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1.  ザ・バンク -堕ちた巨像- 《ネタバレ》 
この手の外国映画で関心するのは、地名も国名も全て実名 が使われ、企業名も少しもじった程度なのでリアリティが感じられることです。 日本の映画もドラマもなぜそうならないのか、法的なルールがあるのでしょうか。  それはさておき、内容については怪しげな意味深な人物が次々に現れてサスペン スが盛り上がり期待が膨らむのですが、その割には何となく尻すぼみで拍子抜け な終わり方。黒幕の頭取も当初は冷酷無比な悪役ぶりなのですが、ラストはイス タンブールの街を一人でよたよた逃げ回るのはなんともいただけません。  美術館の銃撃戦も相変わらずの過剰演出。入場者はさっさと逃げろよと言いたい し、一体何人の殺し屋が投入されたのやら。刑事もコンサルタントも殺されて それだけでもNY市警にとっては大事件だと思うのですが。
[地上波(吹替)] 6点(2022-02-07 14:01:59)
2.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
いきなり謎の女性からの電話で指図を受ける 二人の主人公たちの恐怖と混乱の中、序盤から次から次への展開で息つく 暇もなく一気に引き込まれて最後まで見切ってしまいました。さすがスピ ルバーグが製作指揮した映画だけはあると思います。 コンピュータの暴走というのはやや陳腐化したプロットではありました が、それなりに臨場感を持って鑑賞できました。  ただ、主人公や周辺の人間たちをいとも容易に操る圧倒的な能力を持つ 背後の“人物”について、果たして結末において合理的な説明をしても らえるのだろうかという、この手の作品に対するいつもながらの不安も 観ながら感じてしまいました。  ジェリーの方は、なるほどそういうことで必要だったのか、とそれなり の納得はしましたが、果たしてレイチェルは必要だったのでしょうか。 あんな手の込んだことをせずに、何から何まで自由に意のままに操作で きるのであれば、軍のトップでも操って核兵器でも議事堂にぶち込めば それで済む話ではなかったのだろうか、その方がよっぽど簡単ではな かったのか、などと思ってしまいます。 その点がちょっと残念なところではあります。
[地上波(吹替)] 6点(2021-12-10 20:40:20)
3.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
臨場感に富んだ映像による戦争アクションとしては 十分に堪能できるのですが、何とも後味の悪い救いのないエンディング でした。  偶然に地下資源に恵まれた国と、その資源を金儲けに利用したい企業 と背後の国とが手を結ぶが、それに反発する勢力は自分らの信仰する 神が物言わず自分の意志を示さないのを良いことに、その威光だけを 都合の良いように利用し、若者を洗脳・扇動し暴力的手段に訴える。 かくして暴力の連鎖は留まるところを知らず、延々と負の連鎖が続く 現実を見せつけられると、絶望的にならざるを得ない
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-11 10:14:28)
4.  スナイパー(2002) 《ネタバレ》 
テーマとしては興味があったのですが、正直変化の 少ない展開の中でウダウダ感がハンパではなく、翻訳したセリフが悪いの か最初から最後までいらいらさせられました。もっとシャープな展開 を期待していたのですが。  あれだけ次から次へと銃の乱射事件が起き、無辜の命が失われている のに、銃規制の声がしばらくは盛り上がるがすぐに立ち消えになる中 でも遺族などがなぜ黙っているのか不思議に思っていたので、こういう 映画も作られているのだということが分かったのは良かったと思います。  100年以上も前の西部劇の時代の法律を守ろうとする世論が多数を占める のには日本人としては理解ができないところです。 米国の資本主義というものは、とにかく金儲けのためなら手段を択ばず、 相手がヒットラーでも独裁者でも構わないわけで、銃規制も憲法を盾に してはいますが、要するに大金を儲けられる利権を手放したくないという のが本音なのは明白。 そんな倫理観のない資本主義はアメリカンドリームと表裏一体と言えます。
