1. ロボッツ
普通! もちろん映像はキレイだし、面白いアイデアもある程度うかがえる。 でもロボットの世界なのに、人型ロボットや、行動も人型、アクションもある程度人間っぽい感じになってるので、もっと自由にできるんだからさらに驚くような発想があってもよかった。ロボットにしかできないことをもっとやってほしかった。ロボットじゃなくても、例えば虫とか宇宙人の世界に置き換えてもできることなんで、あんまり基板を活かせてないというか。 主人公や相棒のおとぼけキャラ、ほか悪役などもどこかで見た感じでいまいち。押しが弱い。意外に好感もてない。 お話も主人公が挫折して、後半逆転するっていうお決まりのパターンではあるけど、分かりきっていてもインパクトが薄い。ちょっとじれったい。少し時間も長く感じてしまう。 もちろん子供向けの軽い映画なので、多少の展開の不自然さやメッセージ性云々についてとやかく考えるのは無粋。「これはこうなってるんだな」って何も深読みせずただ面白い映像を流して見るだけで十分。ありきたり、何の罪もない映画です。 こういうCG系? のが好きで他のピクサーとかの映画は網羅してるなら見てもいいかもです。 [地上波(吹替)] 5点(2012-07-25 02:54:08) |
2. ウォーターワールド
けっこう面白いと思ったんですが……。 テーマもずっと海の上で、独特な構造の船とか世紀末的な感じとか好きです。主人公のちょいワルキャラも。序盤はかなり面白く仕上がってます。 まあ、ストーリー展開はベタベタの王道で、なんの害も罪もない安心ヒーローものですが、映画で見せたいのはストーリーとかメッセージじゃなくて「ウォーター・ワールド」の世界観とか雰囲気だと思うので、そしてそれが十分出せているので自分の評価は良いです。何より見てて飽きない。CGもあんまり使ってないのにファンタジー色がある。 確かに都合よく進みすぎ、お話にひねりも効いてない、主人公無双、対象年齢は低くアクションも普通ですが、海と空の形がない背景が新鮮で、テレビでやってたらチャンネルを変えずになんとなく見てしまう魅力があります。音楽も悪くないです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-23 03:35:04)(良:2票) |
3. リベリオン
《ネタバレ》 感情を抑制することによって、争いがなくなった近未来。感情を抑える薬を摂取しない人々は捕まって処刑されるという。その中で感情に芽生えた捜査官の活躍。 感情表現を喚起させる芸術や音楽の類は徹底的に排他されて、機械的な世界。 アクションは後半なかなかすごいけど前半はだれる。あんまり動かない。 ジャンルはアクションっぽいので、あんまりメッセージ性のある深いお話はいらなかったかも。無感動な人々と、独裁する社会の世界観はしっかり作られてておもしろかったけど、カッコイイ映像を期待してたので。無感情な主人公がだんだん生き生きしてきたり、それがバレないようにするのも見所あった。あと子どもが実は良いやつやったってのも嬉しかった。 独特の格闘術はまあまあってところ……。 ラストの暴れまくるところは主人公無双で爽快でした。 しかし、直接的な描写はなかったけど生きたまま焼き殺すのはちょっと嫌かな。 その殺されるおばさんも、もっと魅力ある若くてきれいな女優にすればいいのに。 主人公やら、その他主要キャラの雰囲気はみんなクールに徹しててよかった。最後はちょっとあっけないかも。平山夢明の短編小説『オペラントの肖像』に似てる。というか元ネタのような気がする。 なかなか悪くない映画でしたが、他人に勧めるほどでもないので6点です。 [地上波(字幕)] 6点(2012-07-18 20:31:27)(良:1票) |
4. ファイナル・デッドブリッジ
《ネタバレ》 どういうシリーズか理解してたら期待通りで非常に面白い映画。 90分と短いし、内容も薄いので深く考えずに友達とワイワイ見れます。迫力ある映像もあるし。特に最初の橋の予知の場面はすごかった。 死に様もどんなのかわくわくする。余計なシーンもなかったと思います。 死亡フラグと思ってたのが違ったり、直前でセーフ、と思いきやいきなり死んだりしてドキドキした。 全員死亡はちょっとヤな感じですが。予知のビジョンで生き残ってた女性も死ぬのはどーして? 死に方もみんな意外とあっさりしてた。とにかく人が死ぬ内容なんだから最後は誰か生き残ってハッピーエンドにすればいいのに。 1につながるラストは悪くなかった。エンディングスタッフロールの、ハプニング集みたいに流れる、シリーズの死に様集は笑えた。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-18 15:55:00) |
