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コメント数 783
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1.  AVP2 エイリアンズVS. プレデター 《ネタバレ》 
もともと、エイリアン&プレデターはこういう映画なんですよ。グチョグチョ、グログロで真っ暗画面。まぁ、今回は度が過ぎて暗い感じもありますが、こんなもんですよ、本来は。キャラが明るくて見え見えだと、ホント幼稚臭いんだよね。 皆さん、もしかして前作のポールちゃんのバージョンがお好きなのでしょうか? 明るくて、説明がくどくて、プレデターがヒーローで、アメコミちっくで、プロレスバトルが好みなのかな? 少なくともポールちゃんのよりは全然こっちの方が優秀ですよ。 まず気に入ったのは、プレデターが正義の味方で無いところ。残忍で容赦なく描かれているところが◎。これで正解。顔もポール版のように乙女ちっくでなくて良かった。 あと、エイリアンの血液の破壊力が、リドリー版エイリアンのものと同等に描かれている(宇宙船の床を3層ほど溶かす)。 さらに、今回はプレデターがキャノン打ちまくり。エイリアン殺されまくり。&人間殺されまくり。完全にホラーに転化されました。とてもナイス。 ただ、突っ込みどころは満載ですよ。プレデリアン成長早すぎとか、前作のプレデター達弱すぎとか、プレデリアンのキャノンピストルがダサイとか、バタリアンやバイオハザードみたいなお馴染みの核爆オチとかね・・・。  本来、エイリアン&プレデターは悪趣味専用のものですので、ポールちゃんの作品に影響を受けて勘違いしないようにして頂きたく思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-06 17:16:42)
2.  リーピング 《ネタバレ》 
確か、『ハムナプトラ』でも「十の災い」なんてのが出てきたな。 これは、古代エジプトで奴隷だったイスラエル人を救うため、エジプトに対して神が行った十種類の災害なのだけど、作品に反映されているのはその“効果”のみであり、映画的な狙いと言えば、ビジュアル的に面白い題材だろうなといった、むしろ思いっきり肩の力を抜いたものになっています。 堅苦しい解釈は度外視にしたものであり、逆に言えば歴史やエジプト紀に詳しいとか詳しくないとかは全く問わないのである。 川を血に変えるなんてのはチョット古いし、蛙繁殖+ぶよ繁殖+虻繁殖+蝗繁殖って繁殖もの多いし、腫れ物ってのも地味だし、長男死ぬってのも何だし、暗闇ってのもコレまた地味だし・・・、一見あまりビジュアル向きでは無いようにも思えるが、逆にこのあたりを使うことにより、序盤のオカルト的な雰囲気を出すことに成功している。そして終盤に派手な演出である“雹降らせ”をもって来るという、ある種計算されたプロットとなっているあたりは、手堅い作品と言えるのではないだろうか。 あと、忘れてはならないのが、終盤手前のイナゴのシーン。これで中だるみを阻止しているようにも思える。 完成度はまずまずの佳作といった印象だ。個人的には掘り出し物かも。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-01 15:18:48)
3.  ミスティック・リバー
生々しい作品です。私自身は、ジミー(ショーン・ペン)の考え方に共通するところが多く、彼と同じように“一度頭を打たないと分からない”性格であることも承知しているのですが、人間っていうものの性分というか、性格なんてものはなかなか変わらないものでして、今でもその考え方は変わらないし、実のところ変えようとも思っていないのでしょう。
[DVD(字幕)] 10点(2008-01-01 14:58:00)
4.  トランスフォーマー
CGによる映像技術を楽しむがための作品ですね。 ストーリーに関しては、大人・子供問わず“全く興味を引かない”ものとなっています。つまりはVFX一辺倒なフェチ向きな作品であり、ゲームマニア又はロボットマニアにはたまらないものなのかも知れません。 私自身、DVDで購入したことに対し相当に後悔しました。CG映画は好きなのですが、度が過ぎる。
[DVD(字幕)] 3点(2008-01-01 14:48:49)
5.  スーパーマン リターンズ 《ネタバレ》 
