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1.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦― 《ネタバレ》 
「赤壁の戦い」があるので「Ⅰ」よりは断然面白いが、人間ドラマは相変わらずつまらない。曹操の描かれ方が余りに馬鹿で悪者と単純で、有名所の将軍が出てこないので曹操軍に魅力を感じないのが今一つ面白さに掛ける理由だろう。アクションに関してだけ言えば、私としては完璧な出来に近いと評価している。此れだけ迫力のある”戦”を撮れるのはもはや豊富な資金と人海戦術が可能な中国だけだろうし、邦画では逆立ちしても撮れない(特に有能な監督がいない)ので羨ましいとさえ思う。ハリウッドのCG臭いのには飽き飽きしていたし。問題のストーリーであるが、根本から言うとサッカーをしている暇があれば多勢に無勢でとっとと攻めればいいだけ。80万の兵糧にどれだけ金が掛かるか、また便所も中国ならそこら辺に垂れ流してそうでそりゃ疫病も発生するだろう。見方の死体を敵に向けて流すなど、こんな将に誰が付いて行こうとするだろうか? ”仁”と”義”は中国発祥だろうに。それでいて患者を見舞って決起に繋がるとかクサ過ぎるのである。中盤の些細な謀略戦などは中々楽しめる、だが小喬が人質になるのだけはもはや漫画である。その弊害として、「三国志」ファンとしては苦肉の策の語源となった”黄蓋の鞭打ち”が出てこないので何とも悲しい。孔明の有名な「10万本の矢」であるが、何度読んだり見たりしても、何故1%でもいいから火矢を混ぜなかったのが不思議でたまらない。その矢の雨の中、態々余裕をかましている孔明、100本足りないとか度量の小さな事を言う周瑜のシーンにセンスの無さを感じる。劉備軍はこの戦いでは、確か退路を断っただけなのでどういう描かれ方をするのかと思っていたが、裏から攻めるので良し。集団による盾の使い方が実に上手い。曹操は関羽が逃がしてやるのだが、映画なので変えたのは分かる。ただ、将同士の一騎打とというのが実にジョン・ウー的で「やっぱりやってしまったか!」という感じ。曹操にこの時、司馬懿のような優秀な軍師が付いておれば歴史が変わっていたであろう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-27 22:00:03)(良:1票)
2.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
私の中ではジョン・ウーは「男たちの挽歌」だけの監督で、有名になってからは金の無駄遣い・駄作請負人という位置付けでしかない。大体ジョン・ウーに史実に基づく人間ドラマが撮れる訳無いは最初から分かっていた事。横山光輝氏の「三国志」を読んでいるので、どうしてもそれと比べてしまう。呉の周瑜を主役としたのは良い、「Ⅰ」の一番の見所は如何にして孔明が呉を説得するかだろう。何という言葉の力の無さ・脚本の弱さであろうか。普通に考えて5万そこそこの軍隊が80万を相手にするかの選択である、重臣・国王・周瑜とその性格に合わせて説き伏せていく様が全く描かれていないので到底納得出来ない。趙雲が劉備の子供を助け、劉備がただ抱きついたのも違う。あそこは子供より趙雲の命を気遣わなければならない。あと劉備が草鞋を作っているなど論外。曹操の方にも力を入れろよ、何故有名な将軍が出てこない? 次に期待した戦闘であるが、完全に”格闘漫画”に成り下がっている。流石に広大な中国だけあって80万とか日本の戦国時代と比べても一桁違う大群なのである、「ロード・オブ・ザ・リング」の様な迫力ある合戦を見せろと。余りにもくだらない小手先の兵法に開いた口が塞がらない。主力部隊と違うとはいえ此れが何千・何万の戦いか? 矢が飛び交わない合戦などあり得ないし、三国志の合戦の場合特に将軍は一騎打ちという仕来りもあり絶対に最初から馬から下りて戦ってはならない。関羽が「自分より強い」と認めている張飛が蛇矛という槍を持っていないのももどかしい。孔明は既に1万そこそこの軍勢で10万の曹操軍に2度も勝利しているのである、地理を読み敵を誘い込み伏兵・火計・水計と仕掛けるのが得意なのであり、そういうのを期待していたのである。あの大群の船(完璧にCGだが)も、あれだと壮大さより曹操は多勢に無勢でとっとと攻めればいいだけと考えてしまう。それでも役者は皆合っていたし三国志を知らなくとも普通に楽しめる出来になっている。ただ音楽だけは最悪。
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-20 16:04:03)(良:2票)
3.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 《ネタバレ》 
