881. ダーティハリー2
《ネタバレ》 本作のハリーの敵は、法に代わり悪に死の裁きを下す、例えるなら必殺仕事人のような連中です。警察の捜査や法の抜け穴をかいくぐり、のさばる悪を許せないという点では両者の思いは同じではある。 しかし裏の稼業に手を染めてしまった敵と、あくまでも警察官として市民の安全を守るハリーとの違いは明白で対立の構図も分かりやすい。前作以上にアクションシーンや派手な撃ち合いといった見所を随所に挿入し、前作とは違うアプローチでしっかり前作同様ハリー・キャラハン=イーストウッドのカッコよさを際立たせています。 もう一人、仕事人の黒幕も出てきますが、彼の正体がちょっと分かりやすすぎたかな・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-03 22:43:57)(良:1票) |
882. 刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
第1作「殺人処方箋」でも、カミさんの話や親戚の話なんかで犯人をイライラさせ心理戦を展開する、シリーズの基礎がある程度出来ていましたが、この第2作ではさらに警部のキャラクターが固まってきましたね。 第1作ではコートを脱いだスーツ姿も多かった警部ですが、本作では室内だろうが飛行機の中だろうがずっと例のコートを着たまんま。そして明らかにユーモラスな警部の言動も増えてきました。 お話の方は、警部と犯人が絡み出すまでにちょっと時間がかかりすぎたのが惜しいところです。前半に捜査の主導権を握っていたFBIが邪魔していたような気がします。しかし、それでも警部と犯人が本格的に絡み出して以降の2人の心理戦はなかなかの見応えがありました。 警部のユーモラスな言動といえば、本作のラストは素晴らしい!アタッシュケースにも、警部の手にも大金が。でも、3ドル50が払えない警部・・・。店員のお姉さん、意味不明だったでしょうね。 [DVD(吹替)] 6点(2012-11-23 23:25:32) |
883. キャスト・アウェイ
無人島でのサバイバル描写よりも、帰郷後のドラマが印象に残りました。 帰郷後のドラマは長くなりすぎず大げさになりすぎずに、時の流れの重みを感じさせる味わいのあるドラマになっていたと思います。 “時は金なり”とでもいうべき遭難前の彼の生き様が思い出されます。 一方無人島の時間はかなり長いのですが、サバイバル描写自体はあっさり目。 ラストシーンが好きです。何も無い荒野の十字路。クルマですれ違った女が道を教える。こっちに行けば○号線、こっちに行けばテキサス、こっちに行けばカナダ。 彼はどの道を選択するのか。過ぎ去ってしまった時間は元には戻せませんが、これから進む道は幾つもある。トムの姿は少し淋しげではありましたが、そんな中にもささやかな希望を感じさせてくれました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-11-17 15:45:36) |
884. ドリームガールズ(2006)
シュープリームスがモデルになっているとのことで、そうするとビヨンセの役がダイアナ・ロスだった訳ですね。他にもジャクソン5を思わせるグループが出てきたりするのも楽しいです。 ミュージカルとしては、ステージシーンはドリームスもアーリーのパートも楽曲も良くとても楽しい。しかし、一番聞かせるのはジェニファー・ハドソンです。でも、ジェニファーが歌うシーン、そのパフォーマンスは圧巻の一言ですが、どうしてもジェニファーが歌うパートになると作品が重くなってしまう・・・。 また、ラストの4人でのステージも良かったのですが、これで解散というのはミュージカルのラストとしてはちょっと淋しいですね。 それでも助演女優賞に輝いたジェニファーをはじめ各人のパフォーマンスは見応えも聞き応えもあったし、彼女たちの脇を固める豪華男優陣もそれぞれに個性がよく出ていたと思います。(特にノミネート止まりでしたがエディ・マーフィーが素晴らしかった!) [映画館(字幕)] 6点(2012-10-22 21:06:49) |
885. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
71年の作品。初期の作品ですが、本作の警部初登場シーンは既にお馴染みの光景となっています。例の愛車を運転して犯行現場に向かう途中に白バイに捕まる。免許の更新期限もギリギリ。もうこの頃にはお馴染みのパターンが固まっていたんですね。 被害者の夫が「運よく犯人のクルマが故障して良かったもんだ」と言うのにに対し、警部の少年時代にやった悪戯の告白と「私は運なんて信じないんですよ」という台詞。鮮やかな警部の仕掛けとユーモアを同時に見せる事件解決のラストが印象に残る一編でした。 [DVD(吹替)] 6点(2012-10-08 20:17:36) |
886. アウト・オブ・タウナーズ