5. ソウ
まさにラストの衝撃は圧巻。 そして、「やあ、○○○○、私はゲームがしたい」の語り口調や、ゲームの内容は、今までありそうでなかった、誰もが少しは持つ残虐な心を露骨に押し出している。ただ単に拷問しまくる残虐映画とは一線を画す。シチュエーション・ホラー? というのか、そういう新しいジャンルの確立だと思う。全7作品までダラダラと引っぱるのも分かる。世界観が気に入った人はずっと見ちゃうと思う。 何よりも、深く感動した……。 命を大切にするジグソウの考え方に深く共感し、命の重みについて考えない人間はまさに、生きるに値しないと思った……。 レンタルビデオ屋も、この映画をホラーのコーナーでなく、感動もの・ヒューマンドラマのコーナーに置くべきではないか……。 [DVD(字幕)] 9点(2012-07-14 18:38:17) |
6. ブルース・ブラザース
《ネタバレ》 とにかくセンスのある映画。 ドタバタコメディっぽいけど、本質はそうじゃない。 音楽の素晴らしさを……とまで仰々しいテーマでもないけど、そう感じさせる内容。 様々な音楽界巨匠のゲスト出演はオマケ程度に楽しめる。 主役の2人の立ち振る舞い、始終ダーティに徹した雰囲気、黒ずくめに帽子とサングラスは誰にも真似できないと思う。 オープニングのパトカーでの出迎えから、「気にいらねえ」と橋を飛び越えたり、孤児院で机を引き寄せたりする些細なシーン、教会で神の啓示を受けるところ、ボロイモーテル、メンバーの勧誘での無茶、レイ・チャールズの楽器店での一件や、初めての部隊、ナチスや他バンドや警察との追いかけあい、ホールでの演奏、最後の逃亡から税務署に至るまで、どこをとっても一挙手一投足にセンスがある。 特に、クールなジェイクがサングラスを取って女に命乞いするところとか見所。 「ローハイド」を歌ってる途中にムチを取るところなんかも自由奔放というか、アドリブがきいてる気が好きです。 古い映画なのに、街やパトカーも壊しまくってこんなことしていいのか、と笑いました。信号無視程度の2人の追跡に軍隊まで出動するのは壮大なボケやと思います。 基本、コメディとかミュージカルですが、音楽やバンドの魅力に溢れています。 そんなバカな……ってところも多いですが、きっちりしたサスペンスものならともかく、こういう映画はご都合主義もハメを外した感じもOKだと思います。 警察に捕まっても懲りずに刑務所内で監獄ロック、はとても良いエンディング。 音楽に携わってる人なら、見るべきだとも思います。 真面目で、映画をショーとして見れない人には向いてないかもしれませんね。 [DVD(字幕)] 9点(2012-07-14 18:18:21)(良:1票) |
7. ホステージ
《ネタバレ》 あんまり面白くなかった。 人質をとった犯罪者と交渉する警察署長の主人公が、今度は自分の妻子を人質にとられながらも事件も解決する……みたいな? ブルース・ウィリスより子役とか悪役が引き立ってて多少ドキドキした。 子役が縛られた縄ほどいて電話して活躍するのは、どっかで観たようなかんじ。 後半の、悪役が家に火をつけてFBIと戦うシーンが面白かった。 でも、全体的に中途半端な印象です。 悪役の異常さとか、主人公の葛藤とか設定も、一応はまとまってるけど全然掘り下げてないのでのめりこめない。偶然も多くて都合いいところも多々あり。 あと、ストーリーがけっこう複雑。真剣に見てたけど分かんない場面がけっこうある。 ブルース・ウィリスは感情に任せて無茶やってるあの感じ。 最後はみんなあっけない。悪い奴は全員死んで、主人公や家族は一人も死なないハッピーエンド。えぐいシーンもないので日曜洋画劇場等には受けがいいんじゃないですか。 でも言うほどひどくもなかったけど。 [地上波(字幕)] 4点(2012-07-14 17:11:43) |
8. トイ・ストーリー3
《ネタバレ》 ものすごく良かったです。 最初から最後までまったく退屈せずに見れました。映像もすごく綺麗。 焼却炉のシーンはほんともうダメだと思った。 笑いあり涙ありアクションありでほんと最高! トイストーリーおなじみの行動作戦もドキドキして観れた。 ラストは泣かせるシーンでもないのに突然うるっときたり、世界観が完成してて素晴らしいです。 すごく多いキャラクターが、全て引き立ってるのもすごい。やっぱり主役のウッディとバズのキャラが最高! あと個人的に、サニーサイド幼稚園を心配するウッディに恐竜が言う「いいところに決まってるよ。だってほら、ドアに虹の絵が描いてあるよ!」ってのがかなりイイと思いました。 ボーがいなくなってたり、バズが正気に戻るきっかけが無理やりっぽかったですが、まあ気にならないです。 1人よりも多人数で見ると楽しめます。ハートフルな中にも観る人それぞれ個人の心に触れるメッセージがありました。自分も昔、大事にしてた猫のガーフィールドの人形があったのに無くしてしまってそれを忘れてて、切なくなりました。ものを大切にしようと思いました。 [DVD(吹替)] 9点(2011-09-03 23:04:01) |
