1. 美の祭典
《ネタバレ》 「民族の祭典」も見ています。「民族の祭典」が陸上競技だったのに対し、こちらはその他の競技なので、競争ではなく、採点で争う競技が多いため、協議中の緊迫感などは伝わりづらいと思います。そのため、演技の出来を競う競技はスローで、競争する競技は早回しでの映像にするなど、工夫をしていますが、スポーツを見るうえでの醍醐味は薄れていると言えます。ただ、スローモーションの映像でもくっきりとした映像を見られるあたり、技術的な部分では目を見張ります。 [DVD(字幕)] 6点(2022-07-23 17:31:29) |
2. 民族の祭典
率直に、面白かったです。陸上競技がいろいろと映し出される中で、臨場感が感じられました。こういう演出がどうのこうの、とかは全く分かりませんが、各競技をワクワクしながら見ることができました。競技者の表情をアップで撮っているところがいいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2022-07-17 22:43:41) |
3. ナチュラルウーマン
トランスジェンダーの女性が受ける、偏見や差別を描いており、彼女が感じる苦しみや痛みが、とてもよく伝わってきます。この映画を見ることによって、性的マイノリティの人たちに対する考え方が、少しだけですが、違うものになってきました。映画として残念に感じたのは、愛の物語としては、やや力不足に感じられました。どうしても話題が偏見や差別に持っていかれてしまうんですよね。 [映画館(字幕)] 6点(2018-03-13 22:38:49) |
4. アトミック・ブロンド
私の理解不足もあるかもしれませんが、登場人物の名前が覚えづらい、ストーリーがわかりづらい、アクションの切れが悪い、など、不満が残りました。特にこの映画でアクションは重要なので、もっと小気味良いアクションにしてほしかった。ただ、シャーリーズ・セロンは体が大きいので、迫力はありました。 [映画館(字幕)] 5点(2017-11-02 23:36:42) |
5. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
《ネタバレ》 ブリジットとマークのもどかしさが、とても嫌になってしまいます。ブリジットの場合はもっと違う言い方ができるのにとか、黙っていればいいのになどと考えてしまい、マークの場合はもっと言葉にしていればいいのにと思います。セリフにも出てきますが、完璧な人間などおらず、皆が少なからず欠点を抱えています。その人の良いところを好きになり、悪いところをどこまで許し支えてあげられるかが、付き合っていけるかどうかの境目だと言っています(と思うのですが)。劇中では、前半にいろんな伏線を張り、後半に展開するような構成にしてありますが、伏線と思いきや、何も起きない起こさないことがいくつかあり、内容が薄っぺらく感じてしまいました。俳優たちはいい仕事していると思うんですけどね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-07-02 00:04:46) |
6. グランド・ブダペスト・ホテル
《ネタバレ》 回想の中で回想をさせる意味は何でしょうか?ホテルを我が物にした意味は何でしょうか?そこらへんが理解できなくて、この映画の意義がわかりませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-12 20:10:19) |
7. ジェイソン・ボーン
バイクでの逃亡、格闘、カーチェイス、追跡など、これまでの作品と比較すると、優れた部分が見当たりませんでした。このシリーズ(「レガシー」除く)の出来が良かったので、どうしても物足りなさを感じてしまいます。ストーリーがボーン側からCIA側中心になってしまったように感じ、そういった部分も違和感がありました。 [映画館(字幕)] 6点(2016-10-27 16:27:39) |
8. 帰ってきたヒトラー
ただのコメディ映画だと思ってました。ところが、ものすごい社会風刺映画でした。ドイツの人達が抱える悩みというか、葛藤というか、社会的な問題点を知ることができた貴重な体験でした。コメディ映画としては平均点でしょうか。初めは笑えたのですが、だんだんシビアな内容が多くなってきて、笑えなくなりました。 [映画館(字幕)] 6点(2016-08-05 23:57:55) |
9. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
思い返しても、どんなストーリーだったかはっきりとは覚えていません。かなりちぐはぐなストーリーなので、何故レースをすることになったのか、理解できないのです。外国映画が日本を描いた時の悪い例がこの映画と言えますが、日本の描き方の悪さを差し引いても、目に余る出来の悪さが見受けられます。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-06-11 23:22:18) |
10. ワイルド・スピードX2
車が主役の映画と言ってもいいくらいのシリーズなのに、レースシーンにはあまり魅力が感じられません。ですが、それ以外ではそこそこ楽しむことができました。シリーズ2作目と思うと、物足りなさを感じるかもしれませんが、オリジナル作だと思えば、見劣りすることはありません。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-06-04 23:43:46) |