スティーブ・マーティンとゴールディ・ホーン、僕が大好きな2人の再共演!僕にとってはこれだけで嬉しい作品。 1にドタバタ2にドタバタ、3・4もドタバタ5もドタバタ、オハイオからニューヨークにやってきた田舎夫婦が一晩中、そして翌朝までただひたすらドタバタする。ただそれだけですが、これでもかと言うほどのアクシデントの連発に、アクシデントへのリアクションが抜群に楽しいこの2人以外に本作の夫婦役は考えられないような作品です。 久々に濃いスティーブ芸を堪能できたし、ゴールディの奥さんぶりもやっぱりかわいいです。この2人ありきの作品ですが、もう1人忘れてはならないホテルの支配人役のジョン・クリーズもいい味出しています。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-25 19:57:27) |
887. ホワイト・ライズ
《ネタバレ》 フランス製恋愛サスペンスの傑作のハリウッド・リメイク。ストーリー、シチュエーションから台詞・小道具に至るまで、オリジナルに沿ってかなり忠実にリメイクされています。時間軸と限られた登場人物を絡め合い、すれ違わせながら進むストーリーはかなり凝っているのですが、これもオリジナル通りです。 しかしキャストの方はオリジナルの圧勝だと思います。モニカ・ベルッチの美しさに、“2人目のリサ”を演じたロマーヌ・ボーランジェが素晴らしかったと思うので。元々ロマーヌが個人的に好きだったのもありますが・・・。 決定的にオリジナルと異なるのがラスト。オリジナルとリメイク、フランス映画らしさとアメリカ映画らしさが出ていますね。ハッピーエンド大好き人間の僕にとっては本作の方がいいと言いたいところですが、このミステリアスな恋愛サスペンスの結末としてはオリジナルの方が良かったと思います。何とも言えない鑑賞後の余韻も含めて。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-09-21 00:15:16) |
888. 刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
邦題の通り闘牛士の栄光、これが殺人の動機だった訳ですね。哀しき英雄の末路でした。 いつもの警部vs犯人の攻防戦とは別の見所というか、シリーズのファンにとってはお楽しみがたくさんある作品でした。まず、警部登場のシーン。警部の運転を見ていて、いつかやっちゃうんだろうなあ、とは思っていたのですが、ついにやっちゃいましたね。しかも全く英語が通じない異国の地であたふたする警部。コロンボ警部のいい味が出まくりです。 そして警部がメキシコで有名人になっているとは思いもしませんでした。その有名になった事件は「歌声の消えた海」ですね。 既に皆さん触れられてますが、“仕事の虫”のことをメキシコでは“まぬけ”って言うんですね。僕は怠け者なので単純にいい国だなあ・・・。って思っちゃいました。 [DVD(吹替)] 6点(2012-09-14 20:27:14) |
889. 127時間
《ネタバレ》 序盤のマウンテンバイクで渓谷を駆け抜ける疾走感、渓谷の秘密の池に飛び込む解放感。そしてそこに挿入されるアップテンポの音楽には若さと躍動感が満ち溢れています。 しかし一転して主人公の男が腕を岩にはさまれ身動きが取れなくなって以降は当然ながら作品も身動きがとれなくなってしまう。そこで挿入されるのが回想や空想ですが、ちょっとこれが多すぎたでしょうか。 実話モノなので彼が恐らく127時間後に脱出するであろうことは分かるのですが、それでも少しずつ、しかし確実に減り続けていく水筒の水の残量、カメラのバッテリーの残量は、そのまま彼が命を維持するのに残された時間の目盛りであるかのような緊迫感がありました。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-02 13:48:29) |
890. 俺たちニュースキャスター
ニュース番組を舞台にした賞には無縁の典型的アメリカン・バカコメディ。ちょっともたつく時間帯はありますが、僕の好きなノリの映画です。 サンディエゴの地方局の視聴率ナンバーワンニュース番組の4人の野郎どものヒゲ、長髪、カウボーイハット、メガネなど、顔の周辺にアクセントをつけたコメディ仕様の微妙な風貌もいいし、ライバル各局のアンカーマンをはじめ、豪華な顔触れのノンクレジット組といった遊び心も楽しいです。 終盤のピンチにも犬と熊の話し合いで解決、その犬と熊の会話に字幕を付けるとか、とことん無邪気な雰囲気もいいですね。 まだニュース番組が男の世界だった頃にアンカーウーマンを目指すヴェロニカの存在に、作品の舞台となる時代の空気を入れていますが、あくまでも無邪気でアホなノリがコメディ好きには嬉しい作品です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-25 16:21:36)(良:1票) |
891. ネイキッド・タンゴ