9. シャーク・テイル
《ネタバレ》 まあまあでした。ドリームワークスなんで、ストーリーは予想通りの王道。主人公の挫折や仲間や恋人とのいろいろがあって、悪者をやっつける、で、ハッピーエンド。悪者のサメたちも全然悪くなくて、家族思いのイイ奴らなんですが。だからやっつけるというよりは軽いおしおきみたいな感じでした。もちろんハッピーエンドですが、なにもかも丸く収まりすぎて、ハッピーすぎな終わりでした。 魚の描写は確かに変ですがあんまり気にならかったです。主人公・ヒロインの性格や行動は好感が持てました。というか、キャラクターは全て良かったです。 シリアスな要素はほとんどなし、コメディー寄り・友情あり恋愛あり・子供向けです。全て海の情景なので、映像もキレイでした。 [DVD(吹替)] 6点(2011-09-03 00:03:39) |
10. プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂
《ネタバレ》 まあまあ良かったです。主人公の顔が完璧なディズニー顔だった。 殺し屋や小悪党など、キャラクターがみんなよかった。アクションは意外と少なかった。時間を巻き戻すシーンや最後の戦いの場面が良かった、映画館で見たかった。 ストーリーもほとんど意味なし。最後はご都合主義で無理やりハッピーエンド。なんで一番都合のいい時間に戻るのか。これをすれば世界が滅ぶって言ってたことをそのままやっといて、ものすごく良い展開になった。 もっとアクションなりCGなりを増やしてほしかった。ストーリーなんて誰も期待してないのに、なぜちょっとこだわった感じを見せるのか。蛇足。そして、2時間は少し長い。何も考えずに観て楽しむ娯楽映画なんだから、90分でいいのに。 それでも6点。お金かけて世界観出してたし、観ててつまんなくはなかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-22 15:48:45)(良:1票) |
11. ワナオトコ
《ネタバレ》 ソウ4~6の脚本家の映画ということで観ました。 たしかに雰囲気あっておもしろかったです。けっこう緊迫してたし。 90分の映画だけど、(悪い意味じゃないけど)メチャクチャ長く感じた。90分ならもう終わりやろ~と思ってると、ワナオトコがしぶとくてしぶとくて……。 基本、家じゅうに仕掛けられたトラップと、捕まえられた人が拷問されてる映画です。あんまり斬新な罠はなかったです。ワイヤーとか、カミソリとか、釣り針……地味なのばっかり。今までなかったところに罠が増えてるのはおもしろかったですが。 主人公好感もてるのに、最後はサイコ殺人鬼ワナオトコの勝ちでびっくり。そこはぜんぜんスッキリしなかった。悪役は倒して終わってくれよ! 一番残念なのは、やっぱりタイトルの『ワナオトコ』だと思います。原題が『ザ・コレクター』なんですけど、『ワナオトコ』なんて思いっきりB級っぽいタイトルの映画なんか、全然観る気がしないでしょ。邦題つけたやつ、センスなさすぎ……。たしかに中身も、B級っぽいところとか、意味分からんところはけっこうありましたが、退屈せずに観れたので、そんなに悪いわけではない。なのに、タイトルで損してると思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2011-08-03 22:04:37) |
12. パラノーマル・アクティビティ
《ネタバレ》 すごい低予算(150万円)で大成功した映画らしいですね。たしかに、登場人物わずか4人で、場所も1つだけで退屈せず観れたのはスゴイ。製作費もCGも有名俳優も使いまくったわりに大して売れない、中身もない映画には見習ってほしいもんです。 しかしストーリーはとんどないです。ラストも普通。 結局正体はなんだったのか? とか、この後どうなるの? とか、話の筋が気になる人はつまらなく感じるかもです。 それでも、ビデオによるエスカレートしていく恐怖の見せ方は素晴らしいし、時間も90分くらいなので無駄なくサクっと観れます。 コックリさんみたいなヤツとか、屋根裏の写真とかあからさまで良くなかったけど、就寝時の固定カメラ撮影はどれも緊張して観れた。長時間立ちっぱなしはぞくっとしました。 最後まで恐怖の正体が見える形で現れないのもいいですね。プレデターみたいなヤツが出てきたら興ざめです。日本的な、幽霊的な怖さもちょっとあるし、ドーン! っていう音だけのしょうもない脅かしもほとんどないしイイです。見る人を怖がせようと色んな好ましい工夫がされてあります。 稲川淳二の同時解説は笑えます。後半からもう言うことなくなって黙ってるんですよ。「コワイですねー」ばっかりだし。 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-18 19:46:51) |
