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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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661.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
観終わった後、完成度の高さにうなってしまう。 通常版もすばらしかったが、さらにそれを補強。 コンスタンツェに謝礼を要求したり、金策を申し込むモーツアルトに屈辱的な仕事を紹介したり等、モーツアルトを貶めるシーンが加わった。 3時間もの長尺をまったくダレることなく鑑賞できる。  凡人サリエリと天才モーツアルトの描写が見事。 特にサリエリの苦悩と葛藤が残酷なほどにえぐり出される。 モーツアルトの才能を最も理解する能力を与えられた皮肉。 音楽以外の才を持たないモーツアルトは、策士のどす黒いワナになす術もない。 前半はカンに障るモーツアルトの高笑いが、後半は哀れでならなくなる。  失ったものの大きさを正確に実感できるのはサリエリだけ。 最も忌み嫌ったはずのモーツアルトを葬り去ることで、最も愛すべきモーツアルトの音楽を失った。 その罪の深さに狂ったサリエリの姿が、ラストを完璧に締めくくっていた。 男の嫉妬は女の嫉妬より深くて複雑なのかも。
[DVD(字幕)] 10点(2013-06-17 22:25:04)
662.  コラテラル 《ネタバレ》 
トム・クルーズが珍しく悪役で、実質的な主役はジェイミー・フォックスのほうだろう。 マックスの母を見舞いにいったときの三人の会話は秀逸。 マックスと母の関係がリアルに浮き彫りにされている。 殺し屋の最後のターゲットとなった女検事をめぐる攻防はスリリング。  殺し屋は身元がバレないように依頼者には絶対に顔を見せないという細心の注意を払いながら、殺しのやり方がターミネーター並みに荒っぽい。 犯行を極秘に進めるという気配りがまったく感じられないのは、最初のキャラ設定からは矛盾している。 そうしたブレが幾つか気になるものの、殺し屋と平凡なタクシードライバーの生き様、人生哲学が対照的でおもしろかった。 地下鉄で誰にも気づかれずに死んでいた男や、マックスのリムジンの夢の話など、伏線もいい具合に効いていた。
[DVD(吹替)] 6点(2013-06-17 22:22:31)(良:1票)
663.  天国から来たチャンピオン 《ネタバレ》 
新米天使のミスでまだ生きるはずだった男を死亡扱いにしてしまったことから巻き起こるファンタジー。 その設定があまりにマンガチックな陳腐さで、冒頭でもう期待薄かと思われたが、次第に引き込まれていった。 都合のよすぎる天国ルールやストーリー展開が気になるが、コミュニケーションのずれがうまく演出されていて楽しめる。 ジョーが記憶を失っているのに女が気づくラストシーンは、そうなるだろうなとわかってはいても期待に応える展開で、余韻があってすばらしい。
[DVD(字幕)] 7点(2013-06-16 23:43:08)
664.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
スリリングではあったけど、出来の良かった前作よりパワーダウン。 盛り上げることを優先して辻褄の合わなくなっているところや説得力を欠くところが散見される。 ベインに完膚なきまでに叩きのめされたのに、これといったプラス要素もなく次にはやっつけていたのも都合のいい展開。 セリーナがなぜ過去をそこまで消したがるのかピンと来ないし、人物のキャラ設定や状況設定がいまひとつ明確に伝わってこない。 なので、その行動に必然性があまり感じられないところがある。 奈落から這い上がった子供がベインではなく女だったというのは上手く騙されたが、ミランダの犯行動機が陳腐で薄い。
[DVD(吹替)] 6点(2013-06-16 23:41:35)(良:1票)
665.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 