1920年代のアルゼンチンを舞台にした、暗黒街に身を投じていった一人の女と男達の官能サスペンス。 そんな世界観を演出する、登場人物の衣装、夜の暗闇など黒をベースにした作品に時折用いられる赤が情熱的です。主人公の女性ステファニー/アルバも黒く染めた髪、黒いドレスに際立つ真っ赤な口紅が印象的。彼女と絡むことになる男、チョーロのクールでいて情熱的な風貌や人物像もいい。 作品のタイトルにもなっている通り、タンゴを踊るシーンは多いのですが、そのタンゴで見せ場や盛り上がるポイントが1つは欲しかったところです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-24 20:23:52) |
892. バレンタインデー(2010)
ゲイリー・マーシャル監督のお好きなパターンなんですね。次回作が「ニューイーヤーズ・イブ」であり、どちらも特定の1日をめぐる、いくつものドラマが同時進行し交錯していく群像劇です。 ニューイヤーズ・イブでは色々な人間ドラマが交錯するのと比較すると、そのドラマがある程度男と女のロマンスの限定されてしまうバレンタインデーは作品全体の面白さという面では分が悪いですね。 それにしてもゲイリー・マーシャルさん、もう70代も後半なのに作品はお若い!次回作はどの日でいきましょう?“Thanksgiving”(感謝祭)あたりでいきましょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-11 13:15:53)(良:1票) |
893. おいしい生活
前半のアレンと強盗仲間達のやりとりはかなり笑えます。偽装のはずのクッキー屋さんが意に反し大繁盛してしまうくだりも可笑しい。しかしクッキーで大成功を収めて以降の後半が失速気味。 うわべだけの知識で取り繕い着飾るインテリもどきや、金だけが繋がりの人間関係を軽いタッチで皮肉るあたりはアレンらしいのですが、いつもよりかなり薄味。 前半の登場人物が後半に活きてこないのも残念。(秘密をすぐにばらしてしまう、店員に雇った親戚とか笑いドコロで使えそうないいキャラだったんですが、後半は普通のおばさんになっちゃいました) それでもテンポの良さは健在だし、俳優アレンが出ているアレン映画はやはり楽しい。脚本家アレンの台詞を一番面白おかしく喋くってくれるのはやはり俳優アレンなのです。 [映画館(字幕)] 6点(2012-08-01 16:06:08) |
894. セイヴ・ザ・タイガー
名優ジャック・レモンがアカデミー主演男優賞に輝きながらも日本未公開に終わったことで有名な作品。 本作にはコメディで見せる陽気なジャック・レモンの姿はありません。「チャイナ・シンドローム」や「ミッシング」といったシリアスな社会派サスペンスにおいても陽気なレモンの姿はありませんが、何かと闘う男の姿、キリッと引き締まった表情のレモンが印象に残る。 しかし本作には人生に疲れ経営する会社の資金繰りにも行き詰まり、一線を越えてしまう哀しき男の姿があるのみですが、レモンが見応えある哀愁漂う静かな熱演を見せる。 放火の顛末も一切描かれず、かつては自身も熱中した野球に興じる少年達をフェンス越しに見つめるレモンの姿で作品は終わります。フェンス一枚を隔てて、台詞にもあるように、夢も希望も失ってしまった男と、これからの人生、どんな可能性だってある少年達の対比が哀しいラストでした。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-23 00:16:05) |
895. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
本シリーズの見所は幾つもありますが、そのうちの1つ、お茶目でユーモラスな警部の姿を見せる笑いドコロは本作にはありません。 作品ごとに色んなタイプの犯人が登場しますが、本作のように卑劣な犯人が登場する作品では警部は犯人に対し対決姿勢を強くする。 本作は犯人に「私はあんたが犯人だと思っている」という台詞で宣戦布告することは無いですが、かなり早い段階で犯人に対して実質的に宣戦布告しています。 そこからの警部vs犯人の心理戦はもっと面白い作品があると思いますが、ラスト、幕切れの鮮やかさはシリーズ屈指の作品。 本作は今回初めて見ましたが、本作の見所の1つはキム・ハンターさん。お猿さんメイクじゃない彼女を見るのは久しぶり。 思わぬ大物からお久しぶりです!という方まで色々ですが、ゲストスターは毎回、僕にとっての本シリーズの楽しみの1つとなっています。 [DVD(吹替)] 6点(2012-07-02 20:22:31) |
896. 花嫁のパパ2
《ネタバレ》 前作以上にとてもとても幸せなホームドラマです。 前作では目の中に入れても痛くないほど溺愛する娘が結婚する複雑な父親の心境をいつもより抑え気味ながらも、やっぱり楽しい演技で見せてくれたスティーブ・マーティン。 続編である本作はまず冒頭でその娘に子供が生まれる喜びの報告があります。嬉しいのですが、愛する娘がますます遠くに行ってしまいそうな複雑な心境で娘を見つめるスティーブの表情がやはりいいんです。初孫を抱きかかえる表情も。やはりこの人は顔の演技が巧みです。 孫ができ、人生の思い出が一杯詰まったマイホームにも方々にガタがくる頃。そんな人生の後半戦の姿を演じるスティーブと、幸せな人生を送る妻を楽しそうに演じるダイアン・キートンの肩の力が抜けた演技も、2人の持ち味がとてもよく出ています。 前作同様、息もピッタリのこの2人のイイ味によるところが大きい作品ですが、更なる幸せのサプライズや挿入される幸せのエピソードがもたらす、幸せの騒動が可笑しくも心が温まる、どこまでも平和で愛すべき予定調和の世界。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-06-23 13:31:15) |
897. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
《ネタバレ》 犯行を全く関係者でも何でもない第三者に目撃される。殺された被害者の関係者や親族も誰も登場しない。警部の唯一の頼りは目撃者の女性。しかしその女性は犯人である将軍の計略により取り込まれてしまう。 手掛かりも頼れる人物も無い。さあ、警部どうする?というところですが、今回は将軍の犯行はともかく証拠隠滅のお粗末さに助けられましたかね。警部vs犯人の心理戦としては物足りないですが、目撃者の女性が間に入るという、いつものシリーズ作品とは一風変わった展開は面白かったです。 それにしても将軍役がエディ・アルバートだったとは・・・。エディ・アルバートと言えば思い浮かぶのは「ローマの休日」ですね。時に思わぬ人が犯人役で登場するところも本シリーズのお楽しみの一つなのかもしれません。 [DVD(吹替)] 6点(2012-06-13 21:21:58) |
898. ワン・フロム・ザ・ハート
興行的に大失敗に終わり、コッポラが窮地に立たされたことで有名な作品ですが、雰囲気がとてもいい異色ミュージカル。 まずは冒頭から洒落ている。トム・ウェイツとクリスタル・ゲイルの歌がいいし、ラスベガスの街のネオンサインに映し出されるスタッフのクレジットも洒落ています。 ラスベガスの街を再現した大掛かりなセットも、作品を彩る人工的な光も、幻想的というか作り物の雰囲気が作品全体に漂いますが、ラスベガスという街自体がそういう存在なのかもしれませんね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-12 21:48:31) |
899. おかしなレディ・キラー
それぞれの事情で人生に切羽詰っている2人の男と、そんな2人に振り回される1人の女の可笑しな人間模様。 結果オーライだったものの、2人の男がやろうとしていることは結構タチが悪いのですが、ドジで頭が悪く失敗するのがミエミエなので何か憎めない。それに合わせるかのように作品のムードも至ってお気楽なユルユルのコメディ。 ビシッとキメたウォーレン・ベイティと、これ以上無いダサさのジャック・ニコルソンの掛け合いも、2人に振り回されるストッカード・チャニングの弾けぶりもなかなか楽しい。 ストッカードが気持ち良く2人を懲らしめてくれるようなオチが欲しかったですが、ラストが決まらなかったのがちょっと惜しいところです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-05-24 21:27:57) |
900. マリリン 7日間の恋
関係者が書いた書物などで知る限りですが、「王子と踊子」の頃からのマリリンを思うと、彼女が安らぎのひと時も味わいますが、予期していた通り彼女の姿が辛い映画でした。 マリリンが抱える不幸な少女時代の記憶や、結果的には数年後に離婚することになるアーサー・ミラーとの彼女にとっての3度目の結婚生活、演技に関する不安など女優マリリンとしても、一人の女性ノーマ・ジーンとしても、ミシェル・ウィリアムズは容姿もさることながら、彼女の内面も好演していたと思います。 特にケネス・ブラナー演じるオリヴィエ卿(さすがにいい味わいのある演技でしたねえ)の「君はセクシーでいてくれればいい」に取り乱すマリリンの姿は、彼女がNYに渡り、本作にもリー・ストラスバーグの妻ポーラが登場しますが、アクターズスタジオで演技指導を受けるに至る彼女の思いが端的に表れていたと思います。 「王子と踊子」以降もいい映画がありますが、本作にも描かれている通りマリリンは不安定な状態で、いずれも撮影が遅れ製作費もかさんでいったという。彼女の周りには本作にも登場する人、しない人、様々な人々がいましたが、彼女にとっての本当の心の支えは何であり誰だったのでしょうか・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2012-04-11 17:55:14)(良:2票) |