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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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21.  君の膵臓をたべたい(2017) 《ネタバレ》 
今時こんな映画が流行るのか?と驚くぐらいのベタなストーリーなのですが、所謂「他者論」的に考えると、それなりに見所はあるように思います。他人とは関わらずに、本読んだり、映画みたり、ネットやったりしている方が基本的に楽なわけです。傷つく事はないから。じゃあ、「それで生きてるの?」って言われて、「余計なお世話!」と思える人はそれで人生終わればいいし、「我思う故に我あり」に他者の存在を前提とするか否かで、人生は違ったものになるのだろうと思います。「他者とは何か?」というのは結構難問です。原作未読ですが、12年後の世界を描かずに「友達になってください」の台詞もないんじゃ、かなり味気ないんじゃないのかと。
[地上波(邦画)] 6点(2018-08-23 01:35:36)
22.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
過去は変えられない。メメントモリ。がテーマなんだろうなと思ったら、それじゃあ現実的過ぎて厳しいのか最後にハッピーエンドで少々拍子抜け。それでも悪くはない。 明らかに311を意識した作品だと思うのだが、そこに言及している人があまりにも少ない事に驚き。 5年以上が経過して、風化しているという事なんだろうな。まあ、変えられない過去に囚われて生きていく事もよいとは言えないわけで、忘却のススメとも言えなくはないという意味で、ダブルメッセージになってるようにも思えるが。時間とか記憶とか存在とか哲学的要素もあって、いろいろと考えさせられる作品でもある。
[地上波(邦画)] 7点(2018-01-22 00:10:54)
23.  奇跡のリンゴ 《ネタバレ》 
妻の健康という目的のために始めたリンゴ栽培。本来は手段であるハズのリンゴ栽培が引き返せなくなって手段が目的化し、妻と別れようとか自殺まで覚悟していく過程には考えさせられた。もう自分の達成感のためだけに突き進んでいるある種の狂気。結果的に成功したからよかったようなものの、努力というよりは偶然的な要素もあるし、「最後まで諦めない!」的な感動作として扱うのは少々危険。作品のスタンスが感動作なので中途半端な出来になってしまったが、狂気に取り付かれた男が結果的に失敗して一家離散となった方が教訓度は高い。それじゃあ「狂気のリンゴ」であって「奇跡のリンゴ」じゃないけど。ただし、両者は紙一重なんだろうな。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-25 11:53:08)
24.  君が青春のとき
青山族ってのがいたんですね。知りませんでした。報道の姿勢を問う(いまならヤラセでアウトになりそうだが)意欲作なのかもしれないが、結局日活青春モノにしてしまったので社会派作品としてはメッセージが弱い。吉永小百合はカワイイんだけどね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-07-08 13:27:48)
25.  鬼龍院花子の生涯 《ネタバレ》 
まず大前提として、ヤクザと侠客は違います。一応、鬼政は自称侠客。でも、ちょっと単純かつ天然系で、よく言えば純粋で正義感もある。だから労働組合とも愛称がいい。そもそも侠客って本来左翼的なハズだし、だから東映任侠モノは学生運動のヒーローだったわけだし、この組み合わせは興味深く感じた。もっと2人の関係を深堀してもよかった。侠客の娘が労働運動に傾倒する男の妻になるのは、ある意味必然であり、松恵が2人を繋ぐキーパンであるべきなのだが、この辺の関係性の描き方がちょっと弱かった。原作未読だが、どうやら松恵は狂言回しで花子をとりまく人々の物語という構成のようなので、松恵の父と夫の3人が軸とならずに、結果的にこうなってしまうのは仕方のない事ではあるが、脚本はもっと改変してもよかったのではないだろうか。が、夏目効果で映画がヒットしたという事は宣伝が上手かったのだろう。 役者は皆すばらしい(子役の仙道敦子も夏目雅子に引けを取らない)のに、花子役だけは受け入れ難い。どうにかならなかったのだろうか。今となっては本来中心人物である花子が空虚な存在感のない人物になる事によって、うまい具合に「花子をとりまく人々の物語」となっているとも言えるのだが、制作当時その意図があったのだろうか。実話をベースとした話のようだが、松恵の父と夫の3者3様の正義のあり方に信念を貫き通す事による滅びの美学もあるし、3人に関係するその他の人々にも人間ドラマを感じる事はできた。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-02-26 13:59:19)
26.  銀の匙 Silver Spoon 《ネタバレ》 
設定にヒネリはあるものの、ストレートな青春映画で爽快感はある。逆に言えば、登場人物が皆善人ばかりで、少々退屈な所もある。主人公にもう少し影や屈折した思いがあってもよかったし、酪農やりたくないのに無理に学校に来てる子とか居てもよかったかな。あと映画の締めとして、父子の和解はしっかりと描いて欲しかった。ちょっとサラリとしすぎ(原作にはもうちょっといろいろあるのかもしれないが)。何度か出てくる「経済動物」という業界用語?については考えさせられた。別に食用だけでなく、ペットや動物園も経済動物だし、従業員を家畜扱いする経営者によって過酷な労働を強いられ心身を病んでる人間だって経済動物だと言えるのかなと。
[地上波(邦画)] 6点(2016-02-26 10:37:08)(良:1票)
27.  巨人と玩具 《ネタバレ》 
「もはや戦後ではない」と言われ、高度成長に突入していく時代のサラリーマンの悲哀(というか当時の人はそれが当たり前だと思っていたんだろうけど)。周りが異常行動に突っ走る中、川口浩だけがオカシサに気づく(が、最後はキレちゃったのか?)。今見るとちょっと説教クサイ感じもするが、当時はどのように受け止められたのだろうか?
