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rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

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161.  ベオウルフ/呪われし勇者 《ネタバレ》 
 単純明快なストーリー、迫力ある戦闘シーン、エロティックなモンスター。 娯楽映画としては文句のつけようが無いんじゃないですか? アンジェリーナさん、実はあまり好みじゃないんだけど、この映画だけはCGと分かっててもドキドキしましたw  平成24年4月22日追記 いくら誘われても化け物には手を出したらいかん、と最近結審した裁判の詳細を読むにつけてもしみじみ感じました。
[DVD(字幕)] 6点(2012-04-22 04:24:23)
162.  戦争の犬たち(1980・アメリカ)
 原作を知ってる者だけには、かろうじて楽しめる映画。 知らない人には、詰め込みすぎの展開速すぎで理解しにくいと思います。 じゃ、原作ファンは満足できるかというと、 余分な、しょうもないエピソードで時間取るな!(怒) その割りに、作戦準備の過程とかあっさりし杉。 シャノン以外の他の3人の掘り下げも一切無し。 もう、ラストシーンに至っては原作に愛着を感じるので、最低! だけれでも、話の大筋を守って一応映像化してもらったことは喜ぶべきなのかなと 平成24年4月3日再見 原作があるストーリーの映画化が難しいのは、わかるけれどもちょっと酷すぎる。原作にある資本家の悪辣さ、それに対するシャノンの姿勢、あるいは傭兵たちの準備周到さを削ってまで、勝手に付け加えたのがしょうもないロマンスもどき。この映画の脚本家は自分がフォーサイスより才能あるとでもうぬぼれたんだろうか?そうだとしたらその傲慢さ、万死に値する。
[DVD(字幕)] 4点(2012-04-04 09:51:19)
163.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
大好きな女優が、非常に好感を持てる人物を演じてるのでとても楽しめました。正直ファッションとか全然興味ないんだけれど、自分の与えられた場所で懸命に頑張る人間はいつも好感が持てます。 スタンリー・トゥッチって面白い俳優ですね。すごく特徴ある外見なんだけれど、意地が悪い税関の役人、変質者、ダンス愛好家、そしてファッション雑誌の編集者。いろいろな役をきちんとこなせて。  (映画にまったく関係ないんだけれど、昨年見た若い女性弁護士が主人公のドラマでの、上司像、主人公と上司の関係など、完全にこの映画のパクリだと今更気が付きました。そちらも大好きなドラマなんですごく残念です。日本の脚本家に恥という言葉はないんでしょうか) 
[DVD(字幕)] 9点(2012-04-02 14:33:29)
164.  ティアーズ・オブ・ザ・サン 《ネタバレ》 
 今さら、ハリウッド映画にそんなこと言ってもしょうがないんだけれど、実在する民族を人間性の全く欠如したモンスターのように描く表現ってどうよ?決して片一方だけ正義の民族紛争ってあり得ないと思う。もう少し歴史的、社会的背景も描いて欲しかった。  あと、戦闘シーンも酷かったなあ。少数の精鋭部隊が敵の大部隊を相手にするのだから、どんな工夫をするのかと思ったら、突っ立ったまま突撃して敵を撃退とか、ふざけるにも程がある。  アメリカ軍の上官のぬるさも苛っときた。本来なら、主人公の命令違反をとがめ、出来るだけ内政介入を避ける立場にある人間が、ずるずると引きずられあげくが、独立国の正規部隊に対してナパーム弾投下ですか。  実は、彼の行動そのものは人道的に間違ってはないと思うんだけれど、もう少しそこにいたる葛藤とか軋轢を描いてもらわないと…… 軽い、あまりに軽い。  ただ、こんな映画でも、性格は最悪のモニカ・ベルッチの魅力で三点プラスしてしまう自分も毎度のことながらどうかしてると思うw  映画鑑賞後しばらく考えて。アフリカでこういう虐殺が繰り返され、今後も繰り返される原因のすべての責任は、言うまでもなく旧共産圏も含めた欧米諸国にある。一つは国家にしろ企業にしろ無原則に近代兵器を与え続けたこと。二つは、奴隷制度と植民地支配によって、もとからあったかもしれない社会体制を完全に破壊し、しかも、新しい社会体制、秩序、倫理を自分たちの力で築きあげる機会を奪ったこと。第三は、そうでありながら、まともに国家を運営できないかもしれないということを知りながら、こんどは植民地支配者の悪名をさけるため、あるいは自分たちの流血をさけるため、独立をゆるしたこと。そして第4に植民地支配のために部族間の対立をあおりたてたこと。第5にキリスト教を宣教して、宗教的対立の火種を増やしたこと。等等、数え上げればきりがない。  だとしたら、欧米諸国の取るべき道は?内政不干渉、民族自決の美名のもとに、目の前で起こっている虐殺を放置するのは、あまりにも無責任だと思う。やはり、この映画のように介入するのがたった一つの解決策か?内政干渉、侵略者の汚名をあえてかぶせられながら。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-03-29 11:25:45)