今年一番つまらなかった。ロブ・コーエンという監督「トリプルX」や「ステルス」の監督か、なるほど全く才能が無い。全体に共通して言えるのはアクションは派手だが、中身が無いという点。ジェット・リーや兵馬俑といった魅力ある素材も料理人が駄目ならそれで終わり。何故、雪男やキングギドラといったゲテモノまで出す? 出れば出る程何でもありで楽しめない。ストーリーが兎に角幼稚で見ている方が恥かしくなる。目的もダイヤを中国に返すという所から嘘臭くて仕方が無い。よって主人公らの行動はすべて行き当たりばったりにしか感じないのだ。インディー・ジョーンズと比べるとハムナプトラの家族には全く魅力を感じないのも特徴。
[DVD(字幕)] 1点(2008-12-23 03:07:59)
4.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 
ジャッキーの“蘇化子”とジェット・リーの少林寺の頃を思い出させる”蟷螂拳”の構えを見れただけで満足。内容は外人以外はすべて面白かった。苦手なワイヤーやCGも「西遊記」という御伽話の中での話という事で気にせず見ることが出来た。もしシリアスな刑事モノとかで若い頃ならまだしも今のジャッキーがジェット・リーと互角に戦っていたらもの凄い違和感があったと思うし。NGシーンが無いのが残念、撮影現場での2人のやり取りが見たかった。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-18 02:35:11)
5.  女帝〔エンペラー〕 《ネタバレ》 
チャン・ツィイーにはまだこういうドロドロした役は早い。というか、彼女の一番の魅力は笑顔なのに、どうしてどいつもこいつも陰気な役ばかり演じさせようとするのだろうか。演技自体も舞台劇が元なのだからもう少し感情を表に出さないと、引き込まれないというもの。ストーリーは至って単純でチャン・ツィイーの復讐と若いイケメン王子をひたすら暗殺しようとするもの。恋愛については脇役の方が光っていた。久々に浮きまくるワイヤーアクションを観たが、まだやっていたのかという感じ。無名の兵士同士が争い、どちらが勝つのか予想出来ないのは良かった。面を付けた連中の”余裕をかました”惨殺のされ方は疑問。風景・衣装は相変わらず素晴らしい。中国の処刑の残虐さも序でに描かれていたが、昔から見せしめと恐怖によって統治してきたのが分かる。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-05-03 06:03:25)
6.  墨攻 《ネタバレ》 
あの原作からどうすれば此処までつまらない映画が創れるのか不思議でたまらない。映画という枠に捕らわれるあまり、どうしても恋愛・派手な戦闘と余計なモノを加えてしまう。革離のイメージも違う、もっと人間味溢れる人物像ではければならない。期待した戦闘も前半若干盛り上っただけで、後半は無いに等しい。しかし気球は無いだろ、見張りもいないのか?ということになる。「墨攻」といえば”蟲”を使った攻撃がウリなのに。矛盾というと、10万もの兵を持った軍隊がたかが2、3回失敗しただけで退却していくという点。大国だけあって人数のスケールが違うが、どう考えても2,3千の兵にしか見えない。さらに、馬鹿国王は1回勝っただけでどうして調子に乗れるのかさっぱり分からない。結局、何も残らないという脱力感がそのまま後味の悪さに繋がる。悪い所ばかり目に付くが、セットは素晴らしかった。 
[DVD(字幕)] 3点(2007-09-09 05:10:25)(笑:1票) (良:1票)
7.  活きる 《ネタバレ》 
この手の貧しいが必死に生きた人々を描いた中国作品に駄作無し。今回はコン・リーが控え目な役を演じており、亭主・子供達と共に実に生き生きと描かれている。終盤は不幸な娘が死なないようにと、そればかり願っていたのだが結局報われなかった。死によって盛り上げるやり方はどんな監督でも出来る訳であって、チャン・イーモウならもっと他の描き方で感動を与えて欲しかった。親より先に死ぬこと程不幸な事は無い。文化大革命と聞くだけでゾッとするが、今回「覇王別姫」程キツいシーンは無く、直接生死にも関わってこなかった。饅頭の爺さんの登場だけは未だに意味不明である。 
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-16 05:50:19)(良:1票)
8.  インファナル・アフェア 終極無間 《ネタバレ》 
先ず「1」ありきのストーリーなど、映画として破綻している。此方は、「1」から約2年経って唯でさえ記憶を辿りながら観ているのに、それを嘲笑うかのようなあのご丁寧な時間軸のごちゃ混ぜよう、時間が代わる毎にイライラ、ストレスが溜まりまくった。しかも「2」は全く別の話ということで余計にたちが悪い。結局「3」だけを評価するしかないのだが、元々スパイだらけでややこしい上に、そのくせ平気でばれるような突飛な行動をする者が多く、本当に理解に苦しんだ。折角トニー・レオンやアンディ・ラウという、雰囲気のある役者を使っているのに心情が伝わってこないのだ。結局、「1」の直ぐ後に借りれば違った評価になったように思える。
