Menu
 > レビュワー
 > ヒナタカ さんの口コミ一覧。6ページ目
ヒナタカさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 252
性別 男性
ホームページ http://kagehinata64.blog71.fc2.com/
年齢 38歳
自己紹介 ブログを開設しました(2010年10月30日作成)。
映画と漫画のレビューブログです。
映画のレビューは一部抜粋して「みんなのシネマレビュー」にも載せています。


B級映画が大好きな20代前半、ヒナタカと申します。

かれこれ6~7年はみんなのシネマレビューを見ていたので、今回登録できて感激しています。(2010年7月11日登録)

好きな監督は
岩井俊二
クエンティン・タランティーノ
デヴィッド・リンチ
ティム・バートン
ロバート・ロドリゲス
などなど


↓自分の書いたレビューで特に気に入っているのは
・トイストーリー3
・クレヨンしんちゃん オトナ帝国
・死霊の盆踊り
・ジブリ作品の大体
です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1234567
投稿日付順1234567
変更日付順1234567
>> カレンダー表示
>> 通常表示
101.  ローン・レンジャー(2013) 《ネタバレ》 
終盤の展開が不愉快でした。ジョンは法を遵守している男でした。 しかし終盤にコマンチ族を殺されたジョンは「これなら無法者のほうがマシだ!」と言い、ふっきれたように、トントとともに銀行強盗をしてダイナマイトを盗み、橋を壊し、列車を破壊し、銀を湖の底に沈める・・・あまつさえ、悪人を殺すのです。 そこには一切の躊躇や葛藤はありません。ジョンはテロリストであり、犯罪者です。 こうなると、ジョンにも当然の報いがくる・・・と思いきや全然そんなことにはなりませんでした。 なんとジョンは「鉄道を救ってくれてありがとう!鉄道の開通を祝おう、君はヒーローだ!」と表彰をされるのです。 いや待てと、ジョンとトントは列車をジャックして壊したんだと、橋をダイナマイトで壊したんだと、列車の運行の助けになりそうな銀も捨てたんだと・・・なんでそれがヒーローになるのでしょうか? 確かに悪人コールを倒してはくれましたが、破壊行為をしたジョンは非難の的になるべきではないのでしょうか?その非難があっても己の正義を貫いてこその「孤高の戦士」ではないのでしょうか? 主人公がかつての「法を守る」信条を変え、テロリストになったのはとても重いことです。主人公の葛藤や罪として描けばドラマもあったでしょう。 それを全く描かず、最後は「考えを変えたおかげでヒーローになってよかったね」で終わっているこの結末が、許せません。
[映画館(吹替)] 4点(2013-08-03 22:27:59)(良:1票)
102.  サイレントヒル:リベレーション3D
前作はゲームを忠実に再現した世界観、未知のモンスターによる恐怖がしっかり描かれており、「ゲームの映画化」としてかなりの秀作でした。 しかし・・・今回の映画には「あんまりだ」ということばばかりが出てきます。 お話の方がいくらなんでもひどすぎるのです。 展開がご都合主義だわ話に矛盾点があるわ設定をセリフとしてしゃべりすぎだわ物語が薄っぺらすぎやら目も当てられません。 でも音楽とビジュアルは素晴らしいです。 音楽を手がけたのはゲーム版も手がけている山岡晃さんで、ときに物哀しく、ときに激しさを増す音楽はとても映画のシーンにマッチしています。 画作りも美しく、錆び付いた「闇の世界」の造形には一見の価値があります。 CGも惜しげも無く使われており、安っぽさを感じません。 そしてモンスターのアイディアも面白いです。 そのほとんどはゲームからのモンスターの出演ではありますが、独自のアイディアもあり、派手に動き回る怪物たちのアクションはかなり楽しめました。 また本作はPG12指定ですが、かなりグロテスクなシーンが多いのでR15+指定と思ったほうがいいです。 ちなみにゲームシリーズのほうも、今では海外に主導権を握られてしまい、売上もその評価も右肩下がりになってます。さらに「Silent Hill: Homecoming」が日本未発売になっていたりと、シリーズの存続自体が危ぶまれているのです。 この時期に公開される映画版の出来がこれでは・・・なんとも不遇なシリーズです。 トータルではお話のほうがあんまりな出来なので、全くもっておすすめできません。 どこか荘厳な雰囲気があった前作と比して、ただのおばけ屋敷型ホラーになってしまったのは残念です。 まあ、観ている間はめっちゃ楽しかったんですけど・・・ 展開の無茶さを楽しめるC級ホラー映画ファンにとってはむしろ必見かもしれません。 ラストバトルの意味不明さは失笑を通り越して爆笑モンでしたから。 
