで、セード将軍はまさにその凶暴なチンパンジー。ティム・ロスのサルっぷりは見事だった。M・クラーク・ダンカンはメイクなしでもいけそう。ウォルバーグもなんだかサルっぽい。老猿のC・ヘストンに「銃は危ない」と言わせたり、バートンらしい遊び心も見られて面白い。話はともかく、私はこれはこれでバートン流の猿を結構楽しく見た。
7点(2003-06-05 20:17:48)(良:2票)
351.  七年目の浮気
マリリンはセクシーというより本来はとても可愛くて、そのキャラがこれはよく分かる作品。セックスシンボルとして売り出され、やたらスケスケ、ぴっちり、露出やらの衣装でセクシーさばかり強調されるのは彼女の本意ではなかっただろうと思う。可愛いコメディエンヌのマリリンはいいんですが、こんな馬鹿な男の妄想にやたらセクシーなシーンばかりなのもかわいそうです。この小心な男の妄想はもう病気じゃないの、、?ワイルダー監督なのに笑えなかった・・・点数は全てマリリンに。
6点(2003-06-04 18:46:17)
352.  パピヨン(1973)
もう30年も前になるのですねぇ・・でもかなり鮮明な記憶があり、それだけ強烈なインパクトがあったのですね。パピヨンとドガの友情、脱獄への不屈の精神、劇悪な環境に耐えて生きぬき、最後の死ぬかもしれない賭けにも等しい脱獄をよくぞやってのけたと思う。海原で漂いながら自由をかみしめるラストも忘れられない。パピヨンのテーマ音楽も美しく哀切。脚本がダルトン・トランボだから、パピヨンがドガの名前を言わずに耐えた友情がことさら印象深い。もう一度みたい、、というので久々に再見。あんな劣悪な独房で生き抜くという一心で耐える描写がすさまじい。同じ彼の脱走ものでも大脱走とは異質で、偏執的なまでに「懲りない」脱走劇をマックイーンが鬼気迫る演技で見せ圧巻。人間がここまで強く生きることができるのかと信じられない思いがする。
9点(2003-06-03 22:00:08)(良:3票)
353.  ハリーの災難
舞台の書き割りのように鮮やかで、自然と言うにはやや不自然な秋の風景の中、各人の思惑の果てに死体を埋めたり、掘ったり、また埋め戻し・・の繰り返し。とぼけた話でミステリーっぽさよりコメディタッチのノリ。シャーリー・マクレーンがこれまたとぼけた演技でぴったりはまっている。死体はほんとに災難で、ヒッチにしてはやや異色作。
7点(2003-06-03 21:41:30)
354.  ハリー・ポッターと賢者の石
大のハリポタファンです。普通原作がいいと映画は面白くない、というパターンが多いがこれはどちらも面白い(それでもやっぱり本がいいけど)。原作の夢とファンタジーが損なわれずに映像になったのは嬉しい。主人公のハリーと友人のロンとハーマイオニ、その他の登場人物も原作のイメージを重視したキャスティングで、その後の本を読んでも、彼らが頭の中でイメージされ活躍してます。話の導入部なのでいろんな魔法やキャラの登場がとても楽しかった。
7点(2003-06-03 21:08:41)(良:1票)
355.  ハンニバル(2001)
レクター博士がスーパーマンのように鮮やかに殺人をやってのけるが、それが非常に気持ち悪い。クラリスへの愛を際だたせるためとはいえ、脳みそシーンはやりすぎ。懲りまくりの演出はいいけれど、レクターとクラリスとの関係を思うより先に、首吊り、人食いブタなど残酷シーンに対する拒否感が強かった。
5点(2003-06-03 20:41:23)
356.  プライベート・ライアン
まるで戦場を目の当たりにしているような臨場感がありました。特に最初のノルマンディシーンは、当時の様子のすさまじさが血の臭いを伴って伝わってきます。まさに「殺し合い」です。後半の橋での戦闘シーンでは、戦車がだんだん地響きを伴って近づいてくるのが分かり、これも自分が戦場のすぐそばに居るような気分でした。登場人物のそれぞれのドラマにもなっていて、生き残ったライアンが家族を伴ってハンクスの墓参りをするところは泣けます。M・ディモンがハンクスに兄たちとのエピソードを話すところ、最初は笑って話してるのにそれがすごく悲しくなってくる。上手ですねぇ。ハンクスはじめ他の俳優も完全に兵士でしたね。彼らも演じてるより、まさに戦場にいる兵士の気分だったでしょう。さぞ恐ろしかっただろうと思います。戦争映画は名作も含めて数々あれど、これほど生の戦争の恐怖を感じさせてくれたのは初めてです。戦場を忠実に再現することで、多くの人にその恐ろしさや愚かさを教えてくれた監督に拍手です。
10点(2003-06-03 13:07:32)(良:1票)
357.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
何度見てもそのたびに夢中になって見てしまう。これぞ名作の第一の条件。夢がある、笑いがある、スリルがある、娯楽作品に必要な要素が全て完璧にそろい、脚本もいいし役者もいい、話のテンポも軽快である。分かりやすくて大人から子供までみんなで安心して楽しめる。
10点(2003-06-02 18:19:40)
358.  ロミオ&ジュリエット
この古典の名作を現代風にアレンジするというのがすでに違和感有り。原作の息吹が残って新たなイメージで感動させられれば申し分ないのだが、なにやら騒々しく落ち着きがなく悲恋の味がしない。クレアもイメージに遠いし、ディカプリオ一人では無理がある。
4点(2003-06-01 21:52:06)
359.  ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
人間の「慣れ」とは恐ろしい。1作目であれほどのインパクトのあった恐竜も、2作目では見慣れてそれほどでなくなっている。それでも前半はそれなりに面白く恐いし良かったが、後半恐竜が町に上陸・・これでこれはゴジラ映画になってしまい、完全に二番煎じのつまらなさになってしまった。シリーズものは難しい。
7点(2003-06-01 21:41:57)
360.  ロスト・イン・スペース
これはかなーり昔、私が子供だった頃夢中になって見ていた大好きなアメリカのTVのSF宇宙ものがネタです。毎回違う星に行って、そこで未知の生物や危機があり、いつも悪役の博士がドジをして家族に迷惑をかけるというパターン。今見たらそれほど面白いかどうか分からないし、セットもチャチかも知れないがとにかく、子供にはすごく夢があって面白かった。懐かしさで劇場まで見に行って、正直がっかりした。CGも当時とは比べモノにならないほど進んでるし、セットも上等だと思うのに「夢」がなかった。私が年をとったせいか、作品の出来が悪かったのか思い入れが強い分判断しかねる。悪役の博士はオールドマンより、TVのキャラのほうがずっと印象が強い。(吹き替えの声のせいかも)次女でアンジェラ・カートライト(サウンドオブミュージック)も出てた。見た映画を片っ端から忘れるのに、これはいまでもこれだけ鮮明に記憶にあるのに我ながら感心する。
4点(2003-06-01 21:33:26)
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