121. ビッグ・フィッシュ
ティム・バートンらしいオチャメな映像。 ホラか実話かはどうでもよかった。 7点(2005-03-08 21:33:23) |
122. ウォルター少年と、夏の休日
自分にとってこの映画の教訓を言えば、結局は大人の背中が子供にとって 最高の教科書だと言うこと。 基本的なストーリーは王道をいってるけど、コメディとかファンタジーの要素もあって、一概には語れないバラエティーに富む作品。特にマイケル・ケインが語るアラビアンナイトの世界はファンシーな映像でわくわくさせる。またライオンや犬たちの演技もこの映画の魅力の一役を担っている。 [映画館(字幕)] 8点(2005-03-08 13:52:03) |
123. テイキング・ライブス
《ネタバレ》 内容を勝手に解釈すると、異常心理者の深層を覗くことで、自分の過去を相対化したいアンジェリーナ・ジョリーの物語。そんな彼女にとってFBIは格好の職場。 犯人がつかまるかどうかは2の次で、サイコな犯人の心理が覗ければ 満足。だからイーサンの言うとおり、ジョリーはすべて分かったうえで彼と寝た。 そう解釈すれば、少しはおもしろくなる。 だいたい、ミステリーにしては安易すぎるし、サイコホラーにしては中途半端なのだ。 結局は、アンジェリーナ・ジョリー観賞用の映画でしかない。 開襟シャツから胸を強調したインナー、そして待望の乳。 あまりにも露骨すぎるぞ。+2点。 [DVD(字幕)] 5点(2005-02-24 14:44:28) |
124. マルコムX
一方を肯定することは一方を否定することという、 あらゆる差別に潜在する根本的な、それゆえ安易な主張を見せられた。 6点(2005-01-18 14:49:41) |
125. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 難解。幻想的で抽象的という点で、 鈴木清順やウォン・カーウァイに通じる。 デビット・リンチは幼い頃から画家志望で美術学校に入学するが中退し、ヨーロッパに留学するもわずが15日で帰国してから映像の世界に入っている。抽象的な世界だけでは肌に合わなかったのだろうか。デビット・リンチは生粋のエンターティナーだ。 すべての場面において計算された意味がある。たぶん。 夢という仕掛けを使って理解と不可解の分水嶺を引いた。 観る者には幻想的な映像を堪能する喜びと、謎を解く喜びの両方が用意されている。 [DVD(字幕)] 8点(2005-01-15 20:00:56) |
126. ネバーエンディング・ストーリー
大人こそがこの映画を見るべきだと思うようになった。 8点(2005-01-06 21:07:27) |
127. SONNY ソニー
いかにも俳優監督のデビュー作らしい映画。ハリウッドスターが憧れるアウトローを見せられた。それだけ。 5点(2004-12-21 01:21:04) |
128. マグノリア
やっぱトムクルーズはわかりやく色気を押し出したほうがハマる。ヴァンパイアの次にいい当たり役。高度な群像劇。つなぎの妙で、場面が変わっても不自然さを感じない。映像の奥深さ。音楽もまた効果的。そして徹底したリアリズムにラスト、不条理をぶちまけるのがよかった。スケールの大きさだけでなく、こんな作品も作れてしまう米映画界の土壌の豊かさに感心する。難点を言うならメッセージがばらけてて伝わりにくかった。 セリフを直に理解できたらもっと楽しめたかも知れない。というのもキッズをちびっことわざわざ訳す字幕のセンスでは不安になったから。 [DVD(字幕)] 7点(2004-11-18 16:24:42) |
129. アダプテーション
クリス・クーパーだったのか。『シービスケット』の調教師があの前歯がなく荒っぽいアメリカ男(でも実は繊細な心の持ち主)を演じていたとは。う~ん、役の幅が広い。オスカーも納得。メリル・ストリープもよかった。ニコラス・ケイジ×2はさすがにしつこかった。ストーリーはどんなラストが待っているかと期待していたのに、あれでは拍子抜け。一周回ってきただけじゃないか。 脚本が異色なので風変わりな作品のイメージはあるけど、それ以外のところの仕事(特に役者の演技やクラッシュシーンなど)は正統的でよくできている。 6点(2004-10-29 12:33:03) |