[映画館(字幕)] 4点(2013-07-14 21:32:06)
103.  ボーン・レガシー
前シリーズとの関わりが薄い。 映画では「アルティメイタム」と関連した情報がいくつか出てくるのですが、これが本編の物語に絡むことがほとんどないのです。 結果、 ①ボーンシリーズを観ている人→シリーズとの関連がほとんどなくてガッカリ ②ボーンシリーズを観ていない人→意味不明な用語や登場人物が多くて内容を理解できない と、どっちもダメな状況に。 企画と脚本段階から間違っている気がしないでもないです。 また、本作で名前が提示される「計画」はなんと4つもあります。 ・トレッドストーン→前作までの主人公であるジェイソン・ボーンを生み出した計画 ・ブラックブライアー→「アルティメイタム」で明かされた新たな計画 ・アウトカム→本作「レガシー」の主人公であるアーロンを生み出した計画 ・ラークス→感情を排した暗殺者を作り上げる計画 下2つが本作で新しく示された計画なのですが、とりあえず多すぎじゃね? この用語の多さは映画の内容をわかりにくくしているだけのように感じます。 ボーンシリーズとのつながりはひとまず置いておいて、ひとつのアクション映画としてはどうか?と問われれば、それほど悪くはありません。 大筋のストーリーはシンプルにまとまっているし、主演のジェレミー・レナーによるアクションも確かなクオリティです。 全てが洗練されていた「アルティメイタム」と比べると物足りなさもありますが、劇場で観る価値はあると思います。 ただし本作はテンポが本気で悪い。 会話シーンが今までに比べて冗長だし、これまた本編にうまく絡んでいないところも多いのです。 これはいままでのシリーズと監督が交代したためでもあるのでしょうが、シリーズのスピーディな展開を求めると確実に裏切られると思います。 さらに言えば、ボーンシリーズの醍醐味であろう「CIAが最善の方法で追跡し、相手はそれを凌駕して逃げおおせる」という要素も薄く、盛り上がりに欠けています。 重ねて言いますが、一本のアクション映画としては十分観られます。 しかし本作はシリーズのファンの期待に応えているとは言いがたいです。
[映画館(字幕)] 4点(2012-09-30 11:37:49)(良:2票)
104.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
メインになるはずのゲーム部分がつまらない。 とりあえず言えるのは緊張感がありません。 死が隣り合わせの緊張感が伝わってくるのは、せいぜいゲーム開始後数分。 その後はご都合主義な展開ばかりで興ざめしました。 主人公が受けた傷はどう治すのだろう?と思っていたら、「差し入れ」の薬で治しちゃうし(効果抜群)、 結局食料や水不足を心配するシーンはないし、 「背後」を気にすることも全くない。 優勝経験者率いるチームが見張りも立てずに全員グースカ寝ているのは呆れました。 何よりひどいのはゲームの途中で「ゲームの優勝者は同じ地区の2人でもいいよ」とルールを変更すること。 そのルール変更にいたった理由もひどい。11地区の人間が、希望をかけていたプレイヤーが死んだことをきっかけに暴動を起こすというのは、まあ理解できます。 でも「他の地区の恋する男女を見たから興奮して怒りがおさまる」という意味不明な収束は納得できるもんじゃありません。 だいたい11地区の少女が死んだのは、もともと「同じ地区の人間同士でも殺しあわねければいけない」というルールにより、同じ地区の黒人の少年とはなればなれになったせいでもあると思うんです。 それなのに、少女が死んだあとで「やっぱり2人生き残っていいよ」っていうのは余計に反感を買うのではないでしょうか?オチにも心底がっかりです。 長い長いと噂のあった、ゲーム開始までの展開はなかなか面白かった(やたらとスポンサーを気にしなければならないところなど)のでこの点数ですが、大人の鑑賞に耐えうる作品になっていないのは残念です。
[映画館(字幕)] 4点(2012-09-30 11:32:15)(良:2票)
105.  トータル・リコール(2012)