11. めぐり逢わせのお弁当
とてもさわやかで、ほのぼのしてて、心温かくなる映画です。序盤にインドの習慣を説明するようなシーンが続いて、何も知らない我々にはとても分かりやすい構成になっていました。手紙で気持ちを伝えあうって、いいものですね。今年最高の拾いものかもしれません。近頃はイルファン・カーンが出ているだけで、面白い映画かな、と思ってしまいます。 [映画館(字幕)] 8点(2014-09-12 00:23:35)(良:1票) |
12. ラッシュ/プライドと友情
映画館で見るべき映画でした。あのエンジン音は、TVでは伝わらないと思います。レースシーンの迫力もなかなかでした。絶対にスクリーンで見るべきです。主役の2人が良かったですね。お互いの代表作になるのではないでしょうか。面白かったです。 [映画館(字幕)] 7点(2014-03-08 00:14:04) |
13. ヘンゼル&グレーテル
子供に見せるにはグロテスクですね。それに、現代では珍しい勧善懲悪ものでもあります。演出には工夫が乏しく、驚かされるようなことはありませんが、肉弾戦など、戦闘シーンには迫力があります。キャラクターの描き方が薄味なのが残念です。 [DVD(字幕)] 5点(2013-09-15 00:05:33) |
14. アンコール!!
登場人物たちの会話が面白いです。それと、使われている音楽が何か、考えながら見ているのも楽しかったです。V・レッドグレーヴがとっても魅力的でした。若い頃の映画を見ていると、どっちかと言えばクールビューティーだと思いますが、年輪が増した今では、お茶目さの方が際だってます。 [映画館(字幕)] 7点(2013-08-02 23:10:59) |
15. 愛、アムール
老いと介護というテーマは、日本ではポピュラーなものであり、ニュース番組の1コーナーに取り上げられているのを、よく目にします。ですから、割とありきたりなテーマで、珍しくないストーリーの映画に感じられました。このテーマに関して、我々と外国との受け止め方が違っていると、その評価も大きく違ってくるのではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 4点(2013-04-05 17:42:55) |
16. ドラゴン・タトゥーの女
評判どおり、おもしろかったです。わりと長い上映時間でしたが、そんなことは気にもなりませんでした。とてもテンポがよいストーリー展開なので、次から次へと衝撃的な出来事が起こります。何十年も謎となっていた出来事のわりには、新しい事実が簡単に判明してしまうという、上映時間の都合による事情もありますし、R-15指定の原因となるようなシーンは余計だったなとも思えますが、そういったマイナス面を差し引いても、楽しめました。 [映画館(字幕)] 7点(2012-02-26 00:36:34) |
17. M:i:III
シリーズ三作目は、渋めのアクションと表現するのがピッタリだと思えます。もちろん絶対に生身の人間には不可能なアクションばかりですが、この映画を見ていると、危機に陥ったときにはできてしまうかも、と思わせてくれます。時間の流れがTV的な作りになっているところが、この監督のこだわりとも思えました。それにしても豪華なキャストです。この映画の後に有名になった人もいますね。それだけこの映画には才能が集結していたという証になります。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-27 19:40:10) |
18. ハンナ
役柄ごとの目的がハッキリと語られず、何のために逃げたり戦ったりしているのか、よくわからないまま、ラストまで進んでしまいます。特に驚くような秘密が隠されているわけでなし、アクションシーンが少しだけ楽しめますが、それ以外では映画に対しての疑問で頭がいっぱいです。出演者のファンにしかお勧めできません。 [映画館(字幕)] 3点(2011-09-16 21:47:34) |
19. ビヨンド・サイレンス
《ネタバレ》 聾唖者を扱った映画はいくつかありますが、これほど音にこだわった映画は珍しく思えます。大概は意思疎通がうまくいかないことに重きを置いていますが、この映画ではそれだけでなく、それぞれの人としての思いや感情を扱っています。それだけに、親子間の問題だとしても、これといった特効薬があるわけでもなく、それぞれが少しずつ歩み寄るという結末が、もっとも自然であると思えました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-18 16:19:57) |
20. メトロポリス(1926)
SFの古典として有名な映画ですが、それだけの価値ではなく、芯のしっかりとした物語であり、テーマに軸があるため、見終えたときにスッキリ感があります。SFとは言え、昭和初期の映像は、現代と比較もできないほどですが、映像にこんな細工ができたんだ、と思えば、へ~っと感心したくなります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-04 18:21:26) |