41. 13デイズ
映画全体を通して非常に緊張感がある。ラストはギリギリの交渉によって核戦争の危機は回避されるのだが、陳腐な爽快感はない。やはりキューバ危機という現実に起こった出来事を題材としているだけに当然であろうか。ケビン・コスナーの憔悴しきった顔が印象的である。映画化にあたってどの程度脚色がなされている部分があるのか分からないが、交渉の過程など非常にリアルに描かれていると思う。こういう政治ドラマが好きな人には文句なくオススメ。「(アメリカだけでなく)ソ連もまた勝利者なのだ」というケネディの台詞があるが、その勝利の立役者であるケネディとフルシチョフ2人ともこの数年後には暗殺と失脚によって政治の世界から姿を消すというのは皮肉なものだと思った。 8点(2004-02-01 17:51:08) |
42. キャリー(1976)
クライマックスのシーン、初めて周囲に受け入れられた喜びに溢れ、まるで花嫁のように輝いていたキャリーだが、そこから奈落の底に突き落とされ暴走を始める。恐ろしいのだが、その禍々しい姿には逆に美しさすら感じた。ところで、トミーとスーの2人は本当に善意でキャリーがパーティーに来るように仕向けたのか?あの悪戯は2人の思惑ではなかったようだけど、そこのところがよくわからなかった。 9点(2004-01-30 00:05:09) |
43. ノイズ(1999)
《ネタバレ》 一言で言うと「惜しい」。途中、ひょっとすると妻の妄想か?と思ったが、結局妄想ではなくやっぱりのエイリアン?登場。折角精神的に不安定(鬱病歴)なキャラ設定にしてるのにもう少し活かしてもよかったなあと。でも妄想オチだったらそれはそれで批判されるだろうが。主演の2人は美男美女で映像もスタイリッシュなのにね。それだけに惜しい。 5点(2004-01-29 23:49:25) |
44. アルマゲドン(1998)
採掘のプロ集団と言う割には主人公とAJ以外現役感ゼロ。おまけに信頼できる仲間のはずが変なの一人混ざってるし。映画としてのお笑い担当なんだろうが、別にいらないんじゃないか。その分もうちょっと他のメンバーのキャラを立たせた方がよかったんじゃないかと思う。 6点(2004-01-13 00:39:04) |
45. スリープウォーカーズ
《ネタバレ》 途中までは異形に生まれた者の孤独とかそういう方向に話を持っていくのかと思いきや、最後は単なるモンスター物のお話。目をくりぬかれても弾丸を腹に受けても死なないターミネーターっぷりなのにネコに引っ掻かれた傷がどういう訳か致命傷。最後はネコに襲われ、何故か炎が吹き出して火ダルマ・・・。ダメなんだけどなんか面白かったので点数はこんなもんで。しかし、向こうでは魚拓ならぬ墓拓ってのがあるのか・・・。 5点(2004-01-12 23:32:28) |
46. ナインスゲート
3人のプレイヤーで双六ゲームをしている。勝ったら賞品がもらえるってんでうち2人はやる気マンマン。あと一人は半ば強引に参加させられた感じで賞品にも興味なし。ゲームの主催者はそのやる気なし男に何故か肩入れ。で、ゴール近くでやる気マンマンの2人は一回休みで脱落、やる気なし男優勝・・・と、こんな映画でしょうか?やる気マンマンの2人はあまりにも主催者に対する熱狂的な思い入れがあったために主催者に逆に嫌われたのかも。 7点(2004-01-12 19:13:55) |
47. ターミネーター3
「審判の日」は先延ばしになっただけって・・・それだったら何でもアリだろう。前作で回避できたはずが何でそうなったのか最後までほっぽらかし。敵もどう考えても前のヤツの方が強いだろう。おまけに最後は前作までの流れを完全にひっくり返す衝撃の展開。作品としてはまさに『許容範囲外』。 3点(2004-01-06 21:40:44) |
48. スター・ウォーズ
文句なく面白い。一番印象に残っていることは、壮大な世界観でも、単純明快なストーリーでも、(当時)最先端のSFXでもなく、TV初放送時の吹き替えが「渡辺徹&キョンキョン&松崎しげる」だったということだが。 10点(2004-01-06 11:07:15)(笑:3票) |
49. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
