61. ゴッドファーザー PART Ⅲ
酷評も多い作品ですが、いろんな見方があった方が面白いじゃないですか。少数意見の中には「フムフム、そういう解釈もあったのねん」という発見も多いですし。で、本作・・・実はシリーズ中、一番スキ。”あの不幸”の後(オレなら生きてられないんじゃないかなァ・・・)のたった一人で椅子に揺られて・・・最高のラスト。いろいろあったマイケル・コルレオーネの結末としては、派手な暗殺でもなく、「ファミリー」に囲まれて「ご臨終です」でもなく、実にふさわしいと思いました。 8点(2003-04-05 19:32:22) |
62. ゴッドファーザー
マネしてるんです・・・ワタクシ。この「ファミリー」という考え方。親戚や身近な人々に対しての考え方がこの映画を見る前と見た後で変わりました(笑)「ファミリー」の為に、「ファミリー」の為なら・・・ちょっと間違うとかなりキケンですが。 8点(2003-04-05 19:23:18) |
63. 十二人の怒れる男(1957)
やはり15年くらい前かなぁ・・・”映画なのに(ほぼ)密室”劇という、どうしてそんな事をするのか理解に苦しむ若き頃の自分がいました。中年の称号にドキッとする今日では、この偉大さ、スゴさ、貴重さがよーくわかります。「じゃあ真犯人は誰なのか?」という事に関してはハナから問題ではないストーリー造りにどうしても抵抗があるのは15年経っても未だ変わらず(笑)おコドモですねぇ・・・オレ。そりゃ、この作品がこれからも語り継がれていくであろう出来なのはわかってますよ。だけどさ、描きたいテーマだけを描ききった、余計なモノは要らんって感じで、ナンだか素晴らしい程、完璧で全てを忘れてって程、のめり込めないんだよなぁ。ココをこうしたら良かったのに・・・って点が殆ど無い。完璧。故にオレ的には面白さが減ってしまうのだ。「オレならあそこでこうするね」なんて、作品に対するツッコミを語り合うのも映画を観る楽しみのひとつなんですよね。 6点(2003-04-05 19:03:22)(良:1票) |
64. ラッシュアワー
変に大人なジャッキーを観てもスッキリしないのです・・・。 3点(2003-04-03 14:33:13) |
65. キリング・ミー・ソフトリー
”優しく殺して”か・・・。ジョセフ・ファインズ側に立って観てしまった。プレイとしてのセックスもああいうのアリ(そりゃどんなカップルだって毎日、この先何十年も”愛情の確認”でもないだろうよ)だと個人的には思うが、「逃げた」ヘザー・グラハムに物凄く失望してしまった。とめどなく溢れ出る男のS気を全て受け止めて欲しかった。全部受け止めてセックスが変わっていくとこまで表現してくれれば・・・”あなたにだけこんな恥ずかしい事してるのよ、だからのめり込んじゃう”って特別感が無い。それが無いもんだから、疑いを持ち始めた時の関係の切り方がドライに思える。 5点(2003-04-01 20:01:22) |
66. ギャラクシー・クエスト
自分史上、一番”美しい”シガニー・ウィーバーを見せて貰って、ストーリーの楽しさに加えたお得感がありました。もう胸に眼が言ってしまって・・・これは男なら誰でもそうでしょう(笑)ただ、今のご時世だから、このオッパイがCGだったりしたらヤダなとか、メイキングで特殊メイクで寄せ上げたりしてたら・・・なんてずっ~と最初から気になってました。向こうのマニアもやっぱり気持ち悪いなぁ。(オレも一、映画ファンとして気をつけねば・・・) 7点(2003-04-01 19:31:44) |
67. 私がウォシャウスキー
2度観たいと思わせる何かが無い。コメントしようが無い(笑) 2点(2003-04-01 18:17:00) |
68. オーメン(1976)
<ネタバレ>劇場公開時はエラく話題になってましたな。例の首チョンパやら避雷針・・・「我々に逆らうとこうなるよ」的な見せしめとしての処刑(だよね、アレって)が観客に与えるインパクトはスゴかった。極論かもしれんが「ファイナル・デスティネーション」はオーメンのクローンなんじゃないかな。(コピーではない)DNAは同じものが受け継がれていて、育ち方が現代っ子という(笑) 6点(2003-03-30 19:38:38) |
69. フロム・ヘル
イアン・ホルムの巧さをもう少し使えなかったのかなぁ・・・死んだ魚の眼になってる時はCGなのかな。個人的にはこういうストリーよりも演技自体に鳥肌が立つ。善人と悪人の変貌をちゃんと演じられる人だと思う。ジョニー・デップも彼の主演作では一番好きだな。監督と脚本家の責任は重い。 5点(2003-03-15 19:14:42) |
70. ダーククリスタル
写真として収まってる映像は美しいんですよねぇ・・・これ。当事のテレビCMでも脚の長い四足のナニが駆けていくとこも「どうやって撮ったんだろ??」と子供ながらに驚きました。今でも写真として見ると素晴らしい造形の数々と思うのですが、長い本編を観ると・・・うぅ。 3点(2003-03-06 22:33:51) |
71. 告発の行方
この設定でのジョディーが悪いとしか思えない人間ですので、結末にそれほどの興味を抱けないのが正直な感想。あの挑発ダンスをあの手の場所であのキャラ達にしてしまったら・・・「おとり」みたいなものだと思ってしまうのはオレだけ? 3点(2003-03-06 21:58:45) |