学生のときから虚言癖のような主人公を好きになれない。 詐欺師が主人公の映画では、主人公に肩入れして騙しの痛快さを味わうのも醍醐味のひとつ。 ところが、この映画はFBIをはじめとして騙される側がマヌケすぎて緊張感が一向に高まらない。 実話に基づいているのかもしれないが、脚色はされているようで、そんな手に騙されるバカがいるかと思えてイライラしてくる。 時代が時代だとはいえ、捜査機関のレベルが低すぎる。 おまけに、主人公にも感情移入できないのが厳しい。 重大な犯罪者が刑期を務めることなくFBIにスカウトされて大成功する結末も引っかかる。 違法ハッカーがヘッドハンティングされたり司法取引が当たり前のアメリカらしくはあるけれど、正直者がバカをみるような世の中を間接的に肯定しているようにも見える。
[DVD(吹替)] 3点(2013-06-15 23:54:46)(良:1票)
666.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
自分の人生がすべて番組の作り出した世界で演出されたものだったというアイデア勝負の作品。 SF的で突拍子もないが、身近なテーマを含んでいて考えさせられる。 安全な虚構の世界を捨て、何の保障もない外の世界に飛び出した主人公の選択は頷ける。 その選択を熱狂的に支持した視聴者がすぐにそのことを忘れたかのように別の番組にチャンネルを変えるラストが、ブラックテイストで皮肉が効いていた。
[DVD(吹替)] 6点(2013-06-15 23:52:14)
667.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 
冒頭から怪しげな人物が次々に出てくるので、どこから何が始まるのかという不気味さがあったが、なかなか始まらなくて少しじらされる。 ストーリー性をあえて無視しているようで、とにかくイカれた一家にわけもわからず襲われているシーンが続く。 チェーンソーを振り回すレザーフェイスだけではなく、他の二人も不気味なキャラが立っていて、三人揃った食卓のシーンは不快指数が跳ね上がる。 理不尽な恐怖がまとわりついてリアルだが、ストーリー性のあるものが好みなので、名作と評価の高い本作にそれほど惹かれなかった。
[インターネット(字幕)] 5点(2013-06-14 00:13:54)
668.  お熱いのがお好き
ビリー・ワイルダー監督なのでとても期待して観たのに、もともと好みじゃない女装のドタバタコメディだったのでがっかり。 女装の男性という設定だけをとっても古臭いコントのようで笑えない。 ビリー・ワイルダー&ジャック・レモンの作品は『アパートの鍵貸します』で感動したが、『あなただけ今晩は』ではドタバタテイストが少し気にかかった。 本作はドタバタに徹していたが、この監督はドタバタでない作品のほうが味わいがあって好きだ。 マリリン・モンローは魅力的だったけど。
[DVD(字幕)] 5点(2013-06-14 00:10:03)
669.  天使にラブ・ソングを・・・ 《ネタバレ》 
ウーピー・ゴールドバーグがギャングのボスの愛人というのが違和感たっぷりだが…。 デロリスは情夫からプレゼントされた高級毛皮がものと知り、怒って返しに行く。 そこで殺人現場を見てしまい、追われる立場に。 一転して立場が入れ替わるのが、冒頭のつかみとして効果的。  指導者次第でチームは大きな違いを生む。 デロリスの指導によって生まれ変わった聖歌隊の初披露は感動的。 音楽の楽しさを教えてくれる。 やっているほうが楽しんでいなければ、観ている人は楽しんでくれない。 ノリノリの聖歌隊にノリノリにさせられる。 聖歌隊がヘリの操縦士を「ほめ殺し」ならぬ「祈り殺し」で屈服させたのは愉快だった。 ハリウッドの王道的なよくできたコメディで、万人が理屈抜きで楽しめそう。
[ビデオ(字幕)] 8点(2013-06-13 00:11:05)
670.  ポセイドン・アドベンチャー(1972)
パニック映画のお手本となるような基本的なものが詰め込まれている。 この時代のパニック映画では、本作と『タワーリング・インフェルノ』が抜けていたように思う。 『タイタニック』より人間ドラマとして深い。
[地上波(吹替)] 8点(2013-06-12 23:58:20)
671.  タワーリング・インフェルノ
