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1.  魔法にかけられて
おそらく私の志向では観ることのなかった作品。彼女が観たいというので付き添いで観てきました。ということなのですが、正直、かなり話に引き込まれました。ディズニー映画ですから複雑な状況設定も伏線もありませんし、何も考えずに素直に楽しめる映画です。最後も、話としてあれで良かったのか悪かったのかは別として、ちょっとだけ「愛っていいな」と幸福感に浸ってしまいました。
[映画館(字幕)] 8点(2008-04-22 21:50:55)
2.  プレステージ(2006)
ちょっと期待しすぎました。オチには思わずアッと驚くようなタネ明かしがあるのかとわくわくしていたのですが、単なるSFで、だったらトリックなんか考えなくても何だってできるじゃないか!とツッコミたくなりました。つまり、この映画の宣伝に見事に騙されました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-28 00:50:24)
3.  悪魔を憐れむ歌
何千年も生きてきた悪魔にしちゃあ、ストーンズを口ずさんじゃったりなんかして、意外とミーハーな奴。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-04 21:13:55)
4.  バーチュオシティ
これ、マトリックスのパクリかと思ったら、マトリックスよりも古いんですね。そう考えると、当時としては斬新だったと言えるのかもしれません。ただ、この映画、私の感性には全く合いません。何と言うか、生理的にダメなんです。まあでも、デンゼルはいつもながらにカッコいいです。一方でラッセル・クロウですが、何なんですか、このキャラは!?ジム・キャリーの方がハマり役なんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 3点(2008-02-25 23:22:01)
5.  ディパーテッド
意外にシビアな評価を受けているようですが、私は結構楽しめましたよ。オリジナルを観ていないせいかもしれません。それにしても、ディカプリオは、タイタニックの頃の優男とは全く別人の、良い俳優さんになりましたね。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-25 23:13:37)
6.  ロッキー・ザ・ファイナル
ロッキーの最終章ということで、制作側の並々ならぬ気合を感じる作品ではありました。スタローンも、この歳にしてよく頑張ったと思います。しかし、欲を言えば、クライマックスの試合が今ひとつ盛り上がりに欠けるというか、ちょっと物足りない印象を受けました。4作目までの試合シーンでは体の中から熱くなるものを感じたのですが、本作に関しては、やや冷めた眼で鑑賞してしまいました。本作の演出がイマイチだったのか、私が歳を取ったのか…。ただ、ロッキーという一人の男のドラマとしては、見せ場も多く良かったと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-20 00:21:48)
7.  トランスフォーマー
原作が、あのトランスフォーマーだったとは知らずに観ました。原作をよく知りませんので思い入れとかもありませんが、CGがもの凄いということ以外はつまらない映画でした。ロボットは、やっぱ、自ら意志を持って動くんではなく、人間が操縦してほしいです。この映画にその点をケチ付けても仕方ありませんが…。
[DVD(字幕)] 5点(2008-02-12 20:16:29)
8.  バベル 《ネタバレ》 
繋がっているようで実はあまり繋がっていないという指摘もあるかもしれませんが、3つの舞台それぞれ、監督さんの言いたいことは首尾一貫していて、よく作り込まれた映画だと思います。どれも悲劇ではありましたが、とことん悲惨というわけではなく、最後はある程度救われた形にしたのは、監督さんの優しさでしょうか。観る側にとっても、嫌な後味だけが残る映画になっていなくて、その点でも良かったと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-02-12 20:08:30)
9.  きみに読む物語 《ネタバレ》 
あまり感情移入できませんでした。最後もベタすぎません?2人ともどう見ても明日の命すら危ぶまれるほどの状態には見えませんでしたが、そんな奇蹟は起きませんって。若い頃の恋愛話は意外と悪くなかっただけに、年老いてからのシーンにもう少し工夫が欲しかったです。理由は分かりませんけど、なんか、2人に対して感情が沸き上がってこないんですよねぇ。
[DVD(字幕)] 5点(2008-02-06 23:06:57)
10.  デジャヴ(2006)
細かいところを突っ込みだすとキリがありません。そういう重箱の隅を突つく的な見方は、こういう映画にはそぐわないんでしょう。要は面白かったか面白くなかったかということなんですが、まあまあじゃないでしょうか。ただ私の場合、デンゼルが好きな分ひいき目に観てしまいますが。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-06 22:54:29)
11.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
私、ファッションとかブランドには疎いので、最初のアンディの格好だって「そんなにひどいか?」と思って観てました。また、アンディがある時期を境にオシャレに変身するのですが、あれがどの程度格好良くて素敵なのかも私の感覚では分かりませんでした。 さて、ストーリーですが、至って平凡です。必死に働いてようやく認められつつあったのに、結局元の木阿弥に戻ってしまうというのは、有りがちな典型パターンの1つだとは思いますが、イマイチすっきりしない終わり方でした。と言うか、この世界を投げ捨てて元の生活に戻ろうと思った動機が、どうも弱いような気がします。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-06 19:27:10)