《ネタバレ》 何でヴァンパイヤがインタビューに答えてるんだろう・・・?ま、それは少し置いといて、この映画、ヴァンパイヤになってしまった男、ルイの苦悩を描いているのである。人間を食料としなければ生きていけないルイ。しかし彼の心の中の人間としての道徳観、倫理観がそれを許さない。その間で苦しむルイ・・・。が、このルイという男、なんだかんだ言いつつも、その苦しみの中でも200年も生きているのである。(ヴァンパイヤも一応、死ぬことはできるにも関わらずだ)また、ルイが語った自らの苦悩の人生は、ルイをヴァンパイヤに変えた張本人、レスタトによれば単なる「ボヤき」だと言うことである。すると、わざわざインタビュアーに語った理由も納得が行く。ほら、愚痴って誰かに聞いて貰いたいもんでしょ? 8点(2004-01-06 10:29:02) |
50. 猿の惑星
なんで年明け早々(1月4日)の日曜洋画劇場でこの映画をやるのかと思っていたら・・・サル年だからか。 8点(2004-01-04 23:29:51)(笑:2票) (良:2票) |
51. ザ・コア
《ネタバレ》 アルマゲドンと比較するとこちらの方がクルーのキャラが立っててその点分かり易いといえば分かり易い。ま、それは人数が少ないせいもあるけど。同乗したクルーはバタバタ死んでいくのであるが、なんか自分を犠牲にして・・・ってのが多くなかったか?観ててお腹一杯になってしまった。 3点(2004-01-01 11:31:16) |
52. ファイナル・デスティネーション
さわやか青春学園ホラー。人は沢山死ぬが、意外と後味もサッパリ。ホラー苦手な人にもオススメです。 8点(2003-12-26 15:17:10) |
53. シャイニング(1980)
狂気に陥ったジャック・ニコルソンは本当に怖い。しかし母親の女優さんの方がもっと怖い。ストーリーは難解。 7点(2003-12-24 18:58:41) |
54. ベスト・キッド(1984)
実はこの映画当時結構好きだったなー。一見意味のない修行をさせられて「こんなんで強くなるのかよー」と疑問を抱くも、実際強くなってるって黄金パターンと言ってもいいパターンですね。この映画がその原点かどうか知りませんが。あ、でも酔拳とかのJ・チェン映画であったっぽいな。アメリカでも大ヒットって聞いてたけど、当時ふと知り合いになったアメリカ人に聞いてみたら全然知らなかった。まあそんなもんだ。 7点(2003-12-24 18:37:48) |
55. ミッション・トゥ・マーズ
何ヶ月もの間一人火星で救助を待ち続けるルーク。幸いにして水も食料もなんとか自給できる。そんなところへやってきたのは半遭難状態のジムご一行。当然、水も食料も持っていない→食い扶持が減る。そこで思わず出た一言「何しに来たんだジム!!」この台詞をそんな風に解釈して笑えた。 5点(2003-12-24 14:43:57) |
56. インビジブル(2000)
《ネタバレ》 透明化するシーンのSFXは凄い。ちょっと気持ち悪くなった。しかし、透明化した後やることは覗きにセクハラ・・・。もうちょっと他にやることはないのかよ!って。ラストバトルはもう失笑するしかない。全裸であれだけ炎浴びたらフツー死ぬでしょ・・・。まあ脇腹刺された後も平気で動き回ってる男も居るわけだが。 4点(2003-12-24 14:25:06) |
57. ダイ・ハード
ハンスがビルから墜落する瞬間の表情がGOOD。 9点(2003-12-24 13:51:49) |
58. マトリックス
アクションシーンはまさに新感覚。さらに素人ながらかなりの修練を積んだであろう俳優陣に拍手。ラストで一気に無敵になってしまうのが少々気に入らないが。「アンダーソン君」と言う台詞には妙に笑えた。 7点(2003-12-24 13:25:21) |
59. ロミオ・マスト・ダイ
「マトリックス」の視覚効果+J・リーのアクション。アクション素人のはずのマトリックス俳優陣であそこまでのアクションシーンができたのだから、さぞ凄いことになると期待して観たのだが・・・。やっぱり本物には余計な装飾は不要ということか。 4点(2003-12-24 13:19:15) |
60. アンタッチャブル
家に刺客が来る前、コネリーがウイスキーをグラスに注いでいたのはご愛嬌か? 8点(2003-12-24 08:33:56) |