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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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41.  セルピコ
これだけ救いのない四面楚歌の中で自分の良心と信念を貫き通そうとするアルの姿に感嘆しつつも、報われない正義に空しさを感じる。末端はともかく上司やトップまでが彼を異端者扱いするのはホントに救いがない。 不正義とはいえ大勢に流されれば旨みはあるし仲間内でも安泰なのに、不正を見過ごせないという警官としての優れた資質が仇となって命まで狙われる羽目になる。大方の人ならば不正を知って良心が痛みつつも、保身のために告発どころか同調してしまうというのが悲しい現実だろう。 たとえ理想論であろうともアルのように稀に正義を行おうとする人を葬り去って組織の安泰を図ろうとする、などという不正義が許されてはならないしあってほしくもない。 こういう話が絵空事ではなく現実的でもあるというのは最近の食品業界の不正・汚職事件などを見ても分かるし、何らかの組織に属していれば誰にでも起こりうることかもしれないと思う。 せめて映画では救いがあってほしかったとも思うが、この救いのなさが今も変わらぬ重い問題提起となって迫ってくるのかもしれない。 
8点(2005-01-22 22:58:09)
42.  テキサスの五人の仲間
うーん、、このひっくり返し方のすご技にはびっくり仰天。何も知らないで見て良かった~  仕掛けの筋は砂の城のように危うくもろい気もするけど・・・・・・・・ 以下いろいろ書いてみましたが何か書こうとするとネタばれしそうなので結局省略。 2度目以降は安心してコメディで楽しめそうです。 
7点(2005-01-16 20:47:55)
43.  ターミナル
この映画で一番話題になっていて、かつ見所でもあるターミナルのセットはすごい。これはもうセットというより実際にそのまますぐ使えそうなくらいの本格的建築物に見える。話のほとんどがその中で繰り広げられる人情コメディといったといった作品だが、あまりに薄い内容と甘くて突っ込みどころが多い話の運びにガッカリ。 すでに言われてること以外にも気になるところは多々あって素直に楽しめなかったのが残念だが、まるで面白くないというわけでもない。ハンクスが泣いたり笑ったりの奮闘振りで見せてくれるし随所に笑いどころもある。 実は一番可笑しかったのは監視カメラがハンクスの姿を追うところで、ロボットのようなカメラとそれに気づいたハンクスとのシーンは傑作だった。やっぱりスピルバーグにはスケールの大きなSFを見せてもらいたい、ということで次回作の「宇宙戦争」に期待してます。  
6点(2005-01-16 20:44:21)
44.  スーパーサイズ・ミー
ファーストフードだけで30日間を過ごしたら体はどうなるか?これを監督自ら体を張って被験者になり、その変化を科学的データーによって実証するという貴重で興味深いドキュメンタリ ー作品。感じのいいガールフレンド共々登場してプライベートフィルムのような手作り感がある。勇気があるというか無謀というか、実験は拷問に等しいような過酷な様相を呈していく。 コーラは嫌い、マクドナルドの類も過去に数えるほどしか食べたことがない私なら3日ともたずギブアップしそうだが、かなり好きな人でもここまで徹底するとさすがに苦痛になるだろう。 Drや栄養士のアドバイス、各種データーだけでなく、カメラに向かって赤裸々に語られる言葉は 時にユーモラスでもあるが、私生活での心身の変調は生々しく痛々しい。 この作品が優れているのはそういった実験的なところから、アメリカの食生活の問題点やその裏側までも見えてくることだ。マイケル・ムーア監督は銃社会や政治に、この 監督は食生活に自国への危機感を抱いて警告を発している。一定の具体的な成果を上げたという点においても共通するものがある。最も懸念されるのは子供たちへの将来的な健康への影響だろう。彼らは日々あらゆるジャンクフードやお菓子のコマーシャルの影響を受け、学校でも栄養の大切さより企業利益のほうが優先されている様子にびっくりした。とにかく儲かりゃいい、といった目先の利益だけの企業姿勢は腹立たしくも恐ろしいが、栄養教育もろくにされてない様子も伺える。思うに日本食や菜食など栄養への理解があるのは多分お金と教育のある一部の人たちなんでしょうねぇ。 こういう食生活の危惧というのもアメリカほどではないにしろ、日本でも同様のものはあるから多くの人が見て考えてほしいと思う。 この作品は最初のほうで肥満や各種データーなどに関する膨大な図説や字幕説明があるのだが、切り替わりが早すぎてじっくり読み取りきれないというのが残念ではある。  
