61. グラン・トリノ
ええカッコしすぎ。 [DVD(字幕)] 9点(2010-02-01 19:44:15) |
62. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アル・パチーノが青年に伝えたかったのは2つの道に迷ったときに自分の答えに責任と意思を持ち続ければそれが正解になり、自身の見識を育てることになるということだと思う。善悪にかかわらず経験に裏づけされた見識を持つ人をアル・パチーノは「大人」と呼ぶんじゃないか。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-08 13:05:14) |
63. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 司会者がリークした答えだと思った自分はまだまだ世間の荒波に揉まれていないことを知った。主人公の役者が賢そうに見えるせいか、クイズに答えられたのは、運命というより記憶力が良くて物知りだったおかげに見えてしまう。 スラム育ちで学がないとは言っても、都会で見聞きしたことを全部覚えていたらそれ相応の博識になるだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-05 19:09:13) |
64. ダウン・バイ・ロー
《ネタバレ》 ラストでジャックとザックが服を交換してそれぞれ左右別の道を歩くところが印象的だ。監督はこのラストシーンから逆算して物語を作ったのではないかと思うくらい、奇妙に絵になるシーンだった。作品自体は3人そろってやっと映画が動き出した感があり、ストレートより変化球を置きにいくことを好むのはジャームッシュらしいといえばそうだが、ギリギリボールだった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-05 11:53:29) |
65. カイロの紫のバラ
悲観も楽観も本質は変わらないということを本能的に教えてくれる。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-05 10:04:22) |
66. スター・トレック(2009)
ナイス転送。 [DVD(字幕)] 8点(2009-12-23 10:54:03)(笑:1票) |
67. ミッドナイト・ラン
マービンを筆頭にFBIの捜査官や主人公のウォルシュでさえつめが甘く抜けている。それがおバカさんというか昔懐かしい最後の大味的なおおらかさとしてこの映画は価値があると思う。そしてウォルシュと家族の再開シーンがこの映画の決め手となっている。 [ビデオ(字幕)] 9点(2009-11-21 14:31:27) |
68. アンタッチャブル
人間の社会に正義も悪もない。あるのは体制か反体制だと言わんばかりのブライアン・デ・パルマの寓意。ケビン・コスナーの役はおそらく脚本の段階ではコテコテの正義漢だったところが、ブライアン・デ・パルマのフィルターを通すと、いわばダークサイドに堕ちた体制側の役人に化けたところが面白い。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-27 19:50:35) |
69. 落下の王国
鉄橋で蒸気を噴出する機関車を見上げるオープニングシーンは、この映画を借りて良かったと思わせるのに充分だった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-01 14:00:22) |
70. パルプ・フィクション
最高にファックでビッチな映画。 [DVD(字幕)] 9点(2009-07-07 21:49:55) |
71. インテリア
《ネタバレ》 才能はなくても表現の術を知る長女。直感力はあっても表現の術を知らない次女。売れない女優ながらも自分と折り合っている三女。そして、完璧でなければ死を選ぶ芸術家の母。最も悲劇なのは次女で、怖いのは自分が何者か知らないこと。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-24 21:50:47) |
72. JUNO/ジュノ
えぇ、子はかすがいと言ったもんで・・・、 [DVD(字幕)] 8点(2009-03-11 17:20:21) |
73. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
石油も宗教も臭いが胡散臭くないだけ石油のほうがマシだ。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-06 13:51:29) |
74. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 難解。幻想的で抽象的という点で、 鈴木清順やウォン・カーウァイに通じる。 デビット・リンチは幼い頃から画家志望で美術学校に入学するが中退し、ヨーロッパに留学するもわずが15日で帰国してから映像の世界に入っている。抽象的な世界だけでは肌に合わなかったのだろうか。デビット・リンチは生粋のエンターティナーだ。 すべての場面において計算された意味がある。たぶん。 夢という仕掛けを使って理解と不可解の分水嶺を引いた。 観る者には幻想的な映像を堪能する喜びと、謎を解く喜びの両方が用意されている。 [DVD(字幕)] 8点(2009-01-14 18:55:41) |
75. ブロークン・フラワーズ
ビル・マーレイのジャージ姿はギリアウト。 [DVD(字幕)] 6点(2009-01-13 22:11:44) |
76. ザ・プレイヤー
これが本当なら映画になるね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-21 14:01:21) |
77. ショート・カッツ
省略の芸術に足し算を試みたが何も起こらなかったところか。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-21 14:00:01) |
78. イージー・ライダー
完成度はインディーズのそれだけど、名作と呼ばれている理由は、ピーター・フォンダの空虚な表情じゃなくて、ジャック・ニコルソンのイッてる目つきでもなくて、アメリカの疲弊やヒッピーでもなくて、良きアメリカのシンボルとしてバイクにある。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-23 21:37:21) |
79. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 イーストウッドは「役者」を大事にする監督だと思う。致命的だったのは肝心の「役者」に魅力を感じなかったこと。硫黄島で地下を掘るのにどんなに苦労したのか、 それで米軍が攻略にするのに予想以上に時間がかかった等々具体的な硫黄島の戦いは描いてない。説明する気がハナからなかった。アメリカ人監督が家族を想う日本兵を描いたのは画期的。自決する日本兵の狂気と、理不尽に捕虜を殺害するアメリカ兵の狂気を同列に描いたことにも好感が持てる。ただ、集団自決の場面は、あまりにもリアルすぎるためか、アメリカ人が描くことに対して、自分の中で湧き上がるものがあったことに驚いた。 [映画館(邦画)] 6点(2008-09-16 11:10:43) |
80. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 どこの世界でも先に銃をおろすのは男と決まっている。殺し屋の夫婦というより、どこにでもいる夫婦がたまたま殺し屋だったという視点で見ればより楽しめる。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-02 22:46:50) |