165.  トラフィック(2000) 《ネタバレ》 
 キャサリーン・ゼタ・ジョーンズって不思議な女優ですよね。善良な役よりも、こういう悪い女性を演じる方が魅力的で。  さて、内容ですが普通こういった複数のストーリーが並行する場合、なかなか内容がつかみづらいんですが、3つが3つとも非常にキャラクターがしっかりしてたのでわかりやくて楽しめました。  一番面白かったのがメキシコの警察の話かな。特に、あの拷問の後でものすごく厚遇するっていうのはナチも用いた手法で興味深かった。あれで落ちない人間いないでしょう。  ただ、面白いストーリーを三つも詰め込んだんで一つ一つが若干ダイジェスト風で薄くなったことは否定できません。  それとアメリカ人にとっては当たり前のことだから描かなったかもしれませんが、もっと、人間の精神も、身体も破壊しつくす麻薬の有害性にも触れてもらわないと。この映画だけでは、少し問題のある有害な嗜好としか受け止められない恐れはあります。  その本質性がわかれば、麻薬の輸入業者も、豊かな暮らしを守るためだけに夫を救うために奔走する妻も(こいつの大事な、大事な、大事な、息子を麻薬で植物人間にでもしてやれば、自分のやってることの有害性をちょっとは理解できるんでしょうか?)、金のためにその輸入業者を救うために小汚い法廷工作をやる弁護士も、すべて蛆虫以下の存在であることは理解できるんですが。  あと、取締本部長の話はぬるかったな。一回も娘とまともに対決することもなく、あるいは監禁するとか有効な手段も取らず、やさしくやさしく包み込むだけで麻薬中毒が治るわけがない。あの娘の中毒が再発するのに百万ペリカ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-28 15:00:27)
166.  エンパイア・レコード
 自分にとってはまれな経験ですよ。大好きな女優が出ててそれなりに可愛いのに、鑑賞終了後録画したDVDがゴミ箱に直行するとか。(今、つくづく思い返したらコドモのコドモ以来でした)  それくらい登場人物の言動、ストーリーが不愉快な映画でした。 何、このけじめのなさ。店長も含めて少しはお金をもらって働いてるんだという意識を持ってほしい。あんな不真面目な連中を雇って給料払ってるのに、悪役扱いされるオーナー、可哀想杉。(固いと思われるかもしれないけど、もし自分のバイト先や職場で周りがあんな連中ばかりだったらと想像してほしい)  それと、横領とか万引きとかして居直る人間も虫唾が走るくらい嫌いですね。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-03-26 09:52:47)(笑:1票)
167.  2010年 《ネタバレ》 
 クラークさんは、晩年随分人間性というものに対して楽観的になってたんですね。 新しい太陽が出来て、木星の衛星をいくつか新世界として与えられ(これ、理解できました?自分は原作を確認しました)、超越者からメッセージを与えられれば、それで国家間の争いが全て解決し平和になるとか。  そりゃ確かにものすごい衝撃はあるかもしれません。しかし、超越者をどういうものとしてとらえるかということですら争いの種になるわけで。   思えば、米ソの争いというのも、最低限同じ白人同士、同じキリスト教文化圏(ソ連は宗教を迫害してましたけれど、文化的な雰囲気は残ってたでしょ)、根底では理解できるものがあるわけで。  北の将軍様や、コーランの語句そのものしか信じないイスラム原理主義者が、そうはやすやすと融和するとも思えないんで、このストーリーの楽観主義には微苦笑を禁じえませんでした。 平成24年3月24日再見(おそらくラスト)、おかしな言い方だけど、少し冷戦時代に郷愁を感じた。世界のすべての対立が、二大勢力の対立に集約され、その二大勢力の対立さえ融和されれば、平和な理想社会が訪れる。思えば、ずいぶん楽天的な見方が通用した時代でした。 もう、現在の情勢から見れば、おそらく「絶対者」の解釈をめぐって、解決不可能な宗教紛争がおこるだろうなとか、こんな時でもきわめて現実的なお隣の大国の指導部は、あくまで自国の利益のみを追求して、衛星の一つ、二つは独占にかかるだろうなとか、 我が国は、到底新世界の開発に参加するだけの財政余力はなく、そのために消費税値上げなんて話になったら、また与党の分裂騒ぎまで行って、ちっとも話は進まないだろうなとか……、とにかくこの結末に素直に感動できなくなった自分がちょっと悲しい。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 10:29:01)(良:1票)