8点(2005-01-08 20:47:32)(良:3票)
45.  Mr.インクレディブル
もはや絶大なる信頼のブランド・ピクサー作品というので、予告編で見たキャラクター造形にやや不安を感じつつも吹き替え版を鑑賞。黒木さんや三浦さんの吹き替えは違和感なくとても良かったです。 作品はスピード感あるアクションアニメといったところですが、それぞれのキャラクター独自のヒーローぶりも面白く(特にビューンと伸びて大活躍するインクレディブル婦人)、デザイナーのエドナやインクレディブル氏の保険会社の上司などの脇役に至るまで楽しい。ピクサー独特の海の水や艶やかな髪の毛などの絵も素晴らしい、、と出来がいいのは確かなのですが、個人的好みで「二モ」や「モンスターズ・インク」のような愛らしくほのぼのした作品により愛着を感じますし、内容的にも絵的にも前作たちのほうが心に残るような気がします。       
7点(2005-01-08 17:52:39)
46.  ラ・マンチャの男
絶賛する皆様の続く中で書きづらいのですが正直な感想を書きます。舞台の幸四郎版ラマンチャは1969年の日本初演、70年にはブロードウェイで原語上演して好評を博して以来今日まで彼が主演を続けている。映画はこの舞台版と作りはほとんど同じでちょっと舞台を見るような雰囲気がある。オトゥールのキホーテはさすがにうまい。ローレンのアルドンサも歌はともかくジプシーらしい雰囲気はある。挿入歌の「ラ・マンチャの男」「見果てぬ夢」「ドルシネア」などの名曲は素晴らしい、、とこれは好きなはずなのに、なぜかミュージカルらしい高揚感がなく退屈にすら感じてしまった。大金をつぎ込んだ大作らしいがそれらしい華やかさがない。舞台とは異なり自由な映像表現ができる映画なのだからもっと違う演出ができたのではないかと思う。歌もオトゥールのソロはいいとしてもアンサンブルがしょぼい。総じてオトゥールのキホーテという見所はあるものの感動とはいかなかった。 
6点(2004-12-10 20:26:29)
47.  デイズ・オブ・サンダー
カーレースにも疎くて興味はないですが結構面白かった。クラッシュや危険な駆け引きのあるレースシーンは迫力あったし、レース意外でもDrのキッドマンとの恋とかライバルとの友情、レーサーを支える人たちとのドラマ(R・デュバルが渋くていい)もあって退屈しなかった。 ライバルとは病院で車椅子でも競争してしまうというレーサー本能が可笑しい。 皆さんが比較してる「トップガン」は未見だし、同じようなレースものでも「ドリブン」よりはずっと良かったし。
6点(2004-12-09 17:22:13)
48.  ワイルドシングス
なんか無理やりのドンデンの連続という感じがする。怪しくエロティックという感じもある。ま、好みじゃなかったということで、、
4点(2004-12-05 21:38:20)
49.  タイガーランド
コリン・ファレルがいいと聞いたので見ました。これは厭戦か一種の反戦映画なんでしょうか。ウーン・・どうもよく分からなかった。コリン以外はなんか印象が薄かった。
5点(2004-12-05 21:26:25)
50.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
セルマが警官にお金を盗まれたあげくの殺人なんだから事実を言えばいいのに・・ってイライラ。あげくに死刑の場面までご丁寧に見せて益々イヤな気分になる。息子の目の治療のために・・と言いながら周囲の親切にもかたくなな態度のセルマには全く共感できなかった。唯一久しぶりのドヌーブが良かっただけ。今まで見た中でもトップクラスの不快な気分になる作品だった。<追記>皆様のレビューで見かたを教えていただき、なるほどと思いましたがやっぱり私の好みじゃありません。