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-01-22 12:31:34)
28.  切られ与三郎 《ネタバレ》 
本人に野心とか欲がなく流されて生きているのが主人公の魅力であり、ただ単に色男故に只管女難に巻き込まれる逃亡者的展開で、最後も優しさ故の行為がオカシナムードになってきて、てっきり妹に刺されて心中するのかと思ったら、流石にそこまでヒドイ話でもなく救いのあるラストではあった。ちょっと雷蔵があっけらかんとした善人過ぎているので、怨念とか陰みたいのが欲しかったな。それにしても女には気をつけないとね。150年以上も前の話ですけど「しがねえ恋の情けが仇」ってのは現代でも無数にあるのかと。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-06 12:51:02)
29.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
原作は出た頃に読んだ。岐阜の田舎から出てきた二十歳の大学生が書いた作品に若さ・瑞々しさは感じられたものの、あまりの稚拙さ・幼稚さにはついていけなかった。要するに自分が年をとり、その感性についていけなくなったという事なのだろうとその時は思った。そして50前後の人による映画化。原作とは違いかなり洗練されていた。物語性のない関係性だけの青春群像がうまく映像化されていた。悪く言えば、大人の感性・感覚による「今の高校生ってこうなんですよ!あなたも昔を思い出すでしょ?」という仕掛けやあざとさも感じた。まんまと自分もそれに引っかかったように思う。所詮創作物だしそれはそれでよかった。メリーゴーランド形式だった原作を曜日形式の時系列展開にした脚本や現代的な青春群像劇としての演出、そして各々役者の演技も個性がありよかった。イオンで遊ぶという地方の高校生活にもリアリティーがあり、いろんな所で小説にはない映像の力を感じた。が、ラストで文化系クラブの復讐劇にしてしまったのは少々やりすぎというか安直ではないか?校内で撮影するなら事前の許可とか他クラブへの調整が必要なのは言うまでもない事で、それをカーストで虐げられているというのは被害妄想でしかない。映画的に映像的なカタルシスが必要だったのかもしれないが、製作者の怨念なのかウケ狙いなのかわからないが、過剰な演出というか自己満足が出てしまい、これが映画の限界でもあると感じた。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-12-02 12:52:15)
30.  北の国から '89帰郷<TVM>
子役時代から見ていると、このシリーズは成長するに従って、痛さが増してくるのだが、そのターニングポイントとも言える作品。まあ仕方ない。青春なんてそんなもんでしょうよ。と大人になってやっと思えるというか。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-10-23 01:15:09)
31.  北の国から '95秘密<TVM>
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」罪とは、そして赦しとは何かを問う作品。生まれてから家から1歩も出なければ汚れずに生きる事は可能かもしれないが、それは生きていると言えるのか否か・・・。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-10-23 01:10:54)
32.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
『嫌われる勇気』という本が流行っている。松子は勇気をもって嫌われたわけではなく、結果的に嫌われた。それは何故か?幸不幸には主観と客観があって、客観的には不幸な話を当事者の松子はあまり不幸だと思っていない。逆に前向きに明るく生きていく(単に他人に依存しないと生きていけないだけなのかもしれないが)。その様をミュージカル風に楽しく描き、主観と客観のGAPを観客に問いたいのだろう。そもそも、本人が満足しているのに他人が不幸だ・哀れだなどというのは大きなお世話でしかない。 ただし、前向きな人生には学習能力が欠如しがちであり、結果失敗を繰り返す。本人が失敗と思っていなければそれでもよいのだが、松子は50前半で人生を終える事になる(普通は金属バット持って暴れてる中学生に注意などしない。まず警察を呼ぶ)。松子は自分の人生に満足したのか?悔いなく生きたのか?人を信じれば裏切られる。裏切らないのは神だけだ(教え子ヤクザは神を信じて生きながらえている)。それでも人を信じるのか?人を信じる事・信じない事の幸不幸。どちらを取るのか?羹に懲りて膾を吹いたり、石橋を叩いて壊すのもどうかとは思うが、ポジティブシンキングによる失敗・不幸にも注意したい。と示唆に富む作品ではあるのだが、テイスト的には好きになれないかな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-14 11:27:04)
33.  麒麟の翼~劇場版・新参者~
真実を明らかにする事の是非がメインだと思うが、2組の父息子が和解できないまま別離してしまう不幸も隠れたテーマか。そもそも父息子が向き合うってかなり難しいし。 結果的に皆不幸になるだけの相変わらずの救いのなさだが、プール事件の対処をしっかりしておけばこうはならなかったわけで。 世の中隠し事だらけで、それで上手く回っているところもあるのだろうが、時には真実に向き合う事の勇気も必要なのかと。ミステリーとしてはツッコミ所も散見されるが、全体としてはよくできている。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-04-26 15:00:30)
34.  キツツキと雨
息子と同世代の映画監督との交流を通じて、最終的には息子と和解していくという話なのだろうけど、ちょっと説明不足でわかりにくい。息子の存在感が監督に比べて弱いし。「映像で感じろ」という事なのかもしれないが、もう少しストーリーに抑揚があってもいいような。ちょっとアッサリしすぎてるし。父子の葛藤ってこんな簡単なものではないし、そう簡単に和解できるものでもないでしょう。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-04-16 10:31:46)
35.  帰郷(2004) 《ネタバレ》 
千葉の田舎漁港から東京に出た独身30男が何も変わらず純朴なまま帰郷する。で、離婚して子連れで戻ってきた女に騙される。30過ぎると人生もいろいろ分かれてきて、人生がうまくいかない自分を肯定できなかったり、変わらぬ同級生に嫉妬したり。 ちょっと安易に騙されてしまったような気もするし、後味もよくはないのだが、南房の風景が荒涼としててなんとも言えない雰囲気がある。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-09 11:08:59)
36.  九ちゃんのでっかい夢
今見ても色褪せない倍賞千恵子の美しさ、可愛らしさ。が、それ以外はどうしようもない。山田洋次も変な作品を制作してしまったなあ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2015-04-05 12:22:07)
37.  北の国から '87初恋<TVM> 《ネタバレ》 
副題は「初恋」だが、メインテーマは「父親越え」と「巣立ち」。脚本はよくできてるし、五郎の情けない演技も素晴らしい。が、ちょっと過剰演出って気がしないでもない。特に有名なラストシーンだが、よく考えたら、ピン札用意する程の気遣いができるのに、それを汚れた手で泥つけてしまうというのはどうなんだろうか?また2万用意出来るなら、トラックに乗せないでも東京までの交通費になるんじゃないのかと。
[地上波(邦画)] 7点(2015-03-01 17:14:33)
38.  北の国から '84夏<TVM>
純の心の痛みと葛藤、正吉との友情と別れ、そして最後の心情の吐露、父との和解。今見ても色褪せない、少年の成長物語の最高傑作。
[地上波(邦画)] 10点(2015-03-01 17:03:45)
39.  北の国から '83冬<TVM>
笠智衆は確かに名演で素晴らしいのだが、それが「北の国から」らしさを損なっているような。肝心の家族の葛藤みたいなものが薄くなってしまった。 あとは、笹野高史の7:3分けにびっくり。
[地上波(邦画)] 6点(2015-03-01 16:57:30)
40.  キャバレー(1986)
当時は何とも思わなかったが野村宏伸は今見るとヒドイ演技だ。最近たまに見かけるが、だいぶマシにはなったと思う。脇役として生き残っていけるのかな。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-12-27 11:21:33)
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