この頃のパニック映画としては『ポセイドンアドベンチャー』と双璧。人間のエゴや暗部をえぐりだしているので、かなりのストレスを感じて疲れるほど。それでも、P・ニューマンやS・マックイーン演じる良心に従った果敢なアクションに、勇気と希望と救いを感じずにはいられない。 パニックものやアクションものは、撮影技術の進化でどうしても昔の映画は不利になるものだけど、これは人間ドラマがしっかりしていて現代にも通じるものがあるので、40年以上前の映画なのに今見ても古さを感じず引き込まれる。被害者の怒りに感情移入して、社長の娘婿に殺意を覚えてしまう。こういう人間って程度の違いはあっても今でもどこかに少なからずいそうだから。利益優先、安全軽視で大きな問題が起こるのは、ホテルニュージャパンや姉歯耐震偽装事件など幾つも想起させられる。
[ビデオ(吹替)] 9点(2013-06-11 00:43:13)
672.  ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 
社会に馴染めず自殺まで考えた男が、インディアンとの交流に不思議な居心地の良さを見出す。 言葉も通じずコミュニケーションがなかなかとれない中で、友情を育んでいく。 異星人との遭遇を描くSFと同じような緊張とぎこちないコミュニケーションがおもしろい。 バッファローの大群に向かった狩りは迫力満点。 西部劇といえば白人の立場にたったものばかりだったが、ネイティブアメリカンに寄り添った白人の視点で描いたのがよかった。 白人は圧倒的な力を持った侵略者でしかなく、友情あふれる別れのシーンはその後のスー族が辿る運命を予感させる余韻が残るラストだった。 3時間もあるのに、おもしろいのでそれほど長くは感じない。
[ビデオ(吹替)] 8点(2013-06-11 00:15:49)
673.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
ストーリーはたいした内容もないが、小ネタが面白くてセリフもウィットに富んでいる。 ラブコメといえば主人公は若くてスレンダーなものだが、従来のものとかけ離れていてユニーク。 マークに彼女を寝取られたというダニエルの話はすぐバレそうな嘘で、場当たり的なダニエルの軽さを端的に表している。 キャラクター造形のうまさで、凡庸な話を一段上の物語に格上げできたようだ。
[ビデオ(吹替)] 6点(2013-06-10 00:28:01)
674.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
「君に何を言えばセックスしてくれるかわからないので、すでに言ったことにしてくれないか? 君も体液の交換がしたいんだろう?」 ぶっ飛んだ口説き文句が笑わせてくれる。 エリート学生たちの女目当ての会話は、経済学者アダム・スミスの理論を絡めているのがおもしろい。 コメディテイストで始まったので、後半の超シリアスな展開は予想外だった。  大学院のルームメイトや政府の仕事の依頼者が、妄想の中の人物だったとわかってビックリ。 統合失調症患者の目線で物語が進行していたので、そこに感情移入することができ、インパクトが強かった。 こうした患者にはなんだか近寄りがたくて怖いイメージも正直あったが、主人公に感情移入してその苦しみが伝わってくる。 副作用で仕事も性生活もできなくなることを嫌って、薬を飲まずに再発したのは責められない。 だが、側でサポートし続ける妻の心労と苦悩は想像を絶する。  万年筆を置くシーンや最後のスピーチは感動とまではいかない。 伝記ものは2時間に詰めると、どうしてもダイジェスト的なところもあって話の流れに乗りにくい。 なので、傑作と呼ぶには少しだけ足りない印象。 暴れん坊のイメージのあるラッセル・クロウが、違った一面を見せてくれた。
[ビデオ(吹替)] 7点(2013-06-10 00:26:26)
675.  バッファロー'66 《ネタバレ》 
冒頭で刑務所から出てきて更には女を拉致する主人公は、どんな凶悪犯かと想像させる。 ところがこの男、賭けに負けた金を払えなくて犯罪者の身代わりをするハメになったオマヌケさん。 ダメ男にありがちな逆恨みで、賭けに負けたのはウッドのせいだと殺意を抱く。 ところが、ウッドを射殺して自殺のくだりがまさかの妄想シーン。 夢オチみたいな演出にはガッカリ。 結局、これといった盛り上がるストーリーではない。  ただ、会話はリアルで面白い。 実家での両親を含めた会話や、中学のときにフラれた女とバッタリ出会ったファミレスのシーンは秀逸。 主人公のカッコ悪さや中学生並みの頭の悪さが伝わってくる。 そんな男の良さをちゃんと見てくれる女もいて、ラストはハッピーエンドでめでたしめでたし。 ちょっとオシャレでちょっとハートウォーミングなラブロマンスに仕上がっている。