2点(2004-12-05 21:18:19)
51.  アフリカの女王
私はこのハンフリー・ボガードの印象がいいです。「カサブランカ」のニヒルなイメージのボギーだがこんな男くさい、粗野な役どころも合ってたんじゃないかと思う。なんか生き生きとしてみえる。たくましいキャサリンは彼女のイメージ通りです。ストーリーはそこそこですが二人の演技は楽しめます。
7点(2004-12-05 13:23:19)
52.  おいしい生活
これ劇場でも見たんですけど再見してもやっぱり面白いです。亭主のずさんな銀行強盗のためのカムフラージュのクッキー屋が大繁盛で思わぬ成金になってしまって、、というテンポのいい前半も、妻が教養を高めるためにとヒュー・グラントを先生にして繰り広げるシニカル風味の後半あたりも楽しい。すっとぼけたキャラのエレイン・メイとパーティで首飾りを盗もうとするドジな泥棒ぶりも可笑しい。トレーシー・ウルマンのガハハ笑いを「もっと上品に、、」というアレンとかクスクス笑えるシーンが一杯。気楽に楽しめるおいしい映画、ということで甘めに8点。
8点(2004-12-04 17:50:43)
53.  モーターサイクル・ダイアリーズ
ゲバラについてはほとんど知らなかったので図書館で見つけた「チェ・ゲバラ伝」三好徹著を見る前に読みました。偉大な革命家という業績以外のイメージで言えば、「瞳が澄んで物静かで知的、まっすぐで純粋な無欲無私の人」といったこの人物像にすっかり魅了されてしまいました。ガエル・ガルシア・ベルナルはそういった魅力的なロマンティストでもあるゲバラのイメージによくマッチしてたし、いろんなエピソードにも人となりが現れていたと思います。ゲバラと友人のアルベルトは知らない土地への好奇心と旅への憧れから南米大陸を北上するという一万キロ以上の壮大な旅をする。 彼らはそこで貧しいインディオ達の暮らしなどを見聞し、様々な問題点を抱えた国々の現実を肌で感じていく。そうしたエピソードの数々が現地ロケでドキュメンタリーのようにして描かれるのがなかなか興味深い。ハンセン病病院でのパーティでゲバラが「患者と共に祝いたい」と川の向こう岸へ泳いでいくというシーンは印象的だった。 これは傍目には無謀であろうとも民衆側に立って困難へ立ち向かうという後年のゲバラの生き方を示唆するものとして描かれたように思う。こういったエピソードや暮らし以外の旅の背景として描かれるアンデスの山々やマチュピチュの遺跡など、美しく雄大なロケーションも良かった。  
8点(2004-12-02 18:41:10)
54.  逃亡者(1993)
逃げるキンブルが不死身のように逞しくアクションに比重が置かれた娯楽作。追っ手をかわしながら犯人を追うという緊張感ある展開はテンポ良く面白い。危機をかわしながら逃げるH・フォードがなんだかインディ・ジョーンズにかぶって見えてしまった。
7点(2004-12-02 18:36:21)
55.  冷たい月を抱く女
こわ~い女をニコールが熱演してます。前半の可愛い妻から後半、本性むき出しでお金に執着するワルを、表情や歩きっぷりで現してる。若々しいけどうまいです。これ、結構豪華なキャストですね。アレック、ビルの他にもアン・バンクロフト、J・C・スッコト、ちょい役の殺されちゃう女子学生でG・パルトロウも・・お金の為に自分の卵巣や命まで賭けるか?とも思うが、最後までスリルがある。伏線の人形、目撃者の少年の設定でラスト、愕然・・というオチまであって結構楽しめます。
7点(2004-11-28 20:41:04)
56.  エリン・ブロコビッチ
大企業の公害問題告発というのを、シロウトの一女性が、たまたま・発見して・精力的に取り組んで・勝利した・というのは快挙で、時の人にもなるでしょう。でもね~、、エリンという実在の人物もこんな感じなんでしょうか、すごいがんばりと逞しさには圧倒されるんですけど、自信満々でずうずうしい態度に私は引いちゃいます(汗)。弁護士のアルバート・フィーニーがいい人なんで、彼に同情しちゃいました。ジュリアはその素晴らしいプロポーションをいかんなく生かして役柄にはまってました。