[地上波(吹替)] 5点(2020-06-09 21:25:30)
5.  運命の女(2002) 《ネタバレ》 
前半はどうもしっくりとこなかったのですが、その理由は 浮気相手の男がそれほど魅力的には思えなかったこと。 女性はああいう男性に惹かれるのでしょうかね。  (それに他の人が前半はエロ映画といっていますが、そう いうシーンがなかったのは、放送枠に入らずにカットさ れてしまったのか、地上波で放送するのは過激すぎると いうことで自主規制したのでしょうか。いずれにしても この内容で過激なシーンは必要ないでしょう。)  でも刑事が家にやってくるあたりから一気に引き込まれ ました。二人の心理描写が丁寧ですばらしい。 特に夫がなぜああまで動揺して殺人まで犯してしまった のかが分かる気がします。あのスノーボールがキーですね。 そして彼女の後悔。現実にはなかった、男の家には寄らず タクシーを拾って帰る仮定のシーンで全てを語らせています。 自業自得とはいえなんか切ないです。切ない感の表現方法が 秀逸ですね。  もう少し二人の関係が修復され幸せな生活を取り戻してから の時間を長くして、そこに死体と共に決定的な証拠が見つかり、 警察が逮捕に向かうシーンで終わらせるとさらに余韻を残した のではないかと思いますが、まあそれじゃあ“太陽がいっぱい” になってしまいますね
[地上波(吹替)] 7点(2019-10-09 21:30:29)
6.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
予想外に面白かったしハラハラとさせてくれて楽しめました。別人が自分に成り替わり、妻にもしかとされて、これを納得の行くように説明するのは不可能だろうと思ったのですが、そうきましたか。それぞれの場面や要素はどこかでみたようなものばかりでしたが(ハードトゥーキルだったり、トータルリコールだったり)、なぜ主人公が大学教授のくせに強いのか、なぜ替え玉は主人公の素性を全て知っていたのか、など一応納得させられました。全てのは偶然の事故による主人公の一部の記憶喪失が原因ということになるのですね。 しかしいくら莫大な富を得られるからといって、一人の教授を殺してその研究を盗むのにここまで手の込んだ作戦を練るものでしょうか。病院の職員やタクシー運転手、暗殺チームも全滅、一体何人の人が死んだのでしょうか。それなら教授の娘でも誘拐した方が話は簡単だったのではないでしょうか。あんな暗殺チームがいたらJFK暗殺ももっとスマートに行えたかもしれない、などと良からぬことを考えてしまいます。  【追記】2022/03/23 4年前に観ていたけど部分的には覚えていても物語のキモ(自ら作り上げた偽りの記憶を自動車事故の後遺症により 本物だと思ってしまった)は全く忘れていて結構楽しめました。 医学的処理により虚偽記憶を脳に植え付けるのではなく、あくまで事故による混乱が原因としていたのがより リアル感が出ていたようです。殺し屋が心を入れ替えて真人間になるというラストも事故のせいということ なのでしょうか、いつかまた殺し屋に戻ってしまうのがちょっと心配ではあります。
[地上波(吹替)] 6点(2018-02-22 19:55:57)
7.  パニッシャー(2004)
ストレスがたまった時の鬱憤晴らしなら十分期待を裏切らない内容でしたね。 殺し屋もバラエティに富んでいて楽しませてくれましたが、なんかどれも どこかでみたようなパターンで新奇さはありませんでした。復讐する方も 同様で似たようなシーンは何度も観たような。  そしてこの手の復讐劇で最大の不満は、最初は冷酷非道で堂々としていた悪玉が いざ守りに入ると、とたんに無様な醜態をさらしてパニックになるパターン。  そんなに大物なら最後までふてぶてしく振舞えよ、と感じてしまう今日この頃でした。