おもんない。 前作でパワーを感じたのは、粗雑で無骨なアクションの魅力、アーノルド・シュワルツネッガー主演ゆえのバカらしさ、インパクトがありすぎて脳裏に焼き付きまくるシーンの連発などなどです。 しかしこのリメイク作では、それらのアクのある描写が根こそぎ失われています。 スタイリッシュになった分、そうした魅力を感じることができないのは本作の一番の弱点であるでしょう。 アクションシーンにあまり面白さを感じなかったのも残念。 同じような肉弾戦が多くてやや盛り上がりに欠けますし、「ブレードランナー」「フィフス・エレメント」「マイノリティ・リポート」「CUBE」「インセプション」などの有名作品をパク・・・・ゲフンゲフン・・彷彿とさせるシーンが頻発します。 前作にあった印象的なシーンはつまらないものになっています。 二転三転するストーリーも前作とほぼ同じの上、細部は劣化しています。 これでは前作を観ている人にとっては「前作の方がよかった」と思うのが大半だと思います。 そんなわけで世界観以外にほとんど魅力を感じられなかった残念な作品ではありましたが、はじめて「トータル・リコール」を観る方には楽しく観れるのではないでしょうか。それなら前作を観たほうがいいと思うけど・・・ 前作並みかそれ以上にゴリ押しで進む展開が許容できる方には、観たあとは即効でトータルリコールできなくなるどうでもいい感じのB級アクションとしてオススメです。
[映画館(字幕)] 4点(2012-08-11 15:33:36)(良:1票)
106.  アジャストメント
むしろ期待通りな大味サスペンスでした。 話の大筋は 「美女と仲良くなりたいマット・デイモンVSちょっと間の抜けたエージェントたち」 です。 まあ本当こじんまりとした印象ですし、「勝手にやってろよ」と思う人がいてもおかしくないような気がします。 大筋の話以外では、好きな部分が多かったです。 主人公2人の恋路も楽しいですし、「どこでもドア」のようなアイテムも面白いです。 対して脚本はもう初めからさじを投げたようにいきあたりばったり。 ちょっとご都合主義、というよりも「無理やりでも盛り上がらせてやろう」みたいなゴリ押しな印象は否めませんでした。 それと「調整局」のみなさまにカリスマ性どころか怖さが皆無なのはどうかと思います。 これじゃあスリルも何もあったもんじゃないでしょうよ。 サスペンスよりも、ラブストーリーを期待したほうが楽しめるでしょう。 ストーリーにとくに突っ込まずに、デイモン様の一途な恋バナを楽しめる人にはいい映画かもしれません。
[映画館(字幕)] 4点(2011-06-05 18:20:24)(良:1票)
107.  トゥルー・グリット 《ネタバレ》 
ちょっとこれは残念な内容でした。 一番気になったのは主人公が全くもって好感が持てなかったこと。 映画はマティ・ロスの父が殺されたところから始まります。 どれほど父と深い絆があったかなどは描かれません。 さらに彼女はことあるごとに「私にはいい弁護士がついている」と相手を説得しようとする気の強い性格なのです。はっきり言ってうっとおしくも感じました。 キャラの過去の描写は必ずしも必要なものではないとは思いますが、本作のヒロインには感情移入できません。 他にも唐突な展開が目立つしなあ・・・画は素晴らしいだけにもったない。
[映画館(字幕)] 4点(2011-03-22 19:28:17)(良:1票)
108.  GAMER ゲーマー 《ネタバレ》 
つまらない。設定が無理ありすぎなのはまだ許せるとして、展開にカタルシスがありません。 ・まず「スレイヤー」のゲームルールがわからない。 バトルロワイアル方式なの?それとも「セーブポイント」までたどり着いたら勝ち? 全然ルールの説明がないので、見にくいカメラワークで、よくわからずドンパチやってる姿を観るしかなく、非常につまらない。 ・高校生のプレイヤーの「サイモン」と死刑囚の「ケーブル」が会話できるようになる、という設定は面白いのに途中から全く使われていない。 ケーブルとの奇妙な関係や、頭脳プレーをクローズアップして魅せればもっと面白くなっただろうと思います。 ・中でもひどいのは最後は社長自ら脱いで戦うこと。 戦いだした瞬間から苦笑しっぱなしでした。結末もごり押しだし。 もっと面白くできそうな映画なのにもったいない。R15+指定ですが、この出来じゃあ子どもしか満足できないでしょう。 あとお酒のゲ○とおしっこじゃあ車はあんなに動かないと思うよ。
