101. ダーク・スター
まさにわたしが愛すべきB級作品。その哀愁あふれる日常的な作りは、それまでに無かったと思われる”宇宙飛行士=普通の人間”という撮り方でとても楽しく、素晴らしい。脚本のダン・オバノンは次の「エイリアン」などでこの辺をうまく生かしている。低予算丸出しな所を逆手に取ったような作りや話は”アッパレ”としか言いようが無いほどで、特の”かぼちゃ型宇宙人”などはチープを通り越した可愛さがある。手乗りサイズならペットで飼いたいくらいだ。それに自我に目覚める爆弾もバカっぽくて面白い。ジョン・カーペンターお得意の音楽も冴えに冴えまくっているし、オープニングとラストに流れるカントリー「ベンゾン・アリゾナ」はメチャメチャ宇宙に・・・というかこの作品にマッチして当分耳から離れないだろう。 30年経つ今見ても十分満足度は高かったし、これからもこの満足度は衰えることの無いであろう傑作です(個人的に) 9点(2004-02-04 12:34:13) |
102. 地球へ2千万マイル
この作品は”イミール”という怪獣が1匹しか出てこいので、後の「シンドバットシリーズ」や「アルゴ探検隊」なんかと比べると”やや寂しく感じるかなァ~”なんて思っていましたが、そんなことはまったく無い、満足行く作品でした。その理由としてハリーハウゼンさん、この一匹にとにかく力を降り注いでいる。まず、↓へちょちょ様も書いておられる”イミール”誕生のシーン。とにかく芸が細かいと言うか、本当に生命が宿っている感じだ。しかも何か可愛く感じてきてしまうし。そして↓鱗歌様も書いておられる”イミールと像の一騎打ち!”これがまた迫力満点で見ているこっちが力を入れてしまい疲れますよ(オレだけ?)いや~話は普通でしたが、ハリーハウゼンの仕事っぷりを見るだけでも十分。そしてその素晴らしさを思い知らされた1本でした。 8点(2004-02-03 02:15:02)(良:1票) |
103. ブラボー火星人2000
えーと下のお二人さんの話に割り込もうと早速レンタルしてきました。 うーんこれは・・・なかなかのおバカっぷりで以外に面白いじゃないですか。 テンポも良いし、ラストもありきたりだが好みのパターンで良し。 しかもわたしの好きな女優エリザベス・ハーレイまで出ているし! これは良い作品を教えて頂いたと感謝しております。 しかしこの作品、以外にも日本公開されてないんですね。 なかなか豪華なキャスティングでこの面白さなのに・・・。 この監督、この後に「デンジャラス・ビューティー」「10日間で男を上手にフル方法」と そこそこの話題作を撮っていますが、それもうなずけます。 あ、それとプチみかん♪さんも書いていますが、あの食われた男。 その後、いったいどうなっちゃったのか凄く気になりますね(笑) それと、クリストファー・ロイドが着ていた「1色男」って書いてあるTシャツも気になる(笑) 7点(2004-02-01 04:42:08) |
104. キャプテン・スーパーマーケット
これはレンタル開始直後見たんですけど、その時の印象のままレビューしていれば、多分6点が良い所だったでしょうか。しかし、最近これのDVDを購入(購入と言っても”1枚買って1枚タダでもらえるキャンペーンで「バタリアン」購入時にもう一枚でこれを選んだわけですが(汗)そして久々の再見となるわけですが、これが以外に面白い!・・・と言いますか、バカです(笑。あの傑作「死霊のはらわた」から続いての3作目になるのですが、もう完全な別物!サム・ライミの演出、B・キャンベルの演技。どれも過剰にエスカレート!やり過ぎて完全にコメディと化しています。ホラー映画だと敬遠されているお方もいらっしゃると思いますがぜひとも見ていただきたい!最近の「スパイダーマン」のライミではわからぬ、本当のライミがわかるでしょう。 7点(2004-01-27 03:41:56)(良:1票) |
105. ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー
とにかく主演のジェームズ・カーンがカッコ良かった・・・二枚目って感じじゃないけど”男”って感じが最高に良かった。カーンの出ている映画をすべて見ているわけではないのですが、少なくても今まで見た出演作の中では、この映画のカーンが一番好きです。クライマックス、家族を逃がし、自分の家を燃やし、殴りこみに行く所なんかカッコよすぎる!音楽も映像にハマって最高。 8点(2004-01-25 02:42:13) |
106. バグジー
何も予備知識無しに見始めたのだが、開始数分?でバグジーのラストが目に浮かんでしまった・・・しかも辛いラスト。見終わってから実在の人物の半生と知ったのだが、そのせいか、展開が速く、やや大味に感じられた。逆に言えば136分と以外に長いように感じる時間を展開の速さが、そう長く感じさせなかったと言ってもいい。とにかく、なかなか豪華なキャスティングなのに勿体ない作品の一つでしたね。 4点(2004-01-24 04:40:50) |
107. アトミック・トレイン<TVM>
驚きの展開がてんこもり。必死の努力が全くの無駄・・・とういか大きなお世話。どいつもこいつも頭が悪い。前半と後半で2度おいしい作品といきたかったが、そうは行かなかった。お久しぶりロブ・ロウ、そしてさようなら。 4点(2004-01-14 02:55:37) |
108. フランダースの犬(1998)
アニメの「フランダースの犬」が特に好きという訳でもないが、やはりどうしてもアニメ版の印象が強くて、原作どうりの”黒いパトラッシュ”を最後まで受け付けない自分がいました。それ以外で言えばネロに絵を教える役をジョン・ボイドが演じているのだが、顔のせいか妙に劇中浮いて感じた。このボイドが金物屋と揉めるシーンはなかなかの格闘シーンで見ごたえあり(笑。ラストもそこそこの脱力感を味わえるのではないでしょうか。救いと言えば、ネロ役のジェレミー・ジェームズ・キスナーが美少年?と言うところだろうか?しかし、放火犯呼ばわりされるネロが可哀想だったなァ。 5点(2004-01-11 15:36:20) |
109. ドッグ・ソルジャー(2002)
これはなかなかなのB級作品。こういうのがあるからB級観るの止められないんですよね。簡単に言うと・・・”いきなりエイリアン2”ん?違うかな?まあ、ちょっと褒めすぎかも知れないが、怪物VS人間の戦争であることには変わりは無い(ちっちゃいけど)。大体この手の作品、特に1作目となれば、怪物に襲われる人々は不利な状況にあることが多い。しかし、この作品で襲われる人々はかなりの装備を手に入れる。しかも戦闘のプロなので、かなりの抵抗を見せてくれるのが楽しい。また、登場人物たちが徐々に怪物の存在に気づくのではなく、序盤で怪物の正体もわかり襲われる人たちが自分たちの危機的状況を把握するのもわたし好みである。 7点(2004-01-10 05:06:28)(良:2票) |
110. バックドラフト
炎がまるで生きているよう・・・いや、生き物なんだとこの作品で思わせられた。見どころはやはり火事のシーンで、もちろんそれも素晴らしいのだが、調査官役のデ・ニーロと放火魔のドナルド・サザーランドも出番は少ないがとても良い味を出して、この作品には大きく貢献していると思う。強いて言えば、火災と戦う消防士たちの活躍をストレートに撮って欲しかった気もする。 8点(2004-01-09 11:50:44)(良:1票) |
111. ポリスアカデミー2/全員出動!