子供の頃に初めて行った映画館で見たのが『スーパーマン2-冒険編』でした。とてつもなく面白かったですよ。鳥山明(ドラゴンボール、アラレちゃん)がまともに影響を受けているのがコレ(『スーパーマン2-冒険編』)だと思います。例えば、かの有名なスッパマンや、超人的な強さを持ったロボット(アラレ)異星人(悟空・ベジータ)などなど。 今回は正に、この『スーパーマン2-冒険編』後の5年後が描かれているのですが、個人的には「リメイクの方が良かったかも・・・」なんて思っています。何故なら、やはり旧作と今作ではVFXの技術が違いすぎますから。ただ、作品の出来としては手堅くまとまっており、流石に『X-MEN』のB.シンガーだなと思わせます。 少しCGに違和感が有るシーンも見受けられますが、迫力+スピード感も十分に味わえるように出来上がってますよ。 特に僕らの世代は、飛行機が降りてきて観客に拍手で迎えられるシーンで完全に燃えるんですよね~。レビューワーの方には「涙が出た」との意見も!。感涙されるのも無理ない話でございます。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-01 12:59:21)
6.  シークレット ウインドウ 《ネタバレ》 
ちょっと近年(作品群でも後半)のキングはスランプというか、マンネリというか・・・。語り手としての技量に衰えはないものの(描写力)、アイデアに困っているというような印象を受けるのです。『キングダム・ホスピタル』の脚本書いてみたり(リメイクですからね)、『トム・ゴードンに恋した少女』にしても森で女の子が迷子になる話しなのに何故か野球選手との交流であったり(ちょっと唐突なんですよね)、『デスペレーション』『ローズ・マダー』のように前半と後半が信じられないぐらい作品の調和がとれてなかったり(後半はあまりにファンタジック)。 そしてこの作品。確かにちょっとオチがベタですよね~。キングがよく主役に抜擢する作家さんの話しですから。特に自らが犯人という展開はキング自身の短編である『バネ足ジャック』を思い出しましたし・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-22 21:32:32)
7.  ライディング・ザ・ブレット
原作はキングの初の試みとなる電子出版。自身、交通事故直後に書いた作品ということも重なり、少々とまどいとトラウマを感じさせるものとなっている。同時期に製作された『ドリーム・キャッチャー』『キングダム・ホシピタル』にもそれと同じような場面を見受けることができます。 キング作品で多く描写される60年代のナンバーも盛り込まれているし、監督ミックギャリスの独自の主観も十分に発揮されていることから、原作よりも有る意味、味わい深い作品となっていると思う。とくに主人公アランの人物描写は原作よりもより掘り下げられている(冒頭に謙虚に表れている。このようなケースは珍しい)。 恐怖描写だけではなく、『刑務所のリタヘイワース』や『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる感情溢れる描写もきちんと描けている点にも好感が持てる。 正直なところ個人的には原作よりも上手く出来ていると思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-22 21:07:42)
8.  ポセイドン・アドベンチャー<TVM>(2005)
「早くも地上波初登場!!」(テレビ東京の番宣) このタイミングでこのキャッチコピーは明らかに詐欺である。
[地上波(吹替)] 4点(2006-10-22 20:27:44)
9.  地獄の黙示録
カーツ大佐はベトナムでの闘いで自分の中(アメリカ)に潜む偽善と嘘に気付いたのではないだろうか。 ベトナムの子供に予防注射をしたが、その子供達はベトナムの兵士により腕を切り落とされたと・・・。彼ら(ベトナム人)には恐怖は存在しない。狂気そのものなのだ。 偽善や自らの社会的地位と確立、或いは浅はかな思い上がりで戦場に来たアメリカ人兵士達とは“殺し合う”という意識が全く異なっていると痛感したのだろう。カーツの言う「恐怖を友にしなければいけない」とはそのことを指していると感じる。 人間の内にある暴力性を訴えかける戦争映画は腐るほど有るが、この作品はそんな単純なモノではない。闘うために必要な“恐怖と狂気をコントロールすることが出来る道義心”或いは“自由に対する欲望と精神的強さ”が自らに有るのかどうか、それをカーツは身をもって経験したのではないか。ベトナム兵士はそれを持ち合わせていた。しかしカーツ(アメリカ)は己の中にある恐怖に屈し、精神は分裂した。つまり敗北したのである。闇の心すなわち恐怖である。 この作品はベトナムが舞台では有るが、ソマリアやイラク等の中東におけるアメリカの関与にも十分に連動した内容であり、それに対する批判と警告を指したコッポラによる独自の考えである。偽善と虚による闘争心と本能を題材とした哲学なのだと思う。
[DVD(字幕)] 10点(2006-01-29 09:58:24)(良:1票)
10.  ゴジラ FINAL WARS