[ビデオ(邦画)] 6点(2013-06-10 00:22:24)
676.  レナードの朝 《ネタバレ》 
以前に小説の『アルジャーノンに花束を』を読んだが、それとよく似ている。 臨床の経験がなく研究ばかりしていた医師の試行錯誤に生真面目な誠実さが見える。 覚醒して生の喜びを得た後だけに、再び症状を自覚したときの衝撃が倍加する。 病気が健康のありがたさを教えてくれるように、レナードの悲しい人生の追体験が生のあり方を教えてくれる。 普通に生きていることがどんなに尊いか、人生は喜びであり神からの贈り物――レナードの言葉が胸に蘇る。 レナードがポーラと別れのダンスで痙攣がおさまるシーンは感動的。 いつもながらロバート・デニーロの演技はさすが。 医師が彼女をコーヒーに誘ったラストは、レナードから学んだことが端的に表れていて後味の良い映画になっている。
[ビデオ(吹替)] 9点(2013-06-10 00:21:17)(良:1票)
677.  心の旅 《ネタバレ》 
銃撃後の記憶障害で全く別の人格となってしまったことによる周囲との関係性の変化や以前の自分への違和感をうまく描いている。 以前の自分の姿を知れば知るほど幻滅し、最後は良心に従って以前の自分とは真逆の行動を起こす。 いかにもハリウッド映画らしい、家族を大切にするヒューマニズムにあふれたわかりやすい作品。 ベタなので展開も読めてハッとすることもないが、「いい話」として安心して楽しめる。
[ビデオ(吹替)] 7点(2013-06-09 02:22:30)
678.  リダクテッド 真実の価値 《ネタバレ》 
序盤は後半の異常な事件との対比を出すためにあえて単調に撮っているようだが、眠くなってくる。 ドキュメンタリーの体裁をしたフィクションだが中途半端でかえってウソっぽく感じられた。 完全にドキュメンタリーにするかフィクションにするか、どちらかに徹底したほうがよかった。 実際にあった事件が元になっているし似たようなこともたくさんあったのだろう。 でも、本物に見せかけたヤラセを見せられているようで、少女レイプ一家惨殺に至るリアルな狂気が今ひとつ伝わってこない。 むしろ事件発覚後の事情聴取での自己弁護に、醜い人間の本性が浮き彫りにされていた。
[インターネット(字幕)] 4点(2013-06-09 02:11:44)
679.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
奔放な少女に翻弄されるレオンがかわいく見えてくる。 無慈悲に人殺しを重ねてきたレオンが、調子を狂わされていく様子が楽しい。 結局、マルチダと関わらなかったらレオンが壮絶な死を迎えることもなかった。 他人からみればマルチダが疫病神にも見えるが、それでもレオンは人間らしい心を取り戻して幸せだったのだろう。 命をかけて少女を守ったレオンが切なくカッコいい。
[DVD(字幕)] 8点(2013-06-09 02:08:01)(良:1票)
680.  イングリッシュ・ペイシェント 《ネタバレ》 
面白くないわけではないが、アカデミー賞作品賞に値するかはちょっと疑問。 規模の大きさと映像美は感じるが、まるでハーレクインロマンスのようなストーリー。 大火傷を負ったイギリス人患者が、失われた記憶を辿っていく過程で、不明だった人間関係やスパイ活動などの真相が明らかになっていく。 そこにサスペンス性はあるのだが、テンポが悪くて緊張感がなかなか高まらず、冗長で散漫な印象を受けてしまう。 妻の不倫に勘付いたジェフリーが、飛行機でアルマシーに心中覚悟で突っ込んだあたりからやっと面白くなった。 アルマシーがドイツに地図を売ったのはやむをえないことで、砂漠の洞窟でひとり死んでいったキャサリンとの悲恋が切ない。 だからこそ親指を失ったカラヴァッジョもアルマシーへの復讐する気が失せたのだろう。 ただ、その命がけの愛が不倫で、どうしてそこまで深く愛し合ったのかの描写が不足しているので、その分共感しにくいのが難点。 また、全体にテンポアップしてハナの恋愛エピソードもカットすれば、160分の長尺をもっと短くできたはず。 ハナがアルマシーの意図を汲んでモルヒネの量を増やし安楽死させてあげたのは、結末としては良かったと思う。
[ビデオ(吹替)] 5点(2013-06-09 01:59:10)(良:1票)
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