13. エスター
《ネタバレ》 まあまあでした。オチは楳図かずおの漫画にありそうな感じ。 エスターちゃんの演技はすごく良かったけど、こっちまでその悪い子役っぷりにムカついてきました。母親と視聴者を苛立たせる数々の行為、やりすぎ。 あと2時間は長いです。たいした変化があるわけでもないし、エスターちゃんの正体が明らかになっていくだけでそんな引っ張らなくてもいいと思いました。 ただ父親が正体に気づいてからの変貌っぷりからはドキドキして楽しく観させていただきました。 二人の子役もよかったです。耳の聞こえない娘は応援したくなるけど、息子は別にいらなかったかな。 一番えぐかったのは、やっぱり自分で自分の腕を万力で折るシーンですね。痛すぎる。 エンディングは別に収録されていた方がよかった。 雪のある静かな世界観はよかった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-12-18 19:26:47) |
14. パッション(2004)
《ネタバレ》 意外とよかったです。見る前はキリストの伝記モノなんかおもしろくないだろーなと思っていましたが、古代ローマっぽいイメージの風景とか生活感もあって最後まで退屈せずに見れました。 話題になっていた拷問のシーン、アメリカではショック死した人もいるということで身構えてみたけど、それほどむごくなかった。拷問って言ってもそれらしいのはムチで打たれてるシーンで、その後は血だらけでフラフラしてて痛みに耐えてるだけ。今では他の映画でもっと酷いのたくさん出てきたのでショックも受けず見れました。嫌な気分にならずに、普通のシーンとして見れたのはよかったです。 最初からノンフィクションだと分かっているとつっこみどころがあっても「実際こうだったんだから」と落ち着いて見ていられるのは伝記モノの強みですね。反面、物語が分かってるので盛り上がりがないのが欠点ですが。でもさすがに最後の天変地異でイスがきれいにバカー!って割れるのはわざとらしすぎでした。 自分はキリスト教ではなく聖書も読んだことがないので、ちょっと有名な場面とか詳しく知れておもしろかったですが、これって全部聖書に書いてあって場面もアメリカ人なら馴染みのあるところばかりですよね。よく知ってる絵をそのまま映画にしたようなだけの感じにならないんでしょうか。 あと、知っていないと意味不明の場面が多かった。おれはパンフレットというか解説書を見つつ映画も見たから分かったけど、なければ理解できない場面、たとえば手を水で清めると「この件からは手を引く」という意味とか、絶対わからない。映画中には何の説明もないし。 それにしても、メル・ギブソンはすごいと思います。細部までこだわりまくってるし、自分がまったく出演していないのがスゴイ。俳優が監督やると、主演やら脇役でも自分も出てるもんですが、映画に対する熱心さが、「キリストの話を見てほしい」という意気込みが伝わって、監督をより好きになりました。 言語も当時のものに変えているみたいだし。しかも役者や映像のセンスもすごいイイです。冒頭のクールな森の場面から悪い映画ではないと思わされました。 でも、映画自体はもちろん史実どおり、どんでん返しもなく想像通り、雰囲気とセンスのおかげで退屈はしなかったけど、終わったらキリストの事がよく分かっただけっていう感想でした。隣人愛とか、キリスト教に惹かれもしましたが。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-16 14:24:13) |
15. ザ・スピリット