ショッキングな作品を見てしまった。ゴジラ映画を見るのは初めてなのですが、これは一作目(1954版)のものとは別物と捉えればよいのでしょうか・・・。初代ゴジラ(1954版)に対する皆さんのレビューの点数が異常に高いだけに最終版となるこの作品を拝見するにあたり大変ビックリしました。 確かハリウッド版ゴジラが製作された際に「東宝を見習え!」「ゴジラをなめるな!」的なレビューを多数見かけたと記憶しているのですが、これが東宝の創るゴジラなんですか? それともこの作品のみが失敗作(超愚作?幼稚物)なのでしょうか・・・。 ミニチュア(不器用な作り)・セット・衣装&美術(特にこれは酷すぎる)・CG(これも最悪)全てに置いて腐れ外道的な仕上がりではありませんか! 物語にいたっては究極の馬鹿。ミュータント?ウソでしょ~(ここに来て戦隊モノですか!?)。シーンぶつ切りウソでしょ~。詰め込みすぎウソでしょ~。下の方が言われる通り、子供にすら馬鹿にされるような臭さ。そんな間抜けな作りしてるくせに妙にシリアスな演技しやがるせいで台詞聞き取りづらいし(特にケインお前じゃ!)! 過去の全作品に対するオマージュ?。オマージュって【ダイジェスト】という意味だったっけ? 開き直りのギャグ狙いだとしても糞だな、こりゃ。 嫌気がさすタイプのアホ映画だ。
[ビデオ(吹替)] 0点(2006-01-01 13:01:11)(良:4票)
11.  ソウ 《ネタバレ》 
まさに密室劇の様相を呈しているのですが・・・、部屋の中央で倒れてた死体。あれじゃ「後で何か有るな」と勘ぐってしまいますよね。 舞台劇のような作品を期待していたのですが、結局回想シーンを連発するあたりにイライラがつのってくる。犯人さん“命を大切に”って、自ら他人の命を縮めてるやんけ!しかも弄んでるし! っていう突っ込みは野暮だよな。だけどチョット無理あるかもね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-06 18:31:17)
12.  インビジブル(2000)
人間(男)に対して正直な映画。聖人君子は省く。いないけど。 【CG得点:7点】
[地上波(吹替)] 3点(2005-10-03 11:58:59)
13.  フロム・ヘル
ジョニー・デップ、今回はイマイチです。作品のトーンを意識した無表情で抑えた演技には好感が持てるが、滲み出る人間味や男臭さが出ていない。娼婦&惹かれた女性に対する男としての微妙な反応が表現されていないと感じた。 演出面にしても微妙。ダークな雰囲気は出せているが重厚感ががない。馬の蹄の音や足音などの効果音が軽いのが原因か、もしくは音楽が中途半端だからか・・・。演出&台詞も普通なので面白くない。ただ、殺害によるショックシーンや解剖シーンに見られるサイコな描写に見所有り。この手の映画は生々しく殺人シーンを表現することにより真実味や恐怖感が湧いてくるので、これぐらい行き過ぎた描写も必要なのだろう。
[ビデオ(吹替)] 5点(2005-10-03 11:51:17)
14.  トロイ(2004)
『アレキサンダー』『キングダム・オブ・ヘブン』『キング・アーサー』etc。 気を付けろ! 『ロード・オブ・ザ・リング』以降、開発したCGソフト(群衆シーンを制御出来るプログラム)を流用したいが為だけの映画が横行しているぞ!
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-03 11:35:08)
15.  ナッティ・プロフェッサー2/クランプ家の面々
その後、クランプトン教授は道路でジプシーの老婆を来るまで轢いてしまい、ジプシーの呪いによって干涸らびる程痩せていくことになる。【痩せゆく男より】 ・・・ウソですゴメンナサイ。
[ビデオ(吹替)] 1点(2005-10-03 11:28:55)
16.  ペイチェック 消された記憶
フィリップ・K・ディックな作品です。見てるとだんだん退屈になってきます。何故なら、これまでのハリウッド風味(しかも近年)の映画でしかないからです。物語&脚本の新鮮味ゼロ。アクションの新鮮味ゼロ。恋愛の新鮮味ゼロ。特殊効果の新鮮味ゼロ。爆発シーンの新鮮味ゼロ。最後のオチの新鮮味ゼロ。ベン・アフレックの演技力ゼロ。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2005-10-03 11:19:43)
17.  タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM>
タイムトラベルものは面白くて当たり前。だからこの作品もB級感溢れる低予算映画にもかかわらずソコソコ面白い。未来の人が被災現場を観光するなんて最高じゃないか! かつての事故現場に同じ人物が写っていたなんて描写も大好きである。あの変なタイムトラベルに使う機械もチープで最高。トリニティーもどきの謎の女性も申し分の無いキャラクター(レトロでB級感が満ち溢れている)。主人公の俳優もモッサリとしてて味が有ります。この手の作品ですから!物語が破綻してるのなんて気にする必要は無い。日本の年金制度が破綻しているのに比べたら可愛いものなのだよ、諸君!
