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showrioさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 119
性別 女性
自己紹介 好きな映画は愛のある映画。走る映画。たとえ1ヶ所でも好きなシーンがあれば、つい許してしまう大甘のレビュアー。

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21.  クローサー(2004)
舞台を映画化するにはかなりの知恵が必要なんだろうな、と思わせる作品だった。確かに、人間、毎日そんなに高尚な話ばかりしているわけじゃないし、男女の仲なんてあの程度の事でくずれていくのだと頭では理解できる。でも、そこにもうひとつ言葉にできない何かを感じさせてくれないと、映像として表現した意味がないのではないかしらん。アミダラ女王の合間に度胸の座った脱ぎっぷりを披露してくれたN・ポートマンと、恋愛がうまくいっている時といっていない時とを歴然と容姿で表現したJ・ロウは及第点。J・ロバーツは何をしても彼女なので言うことなし。C・オーウェンはあまりにも最初のスケベ親父ぶりが様になっていたのが仇となって、なにをしても深みのない奴に見えて損したような....。レディースデイに行ったせいもあって、自分を含めて見事に中年女性だらけ。「束の間のエロスに酔いたくて来たのに、ちょっと期待外れだったわよねえ」「同感」。
[映画館(字幕)] 6点(2005-06-16 11:51:58)
22.  狼たちの午後
BSの予告解説によると、妻や愛人との電話シーンは、かなり何回も撮りなおしたそうな。ソニーの体からたちのぼる、あのどうしようもない焦燥感は、監督の作戦の賜物だったのですね。OKの合図で泣き出したというアル・パチーノに今さらながら拍手をおくりたい。「dog day」が「夏のとても暑い日」だということを知った高校時代、あえてこの邦題をつけたセンスに感心したものでした。現在の配給会社はこの努力をあまりに怠っているのではないでしょうか。(「フォーガットン」はひどすぎる.......)ところで、キムタクの演技はこれのパチーノをかなり参考にしていると思ったのは考え過ぎかな? とにかく、役者ならこんな芝居を一度はしたいと思うんだろうな、というほどの名演。助演者も演出も見事の一言。まぎれもなく秀作。
[地上波(字幕)] 8点(2005-06-03 14:48:02)
23.  ヒマラヤ杉に降る雪
人種問題を淡々とした提示した監督の乾いたセンスと、美しい風景と、イーサン・ホークの切ない瞳と、鈴木杏の無垢な美しさと、そして何よりもどアップでの英語の長台詞を見事クリアした工藤夕貴の根性にこの点数を。「英語でしゃべらナイト」での工藤夕貴の言葉は、尊敬に値するものでした。「SAYURI」でどれほどの役を与えられているのかは知りませんが、スクリーンの中、中国や日本の大女優たちを圧倒しているであろう彼女を確信します。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-17 15:34:27)
24.  恋におぼれて
設定、脚本ともにかなり無理があるのは誰もが感じるところでしょうが、それでも、ラブコメの良さって、見ている人が夢見心地になったり、疑似恋愛ができたりするところでしょ? なら、私にとってこの作品は文句なく◎。M・ブロデリック好きには、彼の恋するくりくりの瞳は何にも勝る別世界への案内状なのです。おばあちゃんの要望に応えてキスする2人の表情の初々しいことといったら! あんな目で見つめられた~い!(暴走?) 意外とぽっちゃり気味だったメグのへそだしルックも魅力的でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-04-14 11:47:52)
25.  ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
相変わらずの選曲センスに思わずにんまり。しかし、マークと付き合ったたった8週間で見事に幸せ太りしすぎたブリジット。彼女のどこがそんなに魅力的なんだろう? と似たような体型の自分は考えた。で、結論。きっと愛にあふれているからなのね。彼女は自分を愛するように他のものも真摯に愛する。両親、マドンナ、健気な女囚たち、そしてマーク。こんなに愛されたことって、彼の人生で初めてなのでは? 彼女が彼を必要なように、彼にも彼女が不可欠なのでしょう。インテリ男二人のへっぽこ喧嘩シーンも前作同様最高の見せ場だったし(一生に一度でいいから二人の男性に自分のことで喧嘩されてみたいゾ)。でも、ずぶ濡れのダニエルがあのままじゃ、ちょっと可哀想。彼のどうしようもない淋しさをほんのちょっとでも見せてくれたら、映画にもっと奥行きが出たでしょうに。