《ネタバレ》 「シンシティ」のハードボイルドな雰囲気が好きだったので、見てみたんですが、意外に面白くありませんでした。 映像がしょぼいし、ストーリーは別に期待してなかったけどそれでもひどいと思ったし、描写も非常にゆるくなってて(残酷なシーン・エロいシーン・ギャグシーンなど)それは子供向けっぽいつくりにしてるのに、主人公が女たらしでカッコつけまくるという、ちょっとどういうスタンスか分からない。 明らかにシンシティより劣ってるのが残念。原作はもちろん知らないけど、主人公のマスクもありきたりすぎてびっくり、もっと他に特徴出せよ!って感じです。黒の普通の目の開いたマスクやからね。 でも悪役のサミュエル・L・ジャクソンはやっぱりいい味出してました。ぶっとんでるキャラうまかったです。彼のおかげでだいぶ見れる映画になったと思います。後半の、縛られた主人公に長々と語るシーンは退屈でしたが。部下のスキンヘッド達もあんまり……。 全体的に、ハードボイルドじゃなくてお笑い色が強かったです。そして主人公に人間味持たせようとしてた感ばりばりで、ホントに普通のオッサンでした。ベタベタでもいいからもっと渋い雰囲気出してほしかったです。ヒロインも魅力ナシ!でもある程度の映像効果や悪役で気づけばのめりこむよーなところもあったりで言うほど酷くはなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2009-11-13 12:03:19) |
16. バタフライ・エフェクト2
《ネタバレ》 ダメだった……2というより、1のパクリみたいな。 仕事と恋愛とタイムトラベル。過去に戻る動機も安っぽいし、見てて分かりにくいし。 なんか1は純粋な感じがしたけど、2は仕事とかお金・会社が絡んできて眠かった。ラストで純愛みたいになっても、それまでグダグダしてて入り込めない。 でも2だけ見たらまーまーおもしろいかも。1が良い映画だったので、比べると酷い評価に。見るなら1だけオススメします。 [DVD(字幕)] 4点(2008-08-23 21:30:30) |
17. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
タイムトラベル・サスペンス。 見始めてしばらくは難しいけど、後々どういう流れか理解できる。その流れが面白い! 過去の日記(?)を読むことによって、その時間にタイムスリップ、記憶はあるからいい方向へと修正→現在に戻る。けど、また別の不備があってまた別の過去へ……をくりかえす。見ている方も、そうした面白いパターンが分かって全然飽きない。 数々の意味不明の伏線も全てスッキリ回収、「ああ~! そうだったのか」って思うところがいっぱい。 そして主人公が選んだ結末。ストーリーもいいけど、流れが最高によかった。 エンディングのオアシスの歌もいい感じ。 タイムトラベルとか、パラレルワールド好きにはたまりません! [DVD(字幕)] 9点(2008-08-23 17:39:50) |
18. コンスタンティン
《ネタバレ》 世界観・雰囲気良かった。地獄への移動の仕方や悪魔が聖水に弱いとかのルール的なものはよく知らないので納得させられるしかない。というか、制作側が作った武器とかの設定と同じく、「そういうものや」と思えば全然気にならなかった。 場所は同じだけど世界が違うある種パラレルワールド的なものはスゴク良かった。移動の仕方やカメラワークなんかもかっこいい。主人公のまとうちょいワルさとダークな雰囲気が人間味があって入り込めた。葛藤したり、激昂したり、クールだったりダサかったり。キアヌはいい役者やな……。武器がダサかったり、展開や行動に多少強引なところはあったけど、そんなキアヌのカッコよさが見れて嬉しかったっす。途中BGMでなんでか超ジャズの『テイク・ファイブ』が流れてオシャレ。監督の趣味かな。CGキレイだった。でもバトルはあんまり激しくなくて残念。最後も全然戦いじゃないし、激しいアクションが少なかったのも残念。 [DVD(字幕)] 7点(2007-10-29 22:54:33) |
19. サイレントヒル
《ネタバレ》 原作のゲームをちょっとでもプレイしたことがあるかによってだいぶ感想が左右されるゲーム。自分は1はないけど2はある。それでかなり面白かった!最後はCG使いまくってどや!って感じ丸出しやったけど、素直にストーリーも深くて(よく考えないと分からない)、雰囲気がゲームと全く同じで良かった(どちらも、原作をやったことない人はピンと来ないと思います)。エンディングは色んな解釈があるけど釈然としない感じ。でも他のチャラいホラー映画にはないダークさ。異世界的・ダークな雰囲気が好きな人ならどう感想を持てど、飽きることなく最後まで見れると思います。映像も美しい。そして怖くはないけど、エグい。特に魔女裁判の火あぶりシーンは救いがなく最悪で、脳にこびりつきますよ。ゲスト出演ぽい『三角頭』はかなりいい味だしてた。殺し方はどれもひどかった。あと個人的に、赤い服を着た看護婦(ゾンビじゃない方だよ!)が最高!顔を見せなかったり、主人公が近づくと(完全にゲームらしい動きで)隅へすすす……と逃げたり。『サイレント・ヒル』『バイオ・ハザード』を彷彿とさせる1シーンだった。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-04 02:49:56) |