1341. カラーパープル(1985)
映画を見た時、めちゃくちゃ泣けた記憶はあるのに、すっごいいい映画だと思ったのに、今印象に残っているのはコスモス畑の中を駆けてたり、コスモス畑の中で「せっせっせ」をしてたりと、まー、断片的映像ばっかりだったりして。今振り返ってみれば、スピルバーグには不向きな題材だったのでしょうね。いい映画、で流されちゃいけない筈の物語、上手くまとめてナンボの映画じゃない筈だったのですから。 6点(2003-11-22 21:28:55) |
1342. 地上より永遠に(1953)
「パール・ハーバー」の元ネタみたいな映画ですが、数億倍マシな映画となっております。単純に人が死んで悲しいとか、誰それが悪いとかじゃなくって、戦争を背景に、様々な人の様々な感情が生み出す悲劇を描いています。でもラストシーンは、「男ってバカ」って結論に達したような・・・。 6点(2003-11-22 21:19:29) |
1343. 波止場(1954)
ブランドの苦悩をちっとも理解できず、この映画のどこをどう読み取ればいいの?と途方に暮れた昔。映画って、やっぱり普遍性を持ったものじゃなくて、時代時代を映してるんだなぁ、と自分の無理解を転嫁してみせる私なのでした。って言っても、今の日本を生きる人間が、昔のアメリカ人の映画を無理に理解しようとしても仕方ないですしね・・・。 5点(2003-11-22 21:09:51) |
1344. 9時から5時まで
今の時代でもそのまんま通用しちゃう映画です。万国共通のネタなのでしょう、上司に恵まれないOLの話、って。あんなことしてみたい!というフラストレーションを解消してくれる映画。単純に笑わせてくれます。まあ、あの上司の結末は、ちょっと可哀想でしたけどね。 6点(2003-11-22 20:42:10) |
1345. ゴースト&ダークネス
宣伝だとまるで未開の地に鉄道を敷く苦労物語、みたいに思えるのに、実際の中身は「ジョーズ」の流れを汲む映画でした。宣伝ミス?「ジョーズ」タイプとしては良く出来てる方、って感じで楽しめました。もう少しライオンが怪物っぽさ爆発!(全長8メートルのライオンとか、口が裂けてて牙が100本くらい並んでるとか)な方がいいんだけどな、とも思いましたが、実話の映画化ですから、そうもいかないんでしょうね。 6点(2003-11-22 16:31:25) |
1346. ハッスル(1975)
これは、なんにもする事がない昼下がり、テレビの洋画劇場でぼーっと見ていれば、なかなかに泣ける映画じゃないの、くらいには思えるかもしれませんね。少なくとも、うぉー、期待しちゃってるぞ、見るぞ!という積極的な視点で見ちゃイケナいタイプ。ところで当時、映画雑誌に大事なシーンのネタバレスチールが掲載されていたワケですが、そこを知ってしまうと、この映画って見るべきところがなーんにもなくなっちゃうような気が・・・。うわーん。 5点(2003-11-22 15:57:26) |
1347. 狼たちの午後
笑えるけど悲しい映画。ダメなヤツは何をやってもダメ、みたいな。共感を得られても、それは名誉なんかじゃなくって、同情だったり。後半、かなりダレた展開だった気もしますが、まあ、娯楽映画フォーマットの映画じゃないですし。音楽もなしにプッツリ終わるエンディングが印象的でした。 6点(2003-11-22 14:55:15) |
1348. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 これって、アンフェアな映画じゃないかなぁ。まるで、真剣勝負してる最中に後ろからハリセンで叩かれるドリフのコントのような。延々とウソの映像見せられて「わーい騙されてやんの」って言われてもねぇ。「ナイル殺人事件」みたいに、いろんな映像を見せて、さて、ウソはどれ?っていうのならともかくねぇ。面白かったけれど、なんか技法に釈然としないわだかまりが残っちゃいました。 6点(2003-11-21 23:25:26)(良:2票) |
1349. 風と共に去りぬ
初めて映画館で見た時、感動的な大作だと思いました。ちょっとヒネた頃テレビで見た時、これはコメディか?と思いました。今になってDVDで見ると、これだけの映像、撮るの大変だっただろうなぁ、とか、後編は脚本が整理されてないなぁ、とか、技術面ばっかり見てしまって。映画史に残る金字塔である事に異論はありませんけれど、今の時代に、この映画を他の映画と同様に語ってしまうと、どうしても評価が辛くなっちゃうのも事実かと思います。 6点(2003-11-21 21:36:45) |
1350. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
評価が高かった字幕ですが、読み辛い! マニアの人はあれで満足なんでしょうけれど、一般的じゃないと思います。人物関係がややこしくなって、理解しようとする前にどんどん字幕は流れてっちゃうし。十分に映画慣れしてるつもりだった私が子供のように字幕に取り残されている状態は、ショックでした。後半は波瀾万丈で楽しめましたけど、CGで凄い映像を作られても、そりゃCGだもんね、と思ってしまって冷めてしまう今日この頃。 6点(2003-11-21 16:39:59) |
1351. ハリー・ポッターと秘密の部屋
エピソードの取りこぼし感が前作より増して、ポッタリアン的には、ちょっとぶーぶー。でも、映画としては多少(あくまで多少ね)整理もされて、CGもマシになって、少しは見られる映画になったかな? 相変わらずたりたり~と長いんですけどね。ナンだカンだ言いながら、2004年の夏には、またお祭りに参加しちゃうワケですが。 6点(2003-11-21 16:33:46) |
1352. ハリー・ポッターと賢者の石
ポッタリアンのためのお祭り映画。原作大好き!って人ならば、イメージほぼそのままに再現された世界に浸って時間を忘れ、そうでない人は、映画としてのテンション保ててないダレダレの展開にウンザリ。おっさんポッタリアンとしての私の不満点は、フレッド&ジョージの出番を増やせ!ってところ。映画ファンとしては、もう少し刈り込め!ってところ(あ、軽やかに矛盾してる・・・)。 6点(2003-11-21 13:05:58)(笑:1票) |