[DVD(字幕)] 4点(2006-12-15 06:38:37)
9.  THE MYTH/神話 《ネタバレ》 
ジャッキーもとうとう武侠モノに挑戦かと思ったら、あっという間の夢オチ・・、結局何時ものジャッキー映画であった。しかし、近年ストーリーがどんどん幼稚になっているような。更に下手なCGとワイヤーを多様するようになり、ジャッキーらしい見所も影を薄めている。女優とのやりとりは、ちょっと良かった。現代を絡めなけばならない最大の理由は、ジャッキーには鎧と兜が似合わない!という点だと思う。
[DVD(字幕)] 3点(2006-12-15 06:18:39)
10.  紅夢 《ネタバレ》 
心にずしっと刻み込まれるような作品で、”人間の心の闇”や封建社会の風習といった歴史を考えさせられた。コン・リーは実に綺麗でプロポーション抜群なのだが、主役とは思えない性格の悪さで、最初から全く予想が付かない行動ばかりとる。終盤からどんどん深みにはまっていくも、コン・リーなら乗り切れるのいう思いが常にあった、それだけに結末は以外である。あらゆる面においてコントラストが効いている、最初と一年度・赤と白・様々な性格の人間と。幾ら経済的に恵まれていても妾どころか妻でさえ自由が無く、閉鎖的なのと退屈なのが何より辛いと感じた。  
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-11-05 12:52:31)
11.  PROMISE プロミス 《ネタバレ》 
此れがチェン・カイコーの作品というのが一番の驚きだが、どう見てもチャン・イーモウ作品の劣化版ではないか。最大の過ちは「カンフーハッスル」の糞CG会社を選んだ事。一発で同じだと分かったわ。冒頭の掴みである筈のチャン・ドンゴンの走り・・・もうね、何と言うかこれ程酷いCGを堂々と上映出来る神経に拍手。今は生理的に受け付けないモノを見て、一刻も早く記憶を消したいという思いしかない。真田広之はJACの頃から見ているだけに期待したのだが、此れもCGが邪魔で折角の格闘も見るべき所無し。また円熟味が出れば出るほどつまらない役や煮え切らない役ばかり演じている。今回もいい所はすべてチャン・ドンゴンに持っていかれているし。ストーリーがまた意味不明、女神も切羽詰った子供に何を約束させているのやら。どう見ても他人の人生をオモチャにしているだけにしか見えない。イケメンの親玉の悪に染まった理由も「そんなアホな、自分の事は棚に上げて」という感じ。戦闘力が全く違うのにも関わらず、真田広之を態々策に陥れたり、互角の勝負をしたりとすべてが実にアバランスである。
[DVD(字幕)] 2点(2006-08-12 14:36:59)
12.  SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》 
アクションの集大成としてリー・リンチェイに戻りましたな。武術映画を引退するというのは特典のインタビューで知ったのだが、確かに此れまでのリー・リンチェイ映画には無い主人公の挫折や殺伐としたアクションと鬼気迫るシーンが多々あり、何か違うとはずっと感じていた。此れまでのリー・リンチェイは良くも悪くも優等生、アクションは本格派なので型はきっちりと決めるがCG等の処理が素材を台無しにしていた事等多々あった。ジェット・リー時代はアメリカ人の東洋人の印象そのままで無表情+圧倒的な強さだけを求めていた。今回、村での生活など人間味溢れる役を表情豊かに演じている。内容は、日本の配給会社に問題があるのだろうが、武道大会が余りに少な過ぎると感じるのは当たり前。中村獅童は一番美味しい役で、それを150%の力で演じていた。個人的には「少林寺」「少林寺三十六房」を思い出す三節棍というマニアックな武器を最後に出してくれた事が一番嬉しい。今後アクションに携わるのかどうか分からないが、出来れば後継者を育てて欲しいものである。
[DVD(字幕)] 8点(2006-08-12 14:31:36)(良:2票)
13.  香港国際警察/NEW POLICE STORY
元祖「ポリス・ストーリー」を観終わった爽快感とは今回ほど遠いものであった。猟奇的過ぎるのと、幼稚さが相まって、何とも言えない不快感だけが残る。シリアス路線のくせに犯人・警察両方とも常識では考えられない行動ばかりで、所詮”ジャッキーの為だけのストーリー”にしか感じられない。あれでは単なるジャッキーの独りよがりである。高所からのアクションだけは流石だったが、それ以外はどうしても衰えばかりが目立つ。年齢を考えれば恋愛を絡めるのももどかしいし、個人的にはマギー・チャンとの間に生まれた息子がパートナーで良かった気がする。あれからもう20年経つのだから。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-16 20:08:15)(良:1票)