[地上波(吹替)] 6点(2005-10-03 11:11:45)
18.  ワンス・アンド・フォーエバー 《ネタバレ》 
何の新鮮味も感じることの出来ないベトナム戦争映画。ラストで坂を駆け上がりながら突入するシーンも既に以前の映画で何本も作られているし(ハンバーガーヒル等)、奥さんの元にご主人の死亡届が届くという悲哀の有るシーンも今や語り尽くされている。戦場カメラマンを絡めたドラマにしても腐るほど存在する。つまりは、それらの寄せ集め映画である。今更、送られるメッセージでは無いような気がしてならない。制作意図を問うてみたいです。 あと、やたらと“アメリカ万歳映画”に対して過剰反応を起こしてしまう人が多いのには思わず引いてしまう。確かに私自身もそういった映画にはあまり感心はしないのですが、悲しいかなコレはハリウッド映画です。あまりに執拗に気にし過ぎると【米】映画なんて見れなくなってしまいますよね。“怖いくらい”に反米心の強い人が多く見受けられるのにはチョット驚き。
[地上波(吹替)] 3点(2005-10-03 10:28:11)
19.  ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 《ネタバレ》 
ロバート・デニーロという俳優は不思議な人である。抜群の演技力と存在感により嘗てハリウッド界を震撼させた人である。現在もその魅力は失われておらず、この作品においても抜群に渋い演技を披露している。しかしだ!何でこの人は作品を選ばない!ハッキリ言っておこう。この映画は本当に面白く有りません。『シックス・センス』を見た後で『アザーズ』を見るようなものです。『ザ・ファン』『RONIN』等の出演作品も同じく奇怪な作品である。特に昨今の出演作品は質が悪い!『シャーク・テイル』で声優なんかしなくていいよ~!。ハリウッドの役者って脚本を読んでから気に入った作品の役を引き受ける人が多いようだが、彼は事前に脚本を読まないのでしょうか?もっとドッシリと構えて欲しい気がするのです。 更にダコタ・ファニングですが、こちらも子役とは思えない程のシリアスで抑えた演技。生意気だけど才能が有りますね。 あと、ファムケ・ヤンセンは『X-MEN』の印象が強いながらも、なかなかの演技派です。きっちりと手堅い演技に好感を持った。 最後にエリザベス・シューですが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのジェニファー役以来に拝見しました。まだまだ若々しいですよ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』で老けた未来のシーンが有ったけど、決してそんな風にはなってません!
[映画館(字幕)] 2点(2005-09-21 19:54:47)
20.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
ピーター・セラーズ良いですね。ロリータでも変幻自在な演技を見せて片鱗を覗かせていましたが、強烈な個性の有るキャラを3役もこなしてしまうなんて頭が下がります。これぞプロの役者という感じで見ていてとても感心させられた。この人の演技を見ることが大きな楽しみの一つである。 作品の中身も非常に秀逸で、核の恐ろしさと言うよりも人間の愚かさを皮肉タップリのユーモアにより痛烈に風姿している。核による攻撃の防止策が自らも核を持つことなんてのはホント馬鹿げた話である。今だにアメリカなどは他国が核を持つことを好まず、破棄を申し立てる(北朝鮮の6カ国会議)。自らの国が一番多く核を所持しているのにね・・・。フランスやインドも核実験を行うなど、大量破壊兵器による危険性は増すばかりである。キチガイが一人いるだけで世界の破滅を呼び起こすなんてのは本当に恐ろしい。そんな折りに日本はいまだに憲法九条がどうのこうの(イラク派遣の是非)と言ってる段階です。ホント可愛い(呑気な)ものですね。 ラストシーンなどはゾッとさせられます。大統領を総督とか呼んじゃって!最後はイカレタ博士に奇跡が起こる(車椅子から立ち上がる)。まさしく博士の異常な愛情には呆れるばかりである。
[DVD(字幕)] 10点(2005-09-21 19:06:00)
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