7点(2004-11-28 20:39:33)
57.  L.A.コンフィデンシャル
最初に劇場で見たときには、登場人物やその人間関係が一度に理解できなくて「どこがそんなにいいの?」って感じでしたが、2度、3度と見て分かってくるとよくできた映画だと思うようになりました。結構複雑な話をうまくまとめてる脚本、俳優の演技、運び方のスピィディさ、スリルとサスペンスなど一級品です。映画館では巻き戻しはないので、?と思ったのは何度か見なきゃね、と教えられた作品です。最初は下見のようなもので、回数を重ねれば細かな演出や演技に気がついておもしろかったりするものは多い。また時代を経てから見ると違う感想になることもある。ここでのケビンの死ぬ時の演技はすごかった。目が死んでいくのよー。確かめたい人はまた見てね。
9点(2004-11-28 20:28:03)(良:2票)
58.  老人と海(1958)
漁師といえばS・トレーシーを真っ先に思い浮かべるのは37年の「我は海の子」のイメージが強いからですがこのときはまだ37歳、この作品の時は58歳で老漁師のイメージどおりです。 ビデオにはヘミングウェイたちがカリブ海でカジキマグロを釣っている映像がついていましたが4メートル以上のカジキが釣れてました。大きな魚を釣るというのは男のロマンなのかもしれません。  映画は老人が一人で巨大な魚と格闘し、ようやく仕留めてからはサメと格闘。精魂尽き果てたうえに獲物まで失ってしまうという悲哀をトレーシーのほぼ一人芝居状態で見せる。 あまりの疲労に「あの子がいれば、、」と彼を慕う少年を何度も思い浮かべる。海の上の孤独、疲労感、魚に寄せる思い、自らの誇りと気力などトレーシーの演技は見るものを惹きつける。 カジキやサメの他にも海上を飛ぶトビウオ、群れのイルカ、クジラなどのダイナミックな実写の映像が見られます。
8点(2004-11-28 20:18:06)
59.  華氏911
いまや「ペンは剣よりも強し」以上に「映像はペンよりも強し」。 彼の書いた本もヒットしましたが映像で見るとそれ以上のインパクトがあります。 与えられた情報や映像による大衆操作の危うさや胡散臭さについてはテレビ映りを気にする議員や、イラクで死亡した兵士の棺を放映しないなどにも描かれてます。力のある者は自分に都合の悪い映像は隠し、プラスになる映像だけを流して都合のいい流れを作ることも出来る。 真実が何かを知るためにいろんな情報を得て総合的に考えることは大切なことで、この作品で見る映像も貴重な判断材料の一つだろうと思います。 恐怖が銃社会をなくさないようにテロの恐怖を煽って戦争を正当化しようとする。 これは真実なのか意図的に作られたものなのか、壮大な破壊で利を得るのは誰なのかなど多くのことを考えさせられます。 どうであれ戦争は合法的な殺人で、一部アメリカ兵がイラクでゲームをするように高揚してる姿はおぞましい。 チャップリンの殺人狂時代のヴェルドゥ氏の最後の言葉は今一層重く響きます。 愛する母国が誤った方向へ進んでいることへの大きな危機感が監督を突き動かしているのでしょう。 愛国者法をスピーカーで読み上げ、議員にはイラクに子供を志願させたらとパンフレットを配るなど、監督の行動力と堂々と発言する勇気は相当なものです。    
8点(2004-11-28 20:11:40)(良:3票)
60.  ジキル博士とハイド氏(1931)
いくつかある中で私が見たのは本作だけなんですがなかなか面白いです。 やはり印象的なのは善と悪の二重人格を行ったり来たりするジキルとハイドの変身シーン。映像マジックで何でもできてしまう今なら何てことはないけど、32年の作品でワンカットでハンサムから醜いサル顔へと変わっていくのを見せるのは大したことだったんじゃないでしょうか。 特にラストの撃たれたハイドがジキルに戻るところが一番滑らかな感じでよかった。 人間の悪なるもののハイド氏の顔がいかにもの凶悪相ではないので恐くはないけど、この悪が醜いというのや殺人場面で殺す場面を直に見せないというところにこの時代の節度とセンスの良さを感じる。   
7点(2004-11-16 21:56:12)(良:1票)
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