168.  ワイルド・ワイルド・ウエスト 《ネタバレ》 
 ファンタジーやギャグと悪ふざけの区別がつかなくなってるのは、日本だけかと思ったらそうでもないんですね。笑えない悪ふざけを見させられるほど虚しいものもありません。  蜘蛛型のロボットによって代表されるいろんなガジェットは結構面白かったし、他の方が少し触れていた、連邦主義と反連邦主義の関係なんかも興味深い。あるいはメキシコから「奪い取った土地」なんて表現はアメリカ映画にしてはまれなくらい良心的。  しかし、突然、なんの前触れもなく調印会場に現れた悪趣味極まりない女装の主人公に、敵が魅了され隙が生じるとか……あまりにくだらなくてそれまで見てきたことを後悔しました。
[DVD(字幕)] 2点(2012-03-21 16:45:17)
169.  刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM> 《ネタバレ》 
 皆さんのおっしゃるように、あまりに犯人が低レベルで事件としての面白みがまるでない。これなら別にコロンボでなくても、あの彼氏からきちんと調書とっていれば誰でもおかしな点に気付いたのでは。  やはり、コロンボは犯人が優秀じゃないとつまらないですね。
[DVD(吹替)] 2点(2012-03-21 15:00:50)
170.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
犯人のトリックやコロンボのはめ方は、いい味出してるんですけどね。 途中で、何の確証もない女性に迫る強引さがちょっといやだなあ。 考えてみれば、殺人犯の共犯なんですが、ルックスいい女優さんが演じ照るからと言って、可哀そうになるのも馬鹿な話で。(逆に、年上妻にまったく同情感じないのは、自分ながら人間としてどうよと)
[DVD(吹替)] 6点(2012-03-19 15:20:43)
171.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
 最初にすごく無粋なことをひとつ。ローズが救命艇から飛び戻らなかったらジャックの生存の確率ってかなり高かったのでは?かなり機敏なので、その後も最善の行動を取っているわけだし、二人連れよりも自分ひとりの方が……。銃で追っかけまわされたのも相当ロスだったし。  自分、性格的にかなり問題があるヒロインでも、ルックス・スタイルが好みだったら、普通受け入れるんですけど、ローズだけは駄目ですね。最初からラストまで、これほど反感しか感じないヒロインも珍しい。  まだ若い頃はいいんですよ。まだまだ人生の経験少ないんだから、すごく衝動的なことも、貧乏だとか実生活の苦しさを全然わかってないくせに知ったような口をきくことも、当時の通念からすれば性道徳が緩すぎるのも全然OK。  ただそれから80年後がね……。 ほぼ、彼女の妄想にしか過ぎないとはいえ、自分たちのために見張りの氷山の発見が遅れたことに対する自責000000000000000000000000000000。 他にも、百年も生きていて、自分が戻らなければジャック生きていたとか一瞬でも考えなかったんだろうか?  自分にとってかけがえの無い思い出を蘇らせてくれた宝探しの人々への感謝の気持ちは?  よくありがちなんですよね、こういう人間って。自分と自分の愛する人間しか、最初から視野にない、関心が全く無い。  ローズを除いた全ての部分。(海の上を進んでいく明るい船、沈み行く船、舟が沈んでいく中で現れる様々な人間性。特に成金のおばさんが好きですね。ジャックも好きです) 大好きな映画ですので、このヒロインの人物像がとても残念です。  平成24年3月17日追記 実は今日、ある方のレビューをずっと読んでいて、この作品にぶち当たり、この作品がフェミニズムに迎合し、立脚したものであることを教えていただき、思わず膝をたたきました。あと、自分がとことんフェミニズム嫌いなことも改めて認識できたのも感謝です。
[DVD(吹替)] 6点(2012-03-17 15:54:10)
172.  完全なる報復 《ネタバレ》 