72. ゴーストバスターズ(1984)
確か・・・「サタデー・ナイト・ライブ(ゴースト・バスターズ関係者が多い)」を「オレたちひょうきん族」に見立てて、今は亡き景山民夫と高田文夫が翻訳監修かなんかしてたなぁ。「オレの彼女は・・・イヌブタだ」なんて、わかるワケないよ。DOG=ブスって概念が日本人には無いんだからさ。ま、戸田奈○子先生よりはマシだったかもしんないけど。レイ・パーカーJr.のプロモは良く出来てた。素は気難しそうなビル・マーレーがPVに出演してるだけで楽しそうなブームだなってカンジしたもの。 5点(2003-03-06 21:36:33) |
73. ケンタッキー・フライド・ムービー
所ジョージ主演「下落合焼き鳥ムービー」の元ネタですね・・・って誰も知らねぇって(笑)これ、お笑いでは済まされんネタが多いですよね。好きなのはメット被って黒人兄ちゃんの間に入っていって「ニガー!!」って叫ぶヤツなんだけど、「ダイ・ハード3」観るといつもそのシーンを思い出すんだよね。監督は後にあの「スリラー」を撮る人物だという片鱗は・・・ありません。人間てわからないモンですね(笑) 3点(2003-03-06 21:24:19)(笑:1票) |
74. 激突!<TVM>
穂積”積み木くずし”隆信の吹き替え版なら8点。彼の繰り返しつぶやく「何て事だ・・・」という声の芝居を聴かされてからは何回、字幕版を観てもシックリ来ない。傑作。ラストのタンク・ローリーは怪獣の断末魔だったのですかね。夕日をバックに主人公・・・うーん、いいなァ。 7点(2003-03-06 21:10:10) |
75. ニュー・ジャック・シティ
アイス・Tに刑事役をやらせたというのが、解る人には解るシャレになってます。邦画で無理矢理例えるなら安藤昇とか安部譲二が演歌歌手に転身した後、俳優になるようなもんです。←かなり無理がある(笑) 当事、乱発されたヒップホップ・ムービーはどれも同じようなモンで「ボーイズン・ザ・フッド」「ジュース」等、内容的に黒人貧困層の犯罪をテーマにしたのが多かった中で、本作が一番、娯楽に徹していて楽しめたのを覚えている。監督のマリオ・ヴァン・ピープルズもスパイク・リーと同じく人種差別に対して何らかのメッセージを持った映画を撮り続けているが、決定版と呼べるほどの作品にお目にかかれないのが残念。ウェズリー・スナイプス・・・芝居がいつもと同じです(涙) 4点(2003-03-06 21:01:13) |
76. 死霊のはらわた(1981)
最近、初めて観ました。リアルタイムじゃないので、これのどこがどうスゴイのか・・・。多分、”笑うゾンビ”というのがキモなんでしょうね。私はジョージ・A・ロメロは素晴らしい(ドラマとして)と素直に思いますが、これはちょっと・・・。 4点(2003-03-06 20:36:19) |
77. ゴースト・ドッグ
ヒップホップ好きという点でかなり点が甘くなってます。「パニック・ルーム」では出し切れていないフォレスト・ウィテカーの巧さが出ていると思う(この人、演技巧いと思うんだけどなァ・・・)設定から想像する職人的な暗殺シーンは「COLD LAMPIN' FLAVOR」というPUBLIC ENEMYの曲が流れる洗面所の場面くらいで、あとは「レオン」より大人しいです。デブの巨漢が屋上でポン刀振り回して陶酔し、合間合間に葉隠れの一説(読んだ事無いから本当にそういう文面なのかわからん)が入るという、やはり観る人を選ぶ映画。このサイトにはクレジットされてないジャームッシュの処女作「パーマネント・バケーション」の時からの免疫が無けりゃもっと低い点数つけてただろうな。まぁ、時代がああいう映画を流行で見させてくれたってのもあるけど。(この監督の作風ってジャズとヒップホップに共通する、ベースラインに音をノセていく方法を映像構築に使ってるんじゃないかな。漠然と緩急乏しい表現に思えるのはそのせいのような気が・・・)オレがドンパチ、お色気、お涙頂戴に飽きるといつも助けてくれる映画のひとつ。 9点(2003-03-06 11:53:31) |
78. シリアル・ママ
こういう映画はCM並みの長さなら傑作になると思います。勿論、CMには起用できないキャラだが。 3点(2003-03-06 00:01:38) |
79. 地獄の黙示録
私はずっとサーフィンをしに行くのは戦争の狂気というよりも、極限状態からの逃避だと思っていたのでした。自分が死ぬ可能性を無視するとああいう事ができるのだろうと。何年か前に六本木WAVEで限定公開した時に観に行って子供の頃と違う感想を持ちました。(まぁ、正直この映画の意図するところは未だ何もわかっとらんですが)ワルキューレ騎行はサビ(はおかしいか)の部分は何度も聴いた事がありますが、あの映像に乗せてやられるとやはりスゴイですね。このシーンも週刊プレイボーイのコミネかなんかが「11PM」だかで絶賛してたような・・・よくこいつにダマされたなぁ、オレ。 5点(2003-03-05 23:14:39) |
80. ランボー/怒りの脱出
何も考えずに楽しめるんだけどなぁ・・・キライじゃないんだけど、スタローンが歯痛を理由に兵役を蹴ったっていう噂がなぁ・・アレってホントなのかな?? 5点(2003-03-05 22:53:20) |