[映画館(字幕)] 4点(2010-12-03 22:07:29)
109.  ガフールの伝説
あの大人向きアクション映画を撮っていたザック・スナイダー監督の3Dファミリー映画ということで大い期待して観にいきました。 まずはじめにに感じたのがストーリーの薄さ。主人公の成長物語としてはイマイチ描ききれていないし、あまり活躍の場がない登場人物も多すぎます。 固有名詞が多くて予備知識がないと把握が大変だしねぇ・・特に「砂のう」という言葉。自分はずっと「左脳」だと思っていたので「頭じゃなくサノウで感じろ」という台詞が出るたびに「左脳だって頭じゃん。何言ってんの」と思ってました。半端に説明不足な映画だとは思います。 3Dについては迫力がありますが、背景の動きが少ないせいか飛行シーンの爽快感は「ヒックとドラゴン」には到底かないません。でもこの監督らしい肉体と肉体がぶつかるスローのアクションシーンは見応えがあります。エンドロールも相変わらずいいセンス。しかし子どもも大人も満足できるほどの出来には仕上がってないのは残念。あと主人公たちフクロウがリアルすぎて若干キモいかも、女性キャラは可愛いんだけれどね。  
[映画館(吹替)] 4点(2010-10-17 18:18:17)
110.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
ずっとタイトルをheart rockerだと勘違いしていましたが実際はhurt lockerでした。兵隊のスラングで「行きたくない場所」もしくは「棺桶」だそうです。 その行きたくない場所にいる3人の爆発処理班の話ですが、実にくせ者ぞろい。特に主人公はジェームズは爆弾処理の場に赴くことに中毒になっていて、妻に戦場に行く理由をいいわけっぽく言ったり、自分の独断で仲間がけがを負ったり、知り合いの男の子が死んだと勘違いするなどしています。結局は本人の欺瞞でしかないと強く主張するメッセージは受け取れました。 でも映画としていまひとつ面白く感じなかったのは爆弾処理の手順がなどが説明不足であまりハラハラ出来なかったり、話の上の山場が少なかったり(クライマックスもわりと唐突)、手ぶれの映像が観ててしんどかったり、主人公が一般人の奥さんにしばかれるシーンが何やねんと思ったことなどなどがあります。 娯楽映画を期待すると裏切られると思います。 
[映画館(字幕)] 4点(2010-08-24 18:15:47)
111.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
本当に悲しく思えるくらいにつまらなかった。 ・主人公に感情移入できない ・エピソードの描き方が冗長かつ中途半端 ・微妙な下ネタ などなど、とにかく凡庸。 特に「家族が一番の財産」という父の教えを顧みず、ロジャー(デヴィッド坊やの父代わり)を出て行かせ(選択肢は与えていたけど)、罪のない人間を殺すこともやめず(しかも魔女の呪いのせいだと言い訳)、あまつさえ「血を奪った」という理由でホフマン博士を殺してしまうという主人公の行動は最低だと思います。 さらに敵の魔女の豊満なボディに誘われて、「ヴィクトリア(偽名)を守るため!」とまたも言い訳をほざきながら、「小魚作り」に励んじゃうとか・・・そりゃないよ。その後につぶやいた「残念な展開であった」はこっちの台詞だと思いました。 爆破をした濡れ衣を着せされたことや、殺人の容疑をかけられているままなのに、それもぶん投げてハッピーエンドなのも納得いかない。 結局キャストだけが救いでした。 ジョニデ様の相変わらずの頭のねじがどっか飛んでいる演技や、「ヒットガール」ことクロエ・グレース・モレッツの成長っぷり、悪役のエヴァ・グリーンのハジケっぷりは素晴らしかったです。 1970年代を代表する音楽がたっぷり使われているので、当時を懐かしめる人にはより楽しめるかもしれないけど、話がこの出来では評価のしようがありません。
[映画館(字幕)] 3点(2012-05-20 23:49:42)(良:2票)
112.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