 題材は非常にいいと思う。告発の行方と同じで、どんな職業でも成果主義で判断されるアメリカでは、検事と言う職業も「勝った、負けた」のスポーツ感覚に支配されて、傷つけられた被害者の気持ちとかなおざりにされがちなことが理解できたし、それに対する問題提起もされた思う。  ただ、キャラクター設定やストーリーが少し残念。特に検事。他の方も指摘されてるように、成果主義的な面もあれば、主人公に少し同情を持ったりの面もあり、最初から非常にわかりづらいので、変化もわかりづらい。  それと最初から独房に穴あけておいて、出入り自由って(唖然)、普通、独房の中から囚人の姿が何時間もいなくなれば気づくって。  で、特にラストがなあ。犯人にああいう処置を行った検事の動機が分からない。復讐というほどの激しい憎しみを感じ取ることはできなかったし、じゃあ個人的な正義の執行?だったら犯人と同レベルでしょ。ところが、検事には自分自身が法を犯しているという意識は全くないし、その責任をとるつもりもないし、現にとってない。唖然としました。  最近、アメリカ映画に多いんですよね。法を守るべき人物がが私刑(リンチ)で犯人を殺してハッピーエンドってパターン。  この点では憎むべき犯人を、住民たちの私刑から守り通すのが当たり前だった昔の西部劇の保安官たちよりずいぶん道徳レベル、倫理レベルが退化してるような。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-03-17 14:06:41)(良:1票)
173.  奇術師フーディーニ~妖しき幻想~
 映画見る前に、実在の人物ということで興味を持って調べたのが我ながらミスでした。  キャサリン・ゼタ・ジョーンズとシアーシャ・ローナンって、自分にとっては夢のようなキャスト(親子丼大好物ですw)なんだけど、こうまで平坦な予定調和のストーリーではどうも。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-05 17:03:23)
174.  007/リビング・デイライツ 《ネタバレ》 
 悪役がショボイとか、KGBとの馴れ合いが嫌とか野暮なことを考えなければ、展開が速くて楽しめました。  ただ、当時の欧米人のアフガンゲリラに対する認識がこんなものだとしたら、随分イスラム教というものを甘くみてたんだなと感慨が強かったです。 
[DVD(字幕)] 6点(2012-02-27 13:03:55)
175.  パール・ハーバー 《ネタバレ》 
アメリカ人ってどうして他国の歴史、文化に敬意がないんでしょうね。 やはり自分達が歴史らしい歴史、文化らしい文化を持たないからでしょうか。 ただ、日本の描写に関してはしょうがないかなと。 別に酷い歪曲をされるのは日本に限ったわけではないので。(イタリアなんか酷い扱いですよね。いつも。必ずイエス殺しをおっかぶされる) あと、ラブロマンスとしても失敗作だと思います。 あまりにもヒロインの性格が……(ルックス素敵な女優さんなんで残念です) 軍人が基地であんな行為するのもどうかと思われますしね。 (日本人の高校生なら、生まれてくる子に基雄とか基子とか名づけちゃうぞ) ただ、戦闘シーンがすごく迫力があったので、それで2点  トラトラトラを鑑賞して。こんな作品が以前にあった以上、日本に関する描写が無知によるものとは言えないことが分かった。あの描写に込められた悪意の分でさらにマイナス一点。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-02-27 12:44:16)
176.  コンフィデンス 《ネタバレ》 
 実は、上にでっかく「レビュー内で他の映画のネタバレは禁止致します(有名無名に関わらず) 」って書いてるの知ってたんで、この映画の批判のしようないじゃん。と思ったんですが、他の方のレビューを見ると「ス○ィ○グ」とか、わりかし平気で書いてるんで安心して。ここから先に完璧なネタバレあります。  簡単に言えば、「パクリ」の一言に尽きますね。この映画、特に脚本が。「撃たれて死んだふりをして、カモを追い払う」「連邦捜査官が仲間」、よくも恥ずかしくもなく、あれほど有名な映画のネタをパクッたものです。絶対知らなかったとは言わさない。この映画の製作者、脚本家には恥とかないんでしょうか。  で、しかもパクリでない部分ときたらまるで面白くない。銀行の融資担当者を色仕掛けでひっかけて、架空企業に融資させるとか。あまりに退屈で、ありきたりであくびが出ました。  ま、自分が見た映画の中でレイチェルワイズが一番、綺麗で魅力的だったことだけは評価できますが。余所事しながら流しておくBGVにはいいかな。なかなかスタイリッシュで綺麗な映像だし。  あと、こんなしょうもない映画の冒頭シーンをさらにパクッた邦画があるのには、あきれかえってでんぐり返ります。世の中、下には下がありますね。
[DVD(字幕)] 5点(2012-02-27 12:04:18)
177.  プリティ・リーグ 《ネタバレ》 