12.  リトル・ミス・サンシャイン
涙が出るほどの感動はありませんでしたが、ほんわかと心地よい温かさに包まれる良作でした。どう見てもミスコンに出られるような美少女には見えないオリーブちゃんですが、最後にこういうオチを持ってくるとは、想像だにしませんでした。最後の最後で、ようやくこの子が愛おしく感じられて、「やられたぁ」という感じです。あとは、寡黙なお兄ちゃん役の存在も大きいです。助演男優賞を獲ったという爺さんについては、最早言うまでもありません。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 23:18:37)
13.  スパイダーマン3
ストーリーはやはりお子様向きです。まあこの手の映画に緻密な設定を求めても仕方がありません。多少の矛盾があろうと脚本に無理があろうと、スカッとアクションが楽しめればいいわけで。そういう意味では1や2以上にビジュアル面で進化した本作は、娯楽映画として充分な商品価値があると言えます。大画面TVとマルチサラウンド環境が、最もその真価を発揮する類の映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 22:57:00)
14.  風と共に去りぬ
なんちゅう性悪女!って感じなんですけど、どこか憎めない。可愛い。とにかく、こんな女が身の回りにいたら迷惑だろうなあ。さてストーリーの方は、スカーレットの波瀾万丈の半生を描いた挙げ句、結局つまり何だったんだよというようなラストシーンですが、途中は見事に引き込まれました。面白い作品だと思います。 
[DVD(字幕)] 7点(2007-12-30 21:29:52)
15.  硫黄島からの手紙
ドンパチシーンの迫力は凄いのですが、あくまでも音響的な意味であって、もう少し生々しい殺戮シーンというか鬼気迫る演出が欲しかったような気がします。つまり、ドラマというよりは軍事アクションにやや傾倒気味かなと感じたわけです。あと、キャストですが、二宮君では青臭すぎてこういう役柄にはどうも合いませんね。渡辺謙、伊原剛志、中村獅童らの迫力に完全に力負けしてます。
[DVD(字幕)] 7点(2007-12-30 15:19:43)
16.  パンズ・ラビリンス
第2次世界大戦下のスペインという現実世界と、ヒロインのファンタジー世界とのバランスが絶妙な映画でした。全体的に重く暗く切なくそして痛い映画でしたが、観賞後は清々しい気分に浸れました。純粋に面白かったなと。あらすじが分かりやすく論理的にも破綻していないことが好印象だったのかもしれません。あと美術と音楽も良かったです。
[映画館(字幕)] 8点(2007-10-19 02:16:32)
17.  ボーン・コレクター 《ネタバレ》 
デンゼル以外に全く観るべきものがないという、キャストが豪華なだけの典型的な薄っぺら映画です。原作はどうだか知りませんが、こんな犯人と犯行動機じゃ納得が行きません。犯人が出てきても、それが一体誰なのか記憶の片隅にもありませんでした。どこに出ていたのか、もう一度見直そうかとまで思ったくらいです(結局、そこまでするほどの映画でもないかと思ってやめましたが)。5点は全てデンゼルに。アンジーは別にどうってほどでも。。。
[DVD(字幕)] 5点(2007-06-05 00:11:48)
18.  カポーティ
好き嫌い以前に人を選ぶ作品です。というのも、まずカポーティの行動原理と深層心理を理解するのが難しいです。彼は、親交を深めた犯人の男を救いたかったのか、単に自己の利益のために利用しただけだったのか、映画を観ていてもはっきりした答えは見つかりませんでした。そのどちらでもあったように思います。次に、そうまでして書き上げた「冷血」という作品がどんな作品なのか、この映画を観るだけではよくわからないという点です。一応朗読会において一部その本文が明らかになりますが、それだけでは不十分です。まあ、この点に関しては、興味があれば原作を当たって下さい、ということなのでしょう。そして3点目は、何よりも延々と静寂なシーンが続くという点。これは睡魔との戦いになります。もう少し話の抑揚を付けてほしかったですね。主演のホフマンが主演男優賞ですか?まあ、確かに巧いのでしょうが、元々クセのあるキャラクターを物まねにより演じたわけで、役得だという気がしなくもありません。
[DVD(字幕)] 5点(2007-06-04 23:45:32)
19.  南極物語(2006) 《ネタバレ》 
どうしても本家本元との比較で語らざるを得ません。オリジナルは、取り残された犬達が次々に力尽きて死んで行く様が直接的に描写された作品で、愛犬家には(悪い意味で)堪らない作品でした。対して本作は、そういう悲壮感は全くありません。殆どが生き残るからです。チームワークを発揮して鳥を狩ったり、運良く基地に潜入して食料品を漁ったり、ヒョウアザラシからシャチの死骸を掠め取ったりと、実に適応力があり運にも恵まれています。主人公が必死になってお迎えに来なくたって、この先何年でも生き延びたんじゃないだろうか(笑)と思わせるくらい、南極という環境に適応しています。というより、南極の過酷さを実に甘っちょろいものにしています。この辺りがディズニー映画っぽいといえばそれまでなのですが、犬が可愛いから点は甘くなります。愛犬家には(良い意味で)堪らない作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-23 01:02:02)(笑:1票) (良:1票)
20.  ディアボロス/悪魔の扉
アル・パチーノ節が炸裂していました。本作では比較的地味な存在だなぁと思っていたんですが、やはり最後にアレが待ち受けていましたか。もう、アル・パチーノのために無理矢理脚本を書いているかのような大演説でした(笑)。話自体は、オカルトがあまり好きじゃないせいか、今ひとつ面白みに欠ける印象でした。法廷モノにしてしまった方がある意味良かったんじゃないかと思ったりして。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-05-20 02:44:15)
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