↓あにやん様も書いておりますが前作に比べると、ポリスアカデミーとしての笑いというよりも、各キャラクターの個性が面白さを保っているところがありますが、それでも十分楽しめるデキだと思う。特にシリーズ最強の敵?ゼットの登場はかなりのインパクトがあった。次回作でアカデミーに入学し、4作目まで出演した事でもわかるとうり、ゼットの存在はかなり大きかったのでしょう。 7点(2004-01-08 11:41:35) |
112. バーニング
「ハロウィン」、「13日の金曜日」の後に続けとばかり作られた数ある亜流殺人鬼モノの1本。設定も「13金」に似たり寄ったりなのだが、話としてはこちらの方が良く考えられていると思う。植木バサミで襲ってくるというのも、なかなかインパクトはあったのだが。特殊メイクがトム・サビーニと言うところも個人的に○。 5点(2004-01-08 02:45:11) |
113. エンティティー 霊体
↓皆さん”エロい、エロい”と。確かにエロかったですね(笑。 これをはじめて見たのが「日曜洋画劇場」だったでしょうか。当時中学生だったわたしは、ちょっとしたシーンでもいちいち反応してしまう多感な時期でしたから。「11PM」なんか親に隠れて見ていたんですけど、この作品はオカルト映画ということで正々堂々と見ることが出来ました。劇中、レイプ魔の幽霊を液体ヘリウムで捉えようと試みるのがドキドキさせられた。 6点(2004-01-08 01:54:25) |
114. ケンタッキー・フライド・ムービー
もはやおバカの基本(変な言い方かな・・・)それだけにシンプルすぎて、今更笑えないモノもあるのだが。個人的には「燃えよドラゴン」のパロディ「燃えよ鉄拳」が一番好き。リーには似てないんだけど、下手なソックリさん映画よりモノマネに気合が入っているなァ。それと「危険を買う男」がお気に入り。 6点(2004-01-07 11:56:17) |
115. SF/ボディ・スナッチャー
この作品は小説「盗まれた街」の映画化3本のうちの2作目にあたるのだが、不気味な雰囲気などが良く、個人的には一番好きかも知れない。 当時、小学生の低学年だったわたしは、土曜の昼の「独占!女の60分」という情報番組でこれの予告を見たんだけど、その時見た”人面犬”はしばらく夢に出てきましたな。しばらくして、やっと本編を見たわけですが、今度はすりかわった人たちが直立不動でこっちを指差しながら口を開けて不気味に叫ぶ所が忘れられなくなったものだ。キャストも今考えるとなかなか良い感じだ。これでラストが前作56年度版のようだったらもう一点プラスしても良かった。 7点(2004-01-06 03:52:41) |
116. ポリスアカデミー3/全員再訓練!
前作での暴走族や被害者やら日本人やら続々アカデミーに入学。キャラクターが増えた分、シリーズもこの辺から笑いが散漫してきた感じ。例によって話はベタ中のベタではありますがそこそこ見れるでしょう。 6点(2004-01-04 02:47:38) |
117. バニシングIN60”
カーアクションと言えばこれでしょう。これを観ずしてカーアクションは語れないと言ってしまいましょう。とにかくクライマックスのムスタングとパトカー軍団のカーチェイスは爽快!またこのムスタングがカッコイイ。単に車と言うには勿体無いほどの存在感でまるで演技をしているようにも感じる。もはや出演者の1人であり主役といって良いでしょう。 8点(2004-01-03 04:41:17) |
118. ポリスアカデミー
当時はかなりヒットした。もちろん劇場で見た。そして15年ぶりくらいに再見。見るまでは「20年も前だし笑えるかな?」ってのがあったんですけど、これがなかなか面白い。あの音楽も実に懐かしい。さすがに今では笑えぬギャグもありますが20年経ってこの面白さは合格。 7点(2004-01-02 06:33:57) |
119. 逃亡者(1993)
なんでしょう、テレビで放映する度に見ちゃうんですよね。テレビ欄見て「あーまた逃亡者か、何回も見たから今回はいいや」と思っているのに家にいると見ちゃう。で、結構楽しんじゃうし、結構ドキドキして、また満足するんですよね・・・。これってこの作品の出来が良いんですよね?それともわたしが馬鹿なんでしょうか? 7点(2004-01-01 04:24:28)(笑:1票) |
120. ミセス・ダウト
昨日、久しぶりに再見したのだが・・・う、何か前に観た時とどうも感覚が違う。前は”ソコソコ面白い”だけだったんだけど、今回は何か違う。多分これは自分が子を持つ親になったからなのでしょう。なんだか妙に感情移入してしまうんです。特にダニエルに。でダニエルの馬鹿な行動も凄く応援したくなる。だからわたしの評価は子供をお持ちじゃない方には参考にならないかもね(笑 6点(2004-01-01 03:38:01) |