 自分の場合、猛烈に好きな登場人物が一人いるとその映画大好きになるんですが、この映画の場合、ドティがいいですねえ、実に。もちろん、ルックス的にも最初から好印象なんですが、それよりもなにより、熱い情熱、感情を胸に秘めながら、それに流されずにきちんとした、けじめのある行動をする人間大好きです。監督に対して、友情以上の気持ちを感じながら、夫が戦地から帰還したらスパッと切り替えるところとか、クライマックスでも、自分が打ち破った妹に対する心配の気持ちを持ちながらも、キャッチャーとしては、あくまで弱点の高めの配球を要求するところとか。  あと、さりげない伏線がきちんと回収されてるのも好感度大です。前記の妹の弱点とか、外野手の中継を無視してしまう癖、それに対する監督の指導とか。  それから、わざわざ別キャストにしてまでも時間の流れの無情さ、やるせなさを描いたのも秀逸。他の人も書かれたように、あの悪がきが成長して中年の親父になってることとか、彼女の母親がすでに死んでることとか、監督がもうすでに死んでいることがさりげなく示されるとか、いずれも少し涙が。  ただ、野球そのものの努力とか、あるいは女子プロ野球が人気が出ていく過程が、少し物足りなかったので、そのぶんで満点は避けます。
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-27 11:43:09)
178.  エンジェル ウォーズ
 なんか肝心の少女たちに全然萌えるものがなくて、と書こうと思ったが念のため検索してみたら、エミリー・ブラウニング、あれ、なかなかの美少女じゃん、アビー・コーニッシュ エリザベス・ゴールデンエイジのかわいらしい侍女、とわかって意外でした。よほど、メイクが自分の感覚には合わなかったのかな。  ストーリー自体は、こういういろんな解釈ができる多重構造面白いですね。あと、自分的には戦闘シーン大好きです。  ただ、ずいぶんとパ○ツに拘ってる方がいらっしゃったけど、あれ、スパッツでしょ。愛知県の中年男性はもうそんなものには眉一筋動かしません(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-20 11:49:02)
179.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
非常にまじめな映画。開戦直前の日米両国の様子を客観的に、塚、どちらかというとアメリカ側の油断、手落ちを批判する形で描いているのは好感がもてる。また、日本側の描写も、若干直訳調のセリフが気にならないといえば、嘘になるが、パールハーバーにあったような、意図的な歪曲、中傷がなかったのはやはり日米合作のかいはある。 しかし、残念だなあ、ちょっと肝心の戦闘シーンが迫力不足。あきらかにスタジオ撮影とわかるシーンも目立ったし。  この映画のストーリーとパールハーバーの撮影技術があれば、完璧な真珠湾映画になったと思う。  ところで、絶対、時間に間に合わせなければならない外交文書のタイプ打ちを指二本で打ってる姿は違和感バリバリだが、実際はもっとひどかった。同僚の送別会の宴会をやってて遅れたというのが事実。  ところがその時の担当だった外交官二人は、責任をとるどころか戦後事務次官まで出世してる。嗚呼、今も昔も、国家にどれだけ損害をもたらそうが、キャリア官僚は絶対個人的な責任を取らされないのがこの国の仕組み。  これは、永遠に変わらないんだろうか?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-15 17:29:30)
180.  エレジー(2008) 《ネタバレ》 
 ま、正直後半の展開で「難病ものかよ」ってかなり引いたのは事実ですが、ペネロペ・クルスの全面的な美しさだけでも自分的には充分価値がある映画でした。 (塚、人生のかなりの部分を洋画に疎く生きてきたので、こういう本当に綺麗な女優さんに出会うと嬉しいというよりも、なにか今まで出あってなかったことがものすごく口惜しいような)  あと、こういう「若さ」に全面的な価値を置く物の見方って、自分自身が主人公と同じように完全に「若さ」を失ってるからこそ、ここまで理解できるのかと。  「若い」こと、「美しい」ことには、それだけで充分価値があると語ってくれる面で、 邦画より洋画の方が好きです。  平成24年1月30日追記 作中で文学作品の印象は10年経って読み返せば違うというような台詞があったが、まさしくこの映画の感想、塚、見方が全く当てはまって自分でもビックリ。 とにかく、一年前は少し第三者的、客観的に見たのに、今回は教授に完全に感情移入してしまって。年をとるにつれて、友達とかいろいろな大切なものをだんだん失っていく中で、得られた「宝」が彼にとってどれほど大切なものか、そして失うことをどれほど恐れるか。人間って、本当に欲しいものを手に入れるとかえって不幸になるということが、痛感できた。  涙流すほど主人公に感情移入してしまった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-30 11:02:36)
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