14.  ゴジラ FINAL WARS
監督が北村ということで期待はしていなかったが、思ったよりかは面白かった。あくまで”ゴジラだけ”についてだが。流石に特撮の限界を感じるが、個人的には昔を思い出し温かさがあってこれはこれで良いと思う。長年の技術に北村が合わさって、良く言えば破天荒で新鮮味のある、悪く言うと軽薄なモノとなっている。ゴジラの強さだけを強調しているが、すればする程怖さを感じないからまた不思議である。さて問題の”北村得意”の箇所であるが、ショボイ松岡のアクションなど誰も望んでないと分からないのであろうか。刺身のつまを前面に出すなと。大体、主役にど素人の臭いしかしない松岡、菊川を選ぶ事自体あり得ない。北村はこの若さでもう「裸の王様」である、こういう低レベルのバッタモンを恥ずかしげもなく発表し、あまつさえ「次はハリウッドだ」と言う。自分大好きで周りを気にしない図太い神経はある意味羨ましいが、邦画の未来を考えると不幸としか言いようが無い。映画業界の幾ら駄作を創り続けようが辞めさせれない甘い体質が一番問題であろうが。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-08-05 20:59:52)(良:1票)
15.  カンフーハッスル
主役と接点の無い脇役同士の戦ばかり見せられても、感情移入はしにくい。ストーリーは格闘漫画のノリで、一桁違う戦闘力の者が出てきては消えるといった淡々としたもの。主役のパワーアップも無論強引過ぎる。肝心のCGアクションであるが、B級感漂うのがこの監督のある意味売りなのは分かるが、それにしても不自然な動きや下手なCGが多すぎる。良かったのは、最初の3人集と最後の”手形”ぐらい。今回は紛いなりにもカンフー映画なので、本家ならではの爽快感が欲しかった。最後にいつもの汚いシーンであるが、何度も言うがその国の民度を表すのでもう少し考えた方が良い。 
[DVD(字幕)] 4点(2005-08-05 18:35:09)
16.  LOVERS 《ネタバレ》 
チャン・イーモウはもうアクション映画を撮らなくていいし、チャン・ツィイーを使わなくて良い。昔のように人情味溢れる作品を撮って貰いたい。チャン・ツィイーの一番の魅力と言えば笑顔だろう。それを一番分かっている筈の監督が、元の路線に戻さなくて誰が戻すというのだろうか。「初恋のきた道」でスターになって以降は不憫な影のある役ばかりである。顔が綺麗なだけに冷たさが先に出て、損をしていると感じるのは私だけでは無い筈である。ストーリー、アクションについては、良い所より悪い所の方がやはり目立つ。陳腐な三角関係に人間不信になりそうな嘘、スローで飛んでいくモロCGの数々、最後は風景までCGで変えてしまい何を信用して良いか分からなくなる始末。結局冒頭の舞台としか思えないチャン・ツィイーの踊りと衣装が最大の目玉。
4点(2005-02-05 06:36:54)(良:1票)
17.  變臉~この櫂に手をそえて~
中国映画独特のストレートな人と人との触れ合いを描いた感動作なのだが、今回は時代背景が重すぎて流石に手放しに心温まる作品とは言えなかった。子役は男と間違われる程なので、正直かわいく無いのだが、老人にビクビクする様子など実にいじらしく直ぐに感情移入出来た。特に「観音様は女で拝まれるのに、どうして女の子は疎まれるのか」と爺さんに聞くシーン。爺さんも理不尽と分かっているので言い返す言葉が無い。中国の男女区別の問題は「一人っ子政策」により現在でも、女子の間引きや嫁不足があると聞く。トム・クランシーの小説では、女子が生まれた瞬間殺害される様子が生々しく書かれている。人口増加はそのまま環境問題に繋がってくるので実に難しい問題だと思う。しかし今回、中国の闇の部分をありのままに描いた制作者には拍手を送りたい。 
8点(2005-01-09 03:46:09)
18.  HERO(2002)
残虐非道のトラウマ漫画「史記」,「墨攻」を読んで、当時の戦や始皇帝の悪行を知っているので、この美化されしすぎたオチについては違和感しか残らなかった。私にとっては、当時の大軍勢を再現してくれたことが一番嬉しく、弓のシーンが最高であった。映像は確かに素晴らしが、それもストーリー、アクションあってのものである。流石に3度も同じ様なシーンを見せられれば人間退くもので、戦いがファンタジーになるため迫力が感じられない。スローで無防備に突っ込んでいく様は如何なものか。本格派の役者がいるのだから、昔の「阿羅漢」のように普通に戦って欲しいと思うファンは少なく無いと思う。水の上も歩いたことだし、ワイヤーの最高の境地に達したということで、いい加減満足して原点に戻ってはどうだろうか。
7点(2004-01-25 14:09:28)
19.  山の郵便配達
心が洗われる作品。次男坊最高!
9点(2003-11-02 09:50:30)
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