[地上波(吹替)] 5点(2017-05-30 16:49:46)
8.  16ブロック 《ネタバレ》 
まあ後味は悪くないし、弾が飛び交った割にはそんなに人も死ななかったし、テンポも良かったんですけど、ここでの評価が分かれたのは、毎度おなじみの家族から見放されたアル中のよれよれ刑事のキャラや、悪徳警官による警察組織腐敗のテーマにはもううんざりだったり、なーんだ「ガウントレット」の焼き直しじゃん、という失望感から来るものかもしれませんね。残念ながら私は後者でした。  ちなみに、事件の発端となった殺しを目撃され、ジャックに足を撃たれた刑事をみんなで始末してしまえば、あそこまで大ごとにならずに収拾できたので はないかと思います。エディが証言したとしても被疑者死亡で起訴はされず、死人に口なしで芋づる式に悪事がばれることもなくなりますから。 物事には状況に応じた発想の転換が必要なのです。さもないとこういう風に墓穴を掘ってしまいます的な教訓の映画でしょうか。
[地上波(吹替)] 6点(2009-11-23 13:06:49)
9.  霊視(1999) 《ネタバレ》 
霊視なんて、B級香港映画を連想してしまったけど、ストーリー自体は胡散臭い連中が次から次へと出てきて、最後まで犯人が分からず結構楽しめました。しかし、犯罪の証拠品を触ると犯罪を霊視できると言うのは「デッドゾーン」のまるっきりのパクリだし、しかも数メートルの穴ぼこに落っこちて超能力を身につけるなんて、あまりにもお手軽すぎ(せめて一週間ぐらい昏睡状態になれよ)。飲んだくれのヘビースモーカーのやもめ刑事っていうのもいい加減飽きましたね。そろそろ禁酒禁煙でベジタリアンの健康志向の刑事が登場してもいいんじゃないですか(モンクほどではないにしても)。
[地上波(吹替)] 6点(2007-02-19 22:56:11)
10.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 
予告編を見て、政治物サスペンスを期待していましたが、内容は舞台がアフリカの架空の国ではなく、ケニアという実名で、テーマも製薬会社の陰謀というリアルなものだったので、非常に重く、救いの無いものを感じました。鑑賞用としては全てに中途半端で、プロットも予告編を見れば、製薬会社による不正は予見できますし、暴走するテッサに振りまわされて、結局そのままドンデン返しも無く終了(ドンデン返しがなかったことがドンデン返しということなのでしょうか)。昨今のIT社会の中で、会社の不正を告発する手段は多々あるはずなのに、結局テッサは勝ち目の無い正面突破でむざむざ消されてしまいました。穿った見方をすれば、現実のテッサはもっと賢く、この映画を作ることで、企業やケニヤ政府の不正に挑戦したのか、とも思えます。ニューマニズムとは大いなる自己矛盾をはらんでいます。アフリカの国々が工業発展を遂げ、人々が皆貧困から抜け出して長寿国となれば、ただでさえ高騰しているエネルギーや穀物価格はさらに暴騰し、人口は加速度的に増加することになります。
[DVD(吹替)] 6点(2006-11-26 13:49:18)
11.  パーフェクト・カップル 《ネタバレ》 
私の場合事前に、どうせクリントンを徹底的にこき下ろした、大統領選の裏側暴露のブラックコメディー作品だろう、という先入観があって、ほとんど期待せずに観たので、予想外のシリアスな内容で意外に面白かったです。「ワッグザドッグ」などから比べると派手さや刺激が少ないし、娯楽性はないのかもしれませんが、大統領に絡んだこれ見よがしの露悪的な作品にはもう食傷気味なので、こういった作品の方が反って新鮮味を感じます。少なくともまだアメリカにも良心が残っているのかもしれないという淡い期待を感じさせてくれます(もしこれがクリントンの実話に基づいているのなら、こんなことがあってようやく大統領になったのに、性懲りも無く彼はモニカ・ルインスキーなどと事を起こしてしまったわけで、なんともはやという感じです)。新奇の無い政治物ということで点数を低くしてますけど、後味は悪くなく楽しめました。トラボルタもがんばっていたと思います。