[映画館(字幕)] 7点(2005-04-14 11:46:15)
26.  キル・ビル Vol.2
ファーストシーンで、もう完全にノックアウト。教会でのブライドとビルの再会シーンに、映画の根底に流れているすべての感情が込められていて、思わず溜息してしまいました。愛するビルの子のために下したブライドの決断。彼女を撃ったことですべてを諦めたバドの男気。去って行ったブライドをどうしても許せなかったビルの弱さ。結局なにも手に入れることガできなかったエルの惨めさ。どれもこれも不思議なくらい身に沁みて、不覚にも泣きそうになったほど。構図も見事。音楽もピッタリ(Rロドリゲスって多才なのね)。前作では雪の日本庭園がどうにもピンと来なかったけれど、日本人にはこっちの方がすんなりくるかも。自分の世界を理解し共有してくれる仲間がいて、こんな作品を作れるタランティーノは幸せもの。初めて彼を天才だと思いました。家庭を壊してまでこの愛の映画に付き合ったユマ・サ-マンにプラス1点。
[DVD(字幕)] 9点(2005-03-31 16:26:18)(良:1票)
27.  モーターサイクル・ダイアリーズ
監督が主人公に恋するのは大切なことだが、ここまできれいな人物に描いてしまうと、かえって物足りなくなってしまったというのが本音。都合の悪いことはすべてアルベルトが引き受けてくれるので、良い所取りのただの良い子ちゃんに見えてしまうし........。あれが実像なのなら仕方がないが、どこで彼が目覚めたのか、映画的にはこれじゃあ判りにくいでしょう。アルベルト同様、監督もゲバラに心酔して、骨抜きになってしまったというということなのかな。題材、役者、スポンサー。すべて揃っていても、なかなか大傑作にはならないという見本。監督自身がもう少し歳を重ねて、ゲバラのことを自分なりに噛み砕いてから撮った方が、間違いなく良い作品に仕上がったと思う。とはいえ、南米の息を呑むような美しい景色と、切なさたっぷりの音楽には、結局ホロリとさせられる南米フェチの私なのだった。 
6点(2005-01-31 16:33:01)
28.  ネバーランド
とても端正な作品。ネバーランドは信じられないほど美しかったし、役者陣の抑制された演技にも感心した。それでも、強く心に響かなかったのは、バリ氏のある種の身勝手さがここそこに見えてしまったからかもしれない。夫婦の不仲の理由はいわゆる「価値観の相違」なのだろうが、心から愛するものを自分が先に別に見つけておいて、妻のささやかな不貞に対してあんな態度でシャットアウトしてしまうのでは、あまりにもずるい。その妻が『ピーターパン』の初日に駆け付けてくれた時も、バリ氏はひと言あやまるだけ。うまくは言えないが「少年の心、信じること、創作への意欲」それらのものをすべての言い訳にしているように見えてしまった。そして何より、ジョニ-・デップ演じる「少年の心を持つ大人」は、もう少し純粋な人物であってほしかった。エド・ウッドみないな。それが一番の本音。
7点(2005-01-20 11:58:58)(良:1票)
29.  Mr.インクレディブル
CGアニメーションだからこそできうる細かい描写。綿密に練り上げられたストーリー。洒落たエンドクレジット。もう、脱帽の一言です。PIXARよ、よくぞここまで.......という感じですね。映画とはエンターテイメントであり、観客を楽しませてこそのものなのだということを、いつまでたっても自主映画気分で作っている方達にもう少し見習っていただきたい。そしてもうひとつ。三浦友和は素晴らしい。この人がこんな上手い役者になり、これほど見事な吹き替えをするなんて、20年前いったい誰が思ったでしょう。子供に哀願されて渋々行った日本語版でしたが、良かったと心底思いました。人気タレントにおんぶしなかった日本の配給関係者の適格な決断にも拍手を送ります。
8点(2005-01-08 17:31:40)(良:1票)
30.  華氏911