この映画を観る前に言っておく!俺はこの映画の恐ろしさを十分に体感した・・・い・・・いや・・・体験したというよりはまったく理解を超えていた あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!「俺はSF映画を観ていたと思ったら、いつの間にか主人公たちは銀行強盗を繰り返していただけだった」 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった・・頭がどうにかなりそうだった・・・「どんでん返し」「超展開」とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
[映画館(字幕)] 3点(2012-02-26 11:01:47)(笑:1票)
113.  ツリー・オブ・ライフ 《ネタバレ》 
長すぎる宇宙や海の自然映像が、「親子の物語」と全く合致していないと思います。 親子の物語と、自然の壮大さを対比するように見せる感性が、自分にはさっぱり理解できません。 SF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」が引き合いに出されることが多いのですが、それとは全く別物だと思います。 これも好き嫌いの分かれる作品ですが、映像に見合うだけの壮大な物語が紡がれています。 しかし「ツリーオブライフ」では、映像は壮大なのに、話は偏屈親父と息子の物語というすさまじいギャップがあるのです。 壮大な映像は壮大な物語に使うべきであって、「親と子の確執」のような物語には似つかわしくないものだと、自分は思うのです。 いずれにせよ、父と子のドラマを期待しているのに、ネイチャードキュメンタリーのような映像を延々と流されるのを目の当たりにして、憤慨する人はとても多いと思います。
[映画館(字幕)] 3点(2011-08-13 00:38:47)(良:3票)
114.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
どんでんがえし部分がわりと出来が良かったの対し、それ以外に突っ込みどころ盛りだくさんでした。主人公を狙う殺し屋たちが適当すぎます。 看護婦(無関係)の首をコキッとやる。主人公は後回し。 タクシー会社の同僚(無関係)はサクッと殺しといて、ジーナ(タクシーの女性、無関係)はなかなか殺さない。 窓の外に逃げた主人公は逃がすし、逆に注射打たれる。 派手にカーチェイス。目立ちすぎ。 写真展でニアミスするけど結局見つからない。 そしてやばいのは駐車場のシーン。 車をパクって飛んできた女の子にあっさり殺される暗殺チームってどうなんですか。 無抵抗に轢かれまくる下っ端と、無表情で車とともに落ちていくボスキャラに苦笑しか出ませんでした。 妻(じゃなかったけど)は主人公と写真展で堂々とキスするし!緊張感ねえなあ。 妻は暗号を残していましたが、これも「爆弾のパスワードでした」という面白くもなんともない結末に。 ていうかそんな誰でも解ける暗号にするなよ。 んで、その妻は「やべ、爆弾の解除間に合わなかった」で死んじゃうし。コントか。 記憶を取り戻した主人公と再会させたら盛り上がったと思うのに。 ラストも納得いかない。 タクシーの女性ジーナと楽しい旅にって・・・主人公の持っていた葛藤ってそんなもの? いままで人を殺した罪を悔やむんなら、ちゃんと償ってほしかったし、警察にも思いっきり正体ばらしたのにスルーですか・・。 大味な展開の映画は大好きなのですが、さすがにこれはいただけませんでした。
[映画館(字幕)] 3点(2011-05-12 21:20:50)
115.  ウォール・ストリート 《ネタバレ》 
(超絶ネタバレしています)うひゃあ面白くない! この映画で主軸となるのは主人公のジェイクの復讐のはずです。 金融界のカリスマ:ゴードンの手を借りて、自分たちをハメた企業に一矢報いる。この物語が紡がれると当然思いました。 しかし映画はあれよあれよと全く関係のない方向へ・・・ カンブリア紀とバブル期を結びつける無理やりな主人公のナレーションから嫌な予感はしていましたけど。 一番気に入らないのは復讐の決着方法。 なんと妻の会社のウェブページでばらしただけで解決しました!わーい。 さらに妻のスイスにお金を下ろすぜ→研究所に送ったはずがゴードンさん持ち逃げという かつてのカリスマがこっすいことをします。 さらーにお腹の中にいる孫の映像を観て、結局ほだされてしまうゴードンおじいちゃん! ふざけろよ。 家を売っては失敗ばかりしている主人公のお母さんが「私は看護婦の年収を1か月で稼ぐのよ~」って言った後エンドロールで看護婦をやっていたのは面白かったんでこの点数です。 前作の登場人物をチラ見せさせるくらいなら、その時間を使って映画を面白くしてください。以上!