6点(2004-11-03 09:30:20)
12.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
評価はいろいろと分かれているようですけど、率直な感想を言えば終盤に向けて結構引きこまれてしまいました。ストーリーは単純だし、社会物として観るならば描写がいまひとつなところはありますが、サスペンス映画あるいはホラー映画として捉えれば、刑事がやたらどんぱちやったり、化け物が大暴れしたりするものなどよりはずっと見ごたえがありました。やはりモトネタが実話だということがリアルな不気味さを出しているのでしょうか。でもやっぱり露悪的で後味は悪いですよね、夢に見てしまいそうです。
6点(2004-09-23 23:18:43)
13.  怒りの荒野 《ネタバレ》 
マカロニ・ウェスタンと言えば簡単に人が撃ち殺され、ストーリー性よりも残酷さが売り物であったけど、その中では物語としても楽しめた唯一の作品だった。昔テレビで放送された時に解説で荻昌弘が、主人公の職業はこれまで誰も考えつかなかったものですね、と変な賞賛をしていたのを覚えています。
6点(2004-04-26 11:35:39)
14.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》 
戦争におけるスナイパー同士の対決、というのは他の戦争映画にはなかった切り口でそれなりに楽しめました。しかしこの映画の言いたいことがやはり伝わってはこなかった。単なる英雄伝?戦争批判?当時のソ連の上層部が如何に非人間的だったかを訴えたかった?。とにかくこの映画にしても、プライベートライアンにしても、戦闘シーンがどぎつ過ぎる。確かに実際の戦場では、虫けらのように人間が次々に殺され、バカな指導者が冷酷な命令を下していたのだろうけど、それをあそこまで自虐的に見せ付けられてしまうと、嫌悪感だけを覚えてしまう。
6点(2003-11-01 00:15:41)
15.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
ジャッジが難しいところ。T1、T2のプロットがよく考えられていたのでそれと比べると物足りないのは確か。ネタもそろそろ出尽しの感があって、金かけてスケールは大きくなったけど、新機軸はほとんど無く新鮮味に欠けた。クレーン車使ったカーチェイスも、他の映画で何度も見たのと同じ。一番不満なのが、車に踏み潰されようが、叩きつぶされようが、シュワちゃんとさしで戦っても、傷一つ負わなかった圧倒的に無敵のTXが、最後のシーンではとたんに旧式T並の弱さになって、最後はシュワちゃんの手で簡単にひねりつぶされてしまうのはどう見ても変。あまりにも強くし過ぎてしまったので、彼女を「始末」する方法をスタッフが考えつかなかったということなのかもしれないけど、どうにか納得できるような結末にしてほしかった。とは言え、やはりターミネーターの伝統は受け継いでいるので、アクション映画としての醍醐味は満喫することはできたので、一応合格点とします。T4を作るようだけども最後にあっと言わせるものにしてほしい。
6点(2003-08-01 19:52:34)
16.  スパイ・ゾルゲ 《ネタバレ》 
ゾルゲ事件という「歴史」を勉強するならば非常に分かりやすい映画だと思う。全ての主要人物を満遍なく描いているから。でも文学作品あるいは社会派作品としては、一体誰に焦点をあてて何を言いたいのかわからなかった。物語のリード役ももゾルゲだったり、尾崎だったり、華子だったり(最後におばあさんとして締めくくっていたど)、全て中途半端な感じ。むしろ、語り手を特高のおっさんにして回想させた方が物語としては締まったのではないか。特高の拷問シーンなんかもほんの少ししか描いていないから、後味は悪くなかったけど、同時に何の感動も、余韻も残らなかったというのが本音。1800円に値するかどうかは微妙なところ。
6点(2003-07-22 14:41:20)
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