130. シービスケット
前半、ジェフ・ブリッジスとクリス・クーパーが焚火を囲んで話すシーンに自然と目頭が熱くなった。目で物語る演技をちゃんと見せてくれる。ジェフ・ブリッジスが『ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』の頃と比べて肌ツヤはなくなったけど色気は落ちてなかったのが嬉しい。世界一煙草の似合う俳優だと思う。/ウィリアム・H・メイシーのラジオDJはよかった。本物のDJかと思っていたら『ウェルカムトゥコリンウッド』でマヌケな泥棒演じてたあの俳優だった。芸が広い。 7点(2004-10-14 23:44:24) |
131. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 ジャック・ブラックのムチャクチャやっているようでも生徒に対して誠実なところがいいな。ただクライマックスのライブはちょっと拍子抜けした。普通に制服で良かったんじゃないの。父母がライブで応援するシーンもいらない。ジョーン・キューザックは何気に良かった。 8点(2004-10-10 02:00:06) |
132. リクルート
アルパチーノは堪能できた。それでよし。 6点(2004-10-09 21:17:18) |
133. ニューオーリンズ・トライアル
《ネタバレ》 完成度はかなり高い。ただひとつ、ホフマン演じる弁護士が中途半端だ。ジーン・ハックマンとは対照的にキレはない代わりに、人の良さを強調して欲しかった。双方ともギリギリまで買収に応じる気配を見せなきゃならない話だから、単に正義の弁護士を描くことはできないとしても、人柄は強調できたはずだ。そうすればあの見習い弁護士だってもう少しなんとかなっただろう。 [DVD(字幕)] 8点(2004-10-09 21:09:04) |
134. タイタンズを忘れない
《ネタバレ》 一致団結と見せかけて合宿の後でまた問題が起こったり、決勝の直前にハプニングがあったりして常道なのに飽きさせない展開はうまいと思う。 7点(2004-10-08 22:14:06) |
135. キル・ビル Vol.2
2作に分けないほうが良かったんじゃないかな。予定通り1作にまとめて編集しだいによっては、とてつもなくおもしろい映画に化ける可能性はあったと思う。そこは我慢しましょうよって言える人がタランティーノのまわりにいなかったのが残念だ。あとユマ・サーマンの胸が大きくなっているような気がする。 6点(2004-10-08 21:52:54) |
136. 情婦
《ネタバレ》 実に人の目なんてあてにならないものだ。 [映画館(字幕)] 9点(2004-09-10 18:56:43) |
137. ファインディング・ニモ
字幕と吹き替えで迷ってしまって、結局交互に切り替えながら見てた。 ディズニー映画で字幕だと味気ないし、吹き替えのノリさんの声は違和感があるし。吹き替えに、しかも主役にタレントを使うのはNGだと思う。でも、ストーリーは楽しめた。子持ちならもっと感動できたと思う。 7点(2004-09-04 22:50:29)(良:1票) |
138. キューティ・ブロンド
いちばんよかったのは、エルの人当たりの良さ。美容院の店員や恋敵にさえ 、分け隔てなくやさしくできる。そんなエルの心のでっかさが印象に残った。 7点(2004-08-31 11:21:54) |
139. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
映像鑑賞用の映画とわり切ったほうが楽しく見れる。よくぞここまで作りあげたねー、ストーリーはあってないようなものだけどっていう感じ。 6点(2004-08-27 09:53:13) |
140. 処刑人
見るのは2回目だけどやっぱり面白い。 デフォーの登場シーンから笑える。 脚本は良く出来てる。 兄弟の処刑法を、後からデフォーの推理を通して 見せるところがいい。 法では裁けない悪人を“神の子”マクマナス兄弟が裁き それを法の番人デフォーが見る構図はおもしろい。 8点(2004-08-10 19:38:37)(良:1票) |