[映画館(字幕)] 3点(2011-02-06 23:24:08)(良:2票)
116.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
びっくりするくらい面白くない。まともな推理シーンと思えるのはなんと事件が解決したあと。しかもその内容もいまさらで「ふーん」としか思えない程度です。ミステリーよりアクションを重視するねらいもわかるのですが、それで満足できるほどではない。ちょっと「ソウ」シリーズっぽくヒロインがピンチになるシーンがよかったくらいか。 ガイ・リッチー監督にはやっぱり「ロック&ストック~」くらいの痛快さを求めてしまいます。次回作に期待。  
[映画館(字幕)] 3点(2010-09-21 18:36:37)
117.  ベスト・キッド(2010) 《ネタバレ》 
オリジナル版は未見。主演の男の子はウィルスミスの息子で、息子を主演にした映画を撮りたいという願いから生まれた究極の親バカ映画です。それは映画が面白ければどうでもいいことなのですが、脚本が全く駄目だと思う。 上映時間が長い割にはエピソードや伏線が全く上手く使われていません。 ◆パッと出の白人の男の子がすぐに映画から姿を消す。 ◆真に強いのは攻撃をしないことを教えるシーンがあるのですが、主人公は結局最初から最後まで生意気で喧嘩っ早い。 ◆何よりひどいのは主人公をリンチしようとしたいじめっ子のグループの一人がチョンに「もう十分だろ」と止めるシーンがあり、普通だったらこの少年がキーパソンとしてとして活躍するのですが、終盤で何と監督に命じられ主人公の足を壊します。しかもフォローはなし。 ◆美しい中国のロケーション、陽気な役が多いジャッキー・チェンが冴えない親父を演じている、主演のジェイデン君の演技力など見所は大いにありますが、話がこんな出来では・・ね。 エンドロールでスミス親子の写真ばかり写されていたのは笑いました、中国旅行のフォトアルバムかよ。 ◆ヒロインの女の子は可愛いんですが、途中から片桐はいりにしか見えなかった自分は何かに負けた気がする。 
[映画館(吹替)] 3点(2010-08-19 15:20:53)(良:1票)
118.  スノーホワイト(2012)
話がつまらなすぎて泣きそうになった・・・ ①キャラクターに魅力がない: 脚本家が「ドライヴ」の人なので全く期待はしていませんでしたが、それにしたってこれはない。 主人公のスノーホワイト、2人いるヒーローの狩人、7人(はじめは8人)の小人それぞれに全く魅力を見いだせません。 唯一といっていいほど感情移入の余地があるのは、敵の女王です。 このおかげで主人公サイドを全く応援する気になれず、女王を応援したくなる始末です。 ②感情表現が一本調子: スノーホワイトは作中ほとんど笑ったりせず、いっつもしかめっつらです。 他のキャラクターも感情の浮き沈みというものが見えづらいですし、衝撃的な事実にも反応が薄かったりで、全く熱くなれません。 ③ポンポンとうまくいきすぎ: 主人公たちの困難はあっさりと解決できています。 都合のいい展開はツッコミどころ満載です。  また、この映画が誰をターゲットに作られているのかがわかりません。 家族向けとしては怖すぎるし、ダークさを期待している大人には中途半端だし、デートでもヒーローが格好良くもなんともないのでオススメできません。 展開もキャラクターの表情もひたすら暗くて、コメディシーンも一切なく、かといっていい意味での重圧さは皆無の、ただの薄っぺらい話・・・これのどこに面白さを見い出せばよいのでしょうか。 結局、女王を演じるシャーリーズ・セロンの魅力と、映像美だけが救いでした。 鬼気迫るその演技と、不気味にうごめく怪物たちの描写はなかなかに楽しめると思います。 あと「もののけ姫」を気持ちよくパクッたシーンは失笑必死です。
[映画館(字幕)] 2点(2012-06-15 22:39:56)(笑:1票) (良:2票)
119.  ストリートファイター(1994)
その昔「笑う犬の冒険」という番組でミル姉さんこと内村光良さんがこう言ってました。「ジャン=クロード・ヴァン・ダムの代表作は、まだ無い」と。 この映画をあげなかったのは内村さんの良心だったと思います。
[CS・衛星(吹替)] 2点(2010-11-19 22:41:53)
120.  パラノーマル・アクティビティ2 《ネタバレ》 
最っ低! 自分は「1」「日本版第2章」は結構好きなのですが今回はつまらなすぎる。 何がいけないって続編なのにアイディアに乏しい。 ジワーっと恐がらせるのではない突発的な「こけおどし」の率が今回は高すぎます。 今までのシリーズでも「音のビビらせ」はふんだんにありましたが、たまにゆっくりと怖がらせるシーンをはさんでいてメリハリがあったのに。 さらに許せないのは日本に輸入したスタッフたち。 この映画の初めに「エンドロール後に衝撃の事実が明かされます、エンドロール後まで席を立たないでください」と字幕が表示されます。 そして、エンドロール後に明かされたのは・・・なんと続編の予告です!(マジ) こんなに配給側に腹がたったことがなかった。観なくていいです。
[映画館(字幕)] 1点(2011-02-14 21:21:20)(笑:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS