1021. 合衆国壊滅/M(マグニチュード)10.5<TVM>
《ネタバレ》 ○前半はテンポよく進んでいくのだが、どうも面白くなるはずの核のあたりから面白くなくなってくる。○前年の「ザ・コア」といい地球の危機に登場する核だが、なんか出てくるべく出てきた感じで、中途半端。○お涙ちょうだいも過ぎていて、ドラマはいまいち。○やっぱりテレビ映画だけあって、映像の切り替えなど安っぽい。○前半の原因究明の展開が面白かっただけに、核からの伏線回収とクライマックスが大したことなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2012-03-18 19:52:37) |
1022. あなたが寝てる間に・・・
《ネタバレ》 ○ここでの評価の高さから興味を持ち観賞。しかし評価ほどの作品だとは感じられなかった。○アイデアはそこそこ良いのだが、展開の問題なのか入り込めなかった。○どうも主演の3人がいまいちなキャラばかりで、予定調和の結末への演出が若干あざとく感じた。○ただ、ラストに映画一の笑顔を見せてくれたサンドラ・ブロックは素晴らしかった。 [DVD(字幕)] 4点(2012-02-04 23:37:32) |
1023. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
《ネタバレ》 ○壮大な雰囲気の割に、小汚い薄情な男の話。○ダニエル・デイ・ルイスはさすがの存在感だが、感情移入できず。 [DVD(字幕)] 4点(2012-01-09 21:41:44) |
1024. 鳥(1963)
《ネタバレ》 ○特に前半が間延びし、ストーリー自体がそれほど面白くない。○鳥なんかで人が死ぬかと思うが、映像的インパクトは約50年経った今でもなかなかのもの。○しかし、小学校付近に鳥がたくさん集まったにもかかわらず先生たちはなぜか学校の外へ連れ出す。結果的にこの映画のハイライトシーンにはなったが、普通鳥が去るのを校内で待つだろう。インパクトを狙いすぎた故の功罪だろう。 [DVD(字幕)] 4点(2011-12-10 11:14:06) |
1025. NYPD15分署
《ネタバレ》 ○つまらなくはないんだけど、この映画を撮る監督が違う気がするなぁ。この一言に尽きる。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-17 20:12:42) |
1026. エクスペンダブルズ
《ネタバレ》 ○タイトルの皮肉はよく伝わってくるのだが、にしても話がつまらなさすぎる。ストーリーがないことや爆発ばかりのアクションが全盛期当時の映画に対するオマージュや皮肉であったとしても。○B級スター勢揃いということでチームワーク的なものを期待したがスタローンとステイサムのコンビもの。期待外れ。ここまで集まるだけでもすごいが、どうせならセガールやヴァンダムにも出てほしかった。○結局一番印象に残っているのがスタローンとシュワのやり取りだったな。一見のみで十分のネタ映画。 [DVD(字幕)] 4点(2011-07-19 16:53:28) |
1027. イン・ハー・シューズ
《ネタバレ》 ○期待したがそれほどでもなかった。正反対とまではいかないが、映画を通して主人公があまりにも変化しすぎている点に違和感を感じた。あと、少し退屈した。○キャメロン・ディアスの美貌に見とれてしまった。30代であのスタイルとはすごい。 [DVD(字幕)] 4点(2011-05-07 10:20:59) |
1028. 猿の惑星・征服
《ネタバレ》 ○猿が征服するというのに、シリーズを重ねるごとにスケールダウンしている感は否めない。猿を出せる数とか予算に限りが合ったのだろうが、ある一部だけ去ると人間が闘争を起こしていてもと言う感じ。○特別悪かったわけでもないが、決して面白くはなかった。ただ、こうなると最終作は観ざるを得ない。 [DVD(字幕)] 4点(2011-03-26 10:19:17) |
1029. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 ○タランティーノ作品は「レザボア~」「パルプ~」「ジャッキ~」「イングロリアス~」と見てきたが、「イングロリアス~」並にえげつない作品だな。刺すは斬るはで血のジェット噴射。何度も目を背けてしまった。○タランティーノ作品では長くても時間を長く感じることはないが、これは時間がもともと短いため、あっけなく終わった印象。最後の20~30分は斬ってるだけだしね。○一番のネックは日本語がほとんど聞き取れないこと。日本人のセリフでさえも。てか子供のころから日本にいるはずのルーシー・リューの日本語が下手すぎw○親日家で、これほど日本を出してくれたのは嬉しい。最後に梶芽衣子の歌を出すなんてね。 [DVD(字幕)] 4点(2011-03-16 23:41:54) |
1030. スパイ・ゲーム(2001)
《ネタバレ》 ○トニー・スコットは好きだが、この映画は構成自体があまり合わなかった。回想シーンが多すぎて、救出に目がいってしまっている以上、面白くなりようがなかった。○ブラピは若いころのレッドフォードと言われ、世紀の共演となったが、「おお」って感じにはならず、レッドフォードの老けが少し気がかりだった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-12-26 10:25:41) |
1031. 心の旅
《ネタバレ》 ○言いたいことはものすごく分かる。トム・ハンクスの「ビッグ」に似たところがある。○まさか最初に発した言葉のリッツが不倫相手と過ごすために使ったリッツカールトンホテルだとは。思わず吹いてしまった。○ハリソン・フォードの演じる役ではない気がする。○ビル・ナンが良い味出している。彼が家を訪ねたときのセリフが全て。集約されすぎている感もあるが。○ラストはあれで良かったのだろうが、それだけでは解決にならない。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 12:38:38) |
1032. ナチュラル・ボーン・キラーズ
《ネタバレ》 ○オリヴァー・ストーンの撮る映画じゃない。作風自体は決して悪くないが、柄にもないことはすべきじゃない。○痛烈なメディア批判だが、もっとシンプルにしたほうが分かりやすい。○キャストは言うことなしだった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-02 11:53:05) |
1033. アバター(2009)
《ネタバレ》 ○監督がジェームズ・キャメロンで構想に10年以上もかけた映画ということだったが、その割にはいつもの勧善懲悪のハリウッド映画であった。○敵と味方の構造がはっきりし過ぎで人物に奥行きがなく、行動の動機が説得力に欠ける。メッセージ性もあからさま過ぎている。○主人公の足が不自由と言う設定が活かされていない。○信頼を失った主人公が取る行動、つまり大きな鳥を自分のものにするというものだったが、それだけでみんなから聖人扱いされるなんて脚本家の怠慢もいいとこ。ドラマ的にはかなりの見せ場のはず。その辺りから約束されたようにサブキャラがばたばた死んでいく。○監督は「SF版ダンス・ウィズ・ウルヴズ」と言っていたが、そのオマージュは随所に伺える。しかし、オリジナルには到底及ばず。○目立ったキャストはなかった。ミシェル・ロドリゲスには「エイリアン2」のジャネット・ゴールドスタイン的役柄を期待したが、出番・インパクト共にそこまでなかった。○そして3Dだが、正直なところ2Dで良かった。多少暗く感じたし、本編前の予告編の「アリス・イン・ワンダーランド」の方が3Dとしての完成度を高く感じたので本編がしょぼく見えた。とは言え、映像的迫力、教科書通りではあるがエンターテイメントとして最低限の面白さがあったのは事実。4点献上。 [映画館(字幕)] 4点(2010-02-02 00:27:59)(良:3票) |
1034. 北北西に進路を取れ
《ネタバレ》 ○ヒッチコック映画を何本か観れば、この映画がどんな結末を迎えるのか分かってしまうのではないか。主人公の男が訳も分からぬまま事件に巻き込まれ、途中から出てくる金髪美女が助けてくれるというお決まりの展開である。○各シーンの繋ぎが構成上不自然に見える。○いつものヒッチコック作品と比べるとコメディは控えめだったな。 [DVD(字幕)] 4点(2010-01-01 19:41:05) |
1035. 黄色いリボン
《ネタバレ》 ○良くも悪くもジョン・ウェインの映画。監督が誰とかそんなに関係ない。葛藤こそ描かれているが、上手くいくのが見え見えだ。○いろんな意味で失礼に当たるかもしれないが、昔版スタローンと言っても過言ではない。○一方で、耳に残りやすい音楽は爽やかでだった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-01-01 11:51:57) |
1036. パブリック・エネミーズ
《ネタバレ》 ○1930年代アメリカ舞台のギャング映画を僕の好きなマイケル・マン監督が撮るという事で期待したが、それほどでもなかった。○マン監督の前作「マイアミ・バイス」と同じくはっきりとしたヒロインが出てきたが、マン監督の映画の出来は女性がスポットを浴びるか否かに懸かっている気がする。○ジョニー・デップ演ずるジョン・デリンジャーは案外存在感が薄かった。ビリーとの恋愛描写にしても、パーヴィスとの駆け引きも印象に残らない程度のものだった。○ちょい役の出演者が多いため、終盤は何人か誰それ状態だった。○銃撃戦はマン監督らしい相変わらずの出来栄え。ただ、時代の流れはジェイソンボーンシリーズに始まる手持ちカメラによる手振れ。使い方が中途半端だった気がする。 [映画館(字幕)] 4点(2009-12-12 20:25:54) |
1037. ジャスティス(1979)
《ネタバレ》 ○正義と言う大枠ではあるが、何に主題を置きたいのか見えづらい作品だった。○相棒の話や、無実の罪で捕まった男の話、同業界の彼女、そして主題であったはずの権力と正義の間に立たされる主人公…エピソードを詰め込みすぎた。その割りに何が言いたいのか分からないヘリコプターのシーンはあるし。でも2時間以内という上映時間。○主要キャスト3人はさすがの存在感。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-29 23:36:20) |
1038. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 ○「M:I-2」がトム・クルーズのPVなら今作はプラピ&アンジーのPVだな。それでもやはり彼らはスターだと認識させられる。○ストーリーにまるでドキドキ感がなく、どんどんジョン・ウーの映画みたいに見えてきた。○「ボーン・アイデンティティー」で評価を高めたダグ・リーマンだが、アクションシーン他、シーン毎のアレンジがあまりなく陳腐な印象。テンポが良いのが救い。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-29 23:32:12) |
1039. ラウンダーズ
《ネタバレ》 ○なんか何が言いたいのかよく分からない映画だった。単に自業自得のような気が…○相変わらずエドワード・ノートンの芸達者振りには唸らされる。はっきり言って、当時のマット・デイモンでは太刀打ちできないレベルだ。訳の分からんロシア人を演じているジョン・マルコヴィッチもさすがだが。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-29 12:10:06) |
1040. レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い
《ネタバレ》 ○大自然を存分に映した映像の割りに、ドラマの部分が結構薄っぺらい印象だった。○人はすぐに死ぬし、心はすぐに移り変わるし、付いていけなかった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-29 11:44:22) |