無理矢理連れて行った小6の息子が観賞後「アメリカってそれほど自由の国ではないんだね」とポツリ。言葉をこねくり回す母よりよっぽどいいこと言う彼が少々誇らしくも感じられたが、途中かなり寝ていたよね~。 映画としては及第点。本来ドキュメンタリーとは私情を挟まないものだから、そういう意味では失格だが、誰もを引込む内容ということでは、やはり価値のある1本。パルムド-ル受賞に関してもそりゃないでしょうと思ったが、これもタランティーノら審査員及び世論の力。今見るべき作品であることだけは確か。政治や経済の本質を一般人が知る由もないなどという時代は、もはや終焉にしないといけないということなのかもしれない。これがアメリカの政治や世界情勢をもし変えることがあったとしたら、それはまぎれもなく天命だろうからブッシュは諦めるべし。しかしながらM・ムーアの相変わらずの突撃ぶりには、やはり「ボウリング.....」と同じく「女性的な論理展開」という感想を持った。『弾丸をたやすく入手できる環境が悪い、よって販売しているKマートへ販売中止を直談判に行く....』『祖国と世界平和のために戦争へ赴くのはいつも下層階級の人間、ならばそれを決定している議員達の子を戦争に行かせよう.....』普通の男が利害に縛られて言えないことを、ムーアは明快にやってのける。だからこそひどく単純に見えてしまうのは少々気の毒ではあるが、それが何かのきっかけになるのなら、それもいいのではないかな。とにかく私たちは考えることを始めよう。子供をなくしてからでは遅すぎる。無知は最大の敵、つくづくそう思った。 
7点(2004-09-14 11:57:11)
31.  エレファント
結末を知っているからなのか、そうでなくても同じ感覚を味わえたのか、それは判らない。が、とにかく80分間、終始緊張状態でスクリーンを見続けた。映像作家を自負している人間なら、1度は撮ってみたい映画なのだと思う。M・ムーア作品の中で卒業生(サウスパークの作者だったと思う)が言っていた「うんざりするほど普通の町にある普通の学校」というような言葉が、とてつもない真実味を帯びてこちらに迫ってきた。価値観のベクトルがほぼ同方向を示しているような場所は、ある種の人間には生きづらいということも痛いほど伝わってきた。もちろん、殺人を犯す言い訳になどなるはずはないが。カメラ好きの男子高生、ダサい女子高生、勇気ある黒人青年、そして共犯の少年......。彼らのあっけない死に、言い様のない無力感を感じるラストだった。
8点(2004-08-11 13:19:49)
32.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
前作「天国の口終わりの楽園」には及ばないまでも、アルフォンソ・キュアロン監督の期待どおりの仕事ぶりにまずは拍手。ハリ-とシリウス・ブラックを助けたのは父親ではなく自分自身だったと気付くシーンのなんともいえない切なさ。こんな風にちょっとずつハリ-は魔法使いとしてもひとりの男性としても大人になっていくんでしょうね。個人的には、ロンの活躍が少ないこととマルフォイの悪役としての威厳の無さがちょっと残念だったかも。そして特筆すべきはゲイリ-・オールドマン! ミョウチクリンなキレた役しか持ってこないプロデューサーに「こういう役もしたいんだよ、俺は」って言いたかったのかしらん? 貼紙の中で怒鳴るあの迫力は、彼じゃなくちゃああはいかないものね。ヒッポグリフに乗って空高く飛んでいくなんていうのも、すごく楽しそうだったし......。イギリスの名優の志にも脱帽。エマ・トンプソン、アラン・リックマン、マギー・スミス。彼らは子供に夢を与えることをおろそかにしないからいいですね。時計の内部をくぐって時間を移行するシーンも大好き! 次回作はもう撮影中とのことですが、願わくは今度こそイギリス人の監督で。(ほら「ラブアクチュアリー」撮った監督とか)
7点(2004-08-09 17:22:27)
33.  黄昏(1981)
私にとってキャサリン・ヘップバーンといえばこれ。ヘンリー・フォンダともども、文句無しに見事な演技でした。湖に投げ出された老夫が助けにきた老妻に向かって「お前どうしてこんなところにいるんだ」と言った場面で思わず泣いてしまったのは私だけでしょうか? テレビ放映時に違う台詞になっていて、とてもがっかりした記憶があります。実際にはなんと言っているのか、高校生の時に聞き取れなかったあの台詞を、もう1度聞いて確かめてみたい。
8点(2004-07-17 00:20:39)
34.  スクール・オブ・ロック
S先生のこの曲でロックバトルにでるの? と危惧していたら、天才ザックの「スクールオブロック」に変わってホッ。でも、その後の台詞「俺には才能がないからな」には思わずホロリ。それでもやっぱりロックはやめられないんだよね。マリンズ校長とフリートウッドマック好きの中学時代の親友がだぶって見えたこともあって「エッジオブセブンティーン」にメロメロになってしまった。リンクレイター監督の確信犯的な優等生的展開にも好感が持てたし、子供達もみな魅力的だし、言うことなし!そしてもちろん「I LOVE ROCK'N JACK !!」  
8点(2004-05-10 16:05:14)
35.  ギルバート・グレイプ
8年ほど前に見た時は、まったく感動しなかったし、デップのエラもすごく気になった。多分、その頃の私は子育てに忙殺されていて、別世界に連れていってくれない映画なぞ見る価値はないと思っていたんだろうな。「主演の人、顔が濃くて嫌!」とか文句言いながら.....。ところがびっくり。今回見たら、もうどっぷり。自分が家族を築いてきたことで、少しは判ってきたこともあるってことなのかな。それに、J・デップが本当にいい。もう、抱きしめてあげたいくらい。年とるって、いいこともあるのね。守備範囲も広くなるし。
8点(2004-04-16 22:49:52)(笑:1票)
36.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
エンディングのじれったさはご愛嬌。とにもかくにも、製作サイド(とくにピーター・ジャクソン)の原作に対する愛情に、頭が下がりっぱなしだった。噂通りのサムとエオウィンの大活躍には拍手喝采。レゴラスの見事な象退治にはにやにや。フロドの瞳の威力に脱帽。そして、アラゴルンの「人間は亡びるかもしれない。でもそれは今日ではない」の言葉にただただ感動......。前2作に比べて、人間の愚かさや力強さだけでなく、戦うことの意味も解りやすく描かれていて、すっと入り込むことができた。映画っていいなあ、と素直に思えた作品。
8点(2004-04-11 22:50:47)
37.  小説家を見つけたら
製作者にショーン・コネリ-の名前があって、監督がガス・ヴァン・サントということは、確信犯なんでしょうね。文学がテーマの作品ということで、台詞ひとつをとっても脚本家はとても気を使うのしょうが、見せ場ではやはり勝負するべきでしょう。アンナ・パキンとはどうなるでもなく、昔の友人とはまたバスケ仲間に戻る、というところは、今どき珍しいほど純な16歳という感じで逆に好印象。自分の可能性を頑なに信じたフリースローのシーンには思わずキュンときた。
7点(2004-04-03 23:29:08)
38.  ラブ・アクチュアリー
お国柄の違いか、ところどころ「こんなことしてもいいの?」と思う場面もあるけれど、画面一杯に溢れる愛で、かなり幸せ気分に浸れる1本。監督のリチャード・カーティスなる人物、インテリのわりにはかなりウブとみたが、どうかな? わかっていながら泣けたのは、老いぼれロックスターがマネージャーに告白するシーン。1番胸が高鳴ったのは、少年がひたすら空港を走るシーン。さりげなく胸に沁みたのは、ポルノのスタントマン(?)二人のぎこちない恋。愛がすべてとも思わないけれど、愛があれば生きていけるよね。
7点(2004-03-04 22:33:20)
39.  I am Sam アイ・アム・サム
「ミスティックリバー」を観たあげくなので、やはりショーン・ペンの演技力には恐れ入ってしまった。でも、何かが腑に落ちない映画。ラストの安直さか、ミシェル・ファイファーの人物像の薄さか。しかし、それを補って余りあるほどにダコタ・ファニングは素晴らしい。達者でいながらあざとくない子役なんて、そういるものではないでしょう。夫曰く「あんな娘をもうひとり産んでほしい」........。あなたと私でどうやったらあんな子が産まれるのよ。妄想も程々にしなさい。
7点(2004-02-20 16:31:41)
40.  ラスト サムライ
日本の歴史に殉じていった男達を、ここまで感動的に外国作品が表現できるとは思いもしなかった。期待していたより数段良い。これまではトム・クルーズのプロモーションビデオ的な映画作りにいまひとつついていけなかったのだが、今作品でそれは撤回。痛々しい姿をあれほど美しく演じられるのは、この人と亡くなったレスリー・チャンくらいだろう。そして、それに勝るとも劣らない美しさを見せつけてくれた渡辺謙にも拍手を贈りたい。やっぱりオスカーとらせてあがたいね。
7点(2004-02-05 15:18:52)
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